秋のツーリングを目指して、本気半分、冷やかし半分で近所の自動車教習所を尋ねてみたが…。
入校してしまった…。もう後戻りはできないぞ、と。本日より備忘録を兼ねたブログを始める。他人が読むことなど前提としていない。教習で習ったことの復習と脳内反復、それだけ。二輪初心者だもの…。
さて、二輪経験と言えば原チャリしかない自分であるが、入校初日に講習を受け、かつ400ccのバイクに乗ろうとは夢にも思わなかった。(説明だけ受けて帰ろうとおもってたんで)
そんな訳で、バイクに乗るような装備を何一つ持参しておらず、長袖の上着・ヘルメットを借りる。ヘルメットの中に被る紙製のようなインナーキャップは200円で購入。当然グローブも用意してなかったんで、軍手を100円で購入。
次回は必ずマイヘルメットとグローブを持参しなくては。夏用のメッシュブルゾンも買ったほうがいい気がする。
手続きと講習の流れをざっと説明すると、最初に必要書類を書く。その後、倒れたバイクを起こせるか、センタースタンドを立てられるかのテスト(?)をする。それを終えて戻ってきたら入学金を支払い、視力測定。その後、指定時間に適性検査なるものを受ける。Nintendo DSの「脳のトレーニング」みたいなやつだ。その後、予約を入れておいた時間に技能講習を受ける訳だ。最初はやっぱり車の引き起こし。簡単なようだけど、慣れてないので力技になってしまう。センタースタンドの立て方も全然スムーズじゃなかった。(ここで第1段階の自信喪失)
次に教官のバイクの後ろに乗って、移動。バイクを降りて8の字の字を書くように押して移動させる。これが意外と疲れる。こんなことで息が上がってどうする、俺!(第2段階目の自信喪失)
次にエンジンの始動方法。
エンジンの始動はまず、燃料コックのオンを確かめ、エンジンスイッチをオン合わせ、エンジンストップスイッチがRUNになっているか確かめ、ギアがニュートラルになっているか確かめ、クラッチを切り、スタータースイッチを押す。
エンジンストップスイッチは転倒など、緊急時にエンジンを停止させたい時に使うスイッチである。これを使ったエンジン停止も試す。
次はチェンジペダル操作だ。
教習のバイクはホンダのCB400。このバイクのチェンジペダルはリターン式なので、加速・減速のチェンジは全て左のつま先だけで行う。加速のチェンジはローギアからトップギアまで全てつま先で上に上げる。逆に減速のチェンジはトップギアからローギアまで下げる。一番下が1速、その上がニュートラル。そこから上方向に2速、3速、4速、5速となっている。教習所内では恐らく4速までしか使わないだろう。
次はいよいよバイクを走らせることになる。最初はまずニュートラルになっているギアを1速に入れる所からだ。
エンジンの始動はニュートラル。エンジンのスイッチをオンに合わせ、ニュートラルになっているかランプを見て確かめる。そしてクラッチを切ってからエンジンスイッチを押す。エンジンが始動したらクラッチを切り、左足を載せているチェンジペダルをつま先で押し込み、もう押し込めない所、つまり1速にする。そのままアクセルを回し、一定したらクラッチを少しずつ開放して発進だ。半クラッチのまま、ある程度加速したら、アクセルグリップを戻すと同時にクラッチを素早く切り、左足のチェンジペダルをつま先で2速に上げる。さらにアクセルグリップを回し、速度が上がったら、アクセルグリップを戻すと同時にクラッチを素早く切り、3速にする。ギアチェンジ後はクラッチをゆっくり戻すのがミソだ。カーブが近づいてきたら前輪と後輪のブレーキを使って十分に減速して旋回する。停止は停止させたい位置のかなり前からシフトダウンして減速してから前輪と後輪の両方のブレーキを使って滑らかに停止する。ブレーキは一気に行わず、じわーっとゆっくりかける。あ、言い忘れたが、発進前は必ず目視で広報確認して方向指示器で合図する。あ、もう一つ。頭では理解していてもなかなか出来なかったこととして、ギアチェンジの際はアクセルグリップを戻すと同時にクラッチを素早く切ることが大切だ。チェンジペダルで1段上のギアにしたら、クラッチを戻しながら少しアクセルグリップを回して加速する。追い越しや車線変更の際は必ず安全確認をしてから方向指示器を点灯させ、更に安全確認をしてからが基本だ。発進の際も同様に、まずミラーと目視で周りの安全を確かめ、次に方向指示器を点灯させる。発進前にもう一度周りの安全を確かめてから発進となる。そうそう、ニーグリップは常に効かせないとダメだ。人車一体がバイク操作には欠かせない。
言葉で覚えようとすると簡単なようだが、これがなかなかうまくいかない。自分の場合特にチェンジペダル操作と停止がどうしようもなく下手だ。こんなことで検定パスできるようになれるのかと不安になりながら初日の教習終了。