中高年からの永易流紀州釣りを極める?「いけしゅ」のクロダイな日記(仮)

合唱,Win95,Webページ,MIDI,PC自作を経て黒鯛の紀州釣りで団子団酒田支部を名乗る男の放談(訳ワカラン)

酒田港南防波堤で自転車ごと転落・骨折した釣り人を目撃する

2007年09月02日 | 釣りの安全,マナーやら何やら(仮)
前日の土曜日18:30頃,午後の息子との釣行後,旧・赤灯台付近で,片付けて帰ろうとしたら,ホームである酒田港(本港)南防波堤「曲がり」の壁(通路)から釣り場(旧堤防)へ落差が3mもある場所で,通行中の釣り人が折り畳み自転車ごと転落,足を骨折する,という場面を目撃した..

「ア゛ーッ」と声がするので見ると,50過ぎくらいの男性が転落「おーい,大丈夫か?」「足を骨折したー」と。
ちょうど釣り場から帰る途中,私と高校生の息子との,まさに中間かつ目の前での出来事でした。
釣り場に落ちたために「骨折」でしたが,反対のテトラ側(外海)に落ちたら,過去の例のとおり,明らかに「死」でした(助けられません)
たまたま夜釣りに入るため付近にいた人と手分けし,帰宅途中の私が119通報と救急車出迎えと案内,夜釣り人には現場対応をお願い(念押し)しました。

(注)海に落ちたら「118番」(海難救助)です。お間違いなく!

さすがに私が救急車を呼び,1kmくらいをひた走って場所を指示,救急車1台,支援の大型(かえって邪魔)消防車2台,パトカー2台の騒然とした状況となり,通称「車止め」からは手作業で対応するしかなく,総勢十数名が救助に向かったものと思います(レスキュー隊員と警察官が沸いて出るようにやってきました)

大型車がUターンできない場所での突発事象のため道路はふさがれ「帰れないよ~」などと泣きごとを言う釣り氏もいましたが,私などから見れば人命優先だから我慢しろ!でした(情けない)

結果,わが町内にある県立病院に運ばれ骨折の治療を受けたことまで確認しましたが,日没後に3mの段差のある堤防で自転車に乗っていた当人としては,危機管理と注意が不足していたために,高い代償を支払ったことでしょう。
そして,たまたま下が急堤防(私のホーム)で海でなかったこと,また反対側のテトラでなかったことで,骨折で済んだのは不幸中の幸いでした(私や息子に「降ってこなかった」のも,さらに幸いでしたが)

私としては,たまたま息子が傍らにいて,かなり冷静だったので,助かりました(^。^;)ホッ
高校3年生で就職活動中ですが,頼れる存在になってきました。

(追記)転落した当人は,私と夜釣りの人に「救急車よんでくれ」と言ったわりに携帯で自宅に「足,折っちゃった~」などと電話していました。
あと,必死に折った足を戻そうと抗っていましたが「ますます悪くなるからヤメロ!」と怒鳴りつけるのが精一杯で、堤防でのことでもあり副木(ふくぼく)をしてあげるなどの対応はできませんでした。

また「堤防で自転車」の事故だったにもかかわらず,後から来た警察官が息子に「堤防が長すぎるから自転車貸してくれないか」と頼んだらしいが「危ないから貸せない」と断わったとのこと。
警察官の危機管理意識の不足に対して,息子の対応の大人らしさ,男らしい判断ができるようになったことに,初めて感動すら覚えました。
さらに119番の担当が,何度も私に「骨折した足は右?左?」と「右か左か報告できないと来られねぇのか,バカヤロー!」と私。
(1kmもあるか,という距離を人助けのために私と息子は走ろうとしているのだ!)
個人的に警察・消防との付き合いもあるので,きちんと反省してもらうべく,月曜日には上長に申し入れもしたいと思っています。

さて,最後になりましたが,私は今までも酒田港での転落・死亡事故を見るたびに,釣り人に警鐘を鳴らす意味でライフジャケットの使用や安全管理の徹底,そして,それらにつながるゴミ持ち帰りや挨拶励行などのマナー問題をブログで取り上げてきましたが,全く考えずに行動している人がまだまだ多いことを思うにつれ,これらのことで釣り場(堤防)への進入・釣りの禁止等の措置が取られてしまうことを危惧してやみません。

(参考URL)
http://blog.goo.ne.jp/ikeshu2000/c/e3f062d34e0f36233aa6fa378e86080d
 

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4 コメント

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や、やるなぁ。。。 (漁馬)
2007-09-04 16:12:51
繰り返しが有るとは。。。(笑)

ps.
本当のコメントは別の場所に書きましたから割愛(笑)
いつもどうも (いけしゅ)
2007-09-05 21:18:41
鋭いツッコミありがとうございます。
気づきませんでした。ハァ...疲れてましたね(笑)
転落事故 (碧水)
2007-09-06 10:47:16
曲がり付近で事故と云うのは聞いてましたが、第一発見者がいけしゅさんとは・・・・!
袖岡埠頭で鶴岡の年寄りたちに団子の講習会してまして帰ろうとしていた所でした。流石、危機管理が徹底している会社にお勤めの方です。
冷静な対処流石!流石!
それにしても陸上で良かったですネ。
急激に大荒れした深夜に、離岸提からの帰り水路で山形からの人を適切な誘導で何度か助けたことがあります。秋は風が変わると急に荒れる事を知らなかったようで、我々は過去のデーターで直ぐに帰るのですが、テント持参でのんびり釣ってましたから・・・・?
晩秋の南も南風に変わると30分で防波堤越えの波が出ることもありますので気を付けて下さい。
運不運ではなく (いけしゅ)
2007-09-07 06:17:43
コメントどうも。
南の曲がりで段差を承知の今回の自転車オヤジ。そしておっしゃる水路のゴムボの若者たち。
それらは,運不運ではなく,確率的にトラブルに遭遇する割合はかなり高いものと思われます。

私も,あるホームページで離岸への誘いを受け,ゴムボに気持ちが行った時期もありましたが,冷静に考えてみれば,死にたくはないので考えるのをやめました。
そして,そのホームページの主は,ライフジャケットもつけず,ゴールデンウイークに未明の離岸のテトラから落下し,帰らぬ人となる。

南の危うさは,クーラーとバッカンを流された経験から,存じております。
今後も気をつけます。

> 流石、危機管理が徹底している会社にお勤めの方です。
この点は,最近になっていろいろとご迷惑かけてますので大口はたたけません。
ただ,親に頼れず一匹狼で生きてきたもので,自分で何をすべきか?という点は他よりも身についているとは思います。

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