日当たりの良い林縁斜面に生えているタデ科タデ属オオイヌタデを穫りました(2006.8.28 6:54撮影)。高さ1m以上で大きいので小さなイヌタデとは明らかに違うことは判りましたが、調べてみると、タデの仲間には他にオオケタデやサナエタデなど種類は多いようですね。山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」によるとオオイヌタデの花序の先は垂れ下がるようですが、写真では垂れ下がりが顕著でないため、本当にオオイヌタデで良いか、もう少し調べてみたいと思っています。
詳細確認したところ、托葉鞘に毛がないこと、背丈が1mを越えること、葉は長さ20cmにも達する被針形であることなどから、オオイヌタデに間違いないと判断しました(2006.9.3)。
※oNLINE植物アルバムではオオイヌタデはイヌタデ属になっていますが、山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」の分類に従ってタデ属としました。
詳細確認したところ、托葉鞘に毛がないこと、背丈が1mを越えること、葉は長さ20cmにも達する被針形であることなどから、オオイヌタデに間違いないと判断しました(2006.9.3)。
※oNLINE植物アルバムではオオイヌタデはイヌタデ属になっていますが、山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」の分類に従ってタデ属としました。
竹やぶのもと、ミョウガやクサイチゴなどに混じってタデ科ミズヒキ属ミズヒキが咲き出しました(2006.8.15 6:59撮影)。ミズヒキの花序はまばらで長い穂状、それぞれの花は花弁状の萼が深く4裂したもので、その上側半分が紅色、下側半分が白色になっています。ミズヒキ属は日本を含むアジアに2種あるそうで、その1種はこのミズヒキ(白花品種のギンミズヒキを含む)、もう1種はシンミズヒキ(新水引)のようです。
※添付写真はシンミズヒキとの違いを示すために花序と葉を入れて撮りました。
シンミズヒキは、ミズヒキより葉が長く、黒斑がなく、花序が長いようです。かつて西多摩自然フォーラム植物調査で教わって撮っています(2003.9.13 11:11撮影)が、当地では未だ見つかっていません。それにしても、シンミズヒキはミズヒキよりも草姿が美しいので、“本当(真)の水引”という意味で“真水引”の方が相応しいと思いますが、いかがでしょうか?
※添付写真はシンミズヒキとの違いを示すために花序と葉を入れて撮りました。
シンミズヒキは、ミズヒキより葉が長く、黒斑がなく、花序が長いようです。かつて西多摩自然フォーラム植物調査で教わって撮っています(2003.9.13 11:11撮影)が、当地では未だ見つかっていません。それにしても、シンミズヒキはミズヒキよりも草姿が美しいので、“本当(真)の水引”という意味で“真水引”の方が相応しいと思いますが、いかがでしょうか?