異次元いいちこ日記

いいちこ片手に今日もいくつもの扉をあけます。
トワイライトゾーン(llllll゜Д゜)ヒィィィィ

BBBの恐怖

2008-03-17 16:01:12 | Weblog
債権リスクを投資家にわかりやすく伝えるため、中立構成な機関により、格付けが行われています。
AAA:元利金の支払い水準は最高水準。
AA:確実性は極めて高い。
A:確実性は高い。
BBB:現在十分な確実性があるが、将来環境が大きく変化した場合その影響を受ける可能性がある。
BB:将来の確実性に問題がある。
CCC:債務不履行になる可能性がある。
CC:債務不履行になる可能性がかなり高い。
C:債務不履行になる可能性が極めて高く、当面立ち直る見込みがない。
D:債務不履行に陥っている。
このうち、BBB(トリプルB)以上を投資適格債といい、BB(ダブルB)以下は、投機的債券、とかジャンク債とも呼ばれています。

今日お話したいのはこの「BBB」の格付け債権の話です。

2006年のBBBサブプライム債は100だった。それが昨年2月は75になり、7月は60になりと信じられないスピードで落ちていった。それがなんと9.96.ペーパー、ただの紙ではないか。AAAサブプライム債も66.10。この動きを見ると一日半のリバウンドだったNYダウの動きが理解できる。

それで、今日の株は東京市場で日経平均、11787.51円で
-454.09円
為替は対ドルで一時95円台を見て、97.18円

急激なドル離れで、世界通貨に対してドルだけが安い。
まさにドルの大暴落・・・・・
だから金が猛烈に買われている、1000ドルを突破した。

みんなが怖がるサブプライムはこの「BBB」で、9.96!
解りますよね?
今公表されているサブプライム債権は「160兆円」。100兆円が9.96兆円になってるって言うことです。
ああ~~~~心配しないで!日本の銀行はこの全体の5%程度しか買ってませんからね!

でもさらに値洗い損を公表しなくてはいけませんねー・・・・
ベアスターンズは、サブプライム関連の投資による巨額損を抱えて資金繰りが悪化。このため、「我々の流動性をめぐり多くの観測が浮上し、それを否定しようと試みた」(同社)。しかし、市場の先行き不安が募り、急速に資金繰りが悪化したといいます。

ん~~~~~どうも世界が「創造的破壊」を望んでいるか、そう仕向けているとしか見えないな~~~(誰かが・・・・そうアメリカよりもお金持ちの、あのユダヤのあの財団のあの人)

チベットにおいては、 ダライ・ラマ14世が「北京五輪が開かれる08年は、チベット人にとって重要かつ最後のチャンスになる」「五輪期間中にデモ活動を行い、要求を訴えるべきだ」と発言していることを取り上げ、チベット問題と五輪を絡めていると指摘。暴力行為を先導しているのは間違いないと断じた。

 一方、インドに拠点を置く非政府組織(NGO)チベット人権民主化センターのウェブサイトによると、チベット人が多く住む四川省のアバ県での治安部隊との衝突による死者は計15人に達した。遺体は僧院に運び込まれ、20代半ばの元僧侶も含まれているという。

中国はこの紛争を「人民戦争」といい、戦争であることを正式に発表し、発動している。
これに対してダライラマは「大虐殺」と位置づけている。

ボクは先に、中東イスラエルのほうが大規模な戦争になると思っていたが、なるほど「北京オリンピック」が今年8月にあるのだから、チベットの人たちがその機会に中国の大弾圧を世界に発信したいのは当然だと思うなぁー。

中東、イスラエル、パレスチナからイラン。その後ろのロシアを巻き込み大規模な戦争その下では中国が戦争を始めてしまった。

アメリカはもう砂漠の地からは撤退せざるをえないし、ペッグとしては通用しなくなってきたし、永遠にその価値は緩やかになくなるだけだし今後の動きがどうなっていくのか興味は尽きないなぁー。