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「不良性感度100%のオンナノコ列伝 東映牝蜂NIGHTS」
「緋ぢりめん博徒」1972年 東映 監督:石井輝男
白い肌に鬼百合一輪…。美貌の女博徒・鬼百合お勝は出所すると、刑務所内で義兄弟の契りを交わした江戸幸組のお秀を訪ねるべく旅に出る。途中お勝はイカサマで窮地に陥るが、波千鳥のお紋の機転に助けられた。やがて2人はお秀の江戸幸組に草鞋を脱ぐが、再会の喜びも束の間、江戸幸組は組のシマを狙うさまざまな組織から狙われており、お秀はそれに悩む日々を送っていた。
藤純子の引退後、ポスト藤の期待をこめた中村英子ほかの新人女優たちが顔を揃えた女侠映画の怪作。
ポスト藤純子だってんですが鬼百合お勝の中村英子さん。いや、美貌の方は素晴らしいと思います。本家を凌ぐほどで、時に原田知世ばりの可憐さも見える。
しかし、台詞の方が新人の悲しさ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
いきなり仁義を切るシーン。口から出る仁義の台詞は確かにカッコ良いのだが、この人の口から出てくるとまったく台無し。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
表情にしても、キリリと決めた表情よりも、時折見せる穏やかな笑みの方が素敵で、そもそも女博徒という役に合ってないんじゃないか。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
その後もあまり活躍しなかった女優さんだと、調べてみると・・・・
この作品の2年後には山口組三代目田岡一雄の長男でプロデューサーの田岡満と大阪ロイヤルホテルで結婚。芸能界を引退して一女をもうけ、翌年には自宅でガス自殺されちゃってるんですね。
そうなると、やっぱりこの美貌、勿体無い事ですな。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_keibetsu.gif)
同様に新人で棒読みの波千鳥のお紋・藤浩子。
しかし、こちらは役のキャラクターがとっても良いので、台詞を充分に補っているような・・・
盲目美人の女博徒。定まらない目線での殺陣、お勝との決闘、水神一家に単身殴りこみと進むにつれて監督の演出が冴え渡る。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
・・・いいよ、お紋。このキャラでスピンオフ作れんかな。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
女優陣の中では比較的安定したところを見せるのは、女だてらに兄貴と慕われる江戸川お秀・土田早苗ぐらい。
池玲子もちゃんと出ているけれど脱ぎ要員の域を出ない。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
風呂場でお勝に親の敵討ちに至る。お勝は緋の襦袢で匕首に防戦。ここなんかも石井演出、光るんだけどなぁ、・・・中村英子さん。まぁ美人だから許しましょう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
菅原文太はお勝の初恋の男で、クールに決めているんだが、結局惚れていたのか、お勝を強引に犯しちゃう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
そうそう、この作品の原案は団鬼六です。
侍の女房が責め苦に会って見世物になるシーンは流石にエログロ石井輝男という感じですか。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
ラピュタ阿佐ヶ谷
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「緋ぢりめん博徒」1972年 東映 監督:石井輝男
白い肌に鬼百合一輪…。美貌の女博徒・鬼百合お勝は出所すると、刑務所内で義兄弟の契りを交わした江戸幸組のお秀を訪ねるべく旅に出る。途中お勝はイカサマで窮地に陥るが、波千鳥のお紋の機転に助けられた。やがて2人はお秀の江戸幸組に草鞋を脱ぐが、再会の喜びも束の間、江戸幸組は組のシマを狙うさまざまな組織から狙われており、お秀はそれに悩む日々を送っていた。
藤純子の引退後、ポスト藤の期待をこめた中村英子ほかの新人女優たちが顔を揃えた女侠映画の怪作。
ポスト藤純子だってんですが鬼百合お勝の中村英子さん。いや、美貌の方は素晴らしいと思います。本家を凌ぐほどで、時に原田知世ばりの可憐さも見える。
しかし、台詞の方が新人の悲しさ。
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いきなり仁義を切るシーン。口から出る仁義の台詞は確かにカッコ良いのだが、この人の口から出てくるとまったく台無し。
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表情にしても、キリリと決めた表情よりも、時折見せる穏やかな笑みの方が素敵で、そもそも女博徒という役に合ってないんじゃないか。
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その後もあまり活躍しなかった女優さんだと、調べてみると・・・・
この作品の2年後には山口組三代目田岡一雄の長男でプロデューサーの田岡満と大阪ロイヤルホテルで結婚。芸能界を引退して一女をもうけ、翌年には自宅でガス自殺されちゃってるんですね。
そうなると、やっぱりこの美貌、勿体無い事ですな。
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同様に新人で棒読みの波千鳥のお紋・藤浩子。
しかし、こちらは役のキャラクターがとっても良いので、台詞を充分に補っているような・・・
盲目美人の女博徒。定まらない目線での殺陣、お勝との決闘、水神一家に単身殴りこみと進むにつれて監督の演出が冴え渡る。
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・・・いいよ、お紋。このキャラでスピンオフ作れんかな。
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池玲子もちゃんと出ているけれど脱ぎ要員の域を出ない。
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菅原文太はお勝の初恋の男で、クールに決めているんだが、結局惚れていたのか、お勝を強引に犯しちゃう。
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そうそう、この作品の原案は団鬼六です。
侍の女房が責め苦に会って見世物になるシーンは流石にエログロ石井輝男という感じですか。
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