JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「人生には人生を」

2012-09-22 | 映画(DVD)
シネマの冒険 闇と音楽 2012
ロシア・ソビエト無声映画選集
「人生には人生を」1916年 ロシア 監督:エヴゲニー・パウエル
Жизнь за жизнь

金持ちの未亡人の養女ナタは、遊び人の公爵と相思相愛となるが、公爵は持参金目当てに未亡人の実の娘ムーシャと結婚する。ナタは商人と結婚するが公爵と関係を続け、その事に未亡人は悩む。帝政ロシア時代の無声映画の黄金期を築いたパウエル監督の代表作。

眠気を必至に堪えて乗り切った「スペードの女王」との2本立て。
モウダメ、諦めました。おやすみなさい。

思わせぶりのタイトルからして文芸メロドラマといったところなんでしょうか。
なんとか覚醒して見ると、もうラスト。

未亡人が浪費によって娘の人生を台無しにした公爵に男らしくピストル自殺を勧めるが、公爵が同意しないため発砲。
ピストルを公爵の死骸に握らせ「公爵が自殺した」と叫ぶ。
2人の娘が駆け付け亡きがらに縋りつくも、どっちがナタでどっちがムーシャかさえ解らず・・・END

真面目な文芸映画なんでしょうけど、これはマルクスブラザースでドタバタにしたら楽しかっただろうな・・・、なんて。
太った未亡人の印象からついつい・・・

京橋 フィルムセンター
ピアノ伴奏:柳下美恵

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