県南農民組合

多くの国民が安全な国内の農畜産物を求めている。こんな時代だからこそ「作ってこそ農民!」

疎植水中栽培 関口文夫さんが新聞にのりました!

2010-04-30 16:17:48 | 県南筑波農産センター

4月19日茨城新聞「特集いばらき農業」に疎植水中栽培を出荷する龍ヶ崎市の関口文夫さんが大きく特集されました。
「幼苗を踏み鍛え病気に強い安全米を育成する」として記事を紹介し、関口さん宅や農産センター事務所に内容について問い合わせがきています。

以下記事引用
 幼苗の足踏みは、2回目。1回目は種をまいて白い芽が出たころに、稲の上に板を載せて踏む。2回目は1本の茎に3枚目の葉が出たころ、天気の良い午後に素足で踏む。幼苗の上をすり足で横に移動して踏みつけていく。「重みがあったほうがいい。体重60kgから80kgぐらいがいいかな」と関口さん。曲がっていたんだ部分に養分が回り、茎が太くなる。根の張りも良くなり田植後は苗が倒れないという。妻の和子さんも「踏んだ苗と踏まない苗では、根の張りが違う」と効果に目を見張る。
 丈夫に育った苗は病害虫にも強く、農薬はほとんど使わない。「最初は踏むのが怖かったよ。でも今は平気」(関口さん)関口さんの計5haの水田では、すべてこの苗が使われる。「美味しい米を作るには苗踏みだけでなく、米づくりの課程を一つずつ『踏む』こと。」土作りにも力を入れ、米ぬかなどを元肥として使い、海藻、カニ殻等を追肥。化学肥料を使わず環境にやさしい農業を実践する。

主婦連主催「四ツ谷産直市」に出店!

2010-04-26 14:29:48 | 県南筑波農産センター
   
 4月22日(木)前日の夏日から極端に寒い雨の降りしきる東京四ツ谷の主婦連会館前にて産直市を開催し、地元の消費者にとれたて野菜や白米、こだわり調味料などを販売しました。
肌寒い季節外れの天候に道行く人は、傘をさして雨風をしのぎながら並ぶ野菜を眺めていました。ここ最近の天候不順で都内では野菜が高騰しており、キャベツ、ほうれん草、ネギなどは新鮮でしかも手ごろな価格とあってすぐに完売してしまいました。また、朝ほりたての竹の子も並ぶとすぐに興味津津ですぐに売れてしまいました。
 買い物に来た女性は「いつも楽しみにしている。貴重な野菜がこんなに新鮮に買えてありがたい。また定期的にやってほしい。」と語ってくれました。

直売所通信 今が旬のタケノコ 松島章さん

2010-04-23 11:48:06 | 直売所

氏名 松島章さん(阿見町)
主な栽培品 タケノコ、スイカ、加工梅干し
阿見産直センター立ち上げ当時からずっと阿見直売所に多くの野菜を生産し、消費者の皆さんに喜ばれてきました。こちらの直売所にも多くの野菜を届けてくれます。今の時期にはタケノコ堀りに大忙し。毎朝堀ったタケノコ目当てに多くのお客さんが訪れます。

田植え交流会のお知らせ!

2010-04-19 09:09:28 | 県南筑波農産センター

毎年恒例の「田植え交流会」を下記の日程で開催することになりました。消費者と生産者の「交流」は、都市と農村との、食と農の相互理解を深め、産直がより身近に感じられる貴重な機会です。日頃都会ではなかなか体験できないことも、実際に産地に行くことで体験し、学ぶことができます。この機会にぜひご参加下さい。皆さんの参加をお待ちしています。

【開催日】2010年5月9日(日) 【小雨決行】
【プログラム】10:00 県南筑波農産センター事務所集合
(常磐線佐貫駅西口下車、徒歩10分)
10:15 田植え 移動(新川集会所)
12:00 昼食・交流等(クイズ大会などを予定)
15:00 解散(直売所見学をぜひどうぞ!)
【持ち物】   着替え・タオル・帽子など
※雨の場合、雨具の用意も忘れずに
取り皿と箸もお持ち下さい。(ごみ軽減の為)
【参加費】   大人500円 子ども(小学生以下)無料

参加申込は4月30日迄に(厳守)0297-70-3503へ申し込み下さい。

直売所通信 新規出荷者紹介~森秀司さん

2010-04-15 09:36:23 | 直売所

氏名 森秀司さん(つくばみらい市)
主な栽培品 アロエ
都内に在住ですが、農業をやりたいと茨城に畑を借りていろいろ栽培し、こちらの直売所に出荷しています。そのなかでも他のスーパーや店舗にはない珍しいアロエを栽培して、刺身やヨーグルトなど食べ方を紹介!こちらの直売所でしか売っていないと密かに人気上昇中!

第8回阿見産直センター総会!「創立20年節目の年、初心に立ち力強い前進を!!」をキャッチフレーズに

2010-04-09 09:48:54 | 阿見センター
   
3月27日、昨日までの不順な天候とは打って変わって早春の穏やかな日となり、生産者にとっては猫の手を借りたいほどの忙しい中での総会となりました。総会の前段として行う毎年恒例の講演は、茨城県農業センターの本橋修二様の「農産物直売所の原点を考える」と題して行われました。近年直売所の売上シュアーが大きくなっている状況の中で、生産者は熱心に聞き入りました。
 総会は議事の審議に先立ち、茨城農民連書記局次長・大内氏、県南農民組合組合長・岡野氏の挨拶、また東京及び地域の新婦人7支部の心温まるメッセージが披露されました。
 昨年は、自民党から民主党への歴史的な政権交代が行われましたが、現状は国民が評価できる成果が得られておりません。景気は回復せずスーパーの農産物安売り競争はこれまでにない生産者の収入を圧迫しています。昨年の後半は30~40%安と最悪の結果になりました。
こうした中、市況が変動する中で安定した価格で供給できる産直は生産者の経営と生活を安定させる力となりました。
★若い担い手が育つ産直組織
当年度は今後の厳しい状況を乗り切る為、理事の若返りを図りました。また若い担い手が育っています。高齢化が年々深刻化する中で、産直事業による大きな成果を実らせております。今年度の売上額を前年比100.53%。前年度実績を確保しました。大幅な農産物価格下落の中、当直売所を取り巻く環境が厳しくなる中大いに善戦した結果と評価できます。
★豊かな経験と知恵で前進
農業情勢は厳しい状況が続くことが予想され、その上当センターの直売所商圏内は県内最大の激戦地域になります。今年は当センター創設20年の節目の年です。「創設の初心」に返り、阿見産直センターを新たに立ち上げる気概で臨みます。これまでの20年の経験と知恵があります。組合員・役職員が一体になり消費者の力もお借りて厳しい困難な条件を必ず乗り越え前進します。このことを確認する総会となりました。
(阿見産直センター事務局長 荻島光明)

疎植水中栽培が新聞で特集されました!

2010-04-06 14:45:02 | 県南筑波農産センター
      
4月2日(金)全国農業新聞にて薄井流疎植水中栽培特集「会員生産者の取り組み」として、龍ヶ崎地区の関口さんを中心とした栽培が紹介されました。
 薄井先生との出会いから今栽培に至るまでの苦労話、そしてこれからの展望や米づくりに対する熱い思いを語っています。

米づくり学習会に参加!疎植水中米を紹介!

2010-04-02 16:50:33 | 県南筑波農産センター

3/31石岡市ふれあいの里会議室にて茨城ふるさとネット主催の米づくり学習会が開催されました。学習会の講師にJA全農茨城資材部川田氏を招き、水田除草剤の特性やその適正使用、水管理の方法、効率的な施肥についてなど、細かに説明してくれました。

また各産地から事例報告を行い、それぞれ食味値が一番高い生産者の施肥管理や無農薬栽培での苦労話等を報告、そして県南からは疎植水中栽培にて無農薬コシヒカリをつくる助川さんが参加し、スライドとあわせて自らの栽培の特徴を説明しました。
 参加者からは「米ぬかをまく作業はどうやっていますか?」「食味を上げるため窒素成分を減らしたいけど収量を落とさないためには」「鶏糞や豚糞肥料の有効的な使い方は」などざっくばらんな質問が飛び交い、有意義な学習会となりました。