お早うございます。
生き生き箕面通信1983(140529)をお届けします。
・「ありがとう」といえる民主主義――台湾の学生にできたこと
一人の学生と、一輪ずつのヒマワリ、そして「ありがとう」の一言。作家の高橋源一郎さんが、「民主主義とは、意見が通らなかった少数派が、それでも、『ありがとう』ということのできるシステム」と指摘しました。
台湾の学生たちがそれを教えてくれた、と書いています。朝日新聞の本日5月29日に掲載された論壇時評(13面)です。
それによると、「議会選挙 24日間の記録」(NHK・BS1)で、占拠の疲れがピークに達したと思われた頃、立法院(議会)院長から妥協案が示された。学生の間に動揺が走る中、一人の学生が手を挙げ、「撤退するかどうかについて幹部だけで決めるのは納得できません」といった。
リーダーの林飛帆は、丸一日をかけて、占拠に参加した学生たちの意見を個別に訊いて回った。そして最後に、林は、妥協案の受け入れを表明。すると、幹部だけでの決定には納得できないと前日に表明した学生が再び壇上に上がり、「撤退の方針は個人的には受け入れ難いです。でも、ぼくの意見を聞いてくれたことを、感謝します。ありがとう」
学生たちは2日間かけて院内を隅々まで清掃すると、運動のシンボルとなったヒマワリの花を一輪ずつ手に持って静かに立法院を去って行った。
高橋さんは、もうひとつ、「ありがとう」の事例を紹介しています。フィンランドでの放射能廃棄物処理施設オンカロを描いたドキュメンタリー映画「10万年後の安全」です。フィンランドの当局側が、反原発の立場に立つ監督にも充分に情報を公開した姿勢がうかがえます。
高橋さんは、「私がフィンランドの国民だったとしたら、『誠実に対応してくれて、ありがとう』と言ったと思う」と記しています。
「そこに存在していたものが民主主義だとするなら、わたしたちの国には、まだ民主主義は存在していないのである」とも。
*「議会選挙 24日間の記録」は、NHK・BS1で6月4日(水)17時に再放送が予定されているそうです。
市長選見事落選で
市民として議会を動かす活動をしt参ります。
「小山広明」でヒットのブログに近況アップ中。
言ったことに、感激することはないと思うぜ。
なんだか、おままごと民主主義というか、お花畑な
オバちゃん達に気に入られたい朝日的な悪党思想って
感じ。