今日は住みたい街ランキング上位に上がり、多数の鉄道が乗り入れ学校やホール、アミューズメント施設となんでもありのコアな街「池袋」に来ました。
JR山手線の池袋駅で下車して、東口のサンシャイン通りに入る手前左手に「宮城ふるさとプラザ」があります。
7月17日(金)にリニューアルオープンしたばかりです。
「宮城ふるさとプラザ」は11時にオープンですが、到着した時にはすでに15人ぐらいの方が並んでいました。
お店が開いた瞬間に並んでいた人たちが列を乱すことなくお店に入っていきました。
以前は1階の奥がイートインスペースで「伊達の牛たん本舗」でしたが、リニューアルをして2階に移り面積が拡大されていました。
先程まで並んでいた方達のほとんどは、牛タンランチを目指して来ていたのですね。あまりの人気に驚きました。
1階も次から次へと人が入ってきてかなり混雑していましたが、2階にある観光情報コーナーでお話を伺う事ができました。
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・都内中心部にアンテナショップが集中しているなか、なぜ池袋にアンテナショップを構えることになったのかお聞きしました。
・当初は、銀座等で場所を探したそうですが、やはりアンテナショップ激戦区では競争も激しいということ、地域密着型のお店を目指していたこともあり池袋に出店したそうです。
「宮城ふるさとプラザ」のオープン(平成17年10月1日)と同時に宮城県は豊島区と「相互交流宣言」を交わし、この度のリニューアルオープン(平成27年7月17日)の時には引き続き交流を進めていく「10周年宣言」の署名式を宮城県知事、豊島区長出席のもと、豊島区の新庁舎で執り行われたそうです。
・池袋駅はターミナル駅なので、埼玉の方から来られる方・東北に関連されている方・ご両親が宮城県出身の方が沢山いらっしゃったり、また気軽に地元の方がスーパーに行かれるように利用されたりもしているそうです。
・アンテナショップで買い物というと化粧箱に入ったお土産と思われるかもしれませんが、都会では家族の人数も少ないので、「宮城ふるさとプラザ」では、ささかまぼこ1枚・お饅頭1個と商品のばら売りもしています。
この日は、「萩の月」も1個売りをしていました。
やはり「宮城ふるさとプラザ」での人気商品第1位は、ささかまぼこでした。
・今「宮城ふるさとプラザ」で一番のお勧めは、旬の「ほや」だそうです。
これは、宮城の地酒や焼酎に合うということです。
1階の奥には、沢山の宮城のお酒が並んでいます。
お店の方にお酒に合せるつまみなどの質問をしてみるのも楽しいかと思います。
・あとは、「油麩」もお勧めということです。あまり関東では見かけたことがないと思い、食べ方を聞いてみました。
「油麩」とは油で揚げて作ったあげ麩で、煮物にしたりお味噌汁に入れたりするそうです。煮物にするとコクがでるそうです。
入口の所では「ずんだソフト」を販売していて、土日には、1,000個以上売れるそうです。
・お話を伺ってみると、宮城県には海の物も山の物も豊富で多彩な食材があり、アンテナショップを通して「食材王国みやぎ」の魅力を伝えています。
・最後にここを訪れる人の年代層について伺いました。
40代~50代の方が多いですが、池袋はアニメの聖地ということもあり若い方も沢山来られるということです。
・お盆期間中にはサンシャインに出かける方が多く、ここは通り道なので昨日(8月12日)は3,700人ほど入店され、普段の週末でも平均4,000人ぐらい来店者があるそうです。
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宮城県は食べ物が本当に美味しいと思います。
弊社ではここ数年、仙台で仕事をさせていただいています。
訪れた時に食べたもの、お土産として買ったもの、東京でまた食べたいなと思うものがたくさんあります。そんな時に西武線沿線在住の私にはふらっと寄れる良いお店なのです。
これだけの人が来店しているのは、宮城県のものが美味しいという事もありますが、商品をあえてコンパクトにして、買い手が求めやすい形で提供するという心遣いなのだと思いました。
池袋という場所に集まる若者やファミリー層、様々な年代のニーズに対応し人が人を呼び込んで、とても良い雰囲気を形づくっている気がします。
「宮城ふるさとプラザ」に出かけて、「食材王国みやぎ」をぜひ体感してみてください。
■宮城ふるさとプラザ
オフィシャルサイト:http://cocomiyagi.jp/