無事にNINEのファームウエアのアップデートが終わって、モデムモードの存在?について
いろいろ情報があがってきていたので自分で確認してみました。
参考情報はこのサイトから
(Yuki's Diary / つれづれ日記)
用意した物
・パソコン(WINDOWS)
・W-SIM RX420INの方
・NINE(ファームウエアアップデート済み)
・アルテルモデムアダプタAS001
モデムモードへの入り方
・通話ボタンをおしながら電源投入
モデムモードからの脱出方法
・電源ボタン長押し
モデムドライバは KESの標準公開ドライバを利用(Nineをパソコンで認識できるようにさえすればいい)
利点
・DDやALTELのモデムユニットが不要
・COMポート割り当てが完全に自動化されているため、不具合が出ない(詳しくは後述)
欠点
・モデムとしては大きい
結論
Nineを持っている人はこの機能を覚えておいて損はないかな、と思います。
参考検証結果その1
スループット測定
標準状態(ちなみにWillcomとの契約内容は 通常のつなぎ放題(×2)です)
高速化オプション利用の場合(というか普段はアドエスで高速化オプション(300円)を利用しています)
技術検証その2
PCからのドライバの見え方
A) アルテルの場合(ちなみにTypeDDも似たような物です)
ポイントは COMポートとしては SIM USBアダプターがあり、その上でW-SIMモデムが見えること。
つまりモデムとしては必ずこの2つのドライバが必須です。
B)Nineのモデムモードの場合
WILLCOM W-
SIM MODEMはアルテルやTypeDDを動かすためにつねにデバイスとして認識されているので無視してかまいません。
Nineはパソコン上からは本当に、 「単なるモデム」としてしか見えていません。
このことから察するに、なんだかんだいって TypeDDや AS001は何らかの制限がかかっているのではないかと。
その証拠として、TypeDDやAS001と W-SIM MODEMのシリアルポートの不整合がでたりして、
実際にはなかなか認識できない場合が見受けられます。
あ、逆に一部で問題になっていた「パケ詰まり」がそのドライバの構成上発生しない可能性もあるかもしれません。
確実にモデムとして認識できるのがNineだけというのも、おもしろいというか、危険というか・・・ですね。
追伸その2
Nineが本当にW-SIMと直結している証拠として
W-SIMファームウエアアップデートモードにすることで
メーカー非公認ながら「W-SIMのファームウエアアップデート」ができちゃいました。(RX420ALで実験済み)
ファームウエアまでいじれるってことは相当危険なんでしょうねえ・・・
ものすごい猛者の人がファームウエア解析して、W-SIMがPC利用かケータイ利用なのかの判定を・・・ということもできるのかも、
しれませんねえ・・・くわばらくわばら。