ろぐろぐ音楽ブログ

a-kiという人間の手による、J-POPあたりをメインに色々好き勝手書いてる適当ブログ。

シングルレビュー。→松室麻衣「Destiny/LOVE-1」

2006年07月19日 22時27分58秒 | 感想・レビュー(シングル)

やっと聞けた。聞けました!iTunes Music Store配信限定曲。クレジットカード無いし、近所にiTMSカード売ってる所無いし・・・と言うことで遅れに遅れましたが、やっと聞けました。というわけでレビューです。ゴーゴー。

松室麻衣「Destiny/LOVE-1」
1. Destiny(★8点)  2. LOVE-1(★8点)
松室麻衣オフィシャルホームページ

元dream松室麻衣、ついに再デビュー。dream脱退(卒業だっけ?)直前のシングルが2002年6月だから・・・・4年の歳月を経て、待望のソロデビューというわけですね。長かった。

予想通りではありますが、dreamのようなエイベックス打ち込みサウンドではありません。でも思っていたよりは好みのポップスだったので一安心。ピアノを基軸にして多少ロックで味付けした感じです。地味なジャズとか中島美嘉みたいなブルースだったらどうしようかと思ったけど、その点では一安心。

「Destiny」は、悲痛なくらいのボーカルとメロディ、歌詞が巧くマッチした曲。正直な話、ここまでいい曲だと思ってませんでした(汗)。たぶん2曲とも作曲まで松室麻衣自身がやっているんだろうけれど、休業中もただのんびりしてたわけじゃなくて、ちゃんと脱退時の理由だった「作曲の勉強をしたい」っていうのを有言実行してたんでしょうね。市井紗耶香とは大違いですね
「LOVE-1」は松室麻衣曰く「本気のラブソングを歌ってみたいという想いから生まれた」曲らしく、その通りの、切ないながらも希望の持てるような、そんなラブソングになってます。そういえば松室麻衣の詞でこういうラブソングって珍しい気がする。
ソロ復帰作!ならば、もっと明るい曲や、派手な曲でデビュー、という方が多い気がするけれど、あえてもの悲しい2曲で再デビューという所が、なんとなく松室さんっぽいなぁ、と思ったりして。

いい曲だけど、たぶん松室麻衣じゃなかったら買ったりしてなかった気はします。でも、それだけ「松室麻衣」という人間に、魅力がタップリ詰まってると思うんですよ。聞きやすい声でありながら、個性のない通りすぎてしまう声でもなく。そんな声も健在です。歌い方とかはやっぱり変わってて、年齢重ねたぶんの大人っぽさ+力強さが出てますね。正常進化、と言った感じでしょうか。

思うと、iTMSで再デビューってのは良いやり方だったような気がしますね。CDでどれくらい売れるかってのは今の松室麻衣では全く未知数なわけだし。6月22日付けiTMSランキングでは28位を記録とそれなりには売れているようです(ただLOVE-1の方が上のランクにいたのが謎)。良かった良かった。願わくばこれだけで終わらずに、第2弾、第3弾、と続いて、そしてアルバムリリースなんかもやってくれると嬉しいです。できればアルバムはCDでお願いしたいですけど。

なんだか知らないけど、ファンになってます僕。dream時代には「大好き!」って程じゃなかったんだけどなぁ。それだけ説得力のある作品だったと言うことか、実はファンだったけどこの作品で気付いたのか、果たして。

頑張れ!・・・という言葉は安易に使いたくない言葉なんだけど、今回の2曲を聴いて、松室麻衣にエールを送りたくなりました。頑張れ!松室麻衣!



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