ろぐろぐ音楽ブログ

a-kiという人間の手による、J-POPあたりをメインに色々好き勝手書いてる適当ブログ。

シングルレビュー。⇒いきものがかり「夏空グラフィティ/青春ライン」

2007年08月09日 00時10分42秒 | 感想・レビュー(シングル)

あー、もう、なんだこのシングルは!最高すぎる!最高すぎて長い割に内容の無いシングルレビューになった気がする。レビューって難しいや。

いきものがかり「夏空グラフィティ/青春ライン」
公式ホームページ (ディスコグラフィーから試聴可能)

1. 夏空グラフィティ(★10点)

(作詞・作曲:水野良樹 編曲:江口亮) 
アルバム「桜咲く街物語」後、1発目のシングルは、思いっきり夏を意識しまくりな勢いあるアップテンポの両A面シングル。

前作シングル「うるわしきひと」では、「めっちゃいい曲!「SAKURA」を越えて一番好きな曲になりました」ってレビューした記憶がありますが、実はそれと同時に、いきものがかりでこれ以上の名曲は出てこないんじゃないかな・・・?という印象も密かに抱いていたんですね。アルバムも良作だったけど、シングル曲以上の名曲がアルバム曲にあるようなタイプじゃ無かったので、余計にそんな印象を持ってしまっていたんですが。

そんな印象をこんなにも早く覆してくれるとは思ってませんでした(笑)。

サビは今まで通り、いや今まで以上に、とてもポップでキャッチーで相変わらず素晴らしくて。そしてさらに今まで以上に素晴らしいのがAメロBメロ。もうねぇ、ABメロもサビに使えてしまいそうなくらい・・・って言うと過言なんだけれど、それくらいポップでキャッチーで素晴らしい。で、そういう曲ってABメロで持った期待に比べてサビがイマイチ普通だったり、ABメロにサビが負けてるとか、そういうことが多いのですが、この楽曲はそう言うことはなくって、サビも究極にキャッチー。もう全部が全部キャッチー。だけど、メリハリはちゃんとついてるんですよねー。そこが素晴らしいと思う。

ここまでポップでキャッチーな楽曲を恥ずかし気もなく出してくれる。そんないきものがかりにベタ惚れしてしまいます。

切ない楽曲が多めのいきものがかりですが、ボーカルの吉岡さん、こういう元気な曲も似合いますねー。性格的にもそんなイメージだし。テレビ披露の時も、元気いっぱい感が伝わってきます。若干動きすぎな印象もありますがw

イメージは 夏・海・太陽、というこの楽曲。この夏、晴れた日や海へのドライブなんかにピッタリな、アツイんだけど、爽やかで、テンションがめっちゃ高まる名曲。グループの勢いがそのまま楽曲に表れている感じです。素晴らしい。・・・って、このレビューで何回「素晴らしい」って書いたかな(笑)。
まぁそれくらい、本当にイイ曲です。文句なしに★10点。

2. 青春ライン(★9点)
(作詞・作曲:水野良樹 編曲:江口亮)
さてさて、こちらは僕がアニヲタに近づいた大きな要因となった(笑)アニメ「おおきく振りかぶって」の第2期オープニングテーマです。

「夏空グラフィティ」では爽快感重視したためか無かった、いきものがかりの特徴のひとつであるハーモニカもこちらではしっかりと、そして効果的に使われています。「泣き笑いせつなポップ3人組」っていうキャッチフレーズからしても、どちらかというとこっちのほうがいきものがかり王道に近い感じかな。切なくテンポ良く疾走していくアップテンポナンバーです。

サビだけ聞くとちょっと単調かな?って思うかもしれないですが、この曲の真価はイントロから聴いた時に発揮されるんです!「夏空グラフィティ」と同じく、AメロBメロも素晴らしいんです!イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、全てが一体となって魅力を放つっ!それがキラキラ光る青春ラインなんです!

今までの曲はどうしてもサビ命という感じの曲が多かったと思うのですが(ポップスだから当たり前と言えばそうなんだけど)、この曲の本質はサビだけ聞いたんじゃぶっちゃけ4割くらいしかわかんないような気がする(爆)ので、サビだけで判断せずに、是非フルで聴いてくださいまし。
(゜◇゜*)。 o O (だからこそ、テレビ番組でこっちも披露して欲しいんだけどな… )

そういう意味でも、サビだけ流れるようなタイアップじゃなく、ワンコーラス流れてくれるアニメタイアップに合ってる曲かも。アニメで聞いた時はイントロからもう興奮状態でしたからw
第2期OPはいきものがかりが担当!って情報が入った時から、おお振りといきものがかりの相性は良いだろうと思っていたのですが、ここまでアニメとリンクさせた歌詞&楽曲でなおかつ、いきものがかりの味をしっかり出せているとは。おお振りは本当にOPとEDもいい曲で、相性バツグンな曲ばかりです。

僕みたいな いきものファン かつ おお振りファンからするともう間違いなく名曲なんですが、そうじゃない おお振りだけのファンの意見を見ると、前作「ドラマチック」が神すぎたせいかあまり評判が良くないような気がするんですが、曲のマッチング具合は「ドラマチック」に負けず劣らずだと思うし、歌詞のリンク具合はそれ以上にピッタリだと思うんですけど、どうでしょう。

3. 蒼い舟(★8点)
(作詞・作曲:山下穂尊 編曲:湯浅篤)
今までのシングルでは3曲目は必ずカバー曲が入っていたのですが、今回はオリジナル曲。ちなみにインディーズ時代からある曲だそうで(音源化されたのは初)。
この曲もカップリングには勿体ないくらいキャッチーな楽曲ですけど、1・2曲目とはちょっと違って、作曲の山下さんらしい昭和歌謡曲っぽさがより強めに出てる曲ですかね。印象としては古くさい、ってより、懐かしい、って感じ。
そういえば今回もA面曲は水野さん曲、C/Wは山下さん曲ですがこれって今後もずっとこうなんだろーか。

まぁ、上記2曲の傑作と比べるとC/W扱いになっちゃうのはしょうがないか。でも次のアルバムに入れて欲しいな。そんくらい、いい曲。


・・・と、こんな感じで、シングルレビューとは思えないくらいの長文になってしまいましたが(笑)、それだけ今回のシングルは、アルバム製作を経てまたひとつステップアップした感じで、アルバム後の1発目としては素晴らしすぎる出来です。
年間シングルナンバーワン候補。

(*゜▽゜)ノ<ポップス好きのみなさん必聴ですよ!



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
10点! (おーたっち)
2007-08-11 20:46:19
すごいですね。10点! 今までにありましたっけ。
★10点は (a-ki)
2007-08-13 19:04:06
★10点つけたのは、水樹奈々「ETERNAL BLAZE」、愛内里菜&三枝夕夏「七つの海を渡る風のように」、globe「FACE」くらいですかね。記憶にある限りでは。

完璧に僕のツボを刺激しつつ、なおかつ他人にも自信を持ってオススメできる、そういう曲にしか★10点は付けてないのであまり出てこないですね。
★9点までは結構自由に付けてますけど、それ以上の時は結構慎重に点数付けてる気がします。
今回のいきものがかりは非常に良い意味で予想を裏切ってくれたと言うか、予想を遙かに超える出来で、快心の一作でしたので躊躇なしに★10点つけちゃいました。こういう王道ポップス大好きなので・・・。

コメントを投稿