市原シニアアンサンブルこすもす(ISE)

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2018.7.22(日) 千葉ニュータウンフィルハーモニーオーケストラ 白井市文化会館なし坊ホール

2018-07-31 00:52:46 | 日記

 

指揮:高橋 勇太
曲目:ウェーバー 「魔弾の射手」序曲、 ベートーベン 交響曲第9番 「合唱付き」

千葉ニュータウンフィルハーモニーオーケストラを聴きに行ったのは、私の友達がチェロで出演しているからです。 演奏会に何度も招待されていたのですが、うまくスケジュールが合わないのと、少し遠いのがネックになっていました。 今回初めて聴きに行きました。 北総電鉄の白井駅から炎天下を15分くらい歩いて白井市文化会館に着きました。特別大きなホールではありませんでしたが、演奏が始まってびっくりです。驚くほど音響の良いホールでした。

「魔弾の射手」はオペラの序曲ですが、独立して演奏されることが多いようですし、序曲の中でもよく知られた曲です。 序奏の後に出てくる
ホルンによる美しいメロディーは誰でも聴いたことのある旋律です。
千葉ニュータウンフィルの演奏はとても素晴らしく、弦が各パートよくまとまっていて、音色が揃っているのが心地よかったです。管はそれぞれ素晴らしいテクニックで調和のとれた響きで、本当に感動しました。私はかなり後方に座っていましたが、各パートの音がとてもよく聴こえてきました。 

ベートーベンの第9は日本では年末に演奏されるのが恒例のような曲です。もっともそれは日本だけの話のようです。 初演されたのは 1824年5月7日にウィーンで、ベートーベン自身の指揮によってだそうです。当時すでに聴力を失っていたベートーベンは聴衆の大歓声が聞こえず、ソリストに後ろを向くように促され、演奏が大成功だったことを知ったという話が残っています。 今年はあちらこちらで第9の演奏会があるのを見かけます。 今年は日本で初めて第9が演奏されてからちょうど 100年だそうです。ドイツ人の捕虜収容所で演奏されたのが初めてで、そのあたりの話は映画にもなったので知っている方も多いでしょう。 第9は人気のある曲で今日も満席でした。

千葉ニュータウンフィルは総勢60名くらいのオーケストラでそれに70名ほどの合唱団が舞台にたつとギュウギュウ詰め状態でした。舞台が狭いのが気の毒のようでした。 普通第2楽章が終わった時点で、合唱団、ソリスト入場になるのですが、今回は第3楽章終了後時間を取って入場となりました。

第1楽章
の静かな始まりは私のワクワク感をさらに増幅しました。素晴らしい演奏の始まりです。
第2楽章モルト・ヴィヴァーチェはティンパニーの合図で弦の速いメロディーに入るのですが、思いっきり速いテンポでまたそれがよく揃っていて小気味よい感じでした。
第3楽章は今まで聴いたことがないような美しい演奏でした。こんな素敵な曲だったのだと改めて感じました。

第4楽章は今までの楽章に出てきた旋律が次々と低弦によって否定され、歓喜の歌が始まります。ソリストと合唱が加わってシラーの「歓喜に寄せて」が壮麗に歌われ、どんどん盛り上がっていきます。 トルコ行進曲風な旋律が出てきたり、ソリストの四重奏があったり、合唱とオーケストラの掛け合いがあったり、聴きどころ満載の曲です。

改めてベートーベンって凄い、第9は素晴らしい曲だと思いました。 すごく感動すると何も言葉が出てこないものですね。同じ空間に居合わせたことは幸せだったと感じました。まさに生演奏の醍醐味だと思います。

hiroko

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