マーラーに対しては、長くツンデレの姿勢を崩していない。
嫌いだと言いつつ、かなりの枚数のCDを持ってるし、テンシュテットの全集も持ってる。
でも、やはり中々わからない作曲家ではあると思う。なんというのか、贅沢な環境を要求する音楽というか。
大きな編成もそうだし、無理やり(に聞こえる)音楽の展開もそうだし、
入念に指示が書き込まれているというスコアもそう。
録音に関しても、質が高いものでないと困る。マーラーをモノラルで聞こうという気にはならない。
何かこう、作曲者の主張が強くて、疲れるわけ。
仕事は出来るけど、面倒でややこしい上司に捕まった感じに似ている。
それでも惹かれるのは、そんなゴチャゴチャの先に、ちゃんと崇高な瞬間が用意されているからで、
復活や千人みたいな馬鹿に大げさな曲でも、
比較的恥ずかしくない純管弦楽的な曲でも、
時折顔を見せる、軌跡の瞬間を待ちに待って、うっかり感動してしまう。
相変わらず、好きなんだか嫌いなんだか分からないまま、時々オエッと思いながら、
気付いたらまたCDが増えている。
燃費の悪い、不思議な作曲家だなぁと思いつつ、
またテンシュテットの振った8番を、懲りもせず聞いたりしている。
嫌いだと言いつつ、かなりの枚数のCDを持ってるし、テンシュテットの全集も持ってる。
でも、やはり中々わからない作曲家ではあると思う。なんというのか、贅沢な環境を要求する音楽というか。
大きな編成もそうだし、無理やり(に聞こえる)音楽の展開もそうだし、
入念に指示が書き込まれているというスコアもそう。
録音に関しても、質が高いものでないと困る。マーラーをモノラルで聞こうという気にはならない。
何かこう、作曲者の主張が強くて、疲れるわけ。
仕事は出来るけど、面倒でややこしい上司に捕まった感じに似ている。
それでも惹かれるのは、そんなゴチャゴチャの先に、ちゃんと崇高な瞬間が用意されているからで、
復活や千人みたいな馬鹿に大げさな曲でも、
比較的恥ずかしくない純管弦楽的な曲でも、
時折顔を見せる、軌跡の瞬間を待ちに待って、うっかり感動してしまう。
相変わらず、好きなんだか嫌いなんだか分からないまま、時々オエッと思いながら、
気付いたらまたCDが増えている。
燃費の悪い、不思議な作曲家だなぁと思いつつ、
またテンシュテットの振った8番を、懲りもせず聞いたりしている。