おはようございます。生き生き箕面通信2582(160204)をお届けします。
・「巨額の運用損がでます」と、小沢一郎氏が安倍首相のやり方を批判
暴落相場が続くようであれば、本当に信じられない巨額の運用損が発生することになる。「一喜一憂」などという生易しいレベルの話ではない。これは、一月末に小沢一郎氏が語った言葉です。
その後、黒田東彦・日銀総裁は「マイナス金利」というとんでもない禁じ手を使いました。しかし、その効果は2日ともたず、さらに何かほしいと催促されています。黒田総裁の手は、街の金融機関でお見通しです。結局、日銀の持ち高が増えるだけです。
つまり、経済の実態は、いくら市場に金をつぎ込んでもそれだけで市場が活性化することはありません。もうしばらくすれば、経済の実態は下がり気味だけど、株だけは少し上向くかもしれない。実体経済と株などのマネー経済とが、ますますかい離していくことになります。
旧アベノミクスで、安倍政権に第1の矢の金融機関、第2の矢の財政出動の後は、第3の矢の「成長戦略」が必要だったのです。ところが、それからもう3年も過ぎているのに、何も出てこない。いまだにこの先、何を投資できるか分かりません。
新しいアベノミクスもそうです。言葉をいくら飾っても、何も出てこないものはでてきません。
そうこうするうちに、株も下げてきます。いくら皆さんの株が、それは私もそうですが、どんどん目減りしていく。そうなると、国から補助をすることになります。しかし、それも大変になると、結局、おじゃんです。
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