「喪服の未亡人 ほしいいの…」

渡辺護　追悼、そして「たからぶね」の船出
「渡辺護レトロスペクティブ」

「喪服の未亡人　ほしいの・・・」2008年　新東宝　監督：渡辺護

遺品整理をしていたいずみは夫の不倫を疑う。「殺してやる！死んでるけれど」。死者の復讐しようとする女の悲喜劇。渡辺はこの路線で新作「色道四十八手　たからぶね」を準備していたが、昨年亡くなった。

失敗が二つって話です。
10月のユーロスペースの渡辺護特集。
本来は日野繭子主演の「婦女暴行事件　不起訴」を見たいと思い足を運んだのですが、上映日時を間違えていました。
日野繭子の奴は前日でした～。
まぁ、それでもせっかく来たのだし、「喪服の未亡人　ほしいの・・・」もこの前歌ってくれた結城リナ（ピンク女優の中では個人的にはハイスコアをたたき出してる方、でもあまり見ていない）も出てる事だし。ただ、あらすじを読む限り、なんだか記憶があるので購入前に自らの映画INDEXでリストに無い事を確認してから入場。（ピンク映画、似たような内容は多いっすから）

見始めてすぐ思い出しました。これは観た事ある。しかもかなり気に入っていた作品。
私が見ていたのは「うずいてほてる未亡人」と改題されたもの。しかも昨年見てるんじゃないですか。
ピンク映画の改題。いつかこういう過ちを犯すだろうと注意していたんですけど・・・

ま、いいか。好きな作品だったし、私の見ている限り（少数ですが）淡島さんのベストですから。

「うずいてほてる未亡人」

本作にて渡辺監督にその魅力を最大限に引き出された感のある倖田李梨さんが見に来てらして、上映後壇上にあがり、舞台挨拶女王ぶりを発揮。

渋谷　ユーロスペース