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もののはじめblog

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必ずコメントに参ります by iina

π

2007年04月01日 | 
πパイは円周率であり、3.14と覚えていたところ、現代では3 として使ってもよいとのことでした。
そんなことでよいのかと再び3.14を記憶することにしたようですが、円周率記憶の世界記録保持者は日本人で、原口證氏(60才)が10万桁という途方も無い記録をもっています。スゴイ!!
2006年3-4日午前1時28分頃、前人未到の100,000ピッタシの新記録を達成(16時間28分)

覚え方は、数字を文字に変換していく「語呂合わせ法」です。
無機質に続いていく数字の羅列が、原口氏の手にかかると、「さー、安心得んと国許去った儚きその身は・・・」と北海道松前藩の武士の旅立ちのシーンから始まります。物語調だけでなく、雑文調などもあり、意味のある独特の世界が展開されていきます。

この円周率記憶の歴史は30年くらい前からはじまりました。

ギネスブックによると、1973年にティモシー・ピアソン(英国)氏が1210桁を暗唱したのが最初。
その後、日本人として友寄英哲氏が15,151桁、20,000桁、40,000桁で3度世界記録を樹立。
1995年に当時 慶大生であった後藤裕之氏が42,195桁で世界記録保持者に。
2004年に原口證(はらぐちあきら)氏が54,000桁で世界記録保持者になり、同年68,000桁、2005年に83,431桁と記録を更新し、去年は更に更新していまだにこの記録は破られていません。

πを覚えるためのさまざまな文章を考え出しています。日本では直接数値を覚えていくタイプです。

身一つ世一つ生くに無意味。曰く、泣く身に相応し。無二無視。 耳は身に無く、今に吾は死。
3. 1  4  1  5 9 2  6 5 3  589 7 9 3 2 3 8 4  6 2 6 4   338 3 2 7 9  502 8 8 4

②「産医師異国に向こう産後やくなく産婦みらしろに虫さんざんやみに鳴くご礼には早よいくなひとむくさんくくみなごいれ」(小数点以下50ケタまで)

英語バージョンの例です。
①「How I want a drink, alcoholic of course, after the heavy lectures involving quantum mechanics!」
[量子力学を使う骨の折れる授業の後には、もちろん酒を一杯呑みたいよ!](小数点以下14ケタまで)
しかし、英語、ドイツ語、フランス語などによる西洋のものは、それぞれの単語の数を当てていく方法です。

では、四月バカの今日は πパイ を いっぱい 覚えてくださいねぇ~

「iinaは心配(パイ)です。」

小数点以下1000桁まで
3.1415926535 8979323846 2643383279 5028841971 6939937510
  5820974944 5923078164 0628620899 8628034825 3421170679
  8214808651 3282306647 0938446095 5058223172 5359408128
  4811174502 8410270193 8521105559 6446229489 5498038196
  4428810975 6659334461 2847564823 8786783165 2712019091
  4564856692 3460348610 4543266482 1339860726 0249141273
  7245870066 0631558817 4881520920 9628292540 9171536436
  7892590360 0113305305 4882046652 1384146951 9415116094
  3305727036 5759591953 0921861173 8193261179 3105118548
  0744623799 6274956735 1885752724 8912279381 8301194912
  9833673362 4406566430 8602139494 6395224737 1907021798
  6094370277 0539217176 2931767523 8467481846 7669405132
  0005681271 4526356082 7785771342 7577896091 7363717872
  1468440901 2249534301 4654958537 1050792279 6892589235
  4201995611 2129021960 8640344181 5981362977 4771309960
  5187072113 4999999837 2978049951 0597317328 1609631859
  5024459455 3469083026 4252230825 3344685035 2619811881
  7101000313 7838752886 5875332083 8142061717 7669147303
  5982534904 2875546873 1159562863 8823537875 9375195778
  1857780532 1712268066 1300192787 6611195909 2164201989


なお、冒頭の写真はお札で「π」を象ったものだす。
"円"は身近だけど、"円"周率は"縁"遠い存在なので、千円札で円周率を論ずるのは奇妙な"縁"ですネ。
π を覚えないで、千円札で π を折るのもいいかも知れません。[お札の折り方]
               ぱいのばいのぱい~


やはり、エイプリル・フールは、『一驚! 1+1=1 』 の 方が 好まれるかも知れません 




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7 コメント

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はじめまして! (ケガレ者☆)
2007-04-02 02:55:35
迂生はケガレ者☆と申す、一介の痴れ者にあります。迂生のバイブルと称しても過言ではない、かの『日記』拝見の折、貴殿の実直かつ快活たるコメにいたく感じ入る所アリ、意を決し馳せ参じつかまつり候☆貴殿のblog、愉しく拝見致しました。憚りながら申しますに、貴殿のblogには、何とも言えぬ趣きと味わいがあるかと…!また、簡潔かつ明瞭な文面と、随所に散りばめたさりげないユーモアには、小粒なれどキラリと光るモノが見受けられ、安心の中に頼もしさをも感じさせ、まさに是、痛快ナリ☆今後のさらなるご活躍とご発展を折りつつ…ではまた☆
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名前 (iina)
2007-04-02 17:52:47
呼びかけ難い名前ですね。
きょうは桜吹雪の公園を散策しましたが、どんよりとした天気でした。
それでも趣がありますが、つまり曇天にソメイヨシノの桜を背景に濃いピンクの一葉桜が鮮やかでした。
影あれば光も冴える次第ですが、何ともその名前に接すると呼びかけるにも困ってしまいます。
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トラックバックありがとうございます (Anima)
2007-04-02 21:15:38
はじめまして。トラックバックありがとうございます。
私がブログに記事(「頭脳という宇宙」「心の絵画~Daniel Tammet『Born ona a Blue day』)を書いたイギリス人男性のDaniel Tammet氏、彼は円周率記憶のヨーロッパチャンピオンで、小数点以下22514桁暗唱です。
彼が円周率を暗記する際に使ったのが、東京大学のスーパーコンピューターがはじきだした計算によるものだそうです。
日本の世界記録保持者、わが国の誇りですね♪
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TB( 英国の地を這うトカゲっ子日記)さん へ (iina)
2007-04-02 22:49:56
円周率を覚えてどうするんだいという気持ちを抑えて22514もの数をものにしてしまうとは素晴らしい。
好きこそ物の上手也。
何の対価も求めない童心を養ってみたいものです。
無駄と思える「遊び心」が人生を豊かにするでしょう。
有名な「古池や蛙飛び込む水の音」も、冷静にそれがどうしたと言われてしまうと、なんとも詰まらないですものね。
カゴイ!!
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ギネスブックですか。 (うん)
2007-04-02 23:07:41
πって…。
記憶するもの?。
活用するもの?。
πを出すプロセスは?。

スーパーコンピュータではじき出したπって、10万桁を超えるのですね。

きっと、原口證氏が記憶している桁数よりも多いと思います。πに対するこだわり、語呂合わせの方法、結構奥深いものですね。

自身は、数学は記憶するものではなく、数値が出るまでの過程に関心が高いです。

FORTRANやC言語を少しばかり触れましたが、πを算出するプログラムって、どう作るのだろう。どんな流れ図になるのだろう。
各々の言語にも有効桁数が限られており、公式と実際に制約のあるプログラムで、どう組んだらイイのだろう。

あくまでπの近似値なら、乱数を使ってモンテカルロ法で出せるのだが…。

学生時代に微分積分学で、乗用対数eの算出する式を習ったような気がする。(今は憶えていないけど)

公式に導くまでのプロセス、これが興味深い。

最後にトラバックありがとうございました。
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はじめまして。 (晶子)
2007-04-03 09:25:01
TBありがとうございました。
数学をちゃんと勉強してみたいなあと最近ちょこちょこ本を読んでいますが、根っからの文系なのか、なかなか理解ができません。
ほかの「数」に関する記事もおもしろく読ませていただきました
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コメントTBにお札 (iina)
2007-04-03 17:35:52
(うん)さんと呼びかけて よかったですか
公式は知っていても、それを導く過程に興味を抱くことは大切ですね。
π も、せいぜい3.14と与えられて、それを基に諸問題を解いて、π そのものを算出しようとはなかなか発想しないで納得していますね。
真に、導き方が大事で何万桁記憶しても"意味ないじゃん"な気持ちも理解できます。
まぁ お遊びと受け取ればいいですね。
上のURLの⑦『数学とは、いかなる学問か?30字以内に答えヨ!』問答について、どのように考えるでしょうか?

(晶子)さん へ
いろいろ難しい本を読んでいますね。
文系は発想が柔らかいので、論理的手法をものにするとたのしいアイデアが湧く可能性もあります。
URLに34タイトルありますから、トライしてみてくださいね。
たのしいことと意外性をかもし出せればいいなぁと思っています。
レッツ トライ !!

TB(馬とお昼寝)さん へ
公式は使わないと忘れてしまいますね。
でも、ピザをたべながら、円の面積を考えるなんて洒落ていますよ。
iinaならどれが大きそうかを目検討つけて狙う方に関心がいきます。
食べたあとでも、あっちのほうがでかかったかなぁ~と悩んで・・・。
"円"の面積も会社では使わないもの。
・・・小口現金の残額にしか"縁"がないです。
たしか、πR二乗だから、半径×半径×円周率だと思う。
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