Sr.ボスケの山野草日記

標高400mの“鈴張プチ高原”で見られる四季折々の山野草をシーズン中は毎朝撮影・紹介するつもりでしたが、・・・・

アカバナ(赤葉菜)その2

2009-09-24 21:49:23 | アカバナ科
棚田最上段の廃田では繁茂するミゾソバに混じってアカバナ科アカバナ属のアカバナが見られます(2009.9.20 15:12撮影)。秋になると葉が赤くなるので“赤葉菜”と名付けられたようですが、未だに緑を保っています。雌しべの柱頭が球状であれば「イワアカバナ」だそうですが、本種はこん棒状なので「アカバナ」に間違いなさそうです。


シュウカイドウ(秋海棠)

2009-09-24 20:39:56 | その他の草本
隣家の義父母宅裏の竹林脇に昔から生えているシュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)のシュウカイドウです(2009.9.20 15:08撮影)。淡紅色で美しいこの花が咲くと薄暗い竹林が明るく感じられます。中国原産で江戸時代に渡来した帰化植物で、ベコニアの仲間で唯一耐寒性があるそうですね。長い枝先についている花が雌花、短い枝先に横向きについている花が雄花だそうです。



シュウブンソウ(秋分草)

2009-09-24 19:50:23 | キク科
隣町に続く素晴らしいバイパスが出来たため使われなくなった旧道沿いで秋の山野草を探してみました。見つけたのがこのキク科シュウブンソウ属のシュウブンソウです(2009.9.9 12:54撮影)。一見ハキダメギクに似ていて、ともすれば見落としてしまいそうな目立たない野草です。やっと判った種名が「秋分草」、「彼岸花」に似た名前にも拘らず、派手な彼岸花とは似ても似つかぬ地味な花です。絶対に名前負けしていますね。今度見つけたら思いっきり美しく見えるように撮ろうと思います。