Sr.ボスケの山野草日記

標高400mの“鈴張プチ高原”で見られる四季折々の山野草をシーズン中は毎朝撮影・紹介するつもりでしたが、・・・・

マツムシソウ(松虫草)

2007-09-19 21:59:13 | その他の草本
自然観察会に参加して、広島県の北西部、島根県との県境付近に位置する八幡高原の尾崎谷湿原(標高約800m)に咲いていたマツムシソウ科マツムシソウ属のマツムシソウを木道から撮りました(2007.9.16 11:06撮影)。


始めて見る種ですが、湿原内に咲いているとは全くの予想していませんでした。山渓ハンディ図鑑によるとマツムシソウは山地の草原に生えるそうで、特に湿地に生える訳ではなさそうです。それに、マツムシソウ科は地中海沿岸から西アジアに多いそうで、むしろ乾燥地の植物のイメージがありますが、なぜ、この湿原に生えているのでしょうか?

シラヒゲソウ(白髭草)

2007-09-19 21:32:17 | その他の草本
自然観察会に参加して、自宅から車で約1時間、島根県との県境付近に位置する八幡高原の尾崎谷湿原(標高約800m)に生えていたユキノシタ科ウメバチソウ属のシラヒゲソウを撮りました(2007.9.16 10:54撮影)。先日、かえで☆さんのブログで始めて見た「シラヒゲソウ」、まさかこんなに早く撮影出来るとは思ってもいませんでした。

タンナトリカブト(丹那鳥兜)

2007-09-19 21:00:09 | キンポウゲ科
自然観察会に参加して、広島県の北西部、島根県との県境付近に位置する八幡高原の尾崎谷湿原(標高約800m)に咲いていたキンポウゲ科トリカブト属のタンナトリカブトを撮りました(2007.9.16 10:35撮影)。多数の参加者が木道を一列になって歩く自然観察会では一人だけ立ち止まってゆっくり観察する時間的余裕が無いのが残念です。山渓ハンディ図鑑「山に咲く花」によると、タンナトリカブトはヤマトリカブト群のひとつで、西日本では最も普通の種で、葉が3全裂するのが特徴のようです。

サワギキョウ(沢桔梗)

2007-09-19 20:33:06 | キキョウ科
自然観察会に参加して、広島県の北西部、島根県との県境付近に位置する八幡高原の尾崎谷湿原(標高約800m)で、遊歩道でもある木道からキキョウ科ミゾカクシ属のサワギキョウを撮りました(2007.9.16 10:22撮影)。ミゾカクシと比較するために花冠のアップ画像を撮りたかったのですが、残念ながら手持ちのマクロレンズでは添付の画像が精一杯でした。

キセルアザミ(煙管薊)

2007-09-19 20:17:09 | キク科
自然観察会に参加して、広島県の北西部、島根県との県境付近に位置する八幡高原の尾崎谷湿原(標高約800m)の遊歩道脇の湿地で見つけたキク科アザミ属のキセルアザミ(別名マアザミ)を撮りました(2007.9.16 10:13撮影)。山渓ハンディ図鑑「山に咲く花」によると、湿地に生える多年草で、頭花の姿をキセルに例えたものだそうです。

シラヤマギク(白山菊)その2

2007-09-19 19:59:53 | キク科
不順な天候にもかかわらず約50名の参加者で賑わった自然観察会に参加して、広島県の北西部、島根県との県境付近に位置する八幡高原の尾崎谷湿原(標高約800m)の遊歩道脇に繁茂していたキク科シオン属のシラヤマギクを撮りました(2007.9.16 10:10撮影)。昨年は自宅付近の林道脇で草刈り後に生えた貧弱な本種を載せましたが、それとは株の規模が違います。「これぞシラヤマギク」と言えそうです。

ヨツバハギ(四葉萩)

2007-09-04 22:35:46 | マメ科
義父母の田んぼ脇の林縁で咲き始めたマメ科ソラマメ属のヨツバハギを撮りました(2004.9.4 9:26撮影)。数年前から見ていた野草ですが、葉が南天に似ているので、これまでナンテンハギだとばかり思っていました。今日新ためて図鑑で調べたところ、ナンテンハギは偶数羽状複葉でも小葉は2枚だけだそうです。そんなとき頼りになるのがネットの植物掲示板です。数時間で回答が来ました。小葉が2-6枚の「ヨツバハギ」だということが判りました。



ツユクサ(露草)その2

2007-09-04 21:49:30 | ツユクサ科
県道に至る農道脇、田んぼ側の側溝に覆い被さるように繁茂していたツユクサ科ツユクサ属のツユクサを撮りました(2007.9.4 9:15撮影)。ツユクサは花期の長い花ですね。ホタルがでるころから秋まで次々に青い花を開くそうです(山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」参照)。本当にきれいな、鮮やかな青が気に入っています。

ツルリンドウ(蔓竜胆)その3

2007-09-04 21:03:52 | リンドウ科
県道に至る農道脇の林縁で見つけたリンドウ科ツルリンドウ属のツルリンドウを撮りました(2007.9.4 9:14撮影)。昨年はツルリンドウの草姿と、後日、赤い実をつけたツルリンドウを撮りました。今年は花冠をアップして撮ってみました。花は春に咲くフデリンドウと似ていますね。

下の蕾から蜘蛛の糸が伸びています。蜘蛛の糸が絡んで開花できないのでしょうか

アキチョウジ(秋丁字)その2

2007-09-04 20:49:13 | シソ科
県道に至る農道脇の林縁、ツリガネニンジンのすぐ脇で見つけたシソ科ヤマハッカ属のアキチョウジを撮りました(2007.9.4 9:12撮影)。咲き始めて未だ間の無いアキチョウジです。花序一杯に花をつけるのは今月半ば過ぎになるでしょう。例年ならその頃になると至るところで見られるようになるはずです。