JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」 DVD

2011-01-20 | 映画(DVD)
「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」2009年 ワーナーブラザース映画 監督:坂本浩一

ウルトラ一族でありながら暗黒の力に魂を奪われ“光の国”で反乱を起こして数万年前に宇宙の牢獄に閉じ込められたウルトラマンベリアルが脱獄してしまう。100体を超す怪獣を操って暴れ回り、M78星雲に壊滅的な打撃を与えるウルトラマンベリアルを倒すため、ウルトラマンメビウスが怪獣使いのレイとともに立ち上がる。

昨冬、楽しみにしていたのだがHero-Nが仮面ライダーの方が良いと言うので見送りDVD鑑賞に回された。今冬はウルトラマンも仮面ライダーも観に行かなくて良いと・・・
最近、ベイブレードやらそれに類似するカードゲームアニメ(どれもこれも私には同じに見える)に夢中でヒーロー物卒業なのかと思ったが、そうでもなく、彼の場合、単に劇場よりも自宅でDVDの方が好きなようだ。
軽度のインフルエンザで熱も下がり、退屈な自宅待機の先週、レンタルしてきてやると3度も4度も観たようだ。
今回、時間が合わず、一緒に観られなかったのは残念でした。返却前の深夜に単独鑑賞。

そもそもMXでやっていたウルトラギャラクシーの怪獣バトルゲーム的な世界に馴染めない。
CGに頼るバトルシーンもゲームを見ているようで違和感を覚える。ましてや、本作舞台となるのは光の国とか、宇宙空間。
冒頭からいきなりバトルの連続で20分。これはお子様方に対して掴みの大サービスだなぁと思っていたら、何の事はない、ほとんど90分間バトルしっ放しでないの。

新ウルトラマン

ウルトラマンベリアル

悪役の造形は悪くないと思う。凶暴なマスク(どこかしらユーモラスもあり)に厚い胸板と盛り上がった背。類人猿的立ち姿。
しかし、あれだけ凶暴な顎を持ちながら、それを武器に暴れないのは残念。噛みつき、喰いちぎりの荒業を期待してしまう。確かに、それではスプラッターになってしまい良い子に見せられなくなっちゃうか。

ウルトラマンゼロ

発表当時からこの険しいマスクに違和感を持っていた。この人、一応、正義なんでしょ。歴代ウルトラ戦士の穏やかなマスクを支持したい。
セブンの隠し子とは驚き。

レイモンのマスクがカッコ悪くて好かんのよ。しわしわ爺さんみたいじゃないですか。

すっかりお父さん達の懐古担当として常連となったモロボシ・ダンの森次晃嗣。今回、このオジサン(ほとんど爺ぃですが)が滅茶苦茶カッコええ。

ウルトラ戦士は年を取らない(父の若い頃が出るので、実際はうんと長いスパンで年をとるのでしょう)が人間体は年を取るのね。ヒビノミライ・五十嵐隼士も大人に成長。サプライズのアスカ・シン(つるの剛士)はついこの間(ウルトラマンダイナ)の事のようだけど、かなり中年オヤジになってしまって・・・・

年取ったダンはカッコ良いが年を取らないウルトラセブンの声まで森次晃嗣の爺声でアンバランスなこと。ウルトラマンも黒部進の声だし・・・

映画初登場となるウルトラマンマックスに期待するも・・・あれだけ?・・・仕方ないか。
満島ひかるの大ブレイクにあやかり劇場版ウルトラマンマックス作ってくれんかな。今更、無理か。

声の出演も話題になっておりました。
ウルトラマンキングの小泉純一郎は思いの外よろしかった。
長谷川理恵はいくらなんでも、だった。

十把一絡げの悲しき怪獣の皆さん。
ダダがババルウ星人とともに髪をかき上げる仕草をしていて笑えた。

レイブラッド星人の本能というか血って凄いのね。
「俺達が止めるしかない!」とヒュウガ隊長さん(小西博之)がタックルかましに行くのも笑い処。

何のかんの言って、けっこう楽しめた。
銀河帝国も借りよう。

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