古代日本の歴史を謎解き

日本の古代史の謎に挑戦します。

古事記の日本神話のイザナギとイザナミ

2017-06-12 21:05:32 | 歴史
古事記の日本神話の国生み(九州の地名)
日本神話に登場する神様が住む天空界(高天原)が九州の筑紫国(九州北部)である事まで想像できます。

設定
天照大神   =卑弥呼
月読(月夜見)=卑弥呼の弟

魏志倭人伝の記述
卑弥呼は、倭国の推薦を受けて女王になる。
卑弥呼は鏡を使った祈祷師だった。
邪馬台国(女王国)は筑紫国(九州北部)にあった。
卑弥呼は、魏の初代皇帝に貢物を贈り、親魏倭王の金印を金印を受ける。
卑弥呼は、狗奴国の男王 卑弥弓呼 と戦った。
卑弥呼の死後、国が乱れて大勢が亡くなった。
卑弥呼と同じ祈祷師 台与(トヨ)が女王になった。

それでは、天照、月読(月夜見)、素戔嗚の先祖であるイザナギとイザナミは誰でしょうか。

古事記の記載
イザナギとイザナミは夫婦
イザナミは火の神産んだ時に亡くなる。
イザナギが天照など三貴神ほか多数の神々を筑紫で産む
イザナギが天照大神を支えていきます。
※素戔嗚は追放されます。月読(月夜見)は黄泉の国に行かされます。
 天照大神のみが高天原に残ります。

イザナギ・イザナミ夫婦は、邪馬台国より古い九州北部大国の王・王女です。
古事記の編集者は、魏志倭人伝に、「漢委奴国王の金印」を贈られた倭国王がいる事を見落としませんでした。
イザナギは、この倭国王です。
つまり、奴国の王と女王がイザナギ・イザナミです。
女王イザナミは倭国の大乱で亡くなったのでしょう。火の神を産んだ時に亡くなると表現します。
倭国王は、卑弥呼を女王とします。
卑弥呼が娘であれば、皇女 です。新しく妻としたのであれば皇后です。
弟がいますので、実の娘と息子でしょう。
倭国王は、新しく宮殿を作り、1000人の侍女をつけて卑弥呼として国を任せたのです。
年齢を考えると、イザナギも亡くなり、初代卑弥呼も亡くなったでしょう。
しかし、邪馬台国と宮殿は残ります。
侍女の中から新しい卑弥呼を選出して、女王卑弥呼の演出が続きます。
世代交代と共に、支えていた男性が難斗米に変わります。
難斗米の提案で、魏国へ貢物を贈り、親魏倭王の金を受けます。
しかし、この事に気が付き反対したのが、南の国 狗奴国の男王 卑弥弓呼
難斗米は、魏国へ応援を求めますが、送られてきたのは、黄色い旗
卑弥呼は武装した上、黄色い旗を卑弥弓呼に見せますが、効果なく殺されてしまいます。
※これが素戔嗚が高天原に立ち寄った時の話です。
倭国は後継者争いて乱れます。新たに女王 台与(13歳 定かではありませんので幼女)の擁立で国がまとまります。
※これが天の岩戸の神話です。
天照が岩戸から出てくると、神々が素戔嗚を追放します。
※実は、倭国が力を合わせて卑弥弓呼を倒します。
この事が原因で倭国の権限は台与からなくなり、祈祷師国家から交易国家に変わります。
この頃、吉野ケ里など環濠集落であった祈祷の連合も崩れていきます。
豊国(トヨ)国が大分に
肥国(ヒコク)が日向と祈祷文化が二つに分かれます。
※天孫降臨の神話です。
大陸との交易は、隠岐の島航路で出雲の移り、出雲は新羅支配に成功します。
日向一派は、東征を実行、これが神武東征です。
九州(筑紫島)は
筑紫国(旧倭国)
豊国(台与の国)
肥国+日向(旧環濠集落の国)
熊襲国(旧狗奴国)の四つに分かれます。
日本神話は意外と歴史を忠実に伝えています。


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