古代日本の歴史を謎解き

日本の古代史の謎に挑戦します。

古代のロマンたっぷりの日本神話(補足)

2016-10-30 09:21:44 | 歴史
日本神話、難しいと思われた方へ、幾つか補足の説明しておきます。
登場する三つの国
・高天原(たかまがはら)
 天照大御神など神様が暮らす天上界の事

・葦原中津国(あしはらのなかつくに)
 イザナギや天照大御神などが国造りのために、水の神、火の神など多数の神様を
 産まれて地上界に送り出します。私たちが住む地上界の事です。

・根の国(ねのくに)、黄泉の国(よみのくに)
 死者が過ごす世界です。

神話の中では
イザナギとイザナミの神様が沢山の国造りの神様を産みます。
イザナミは、火の神を産んだ時にやけどしてしまい亡くなり、根の国(ねのくに)へ行ってしまいます。
イザナギが、アマテラス、スサノオ、ツキヨミの3貴神を産みます。
イザナギの命令で、アマテラスが高天原、スサノオが葦原中津国、ツキヨミが根の国を
治める指示が出ます。
スサノオは駄々をこねて天岩戸の事件を起こしてしまい、高天原を追放されて葦原中津国に
たどり着き子孫が出雲の国を造ります。

魏志倭人伝など実際との対比(諸説あります)
高天原=邪馬台国:葦原中津国=その他の国々
高天原=九州朝廷:葦原中津国=出雲朝廷

卑弥呼=天照大神、神功皇后など
卑弥呼の弟、出雲国王、奴国国王など=スサノオ

これらの関係を覚えて、先の投稿 古代のロマンたっぷりの日本神話をもう一度
読んでいただければ少しは分かりやすくなるかと思います。
古代日本史ファンの方をお待ちしています。


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