今回の記事は『真夜中の五分前 side-B』(本多孝好、新潮文庫)です。
Aを読んだ人にはそうとう衝撃的な内容で始まります。とにかく感動しました。
■内容紹介 ※裏表紙より
かすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。
あれから二年。
転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。
そして、かすみとその妹ゆかりを思い出させずにはおかないこの男が、信じられない話を切り出した。
物語は、驚愕のエンディングが待つside-Bへ。
今日と明日を繋ぐ五分間の隙間を破り、魂震わす極限の愛が生まれる。
(必ずside-Aから読んでください)
■感想
内容紹介にも書いてありますが、この小説は絶対にぜったいにside-Aから読んでください。
そうじゃないと作品の良さは半減してしまいます。きっと。
では感想です。
side-Bは悲し過ぎる事実からはじまっていきます。
Aを読んだ人はかなりの衝撃を受けると思います。
それで、主人公の「僕」は心に深い傷を負ってしまっています。
表面上は普通に振舞っていますが、心の傷は隠せるものではない。
読んでいて、悲しくて胸が痛くてたまらなくなりました。
ずっと消えない面影がどれだけ彼を苦しめたか。迷わせたか。
そんな彼が下した最後の決断には心震わされました。
それは残酷な決断だったのかもしれない。
別の道を選ぶことも彼には出来た。
それでも彼は、そう決断した。
これこそ、本当に純粋な愛なんじゃないかと思いました。
一日の最後の五分間。
彼が決めた使い方は本当に素敵なことだと思います。
一日のわずかな時間でも、(過ぎ去ってしまった大切な人のことを想う。
それは大切な思い出なのだから、忘れなくたっていい。)
優しい締めくくりに、グッと感動してしまいました。
『真夜中の五分前 side-B』 (新潮文庫)
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Aを読んだ人にはそうとう衝撃的な内容で始まります。とにかく感動しました。
■内容紹介 ※裏表紙より
かすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。
あれから二年。
転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。
そして、かすみとその妹ゆかりを思い出させずにはおかないこの男が、信じられない話を切り出した。
物語は、驚愕のエンディングが待つside-Bへ。
今日と明日を繋ぐ五分間の隙間を破り、魂震わす極限の愛が生まれる。
(必ずside-Aから読んでください)
■感想
内容紹介にも書いてありますが、この小説は絶対にぜったいにside-Aから読んでください。
そうじゃないと作品の良さは半減してしまいます。きっと。
では感想です。
※カッコ内空白はネタバレ反転です。注意!
side-Bは悲し過ぎる事実からはじまっていきます。
Aを読んだ人はかなりの衝撃を受けると思います。
それで、主人公の「僕」は心に深い傷を負ってしまっています。
表面上は普通に振舞っていますが、心の傷は隠せるものではない。
読んでいて、悲しくて胸が痛くてたまらなくなりました。
ずっと消えない面影がどれだけ彼を苦しめたか。迷わせたか。
そんな彼が下した最後の決断には心震わされました。
それは残酷な決断だったのかもしれない。
別の道を選ぶことも彼には出来た。
それでも彼は、そう決断した。
これこそ、本当に純粋な愛なんじゃないかと思いました。
一日の最後の五分間。
彼が決めた使い方は本当に素敵なことだと思います。
一日のわずかな時間でも、(過ぎ去ってしまった大切な人のことを想う。
それは大切な思い出なのだから、忘れなくたっていい。)
優しい締めくくりに、グッと感動してしまいました。
『真夜中の五分前 side-B』 (新潮文庫)
著者 | :本多孝好 |
ジャンル | :小説(恋愛) |
メモ | :side-A,Bの二部作 |
おすすめ度 | :★★★★★ |
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A B 両方とも読みました。
本多氏の本は 何冊か読みましたが
この 「真夜中の五分前」は 本当に好きで^^
お気に入りに なってます。
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本多孝好さんの本は「真夜中の五分前」しか読んでいないのですが、好きな作家さんになりそうです。良い作品でした。
またいつでもお越し下さい。