一陽来福  ~齋藤一陽による截金の日々~

伝統工芸。截金職人齋藤一陽が、日々の物創りの様子を紹介します。

クラシックドラマCD くるみ割り人形

2010-12-24 23:59:10 | よきもの
24日クリスマスイブは、石田彰さんと釘宮理恵さんのくるみ割り人形の朗読イベントがあったのですよね。

http://www.emimusic.jp/classic/rattle/news/このイベント素敵で、彰さんの生の朗読が本当に聴いてみたかったです。
何が素敵って、これお子様も一緒にっていう企画なんですよね。
こういうはーとふるで、オーケストラと朗読なんて情操にうったえる内容のものを切望していました。
皆考えてることは一緒なのかな?
ひそかにとある番組にリクエストしていたことが、少し叶ったことでもあり嬉しかったです。

なので私も今回のイベントには応募してみました!が、もちろん外れました~
ですが、この忙しいのに本当に当たっても、ちょっと困ったでしょうねー
でも、やはり正直な気持ちは残念です。

石田彰さんの語りが好きといっても、
私はゲームは一切やりませんし、女性向けのドラマCDも聴きません。乙女向けのサンプルも聴いてみたのですが、口から砂。。いや、口から得体の知れないじゃもじゃみが出そうになりました(笑)乙女物は、乙女心を有している方にお任せしましょう^^
アニメも漫画も嫌いでは無くむしろ好きな方ですが、アニメのイベントとなるとやはり無縁です。テレビもあまり見ませんしね。
そして声フェチというものでもないので、声優さんまるでわかりません。なので声優さんのイベントとやらにもやはりご縁は無いでしょうね~

またこういう朗読会を企画して下さらないのでしょうか~
薄暗い中での語りとかでいいのですが。。
文学ものとか。
泉鏡花や小泉八雲など語ったら面白そう。
お好きならミヒャエル・エンデでも素敵ですよね。モモやネバーエンディングストーリーは長いようでしたら、鏡の中の鏡なら短編ありますし。
いま氷上恭子さんとwebラジオでやってる、『むかしむかしのものがたり』もいいですし。
むかしむかしのものがたり→http://radiotomo.typepad.jp/old/


あとプラネタリウムとか。
hand shadow・影絵劇などとコラボも素敵だと思うんですけどね~

ふ~夢ばかり広がります。


イベントにふられた私のイブは、朝一仕事終わらせお出かけ♪友人たちとたっぷり野菜の美味しいランチの後、

大阪市立東洋陶磁美術館で『ルーシー・リー展』

大阪歴史博物館で『お守り刀展』を思う存分堪能~

あ~どちらもとても素晴らしかったです~^^また後ほど記事にアップしたいと思います。

今回ルーシー・リー展の音声ガイドは樋口可南子さん!
ルーシー・リーの繊細であたたかみのある、それでいて凛とした存在がとても感じられるナレーションで、思わず聴き惚れ、そしてまたこっそり泣きそうになっていました。なんでだ。。
いい作品に出会って、何かその人の思いにふれると、胸がぎゅーっとなります。。
いえっ。人前でなんて絶対泣きませんけどね^^

音声ガイド。やっぱり石田彰さんでナレーション聴いてみたいです。




クラシックドラマCD くるみ割り人形 の感想 やはりクリスマスに感想をね^^

歌舞音響からきしな私が感想もなんなのですが。

指揮 サイモン・ラトル
演奏 ベルリンフィル
合唱 リベラ

石田彰  9役
釘宮理恵 4役

絵本付クラシックドラマCD『チャイコフスキー:くるみ割り人形』紹介


http://www.emimusic.jp/classic/rattle/special/toce56367_interview.htm
とても楽しみにしていたこのCD。
やはりとても良かったです。ベルリンフィルの演奏と、ドラマが入って、2枚組みで、絵本も付いてこの価格。
これは商品として、とても買いだと思いました。

ただ難をいうと、ドラマと演奏がほとんど交互になっているので、私のようについカーっと集中してしまうタイプの人には、途中集中を分断されてしまうと感じるので、盛り上がりきれなくて、ちょっとだけモヤモヤとしてしまうかもしれませんね。
あと、ものをつくる人間からみると、1+1=大っきな1になっていて、いいもの同士が少し相殺しあっているように見えました。大っきな1というだけで、もう価値があるとも思いますが。。
さらにお互いが本当に生かしきれれば1+1が2でも3にでもなる内容では無いかと思ったもので、ここに留まらずにいて欲しい、次回への期待が高まります。

もうこのCDどれだけ聴いたかわかりません。
私は、眠る前にほわほわと聴くことが多いのですが、ご家族で、お子さんと、暖炉でぽかぽかしたようなゆっくりした時間にとても似合う素敵な作品になっていると思います。
サイモン・ラトル氏の指揮?の印象がとても軽やかなので尚更です。私はリベラの合唱の入っているところが、ぐっとクリスマス色を濃くしてくれてさらに好きなんですよね。

クララの釘宮さんは唯一知っていた声優さんです。昔2回ほどちらりと見たことのあるアニメで、黒い麒麟の男の子の役をされていて、深く印象に残っていました。
今回もとても可愛いクララとお母さん役で、素敵でした。
クララはなかなか現実と向き合うことの出来ない一面をもった少女でしたが、夢を持ちつつもそれを現実に実現していくという強い少女に成長していく姿が表現されています。

そして石田さんのナレーション。素晴らしかったです。私一歩まちがえるとこのCD、演奏とお話の間にイライラしてしまって聴けなかったかもしれません。
ですが彰さんのお話の導入部がとても自然なんですよね~
そして優しい語りに安心して聴くことができます。
役柄としてはお父さんの役に注目してしまいました。
クララが映すお父さんの姿は、ただ頑ななだけの城主に重なって。
でも実際のお父さんは、娘を心配しあたたかくも厳しく接している様子があり。。うまく言葉にならないけれど。。
よかったです^^

ほわほわと心あたたまる。
クリスマスにぴったりな作品になっていると思います。


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