日当たりの良い農道脇のあちこちに咲き始めたナワシロイチゴです。ピンク色の蕾んだ花が朝露に濡れています(2006.6.1 6:33撮影)。他のキイチゴ属と違って開花しても萼片が開くだけで花弁は閉じたままのようです。だったら受粉はどうする? またもや疑問が湧いてきたのでちょっとネットで調べたところ、何と、閉じた花弁の隙間から蜂や蝶が吸蜜している画像が紹介されていました。
※山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花:離弁花1」には「苗代をつくる6月頃に赤く熟し、食べられる」と記されています。それで苗代苺という名がついたのでしょうが、命名当時の田植えは今より大分遅かったのでしょうね。