ice-coffee

ちょっとBlogお休みしております。
復帰時にはまたよろしくお願いいたします。

映画「TAJOMARU」

2009-09-16 20:57:41 | 映画
9/12初日 観にいって参りました。

小栗旬ファンとしては 是非観にいかなくっては~~(笑)

ということで 

雨降るなか (晴天続きだったのにこの日だけ雨でございました~^^;)

夫婦で行って参りました。

     2回目の感想


多襄丸@畠山直光@小栗君はもちろん かっこいいし~
桜丸@田中圭君も 可愛いかっこいいし~
阿古姫@柴田幸さんは 凛とした美しさがあるし~
 
大御所の
旧多襄丸@松方弘樹さんも さすが迫力があるし~
栗山秀隆@本田博太郎さんも さすが重みがあるし~
景時@近藤正臣さんも 

みなさん なかなかの熱演でありましたが

やっぱり この方でしょう~~^^
一番印象に残ったのは 

足利義政@萩原健一さん^^

4・5年ぶりでしょうか~お目にかかったのは。。

このかたの 存在感といったら

さすが 人生経験が豊富な方だけ?あって

そりゃ~も~ かなりのカリスマがあったです。

はじめ頃と 終わり頃の出番でしたけども 

かなりのインパクトがあり

そして この方のセリフもいまだに 頭から離れませんよ~~~

「何が正義かは人が決める!正しいことから良いものが生まれるとも限らんからな」

復帰おめでとうございます~~萩原健一さん  




芥川龍之介の「藪の中」短編小説を元に

オリジナルストーリーの仕上げ

「藪の中」は読んだことはないのですが

Wikiや 
昔幼いごろTVの深夜放送で観た「羅生門」
天海祐希 金城武 豊川悦司さん出演作品「MISTY」をTVでみたりで

なんとなく なんとなくといった感じで

あらましを知っているという程度。




舞台仕立ての映画「TAJOMARU」


小栗君の舞台を

「お気に召すまま」
「カリギュラ」
「ムサシ」   (3作品 蜷川幸雄演出)

と、観ていたので 

その延長線上にこの映画をなんだか観ておりました。

蜷川演出の舞台美術はとても洗練されてて

インパクトがあって、垢抜けていて

それはすばらしくって いまでも目に焼きついている状態。



映画で

森の中にある苔むした樹齢何百年?の木の根元でのシーン

これは「お気に召すまま」を思い出し

畠山家の建物の中のシーンでは

「ムサシ」のお寺の情景を思い出し


建物のいたるところに室内の仕切りとして 紗の暖簾(のれん)のような
簾(すだれ)
御簾(みす)
几帳(きちょう)
壁代(かべしろ)
屏風(びょうぶ)、ようなイメージさせる布を使い

多分プロデューサーさん=脚本家(水島力也 )@山本又一朗さんや

ヴィジュアルディレクター@柘植伊佐夫さんのこだわり

かなり舞台美術を意識されたのではないかと感じました。

日本の歴史と建築様式 賃貸のホームメイドを参考


原作の「藪の中」は平安時代で

この「TAJOMARU」は 室町時代に設定をかえてお話を進めています。

 


お話は

時は室町末期──。
戦乱の世は、管領・畠山家の次男・直光と、その許嫁・阿古姫の運命を弄ぼうとしていた。
「大納言家の長女、阿古と結婚したものが、畠山の家督を継げ」という、将軍・義政の命に驚き戸惑う、名門畠山の家中。
直光は、たった一人の女のため、すべてを投げ打つ決意を固める。

山中に逃げ込んだ二人は盗賊の(松方弘樹)に襲われ、
その際に阿古が言い放った言葉に直光は驚く。
すきをついて逃げ出した阿古を追う多襄丸を殺めてしまった直光は、死にゆく多襄丸から彼の名前を継ぐよう託される。

何不自由ない家柄に生まれながら、大盗賊「多襄丸」を名乗ることになった男。
血肉を分けた兄、弟のようにかわいがってきた家臣、そして心の底から愛した女……。
誰よりも信じていた者たちのまさかの裏切りによって一変した人生。
しかし、何もかも失くした絶望の淵にあってなお、思いもよらぬところに見つけた友情の絆。
信頼と不信がすっかり逆転したかに見えたそのとき、再び、そのすべてが揺らぎ始める。
多襄丸に起こった出来事のひとつひとつに裏があり、裏から見れば同じひとつの出来事がまったく違って見えてくる……。
どんでん返しに次ぐどんでん返し。ひっくり返る信頼と裏切り。
見えない真実に翻弄される多襄丸が、最後にたどり着く場所とは?
講談社BOOK倶楽部より
シネマトゥディより


時は乱世。過酷なまでの運命は、一人の女を愛したことから始まった。
たった一人の女のため、一途な愛を貫くために、自ら波乱の中へと飛び込んでいく男。
策略、裏切り、強奪、転落・・・・・・。愛を捨てろとばかりに、男の身に次々と降りかかる試練。
地位も捨てた、名誉も捨てた、肉親も捨てた、名前も捨てた。それなら最後の命はどうだ?
運命は、その男の愛をどこまで試せば気がすむのか?
傷つけだけ傷ついて、裏切られるだけ裏切られて、それでも守りたい人がいる。
それでも消せない愛がある。男の愛の行き着く先を、目を見開いて見届けろ!
≪ちらしより≫


「純真な愛を貫く」 主人公の多襄丸=畠山直光@小栗旬 

心優しい直光が 施したことによって

「親切が人を幸福にするとは限らない」結果になり 桜丸@田中圭

そして 

足利義政@萩原健一@ショーケンのセリフにもあった
「何が正義かは人が決める!正しいことから良いものが生まれるとも限らんからな」に

象徴される世の不条理に うちのめされる多襄丸=畠山直光@小栗旬 


評価は分かれそうですが

映画を観た後も 糸引くように 頭の中にずーっト残る作品でありました。


旦那さんは 多襄丸=畠山直光@小栗旬は

「貧乏男子ボンビーメン」の小栗君を思い出させる~と 笑っていました^^

地位も名誉も財産も捨てて ひとりの姫オンリー

お人よしちっくなところがなのでしょう~たぶん。




一様 小栗君成長観察^^をしておりますので~

最近の出演作品の演じた順で言えば (おおまかで^^)

「クローズZERO」    2007 春撮影  2007 10月27日公開
「花ざかりの君たちへ~」2007 夏撮影&放送
「お気に召すまま」    2007 夏公演
「カリギュラ」       2007 秋~冬公演
「貧乏男子ボンビーメン」2008 冬~春1~3月撮影&放送
「花より男子F」     2008 春3月撮影 2008 6月28日公開
「クローズZEROⅡ」  2008 夏撮影 2009 4月11日公開
「天地人」        2008 秋9月~撮影開始
「TJOMARU」     2008 秋~冬11~12月撮影 2009 9月12日公開 
「ムサシ」        2009 春3月~公演
「スマイル」       2009 春4~6月撮影&放送
「天地人」        2009 夏7/7撮影終了
「東京DOGS」      2009 秋より フジ月9放送

と、こうなりまして~

映画「TJOUMARU」はほぼ1年前の小栗君ということに^^

そういうことを考えながら観ていました。

舞台「ムサシ」の剣さばきが かっこよかったなぁ~とか
「天地人」の着物姿がきれいだなぁ~とか(ドラマのストーリーは??ですけども)

「ムサシ」と「天地人」があるのは

この「TAJOMARU」が約1年での最近の時代劇演技で言うと出発点なんだ~~などと

ほんまに1年前というのに 若いのですわ。

「天地人」では 風格さえでてきて

青年期から 成人へと 以降期の「TAJOMARU」

小栗君の変化を見るのがとても興味深く

つい追っていつも作品をみてしまいます~~~^^



大衆娯楽時代劇映画ではなく

今様 御伽噺(おとぎばはし)動画絵本とでも言いましょうか

映像の色も グリーンなイメージだったので

切り取ってみると 絵本や紙芝居になる雰囲気ある「TAJOMARU」でございました。



PS 
撮影場所が 「みろくの里」「帝釈峡」「備後」「比婆郡」と
最後のエンドロールにしっかりとでておりましたけども~
去年の暮れ撮影で 地元に来ていることはなんとなく知っていたのですが
ほんとうは ちょっと撮影覗きたい気持ちがありましたが
ちょうど なんやかんや忙しかったのでそんなことまでは気が回らず。
で、エンドロールでその事実を見ると
あ~~あの場面がもしかしたら 「帝釈峡」だったのかしら~とか
「みろくの里」はどこの場面だったのかしら~とか
いろいろと思い巡らしておりますわ。。

「みろくの里」といえば 2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」が
10月1日~8日に撮影予定されてまして
その エキストラ募集が (老若男女2009年9月16日締め切り)あったのですが
わたし 思わず募集しようかと思ったのですよねぇ~~~^^
でもちょっと 早朝から夕方まで(AM5:00~PM18:00)なので 通うのは難しくって
募集はあきらめたのでした^^;

でもま~あ~、 福山龍馬さんにあいたかったなぁ~ それと 監督さんにあいたかったなぁ~
あの「ハゲタカ」と「白州次郎」の監督さんである大友啓史さんに!!!
以前だったら 何も考えずに申し込んでいたでしょうに・・・・
躊躇したのは 年取ったのかしら~~~(爆)





田中圭くんのBlog
やべきょうすけさんのBlog
中野裕之監督さんのBlog

2回目の感想


制作の主題は「現実の非現実」。現実のなかに存在する非現実性をキャラクターによって表現する。デザインと制作はリアリズムを重視し、必要と思われる箇所に強いデフォルメ[映画『双生児-GEMINI-』(1999年)のキャスト全員の眉つぶし][『拘束のドローイング9』(2005年)のビョーク ]を施す。作品中に写実性[『赤鬼』(1998年~2004年)の村人たち]と抽象性を同居[『式日』(2000年)での素顔と濃い化粧の対比 ][『ゲゲゲの鬼太郎-千年呪い歌-』の、人間の中にいる妖怪の極端なデザイン]させ差異を生むことによって感覚的なねじれを表現する。「統合」「重層」「意味分解」[作品のビューティー分野におけるデザインとマネージメントを司る運営責任者の意。登場するキャラクター全体のビューティー面の「コンセプト」「デザイン」をつくり、プロデューサー、監督など製作側と役者との「調整」をしながら「具体的な姿」を決める。現場の規模と質に見合った「チーム編成」を行い、これを「マネージメント」する。必ずしも現場でヘアメイク業務を行うものではない]などが制作上の傾向である。
柘植伊佐夫 Wikipediaより


今昔物語 Wikipedia

TAJOMARU 検索
初日舞台挨拶


撮影場所

みろくの里
帝釈峡
備後
比婆郡


多襄丸@畠山直光@小栗旬
阿古姫@柴本幸
桜丸@田中圭

多襄丸@松方弘樹

畠山信綱@池内博之
道兼@やべきょうすけ

道兼一派鉄@山口祥行
道兼一派猿@綾野剛
道兼一派鷹@須賀貴匡

景時@近藤正臣

栗山秀隆@本田博太郎
足利義政@萩原健一


プロデューサー山本又一朗
        亀山千広
監督: 中野裕之
原作: 芥川龍之介
脚本: 市川森一 / 水島力也
撮影: 古谷巧
美術: 林田裕至
衣装: 千代田圭介
編集: 掛須秀一
音楽プロデューサー:古川ヒロシ
音楽: 大坪直樹
照明: 高坂俊秀
ヴィジュアルディレクター:柘植伊佐夫
アクションコーディネーター:諸鍛冶裕太
制作:トライストーン・エンタテイメント、フジテレビジョン、ワーナー・ブラザーズ映画
配給:ワーナー・ブラザーズ


映画「TAJOMARU」オフィシャルサイト


過去記事
映画「クローズZEROⅡ」
映画「クローズZERO」
映画「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」
舞台「ムサシ」
舞台「カリギュラ」


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6 コメント

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初めまして! (真紅)
2009-09-20 00:24:16
こんにちは。拙記事にTBありがとうございました。
小栗くんのファンでいらっしゃるのですね♪
私は『クローズ』からの新参者のファンです。
舞台もご覧になっていらっしゃるようで、うらやましい限りです。。
ちなみに、堤さんのファンでもあります。といってもドラマ『恋ノチカラ』からなのでこちらも割と最近ですが。。
月9も楽しみですね! テレビはほとんど観ないのですが、連ドラ予約して頑張って観ようと思ってます!
今後ともよろしくお願いいたします~。
返信する
TBありがとうございました。 (rose_chocolat)
2009-09-20 01:33:09
はじめまして。
小栗くんのファンでいらっしゃるんですね。
私のblogリンク先様にも、旬くん&松潤くんファンの方がいらっしゃるんですが、やっぱりファンblogは熱いですね!
想いがひしひしと伝わってきました。

私も3月に「ムサシ」をさいたまで拝見しております。
この映画の、最後の殺陣などは、あの舞台を思い出しましたよね。
長身ですっくと立ちはだかって凛々しい旬くん。。。 カッコいいですよねー。 
小栗ファンの方にとっては、彼がこの映画で出ずっぱりなのはかなり嬉しいことなのではないでしょうか。

またよろしければお越しくださいませ。 ありがとうございました。
返信する
こんばんわ~ (くう)
2009-09-20 01:46:57
そっか、iceさん、小栗くんのファンだったのですね~!
林の記憶もだいぶ薄れた今日この頃。。。^^;
ダンナさん、「ボンビーメン」を思い出すって、
鋭いです~!
ちょっとヘタレた感じだったもんね^^;

映像は綺麗でしたよ~♪
そして、同じく萩原健一の御所さまが怪演だと思いましたわ~。

小栗くん、次の月9楽しみですね♪
とりあえず、それより前に来週の「ブザビ」
最終回が楽しみだわ♪
返信する
真紅さん~~☆ (ice)
2009-09-20 10:35:00
真紅さん コメント&TBありがとうございます。
そしてはじめまして^^
私もそれほど長いわけじゃないのですよ(笑)
小栗君はドラマ「GTO」からいい感じとは思っていましたが
カーっと熱が(笑)出てしまったのがドラマ「花ざかりの君たちへ」からで
こんなに成長しちゃって~~こりゃ~舞台見なくっちゃ~みたいな感じで
舞台みはじめたんですわ^^
今はあら熱も取れまして~~落ち着いておりますが
何か作品があるとチェックしておりますです(笑)
実はわたしも堤さん大好きです~^^
「恋のチカラ」いいですよねぇ~
「クライマーズハイ」観ましたよ~やっぱり熟した演技にひかれます~
偶然 堤さんご出演の劇団新感線の舞台「蜻蛉峠」を観る機会があって
そりゃ~も~ 大人の色気があり 
メロメロになってかえっていきましたよ(笑)
月9のレビューもUPしていきたいなぁ~と思いますので
またよろしかったらおこしください^^
返信する
rose_chocolatさん~~☆ (ice)
2009-09-20 12:21:25
rose_chocolatさん、 はじめまして
コメント&TBありがとうございました^^

そうなんです~~小栗君のファンなんですが
最近はあら熱もとれて 小栗君の成長を静かに見守っております(笑)

そんなこんななので この「TAJOMARU」も観てまいりました。
おとぎばなしを観ている感じで 衝撃を受けるって言うこともなく
かといって 足利義政@ショーケンの言葉が妙に頭から離れずで
アンバランスなような映画でした。
多分 
(プロデューサー&脚本)VS(監督)
(監督)<(俳優)で
今様舞台風時代劇と 今様御伽噺時代劇が
もうすこしで混ざり合ったのではないかって感じで 
ちょっと何かがたりなかったのかなぁ~と
そう思いました。
それが何だろうと わかりませんが。
もしかしたら監督さんが三池監督だったらとか
脚本がもっと違った人だったらとかいろいろ思い巡らせております(笑)

小栗君の魅力は その時その時の作品が進行形状態で
言い換えれば 未完成の魅力とでも言いましょうか~
なので 癖になって次から次の作品をどんなに変化(成長→脱皮)しているのかと
つい観てしまうのですよね~(笑)
もちろん立ち姿は かっこいいし~声も魅力がありますけどもね^^

rose_chocolatさんの的を得たレビューに共感しましてTBをさせていただきましたのに
コメントまで下さり ありがとうございました。
また 映画を観た時には お邪魔させていただきます~^^
よろしくお願いします。。 
返信する
くうさん~~☆ (ice)
2009-09-20 12:46:06
くうさん お久 お久でございます~~(笑)
コメント&TBありがとうございました。

そうなんですよ~~小栗ファンだったんですよ~^^
でも最近はあら熱が取れてきて 
もっか小栗君観察をしています~
大体が イケメン大好きなので~~(笑)
あっちのイケメンさん こっちのイケメンさんと
目が移りますです~^^
小栗君は 顔のイケメンさんではなく雰囲気イケメンさんですけどもね^^

>林の記憶もだいぶ薄れた今日この頃。。。^^;
クフフ~ すごかったですもんねぇ~(笑)
それより だんなさんの言葉にウケて
あの旧多襄丸に投げられて縄で縛られて何にも言わない 何もできない直光@小栗くんが 
ほんと へたれにみえて(笑)

それより「ブザー・ビート」で頭はいっぱいでございます~~~(笑)
明日 どうなっていくんでしょうかねぇ~
菜月ちゃん 川崎さん 宇都宮さん 
ちゃんと幸せになってほしいですねぇ~^^
直輝さん ブザー・ビートきめてくれるのでしょうねぇ~
この月9が明日で最終回 寂しいですわ~
まあ~10月 月9が 小栗・水嶋・吉高さんなので
これまた楽しみではありますけども~~~

くうさん コメントありがとうございます。
あした 見届けましょう~~~(笑)
返信する