古事記に登場する天照と月読の神話は、九州地方の神話です。
では、九州のどの地方の神話でしょうか。
九州の大国と云えば、奴国 と 邪馬台国 です。
個々からは消去法です。
天照が奴国の神話の場合(天孫降臨が九州北部)
漢委奴国王の金印を授かる歴史の古い国です。
そのご先祖様に関する神話となります。奴国のご先祖として思いつくのが徐福です。
大陸には陰陽思想が既にあります。
徐福が大陸の陰陽思想を持ち込んだ可能性はあります。
太陽神 天照、陰の神 月読 の発想は理解できます。
ニニギが奴国王で、山幸彦、海幸彦が宗像一族、安曇一族とも受け取れます。
しかし、陰陽思想では 陰 が女性、 陽 が男性 です。
天照も月読も日本古代固有の神様であるようです。
神武東征が、日向を出発して筑紫に滞在するストーリーも合いません。
天照が邪馬台国の神話の場合
天照が卑弥呼、月読が弟で一致しますが、3世紀中ごろに実際に存在した国です。
この二人を神話にする必要があるでしょうか。
天孫降臨するニニギが誰なのか、ニニギが作った国が邪馬台国なのか
話が矛盾してしまいます。
卑弥呼とその弟を先祖とする一族が別の地域に国造りし、二人を神話にしたと考える方がうまくいきます。
スッキリは
邪馬台国の女王 卑弥呼とその弟を祖先とする一族が九州北部から阿蘇を超えて、高千穂の地へ移住する。
その時の国王がニニギ
五ヶ瀬川下り、現在の延岡、或いは 大淀川を下り、現在の宮崎市に
新たに国が出来た時に、伝わっていた神話は天照と月読 と考えては如何でしょうしょうか。
神武東征が、日向を出発、筑紫にとどまるストーリーも納得できます。
日向には既に国がありました。そこへニニギの子孫が加わり新しい国が出来ました。
出雲の歴史と同じです。
邪馬台国が三世紀前半の国、卑弥呼の死が三世紀中ごろ、吉野ケ里など環濠集落が消えてしまい、古墳時代になります。
同じ時代に、西都原古墳群に古墳が出来てきます。
古墳時代に、弥生時代の事実が神話となります。
出雲の神話も同じ時期の出来事でしょう。
当時はまだ、文字がありません。ご先祖様の歴史は神話として語り継がれます。
古事記の上巻に編集された日本神話は、九州宮崎の神話と出雲の神話を合体させています。
中巻の始まりが神武東征で近畿の大和朝廷の始まりにします。
では、九州のどの地方の神話でしょうか。
九州の大国と云えば、奴国 と 邪馬台国 です。
個々からは消去法です。
天照が奴国の神話の場合(天孫降臨が九州北部)
漢委奴国王の金印を授かる歴史の古い国です。
そのご先祖様に関する神話となります。奴国のご先祖として思いつくのが徐福です。
大陸には陰陽思想が既にあります。
徐福が大陸の陰陽思想を持ち込んだ可能性はあります。
太陽神 天照、陰の神 月読 の発想は理解できます。
ニニギが奴国王で、山幸彦、海幸彦が宗像一族、安曇一族とも受け取れます。
しかし、陰陽思想では 陰 が女性、 陽 が男性 です。
天照も月読も日本古代固有の神様であるようです。
神武東征が、日向を出発して筑紫に滞在するストーリーも合いません。
天照が邪馬台国の神話の場合
天照が卑弥呼、月読が弟で一致しますが、3世紀中ごろに実際に存在した国です。
この二人を神話にする必要があるでしょうか。
天孫降臨するニニギが誰なのか、ニニギが作った国が邪馬台国なのか
話が矛盾してしまいます。
卑弥呼とその弟を先祖とする一族が別の地域に国造りし、二人を神話にしたと考える方がうまくいきます。
スッキリは
邪馬台国の女王 卑弥呼とその弟を祖先とする一族が九州北部から阿蘇を超えて、高千穂の地へ移住する。
その時の国王がニニギ
五ヶ瀬川下り、現在の延岡、或いは 大淀川を下り、現在の宮崎市に
新たに国が出来た時に、伝わっていた神話は天照と月読 と考えては如何でしょうしょうか。
神武東征が、日向を出発、筑紫にとどまるストーリーも納得できます。
日向には既に国がありました。そこへニニギの子孫が加わり新しい国が出来ました。
出雲の歴史と同じです。
邪馬台国が三世紀前半の国、卑弥呼の死が三世紀中ごろ、吉野ケ里など環濠集落が消えてしまい、古墳時代になります。
同じ時代に、西都原古墳群に古墳が出来てきます。
古墳時代に、弥生時代の事実が神話となります。
出雲の神話も同じ時期の出来事でしょう。
当時はまだ、文字がありません。ご先祖様の歴史は神話として語り継がれます。
古事記の上巻に編集された日本神話は、九州宮崎の神話と出雲の神話を合体させています。
中巻の始まりが神武東征で近畿の大和朝廷の始まりにします。