JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「極楽大一座 アチャラカ大当り」

2013-03-24 | 映画(DVD)
「素晴らしき哉 SHOWBIZ人生!」

「極楽大一座 アチャラカ大当り」1956年 東宝 監督:小田基義

「最後の伝令」で大当りをとった一座も、その後散々の不入りで興行主にも見限られ、次の劇場へと移ることに──。『極楽大一座 アチャラカ誕生』の続篇で、喜劇人たちが珍妙なバレエなどを披露して笑いをふりまく。

続編は凡庸。やはり、こうしてみると「最後の伝令」はそれなりの威力を発揮していたんだな。
前半は「傾城阿波の鳴門」「どんどろ大師 お弓おつるの別れの場」だが、笑うほどのものは無く、眠気が来る。

からす座では隣町のバレエ団公演に人気を奪われて不入りとなっていたので、我々もバレエをやろうじゃないか。という事となる。
古沢将監が連れてきた人買いから逃れた娘・道子が、少し経験があるというのだ。
「白狸の湖」って・・・
今回もほとんど素人の道子だけがまともにバレエを踊る。

追っかけ、ドタバタも精彩無し。
回り舞台の裏方が活躍。なるほどしょぼくても大一座なんですね。

道子に逃げられたギャング団のすいませんの辰(大泉晃)のキャラが辛うじて面白い。
いや、このギャング連中、固まって道子を探す能無しぶりは小学生以下か?
ま、ちょっとそこらへんが可愛くて面白いんだけど。

エノケンは本当はこんなものじゃないんだろうな、きっと。・・・と思う。

ラピュタ阿佐ヶ谷

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