Ride on xxx

ツーリングや日常生活の記録

北海道ツーリング6

2008-07-31 01:35:20 | Weblog

7月13日のち


北海道に来てから青空を見ていない気がする…。



キャンプ場のある山を下る途中にあるモニュメント。



本日の稚内。やっぱり曇天。



北防波堤ドーム。北海道遺産に指定されているらしい。オレンジのネットが激しく邪魔だった。



自衛隊のイベントみたいなのが開催されてて、この他にも自衛隊のオフロードバイクや


銃器やミリタリーな車両が展示されてた。露店で何か食べようかと思ったら、まだ準備中


とのこと。ホントはかなり自衛隊の装備とか興味あるんだけど、真剣に見入り始めると、


かなり時間を喰いそうな予感がするので、眺めるだけで我慢我慢。


その後、稚内市内の珈琲店で朝食を摂りながら地図を眺めてたら、お客さんの一人が


色々な情報を教えてくれた。「大将」と呼ばれてたんで、大工の棟梁とか漁師の網元とか、


それ関係の人なんだろうなぁと、勝手に想像してみる。とにかく話好きで世話好きな


いい人だった。支払い時に珈琲豆を購入して外に出たら、さっきよりも雨足が強まってた。


大将が勧めてくれた観光用魚介店でウニを購入(ラッキーなことに値引してくれた)し、外に


設置されてるテーブルで食べた。美味しい…でも、やっぱり米が欲しい。


これで暫くウニは食べなくてもいいやって位ウニを食べる。大体ウニ丼の平均価格が2500円


位だったんで、それの1/4の値段でウニを堪能出来た。せめてオニギリ買ってからにすれば


良かった気が大いにしたのも事実だが…。天気が良かったら、礼文島に渡って馬糞ウニを


食べたかったんだけれどね。



そして、降りしきる雨の中、日本最北端の地、宗谷岬に到着。


低めの気温と雨で結構寒かった。防水グローブも完全に浸水状態。



高台から見た図。赤いGSが最北端の給油所だ。



ここで給油すると、ホタテ貝のキーホルダーと日本最北端の給油所の証明書がもらえる。


この後、R238をひたすら走る。猿払辺りで今日はテント泊が無理だと判断して、携帯


宿を探すことにした。見つかったのは1件。歌登って場所にあるホテルだ。


雨で心が折れ気味の時は目的地がやたら遠く感じる。


R238を南下して枝幸に入り、R12で内陸に向けて走る。歌登でR120に入り、目的のホテルへ。


値段も安くて満足なんだけれど、ホテルの前の道が工事中で砂利と泥水が溢れてる状態で


雨で汚れたバイクがさらに汚くなった…。サイドバッグもドロドロで、萎れ気味の心がさらに…。


ホテルの洗面所でサイドバッグを洗い、風呂に入り、コインランドリーで洗濯しようと思ったら


先客がいて…なかなか空かないので、結局深夜に洗濯することになった。


あの規模のホテルに洗濯機&乾燥機が1台しかないってのは厳しいと思う。


明日は網走方面に向かう予定。青空は無くとも、せめて雨だけは止んで欲しいと願いつつ就寝。


北海道ツーリング5

2008-07-30 12:54:03 | Weblog

7月12日のち


朝、荷物が多すぎて、ホテル泊でも撤収に時間がかかる。やはりキャンプ用品の


存在が大きい。うーん、どう考えてもテントとシュラフ、エアーマット、エアーピロー、


チェアー&テーブルは必須な気がするし、これ以上コンパクトにするには、せめて


シュラフをダウン化して容積を減らす位しか思いつかない。


小雨が降ってるんで、カッパを着る。こんなにカッパを多用するとは思わなかった…。


留萌を出て、R232を北上する。朝、何も食べてなかったんで、お腹が急速に減る。



道の駅に立ち寄った。この「しょさんべつ」って道の駅は温泉やレストラン、


宿泊施設、キャンプ場、シャワー、パークゴルフ場、野球場、ゴーカートコース、


天文台…等々、パーフェクトに設備が揃った道の駅だ。素晴らしい。



ここのレストランで「日本海えびたこ餃子」が入ったスープ餃子定食(980円)を食べる。


淡泊な味で、滅茶苦茶美味いって訳じゃないけど、温かい料理はありがたい。


暖まったところで、温泉に後ろ髪を引かれつつ、R232に戻る。



この辺りの道、天気が悪いのにも関わらず、ニヤニヤしてしまう。



天塩大橋にさしかかる。



暗雲立ちこめる天気…


本当は天塩でR106に入るハズだったんだけれど、通り過ごしてしまい、


豊富まで行ってから気づき、豊富でR444→R106に。



そして、念願のサロベツ原野!ものすごく広い原野に道が真っ直ぐに伸びている。


暫く言葉を失う…。どう説明したらいいんだろう…わかりやすく言うなら「すげー!」って感じ。



走っていると、建物が見えてきたので立ち寄る。



サロベツ原生花園。



ここは木道があって、とても遠くまで歩いて行けるようになってる。



時間が許す限り歩きたい衝動に駆られる。



それにしても広い。



稚内が近づいてくると、左手に日本海、そしてどこまでも真っ直ぐな道。


水平線と地平線。まったく…ニヤニヤさせやがって。



北海道らしい風景に見入る。


稚内市に入り、まず向かった先は、



ここ!



ノシャップ岬。天気悪いけど、満足満足。さすがにちょっと寒い。



岬の近くには灯台や観光施設があったけれど、スルー。


まずは今夜の宿を決めておかないと落ち着かない。



今日はここ、稚内森林公園でキャンプ泊。結構寒いのに蚊がいっぱいいる。


夕食の食材を近くのセイコーマートで購入して戻る。疲れていて、切ったり


剥いたりするのが面倒なんで、味付カルビのパックと、野菜のパックで肉野菜


炒めを作ることにした。米はおにぎりで。



調味料とか結構充実してるんだけど、凝った料理を作る気になれないのが


キャンプ慣れしてない証拠なんだろうなぁ。


こんなお手軽料理でも、野外で食べると意外な位美味しい。



夕焼けに染まる稚内市内を見つつ…この日は終了。


この日は結局風呂無し。留萌のホテルで朝風呂入ったからいいか。


北海道ツーリング4

2008-07-28 02:19:16 | Weblog

7月11日


さて、今日は一日中雨である。どう考えても移動したくない気分だったんで、


まさかの連泊をすることにした。


温泉入って、寝て、温泉入って…何か時間が勿体ないから、迂闊にもちょこっと


留萌観光でもしようかと思ってしまい、雨の中、カッパを着て留萌市街地へ。



留萌駅。ここで情報収集しようと思ったら、観光案内は駅に併設されておらず、


駅前の商店の中にあった。色々パンフを漁ったが、この天気の中で楽しめそう


なのがなくて断念。


仕方ないので、昨日留萌へ来る途中でちょっと気になってた「おびら鰊番屋」に向かう。


留萌からは20km以上離れてるんで、雨の中走るにはちょっと遠い感じがする。



明治の頃、この地で鰊漁が盛んだった頃に隆盛を誇った旧花田家の番屋を復元した


ものらしい。国の重要指定文化財であり、北海道遺産でもある。


当時の漁業文化に興味のある人は訪れてみてはどうだろう。自分的には割と興味深かった。


テンションが低いのはやっぱり天気のせい。


特に何を買うでもなく、番屋を見学してからホテルに戻る。


後はひたすらダラダラして温泉に入ってビールを飲んで過ごした。うーん、やっぱり


この時間は結構なタイムロスだったなぁ。そう言えば、昨日の時点ではバイクは


自分一人だったのに、今日になると5台位増えてた。やっぱり雨の日にバイクで


走りたくはないよね。ちなみに留萌には黄金岬ってのがあって、そこにはキャンプ場も


あるんだけれど、昨日見た限り、あそこでテントを張るのはかなり勇気がいる。


道路に近すぎるところにコンクリートで囲まれた細長い芝生があって、そこがキャンプ場


だということだ。夕焼けとか綺麗なんだろうけど、例え晴れていたとしてもあそこで泊まる


勇気はないなぁ。


そんな訳で本日は湯治に徹することにして、マッタリ過ごすことに。ハァ…明日は移動しよう。


北海道ツーリング3

2008-07-27 07:49:17 | Weblog

7月10日



午前5時過ぎ…前日の夕食があまりに少なかったせいで、空腹で目覚める。



バーナーをセッティングし、適当に作り始める。と、言っても、ただ煮るだけだけど。



本日の朝食:天かすとソーセージの入ったうどん。意外と美味しかった。


自分を罵りたいくらい撤収に時間がかかり、朝から自分のふがいなさに凹む。


で、とりあえず、未だ実際と地図とのリンクが上手くいかない旭川市を出ることにした。


案の定、色々迷ったりしながらも、R40に出て北上する。


にしても、旭川市の五叉路?みたいなところは、どのタイミングでどう曲がったら


いいのか分からなかった。ソローっと通ってごまかしたけど、あれ、分かりにくいなぁ。


R40を北上し、士別でR239に入り、西に向かっていると、



携帯の画像で荒れてて分かりにくいが、上にいくのがR251、左に行くのがR239である。


今日は留萌でお寿司を食べようと目論んでいたので、当然左に行くはずなんだけど…


気になる…朱鞠内って漢字が気になる。地図で確認すると、この先に湖があるとのこと。


ええぃ!自由気ままな一人旅、寄り道なんて当たり前ってことで、R251を北上。



途中の誰もいないパーキングで案内図があったので、確認する。



このパーキングからの眺望はイマイチ。やっぱ電線とか邪魔だなぁ。


なので、もっと近くに行ってみることにした。



この辺、いや北海道全般に言えることだが、そこかしこに花が咲いてて綺麗だ。



雨竜ダムって言うらしい。



静かな湖面を眺めてボーッとする。



薄い鉄板がちょっと怖い展望塔からの眺め。


この先の道を進むと、キャンプ場とかしかなくて、行き止まりなんだけれど、


せっかくなんで、行き止まりまで行ってみることにした。湖畔にも出てみたいし。



行く道すがらの風景がもうファンタジーしてる。



そして朱鞠内湖湖畔。静かだ。



ひたすら静かな湖面。



近くに有料のモーターボート乗り場とかあったが、スルー。


周りにいる人は自分と、散歩しながら写真撮ってるお爺さんと小さな子供を


連れた夫婦のみだし。平日だから人少ないんだろうね。



おかげでゴミゴミしてないから、ゆっくり散策できて、自分としては嬉しい。



この辺に咲き乱れてるこの花がかわいい。


そろそろ時間も気になり始めたんで、目的地に向かうことにした。


R239で日本海に出て、R239を南下していると、風力発電のプロペラが見えてきた。


上平グリーンヒルウィンドファームっていうらしい。ウィンドファームってのがいい響きだ。



緑に白いプロペラ群。



風力発電のプロペラ見るのは、千葉にツーリングに行って以来だ。



道のすぐ脇の丘に林立しているのがカッコイイ。



近くで見ると結構な迫力。


この後、南下して留萌に。念願の蛇の目寿司で握りを食べることに。


寿司屋の駐車場に駐車してたら、1台のバンと400ccのバイクが入ってきた。


ライダーはメットに通信機が着いてて何やら話してる。どうやら仲間が道に


迷っているらしい。それはともかく、この人達…又しても中国人なんですが。


どうやら札幌でレンタカーとレンタバイクを借りて来たらしいが、どこ行っても


中国人観光客が溢れてるのには驚かされる。中国人が寿司屋にツアーじゃ


ない集団で来るというのも珍しい。…色んな中華の方が来られてるんですね。


それはおいといて…蛇の目寿司、あの値段であの内容の握りが食べられるなんて!


さすがツーリングマップルに表記されるだけのことはあるね。いや、むしろマップルに


表記されてて(´・ω・`)な店が少なくない中、コレはかなりアタリと言わざるを得ない。


ちなみにカウンターで握ってもらいながら食べたので寿司の画像はありません。


あぁ、留萌にもう一度行けることがあるなら又食べたいなぁ。


天気が悪いので、本日はキャンプ泊ではなく、ホテルに泊まることにした。


蛇の目寿司の大将に聞いたところ、留萌には3件位ビジネスホテルがあるとのこと


だが、見つけられなかったんで、適当に目に付いた看板を頼りに辿り着いたのは


「ホテル神居岩」。ちょっと古い感じがするけど、バイクをシャッター付きの倉庫に


入れさせてくれたり、何かと好印象なホテルだ。湯治宿らしく、お年寄りの団体客が


大勢いた。福島ツーリングの時もそうだったけど、意図しないのに湯治宿に入って


しまうことが多いなぁ。素泊まり6825円、もちろん和室。貧乏旅行なんで、ちょっと


ダメージ食らったが、いい温泉に3回も入れたんで、いいか。部屋にお風呂はついて


ないけど、どーせ温泉に入るから関係ないし、一人で泊まるには十分すぎてお釣りが


来そうな部屋だ。これで天気がよければ…贅沢は言うまい。


天気予報によると明日は終日雨らしい。どうしよう。


北海道ツーリング2

2008-07-26 07:35:07 | Weblog

7月9日



午前4時15分頃。北海道小樽港に入港。


まず、最初にしたことは…



朝飯!ツーリングマップルで調べておいた鱗友朝市の食事処「のんのん」。



イカの刺身をいただきました。あぁ、朝から美味しいよ。


早朝なので、小樽市内観光と言っても限られるんで、とりあえず



小樽運河を見て回る。



ホントはこの小樽運河食堂ってのにも入ってみたかったんだけど、時間が…。


という訳で早々に小樽を離れることにした。まぁ、こんな早朝だし、移動に


使うのが適当だろうし。


小樽から札樽自動車道に乗る。高速道路も北海道はとても走りやすい。


快適に走り、札幌ジャンクションで道央自動車道に入る。


滝川で降りてR38で富良野に。さらにR237(花人街道)を北上して



ファーム富田へ。



何ですか、ココは!こんなラベンダー畑とか見たことないですよ。



ラベンダーの香りが清々しい。天然の花の香りだしね。



ラベンダーソフトも食べてみた。オイシー!



広大な敷地にはラベンダーだけでなく、他の花々も植わっていて、



それも又美しい。



花のフェンスに囲まれたトラクター。何かジブリっぽくて微笑ましい。



もう何て言うか



圧倒的な花畑。花にあまり興味がない人でも、これは楽しめると思う。



来てヨカターヨ・゜・(ノД`)・゜・。


周りの団体観光客の8割位が中華圏の人達ってのが、かなり違和感あったけど。


ほとんど中国語しか聞こえてこない日本の観光地って…


何ですかね、最近どこのメジャーな観光地行っても、同系統の人達が多いのは


彼の地での景気が向上してるってことなのかな。


で、次は美瑛に行こうと、さらに北上を続ける。



途中も、絵になる風景がいっぱいあって困る。



「ぜるぶの丘」っていう観光スポットがあったので、立ち寄ってみた。


お金を払えば、4輪バギーでここを一周できるらしいが、時間&予算節約の


為、断念した。機械的に植わってるけど、綺麗だったなぁ。



そして、美瑛。セブンスターの木ですよ。セブンスターの広告で使われたから


そう言われてるんだろうけど、詳細は知らなかったり。



美瑛の丘をバイクでのんびり流す。パッチワークのような畑がとても綺麗。



もうね、どこ見ても絵になる。こんな所で絵を描くのもいいかも知れない。



まさにナチュラルヒーリング。



これがケンとメリーの木。なぜそう呼ばれているのかは知らない。


広告で使われたんだろうね、きっと。大きなポプラの木だ。


とまぁ、美瑛の風景を堪能した後は、花人街道を北上して旭川市へ。


ここの無料キャンプ場でテントを張って、準備をしたのはいいんだけれど、


その後、風呂&食材の買い出しで道に迷い、激しくタイムロスしたんで、


その日は何も作らずに、とりあえず無事キャンプ場に戻って来れたことを


喜びつつ、パンをかじって寝る。


(翌日にコンビニや日帰り温泉が凄い近くにあったのを発見した時は


かなり凹んだが…)


旭川での敗因は、この町がとても広いってことに気づかなかったことだろう。


関東版のツーリングマップル見てる感覚で目的地に向かうと痛い目に遭う。


やっぱり、北海道は広いねぇってことで。


北海道ツーリング1(新潟港へ)

2008-07-24 07:46:04 | Weblog

2008年7月8日のち


少々怪しい天気の中、前日の僅かな睡眠時間で迎えた出発の日の午前2時。


家を出るのが3時の予定だったが、パッキングや積み込み作業で大幅に


遅れてしまい、結局家を出たのが午前4時過ぎ。


新潟港からの出航時間は午前10時だから、2時間前には着きたいと考え


てたんで、少し急がなくてはならない。


関越を飛ばしていると、予想通り雨が降り始める。PAでカッパを着る。


群馬位まではよかったが、新潟が近くなると、雨足は強まり、土砂降り状態に。


高速道路がこんなに水浸しになってる状態で走ったことがなかったんで、かなり


ビビるが、時間的にのんびりもしていられないので、水しぶきを上げながら


ひたすら新潟港を目指した。



到着…正直、グッタリである。最初からこんなにずぶ濡れになるとは…。



ともあれ、到着予定時間の午前8時に着けたので、ちょっと嬉しい。



長距離フェリーにのるのなんて、いつ以来だろう。



風呂に入り、雨と汗を洗い流してさっぱりした後、甲板に出て、のんびり海を眺める。



かわいく並んだ鳥を撮影しつつ、船内をウロウロしたりして適当に時間を潰す。



ビールを飲んで、早めの就寝。到着は明日の午前4時半だ。