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ジャーナリスト。1961年生まれ。大手新聞社で警視庁捜査一課、遊軍などを担当し、殺人事件や海外テロ、コンピュータ犯罪などを取材する。その後、1999年10月、アスキーに移籍。月刊アスキー編集部などを経て2003年2月に退社。現在フリージャーナリストとして、週刊誌や月刊誌などで活動中。
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佐々木俊尚の「ITジャーナル」
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 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)を舞台にした不正アクセス事件の第5回公判が11月下旬にあった。専門家の意見ということで、北陸先端科学技術大学院大学の篠田陽一教授が弁護側の証人として出廷した。

 結論から言えば、篠田教授の主張は「office氏の行為は不正アクセスには当たらない」というものだ。その論拠として教授は、次の2点を挙げた。

 まず第1の論拠は、不正アクセス禁止法をめぐる新たな解釈である。同法では、「アクセス制御機能を有する特定電子計算機」のアクセス制御を回避してサーバにアクセスすることを禁じているが、この「特定電子計算機」というのは物理的なマシンを指すのではなく、FTPやHTTPなどのサービスを指している――と篠田教授は指摘した。

 この裁判で検察側は「問題のWebサーバがFTPでID、パスワード認証されているのにも関わらず、office氏はこれを回避してHTTPプロトコルを使ってCGIを操作して侵入した」と断じている。しかしFTPサービスとHTTPサービスは互いに独立したまったく別のもので、FTPでアクセス制御機能があるからと言って、HTTP経由でアクセスすることは不正アクセスにはならないだろう、というわけである。

 もうひとつは、CGIをめぐる問題である。検察側はCGIの不正な操作で侵入したと言っているが、そもそもCGIにはアクセス制御機能がなく、ウェブブラウザのアドレス欄への文字入力という方法でCGIのソースを改変したとしても、それは犯罪ではない――と篠田教授は指摘した。

 弁護側の主尋問に対してわかりやすく説明されたこれらの論理は、きわめて理路整然としており、瑕疵はないように思えた。

 となると、興味深いのは、検察側はどう反対尋問を展開するのだろうかということだ。果たして篠田教授の論理を突き崩すことができるかどうか。

 だが検察官は、思いもよらない方法で質問を切り出した。こう聞いたのである。

 「その考え方は、不正アクセス禁止法とは矛盾しませんか?」

 要するに篠田教授の論理は、不正アクセスという言葉の新しい解釈とでもいえる論理であって、そうした新解釈を行ったら、現行の不正アクセス禁止法と矛盾を生じてしまう可能性があるのではないか? 検察官はそういうことを質したのである。

 しかし篠田教授はネットワーク技術の専門家だから、法律のことを聞かれても当然答えられない。当たり前である。答に窮している篠田教授に対し、検察官は「これは法律論になってしまいますが」と言いながらも、こう畳みかけた。

 「その考え方と不正アクセス禁止法が矛盾していないという検証は、行っていますか?」

 藪から棒にそんなことを言われても――おそらく篠田教授は、そんな受け止め方だったのではないか。

 しかし日本の裁判所というところは、今のところは少なくとも、技術論争をする場所にはなっていない。技術的に正しいかどうかということではなく、それが法的に正しいかどうかを問われる場所なのである。

 篠田教授の証言はある意味で、不正アクセス禁止法という法律そのものの問題点を暴く技術論争だったといえるだろう。少なくともこれまでに、特定電子計算機はプロセスか、それとも物理的なサーバーかという議論が法的な土俵で戦わされたことは一度もない。もしこの議論を推し進めた結果、不正アクセス禁止法そのものの定義に問題があるということになれば、法律を改正しなければならなくなる。

 だがその役割は立法府である国会が持っているのであって、法を執行する司法機関である裁判所の役目ではない。裁判所の法廷で不正アクセス禁止法の不備を指摘するのは、無罪を勝ち取る方法としてはあまり得策とは言えないのではないか。

 だから検察官はその部分を巧妙に突き、「その論理は現行の不正アクセス禁止法と矛盾しないのか?」と聞いたのである。もし矛盾するのであれば、現行の法律をもとに被告を裁く法廷では、その論理は意味をなさないからだ。

 前の回の公判では被告人質問に立ったoffice氏にいいように翻弄された検察官だが、この公判の証人尋問では、「一本」とまでは言えないにしても、「有効」ぐらいは決めたということになるのかもしれない。

 篠田教授の法廷での尋問に戻ろう。いったんは言葉に詰まってしまったものの、裁判長からも促され、篠田教授は気を取り直してこう答えたのである。

 「検証はしていないが、矛盾していないと信じています」
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コメント
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-18 15:57:00
どこが矛盾なのか?

法の抜け道なんてそんなモンでしょ。



180km/hまでメーターが記されている車は道路交通法に矛盾してないか?
 
 
 
矛盾という言葉は響きが悪いから、みな嫌がる (岡田歩久登)
2004-12-18 23:17:22
矛盾という言葉は響きが悪いので、みな嫌がります。だから「矛盾」という言葉は政治的に問題となりやすいのですが、語義を素直に考えれば、今回のお話(検察官の反論)には一理あると思いました。矛盾しているという考え方は、可能ではないかと。



もちろん、裁判所がその考え方を支える価値観を判決を下すに当たって採用するかどうかは別問題です。たいていの「矛盾」は、前提条件としての事実を読み解く価値観の違いで説明できます。ある事実を、どう解釈し、どのような意味をそこに見出すか。



> 180km/hまでメーターが記されている車は道路交通法に矛盾してないか?



道路交通法はメータの数字にまで言及していません。けれども、法の精神に照らすなら、仮に私有地内であってもそのメータが意味を持つような高速走行はすべきでないし、とすると市販車にそれが必要ないことは明らかです。



……というのはひとつの見方であって。けれども逆に言えば、矛盾している、という見方もありうるわけでしょう。結果的に、現在はまだ、規制の対象としないことになっている。でも将来はどうなるかわかりませんよ。どちらの結論もありうるのだと私は思います。
 
 
 
矛盾してるのは不正アクセス禁止法のほう (狐志庵)
2004-12-19 00:01:23
サービス単位で考えないでhostあるいはIPアドレス単位で考えることにしたとしましょう。

その場合、あらゆるファイルはFTPのようにアクセス制御が施されてるサービスで保護されています。

しかし、public_html以下のファイルたちはHTTPから閲覧可能です。このディレクトリ自体はFTPからアクセスできるもので、アクセス制御下にあるものと思われます。



となりますと、あらゆるウェブコンテンツはFTPのアクセス制御に保護されていますので、通常のHTTPアクセスも不正アクセスであると言うことが可能になりますね。

矛盾してるのはどちらなのやら。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-19 02:23:42
立法とか法改正とか、そんなことじゃないのでは?



単に「矛盾を含んだ演繹系からは、任意の帰結が導かれる」と言いたかっただけでしょうね。



ここの持ち主を含め、論理音痴な法律頭の持ち主に言っても理解できないとは思いますが。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-19 23:59:07
>単に「矛盾を含んだ演繹系からは、任意の帰結が導かれる」と言いたかっただけでしょうね。



なら、何で当該法律は憲法に反してるとかいった点について弁護人は争ってないんでしょうね。弁護人がその点で争ってないのだから、当該法律について、少なくとも裁判官の頭の中では矛盾を含まない一つの解釈(演繹系っていうんですか、あなたの中では 笑)が成立しうるという点において、誰も疑問を持ってない筈です。もうちょっと勉強してから書き込みましょう。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-21 02:44:00
> 少なくとも裁判官の頭の中では矛盾を含まない一つの解釈が成立しうるという点において、誰も疑問を持ってない筈です。



悪いけどし得ないです。仮にしてたら、その裁判官は論理音痴です。



憲法と論理はどっちが上位概念なんですか?お

 
 
 
やっぱり学者の意見かな (現場の技術者より)
2004-12-21 13:28:05
篠田教授の理屈をかりれば、WindowsのNetBIOSやRPC等にバッファオーバーフローをかけてコンピュータ内の任意のファイルにアクセスしている巷のクラッカーたちの行為も「NetBIOSやRPCのようなメタなサービスレベルにはユーザ管理や制御がないので不正アクセスに当たらず」というという奇妙な結論が導きだせる。さらに「サービスは任意の入力を適切に処理すべきであり、それを処理できていないバッファオーバフローは、それ自体が仕様と考えられる」という主張もできる。



ちょっとした技術者なら、この主張が、あまりにも現実からかけ離れていることがわかるだろう。



むしろ検察側の「Webサービスを提供しているシステムにはWebサーバやFTPサーバなど多数のコンポーネントが使われており、そのシステム全体が提供する環境での議論」の方がむしろ本来の技術的視点からのシステム論としては正しい。



篠田教授は木を見て森を見ていない。現実を直視していない学者の机上の空論以上にはなっていないと強く感じる。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-23 15:42:34
単純に、サービス提供者が意図してない

サービスも、サービスを受ける側には

サービスの1部にあたる場合もあると

言いたいのでは・・・

意図していた場合は、意図してることを

指摘する必要があったと・・・

 
 
 
Unknown (通りすがりの学生)
2004-12-24 04:39:16
篠田教授は、技術の側面からみてどうなのかを検証するための証人として呼ばれたんじゃなかったっけ?

法律論は次回、法律に詳しい別の専門家がするってことのはずです。

法律論についてしかつつけない検察側は今回の公判は負けてるとしか言いようがない気がする。



あと、今回、office氏が行ったアクセス手段は、極論すればcgiへのパラメータを変えただけで、本来のHTTPの動作の範囲内で、バッファオーバーフローの弱点をつくのとは話が違うように感じます。



俺は、篠田教授の理論は、こんな感じだろうと受け取った。

1.検察側の理論を用いる(ホスト単位でアクセス制御機能を有する特定電子計算機と定義する)と、FTPでアクセス保護することと、HTTPのプロトコルを用いてpublic_html以下にアクセスできるようにすることは、FTPからみると、HTTPのアクセスすべてが不正アクセスといえるようになってしまう。だから、サービス単位でアクセス制御機能を有する特定電子計算機として考えるのが自然な解釈といえる。

2.とすると、HTTPはアクセス保護がないよね、ってことになる。>この法律で取り締まる範囲外。

3.そもそも、HTTPでも、ファイル名が分からなければ、アクセス不可だし、問題の個人情報がかかれているファイルをHTTPでアクセス不可能な場所においておけば問題がおこらない(メール等で別のサーバに送信するとか)。それを怠って不正アクセスとはなにごとか。



でも、結局、裁判官が法をどう解釈するかしだいな気がする。

次回以降も楽しみな裁判ですね。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-24 06:45:59
>>Unknown (通りすがりの学生)

それだと、サービス側が意図したこと意外の

サービスは、違法と言う風になってしまう。

明確にWebServerのサービスとFTPのサービス

がどのようなサービスというものか

きちんと定義して、どこまでがサービス

提供者がサービスとしておこなってるか

明確にしなければならず、それが行って

ないのなら、サービス側が意図していない

サービスもサービスを受ける側には

サービスと受け取られる可能性があると

言うことだと思いますが・・・

 
 
 
Unknown ()
2004-12-24 12:09:41
誰がサービスの範囲を規定するのかと言えば

第三者ではなくサービス提供者側が

それを規定するのが当然であると言う見方が

一般に受け入れられる意見でしょう。

サービス提供者側が意図していたサービスかどうかは

規定があって初めて認知されるべきものです。
 
 
 
Unknown ()
2004-12-24 14:33:57
現実問題として、サービス提供者が

意図してサービスがどのようなものかを

提示してる場合、そのサイトに見に行った

人がその提示をいちいち見て、サービス

以外の事をしないか不安になりながら

見るとしたら、仕事とかで必要な

サイト以外、2度と見に行かないでしょう?

それを考えたら、サービス提供者が、

出来ることと出来ないことを、システム的に

用意するのが普通と思いますが・・・・



システム的に出来る全てのサービスは

意図したサービスと受け取ってもいいと

思いますが・・
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-24 15:33:00
>システム的に出来る全てのサービスは

>意図したサービスと受け取ってもいいと

>思いますが・・



その辺は裁判官がどこまでがそういう風に受け取れるか一般人の認識、管理者の認識をもとに推定して決めます。そうすると、「全てのHTTPアクセスは不正アクセス」とか「バッファオーバーフローを利用するのは正当な行為」とかいった非常識な結論は排除されるはずです。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-24 16:22:14
>>

でも掲示されてない時点で

「バッファオーバーフローを利用するのは正当な行為」は正当ともいえないし不当とも

言えないですよね。

そのような行為でアクセスした場合は

違法であると明記しない限り、それは

どちらでもないと思わざる得ない。
 
 
 
Unknown (通りすがりの学生)
2004-12-25 09:12:51
>それだと、サービス側が意図したこと意外の

>サービスは、違法と言う風になってしまう。



検察側の主張はこれに近いものがあるように感じます。

私は、デーモンを立ち上げているサービスはサービスしていると考えるのが妥当だと考えてます。



この法律では「アクセス制御機能を有する特定電子計算機」のアクセス制御を回避することに対しての罰則を定めているだけで、どういうことがそれに当てはまるのかなど書かれていないので、その辺が争点になっているんでしょうね。



無罪を勝ち取るには、アクセス制御を回避していないことを言えば、そもそも、この法律で裁けないのかなとか考えると、篠田教授の理論はそれを意識しているのかな~と。

それと、「サービス側が意図したこと意外のサービスは、違法と言う風になってしまう。」っていう解釈ができてしまう可能性があるのを問題視しているんじゃないのではないかなと。<技術者、研究者としてはたぶん、これが一番重要?後出しじゃんけんには勝てないので。



結局、この法律自体を作った人が技術をよく分かってないところに問題があるような気がします。



私自身が、技術者目指してること、検察側の思惑次第でなんとでもとれるいい加減な法律だと感じること、また、この法律が馬鹿なサービス提供者を保護するだけしか考えてないように感じてしまい、セキュリティに関する意識をあげるために警告することができなくなるんじゃないかという危惧もあり、がんばれoffice氏とか思ってしまう。

セキュリティに関する啓蒙活動をする団体のセキュリティ意識が一番低かったのを棚に上げてのも、office氏びいきの原因かも。



長々と駄文、すいません。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-26 13:24:16
>それと、「サービス側が意図したこと意外の

>サービスは、違法と言う風になってしま

>う。」っていう解釈ができてしまう可能性があ

>るのを問題視しているんじゃないのではないか

>なと。<技術者、研究者としてはたぶん、これ

>が一番重要?後出しじゃんけんには勝てないの

>で。

>結局、この法律自体を作った人が技術をよく分

>かってないところに問題があるような気がしま

>す。



そういう論理だと、セクハラなども後出しじゃんけんだから云々と言った話になってしまうでしょう。技術を理解するしない以前に法律とはそういうものです。

 
 
 
Unknown ()
2004-12-27 00:32:14
アクセス禁止法が、不当アクセスを抑制する

為に法律の筈です。

しかし、不当アクセスとはどのような

アクセスか、不明確な為に、検察側の判断で

不当か不当でないか決められるのは、穴が

ある法律としかいえない。

これは、官僚ぐらい頭が良い奴らが、ネット

のサービスの仕組みを理解せずに、アクセス

禁止法を作ったと思えないので、敢えて

ザルな法律を作ったとことと思えます。

つまり、ネットの可能性を潰しては駄目だが

サービス提供者に多少でも安心させる為に

作った形だけの法律だと思います。

その為に、検察側が「意図したサービス以

外は全て違反」のような極端な言い方を

してしまうのです

もともと、本気でアクセスを禁止する為の

法律でないので、その為に、office氏は

吊るしアゲと食らってると思ったほうがいい。

 
 
 
Unknown (訂正です、すいません)
2004-12-27 00:36:19
その為に、検察側が「意図したサービス以

外は全て違反」のような極端な言い方を

できてしまうのです。
 
 
 
Unknown (訂正2です、本当にすいません)
2004-12-27 00:37:31
もともと、本気で不当アクセスを禁止する

為の法律でないので、その為に、office氏は

吊るしアゲと食らってると思ったほうがいい。





 
 
 
いざとなれば逮捕できる、という法律 (岡田歩久登)
2004-12-28 19:46:17
検察が「不正なアクセス」を恣意的に判断できることをダメだというなら、「パナウェーブが富士山麓の山林において駐車違反と私有地の不法占拠で警察に追及されたとき、マスコミの中継車が路肩から私有地へはみ出して駐車していたことは、なぜ咎められなかったのか」という問いも立てられることになります。



不正アクセス禁止法によって、セキュリティホールの指摘ができなくなる、という声が上がったけれども、実際にはそうならないでしょう。office さんが逮捕されたのは、「被害者」が善意の指摘として看過することのできない行為に及んだからです。



法の完全執行を前提とした憂慮論は非現実的です。自衛隊官舎ビラ撒き事件のように「違法だけど無罪」ということさえあるわけです(逆に有罪判決が出ても違法なビラ撒きの大半は今後も罰せられない)。「被害」があるのに「加害」者を罰する法がない、という問題は多々あります。不正アクセス禁止法は、全違反者の逮捕ではなく、例外的ケースに対処する手段を提供するための法律と考えるべきではないか。



自動車自体に時速80kmのリミッターを義務付けず、事故多発地域にオービスを仕掛ける、という速度違反への対処法を見ての通り、少なからぬ法律が、そうした発想で作られているのだろうと思います。
 
 
 
Unknown ()
2004-12-28 22:40:32
>>完全執行を前提とした憂慮論は非現実的です

これは解りますが、それでもアクセス禁止法

はザルだと思います。

自動車を例にあげるのならリミッターの

問題でなく、時速80Kmというきちんとして

数字を使って、禁止してる点を上げるべき

です。

リミッターの義務化をすると輸出が出来なく

なります。国内向けのものだけリミッターを

付け、輸出向けをリミッターをつけないとか

やれば、国内向けに作った車が中古で

海外に輸出できなくなる。

結局、海外輸出を念頭に置いた自動車だらか

日本だけ適用されるような車を作ることは

ロスになるから、リミッターを付ける法律を

作らないだけです。



その辺の事情も知らずにリミッター問題で

例にあげるのは不勉強としかいえないですよ

 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-28 23:20:59
つまり、自動車の法制速度で言うのなら

「危ない速度で走ってはいけない」と言う

法律があるようなものです。

世の中の人が見たら「危ない速度」って

どの位の?速さなんだろうと考えて込んで

しまいます。

そして、Office氏はこれくらいの速度で

走ったら良いだろうとおもったことを

検察官はその速度は危ないから違反ですと

言ってるのと一緒で、検察側の意図で

危ない速度を勝手に解釈できてしまうことが

問題なのです。
 
 
 
別に検察じゃなくてもアレはダメだと思います (現場の技術者より)
2004-12-29 16:22:07
office氏側と検察側での認識の違い云々という話に流れていますが、現場の技術者の目で言わせてもらえば、office氏のやり方はソフトウェアの脆弱性をついた方法で該当ファイルをアクセスしており、明らかに一線を越えています。あれを「アクセスを許可した」と主張するのは、office氏のような業務経験のないアマチュアの延長線上にいる人か、あるいは概念論に終始する学者さんだけでしょう。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-29 21:41:21
インターネットはアドレスを直接

打ち込むことがWWW(ブラウザ)では前提と

してあります。

アドレスを打ち込むことが前提の場合は

アドレスに対して、それが間違いだろうが

間違いでなかろうが、どのようなアドレスと

どのようなPOST(GET)でのパラメータを

打ち込んだとしても対処しとくのが

普通だと考えます。



逆に言えば、アメリカではその辺の

操作をして、もし、仮に内部を見てとしても

それは、インターネットでは、さほど

問題にしてなく、それによって実害が

あった場合のみ、実害にあった分の

請求をする方法で裁く方法をとってみたい?

です。



つまり、2つの問題があって

・サービス側は意図したサービス以外は

 できないようにしておく

・サービス側が意図したサービス以外も

 できるサービスとサービスと見なす。



ということを考えてサービスを提供しなけ

れば、本当に危ないものだと認識すべきです



ドアを鍵を掛けてない家に気付いた人が

”ドアを開け”、ドアが開いてますよと

言ってやらないと、本当に泥棒(ハッカー)

が来た場合、簡単に物が盗まれても、駄目

だと言うことです。



少なくとも、ドアが開いていること

(CGIのパラメータを変更して内部を見る)を

教えることが必要で、盗んだ場合(内部の

情報をネット上に流した場合など)は

その盗んだことに対して、罰則を与えれる

べきだと思ってます。



アクセス禁止法自体、サービスを提供する

ということは、世界中と繋がると言う事で

それは、それを考えれば、日本の法律だけで

禁止してもそんなに意味がない。

逆に日本でその行為が禁止とされていても

海外では、その行為が禁止でない場合も

あるので海外からその行為をした場合に

危なくなってしまう法律なので、やはり

・サービス側が意図しないサービスは

 出来ないようにするべきだと思います



そして、それを前提に作ろうとしない↑の

技術者は、日本だけの安全を考えた

はっきり言って、”甘い”技術者としか

言えないですね。

 
 
 
Unknown (岡田歩久登)
2004-12-30 11:38:00
速度違反の基準は明確ですが、実際には「1km/hでも制限を越えたら逮捕」なんて運用はされていません。しかしこれが比較に不適当であれば、例えば著作権法違反はどうか。著作権法には「公正な慣行」が云々とある。だから警察と検察の裁量で逮捕・起訴され、裁判所の裁量で判決が出ます。でも、それでいいと思う。線引きの不明瞭な法律は多く、むしろ速度違反の方が例外では。



office さんは管理者への事前連絡なしにセキュリティホールを公開し、入手した情報をばら撒いた。だから「被害」者は怒って office さんを告発し、警察は逮捕し、検察は起訴した。有罪か無罪かは予断を許さない状況。でも、office さんが善意の通報者に徹していれば、そもそも「被害」者は怒らず、よって逮捕も起訴もなく、有罪などありえませんでした。万一告発されたとしても、逮捕されるか? 起訴されるか? 有罪判決が出るのか?



だから、この裁判で office さんが有罪になっても無罪になっても、一般人には関係ない話です。不正アクセス禁止法はレアケースに対処するための法律なので、「全てのHTTPアクセスは不正アクセス」という解釈が可能でも、絶対に実際の問題にはなりません。それなのに、法の完全執行を前提とした憂慮論で office さんを免罪するのは、現に存在する「被害」に対し無責任でしょう。



ところで、自動車の輸出事情をリミッターの存在しない理由とするご意見がありましたが、それは間違い。販売地域毎に仕様を変えて生産するのが常識です。また、速度制限はソフトウェアで実現できます。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-30 15:43:54
その場合だと不当アクセス法で、罰すること

でなく、損害賠償で争うべきです。

つまり、情報をばら撒かれたことに

関した損害賠償でおこなうべきだと思われ

ます。

少なくともCGIパラメータを変更が不当

アクセスとするのは、アドレス直で

打ち込む事が前提の、WWWでは、余りにも

不作為なものになってしまいます。



ここでポイントは

1)CGIパラメータの変更したアクセスは

 不当か?

2)CGIパラメータの変更でファイルを見れる

 セキュリティの公開は不当か?

3)CGIパラメータの変更で得た情報を

 ネットで流したことは不当か?



の3つです。



私は、

1)を違法とすると、どのような行為が不当

アクセスに該当するのかを考えた時に、

裁判官がどのような行為を不当と見なすか

が問題です。

つまり「サービス側が意図してないサービスは

不当」という風にアクセス禁止法を捉えないと

CGIパラメータの変更したアクセスが不当に

ならないと思っています。

アドレスを打ち込むことが全体にWWWサービスは

例え、どのようなアドレスで、どのようなPOST

(GET)のパラメータを打ち込んだとしても、

大丈夫としないと、間違って打ち込んだ場合に

違法になってしまうのは、普通に考えてWWWサービスが

危ないものになってしまう。

アドレス打ち込みが、当たり前ならどのような

アドレスと引数を打ち込んでも安全(違法でない)と

しないと、安心してWWWサービスを受けられないと

思われます。



2)が違法だとすると、それを公開することを

相手に解らすことの違いを明確にし、公開した

場合にその為に、同じパラメータの変更で、

アクセスした人がいて、情報を盗んで

公開したことに対して罰則と、その方法を

公開したことに対して、アクセス禁止法幇助を

したとすべきです。

公開した後の、気付いてすぐに、サービス提供者が

直した場合で、何も損害がなければ、公開された

ことは、善意の公開と取られる場合もあるので

これだけで罰則されるのはどうかと思われます



3)が違法なら、これはアクセス禁止法でなく

損害賠償で争うべきです。

その情報を公開されたことによって、どれくらい

損したか計算して損害賠償をおこなうべきだと

思います。

しかし、もし損害賠償をおこなって勝訴した場合は、

それが個人情報だった場合に、個人からもサービス提供者に

損害賠償を行われることもあるでしょう。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-30 15:44:19
それから、この件で問題は、不当アクセスとはどのような

ものか明確にされてないことです。



セクハラの場合と違うのは、セクハラは不快な言葉や行動を

起した場合にあたるということは解釈できる。

不快な言葉や行動がどのようなことだろうかという部分で

差異がでるが、少なくとも、検察側はそれは不快な言葉と

認定した場合に逮捕がありえる。

ここで問題は「不快な言葉や行動」という明記がある点で・・

法解釈では不快という行動と言葉と言う風に定義できて

それがどのような条件に当たるのかだけ見ればいいのです。



しかし・・・



アクセス法が、CGIパラメータの変更のアクセスは不当か?

もし、不当ならCGIパラメータの変更が不当なら、結局

どのようなアクセス法の解釈を検察はしたのか?



WWWサービスでアドレスを打ち込むことが、前提の

サービスでアドレスやパラメータの変更してサービスを

受けることは、普通だと考えられる。

そのことが駄目だとしたら、

1)アドレスを打ち込むのが違法なのか?

2)アドレスを変更して打ちこむのが違法なのか?

という解釈がないとCGIパラメータを変更してアクセスする

ことが違法性をあげれない。



また、サービスの点だと・・・

CGIパラメータの変更は違法だとしたら

1)意図して無いサービスをした場合は違法

という解釈がなかれば、CGIパラメータの違法性を上げることが

できない。



検察側が上記のような法解釈をしないと、CGIパラメータの

変更した場合の違法性が問えない。



そして、意図しないサービスは違法ではないかと検察側は

言ってるようにみえるので、このような解釈で裁かれた場合は

意図していないサービスをこちらが、読み取ってしないように

心掛けてしないといけないことになって、インターネットの

可能性を潰すことになる。



感情でCGIパラメータの変更によりアクセスが違法だと思っても

キチンと法解釈をおこなった上での話ではないと法治国家では

すまないのです。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-30 17:37:28
読み返すと、多少、セクハラの件が解りづら

いだろうと

思ってのでもう一度、書きますが、セクハラと言っても

色々と限定されています。



セクハラは「会社などで異性に性的な不快な言動や行動を

おこした場合に違法とする」と 解釈されます





セクハラの行為は会社などでおこなわれた事に該当する。

つまり、同じようなことを異性の友達にしてもセクハラに

ならない・・・



性的な不快というのは、仕事で女性差別をおこなった場合・・

また、会社で仕事に関係ない話をした時に、性的な不快な

言動や行為をした場合にセクハラと該当するということです。



裏を返せば、会社関係の人はセクハラにならない。

会社で仕事の話は普通に出来る。

会社で仕事以外の話も性的な話をしなければ問題ない



となり、多少の差異があるだろうが、通常の仕事をする上で

支障がないことを前提に出来るのである。



しかし、アクセス禁止法は余りにも広範囲の為に拡大解釈が

できてしまい。



・アクセスそのものが違法

・アドレス直で打ったアクセスは違法

・アドレスの変更した打ったアクセスは違法

・サービス提供者が意図しないサービスは違法



など、検察の解釈でどのようにも取れてしまう。



これをセクハラの法律の直すと、「会社で不快な言動や行動を

おこした場合に違法とする」という法律と同じ状態です。



不快な言動などは、仕事を失敗して怒ったり、嫌な仕事を命令したり

仕事の中では、あって当然のことです。



仕事していく上で、不快な言動や行動を規制したら、仕事になりません。



「性的」な部分の限定しているから、仕事に差し支えないのであり

「不快な言動と行動」としか書かれてない法律では、検察がどのように

解釈しても大丈夫で、その為に仕事の支障をきたすのです。



アクセス禁止法も限定されてない為に、検察が好きなように解釈できる為に、

上記に上げた違法の解釈で、捕まえることが出来るため、どのような

状態でも、何時でも逮捕できてしまい、インターネットを言うシステムに

支障をきたすと思われます。



セクハラでもアクセス禁止法でも、不当なものをキチンと限定しないと

人間が通常生活してく上で、支障が出てしまうことがあるので

アクセス禁止法がザルな法律だと言っているのです。



 
 
 
Unknown (すいません)
2004-12-30 17:38:58
裏を返せば、会社関係の人はセクハラにならない。



訂正です



裏を返せば、会社関係以外の人はセクハラにならない。

 
 
 
Unknown (岡田歩久登)
2004-12-30 17:54:37
「常識」的に考えて「悪くない」人は許されますから、その憂慮論は机上の空論です。「意図しないサービスは違法」でいいのです。名誉毀損やセクハラだって、「被害」者の主張は参考意見に過ぎず、裁判所が「常識」的に考えて有罪か無罪かを判断します。



解釈の余地が大きい法律も、「常識」的に運用されれば問題ありません。もちろん、世の中には様々な価値観があるので、全員が納得する結論はない。ただ、相当数の人が納得する結論にはなるでしょう。これまで、法がないことを理由に門前払いされてきた「被害」に対し、民事訴訟で賠償金を取るだけでなく、刑事罰を与える道が拓けるのは、よいことだと思います。



損害賠償の訴訟も既に起きています。ACCS は訴訟の提起にあたり、ACCS 自身が訴えられる覚悟もある、と述べています。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2004/03/18/2477.html

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2004/03/22/2500.html



また、CGI パラメータ云々は、認識に誤りがあります。詳細は参考 URI の記事に譲りますが、今回の件に限っていえば、明確な意図がない限り脆弱性を突くことはできなかったのです。

http://www.geocities.jp/officeandaccs/uri.html
 
 
 
Unknown (岡田歩久登)
2004-12-30 18:14:09
セクハラの定義がいろいろある、というなら、不正アクセスの定義だっていろいろあるわけです。その範囲内でしか裁けない。「意図しないサービスは違法」といっても、いくつかの留保があります。



その上で、2つの常識がぶつかり合うところ(グレーゾーン)に今回の事例があって、争点は以下にまとめられています。

http://www.geocities.jp/officeandaccs/fusei.html
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-30 18:14:43
常識的に考えてと言うが、常識的とは

どのような件なのでしょうか?

セクハラだって、セクハラのつもりでなくて

セクハラと訴えられて、違法とされる

場合があります。



法治国家では、ケースバイケースはあるに

せよ、裁く裁判官や、捕まえる検察は

法律の解釈をキチンとして、その上で

捕まえるのです。



あなたの言ってることは、机上の論理です。

法律の為に弱者が、違反になることも、

意図してない行為でも、捕まることがあり

ます。



そして、検察や裁判官や弁護士がキチンと

法の解釈の上で、裁判所でやり取りする

のですから、法の解釈が一番の問題なの

です。



少なくとも、裁判官は法の解釈が1カンして

いる筈です。



法の解釈がどのようなものになるかで

裁く基準が出来ます。



検察も最終の法の解釈は裁判官に委ねますが

検察が捕まえる時点では、検察の法の

解釈が出来てしまうので、それをある程度

限定しないと、検察は好きなように解釈して

捕まえてしまいます。



それから、裁判官が常識に考えて裁いてると言う時点で間違えてます。

常識の前に法の解釈があるのです。

法の解釈があることで物差しが出来て

その上で、常識を照らしてみる場合も

あるのです。



法の解釈を無視し常識的な部分で良い人と

判断して無罪になるなんてありえません。



法の解釈が広大な場合なので、検察側が

違反としたい為に、拡大解釈をして

相手を問い詰めてるのです。



 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-30 18:31:45
つまり、この場合に違法とした場合に

どのような法の解釈を裁判官がしたのかが

問題になるのです。



また、検察はどのような法の解釈のして

相手を問い詰めてるかが問題なのです。



法の解釈によっては、インターネットを

していく上で、サービス提供者側も

サービスを受ける側も、関わっていくのです



裁判官が法を解釈を無視して、ケースバイ

ケースや、被疑者がやった行動だけで、

判決を下すわけありません。



法の解釈がどのようなものになりそうかは

上記に書きましたので書きませんが、

法の解釈が一度出来てしまえば、それに

該当する事が違反になってしまうので

常識だけで、判決するなんて妄想は

辞めてください。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-30 18:46:02
上記のURLをみましたが、検察側が意図して

ないサービスは違法と言ってます。



特に、データを加工してアクセスしたことが

問題といってますが。。。



自分がこんなこと言われても動じないですね。



先ほども書きましたが、アドレスを直で

打つ事が前提とされているインターネットで

アドレスでいろんなアドレスやパラメータを

試すのは、通常の行為だと思われます



検察の言い分を通してしまうと、アドレスの

直打ちは違法の可能性があると言ってしまう

インターネットは、テレビにチャンネルの

ように限定されてないですよね。

アドレスを解ってて打つ場合と適当に打って

見る場合があります。



適当に打った場合に、タマタマ、相手が

意図して無い状態になったとしても

それを違法としたら、インターネットの

仕組みそのものが、おかしいと言わないと

いけない。



意図的にCGIを加工して打った場合も

適当にアドレスを打ってアクセスした場合も

やってることが同じなのだから、

どちらも違法とならないといけない。



それならCGIのパラメータの変更した場合に

アクセスが禁止という法律がないと

他の全てのことが関わってくる判決なのだ

から、改めて、検察がインターネットの

ある行為だけ、見てそのものを違反に

したい為、他の行動を制御してしまい

可能性があると思えてきました。
 
 
 
Unknown (岡田歩久登)
2004-12-30 19:49:44
きちんと読んでいただきたいのですが……。法律の範囲内でしか裁けないことは大前提です。その上で、「違法」と解釈される領域は広くてよい、あれが違法ならこれも違法で、だから日常生活に支障がある、とつなげるのは非現実的だからです。法は不完全に執行されます。



厳密に書けば「犯罪の構成要件と違法行為の阻却要件は共に広く取るべき」と私は主張しているのです。あらゆる阻却要件が書かれている法律は存在しません。だから阻却要因は「常識」で判断されます。阻却要件を考慮せず犯罪の構成要件ばかり注目するのは、非現実的です。



私は裁判官の「常識」を信じているので、「まともな通報なら怒る方がおかしい」という判断が出ると予想します。だから office さんがアッサリ有罪になっても、何ら心配ないと思うのです。匿名希望さんは、そこを信じない。だから構成要件を厳しくしたいのでしょう。ただその場合、どれほど悪質であろうとも刑事罰を科せられない「加害」者が増え、「被害」者が悲しむケースが増大します。民事で賠償金を取れば十分だ、と思うかどうかが、もうひとつの争点となるでしょう。



リンク先も斜め読みでは困ります。アドレス欄の直打ちでは GET メソッドになり弾かれるので、office さんはフォームを書き換えて引数を渡したのです。プロトコルのレベルでは GET も POST も有意な差がない、というのが弁護側の主張ですが、office さんの行為は一般人が「偶然」行う可能性ゼロです。また、刑事裁判では故意と過失は明確に区別されます。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-30 23:33:20
裁判官の常識とはってありえないのですが

何度も言いますが、法律を今度の件に

照らすあわせて、どのような法の解釈を

して、判決を言うのかが”問題”なのです。



そして、その解釈が一度、なされると

解釈の範囲内の全てのことが、違反(違反では

ない)と、なってしまうので、みなさん

問題にしてるのです。



検察は上に書いてあるURLを見る限り、

二つのことを主張しているのが解ります



・サービス側が意図してないサービスは違法

・アドレスの引数(パラメータ)を変更した

 アクセスは違法



もう何度も良いましたのでこれにより

インターネットのあり方は書きませんが

これらの検察の主張が通った場合は、今、

当たり前のようにやってるインターネット

も違法になることになるとなってしまうのです。



同じアクセスでも悪意があった場合と

無かった場合・・・

意図的だろうが意図的でなかろうが

違法にならないとだけです(それが法治国家

です)。



ただ、意図的な場合と意図的でない場合に

違法ではあるけど、刑の重さが変わると言う

のは解りますが、同じことをした場合は

たとえ、そのプロセスがどのような事でも

裁判官の法の解釈の範囲で裁かれないと

いけないのです。

 
 
 
Unknown (訂正です、すいません)
2004-12-30 23:34:54
同じアクセスでも悪意があった場合と

無かった場合・・・

意図的だろうが意図的でなかろうが

違法にならないといけないのです

(それが法治国家というものです)。

 
 
 
法治国家日本の実情 (岡田歩久登)
2004-12-31 16:02:41
制限速度を少しでも超えたら違法行為となります。誰もが当然のように行っていることが違法とされているわけですが、道路交通法はオカシイのでしょうか?



また、どうしてもご理解いただけないようですが、アドレス欄で引数を書き換えるだけでは、office さんと同じことはできません。情報送信フォームをローカルに保存し、HTML を書き換えて不正な情報を送信する、という手順を踏む必要があります。これって、一般人が「当たり前」にやっていることなんですか?



これで最後にしますが、二重の意味で匿名希望さんのご意見は非現実的です。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-31 22:11:14
あなたの不当アクセスの定義を

見せてください。

どのような”条件”の時に不当アクセスに

なるのか?



再現が簡単でないから不当アクセスなので

しょうか?



不当アクセスと不当で無いアクセスは

あなたは、再現が簡単か?簡単ではないか?

でくくってますが、それでは、法で

裁けないと思います。



再現が簡単か簡単でもないけど、実際に

やってることはアドレスの引数を

変えたことと変わらないのです。



その部分の違いをあなたの不当アクセスとは

どのようなアクセスかを定義した上で

聞きたいですね?

 
 
 
Unknown (Unknown)
2004-12-31 22:18:02
不当な架空請求も、簡易裁判を通して

相手に通知することで架空でなくなります。



たとえ、今回の件が再現が普通の人が

やらないとしても、実際にはパラメータの

変更した場合と同じことになるのですから、

今回が違法だとしたら、アドレスにある

パラメータ変更も異邦になりかねないの

です。



法が全ての常識と照らし合わせるわけが

ありません。



架空請求のような法律が一度出来てしまえば

例え、違法性が高そうに見える(常識的には)

ものも違法でなくなるのです。



今回の件も、パラメータの変更が世間一般の

人がやらない方法だから違法というのでは

裁くことが出来ず、パラメータの変更

そのものが、違法だから、犯罪としないと

裁けないと思われます。



常識的におかしなことも法に照らし合わせる

と違法である場合と違法でない場合が

あると思ったほうがいいと思います。

 
 
 
Unknown (訂正です、すいません)
2004-12-31 22:21:07
法律が一度出来てしまえば架空請求は違法

だが、裁判所を通して違法でなくなり

正規の請求になるなど例え、違法性が

高そうに見える(常識的には)ものも違法で

なくなるのです。

 
 
 
Unknown (それ)
2005-01-03 14:09:49
> 情報送信フォームをローカルに保存し、HTML を書き換えて不正な情報を送信する、という手順を踏む必要があります。これって、一般人が「当たり前」にやっていることなんですか?



情報送信フォームの HTML を書き換えて別のサーバに保存し、そのページから情報を送信するようなサービスは、複数の検索サイトから検索するページなどで、一般人が「当たり前」に利用していたサービスです。



割り込みすみません。ちょっと気になったもので。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2005-01-03 15:25:57
まず、cgiのソースコードを抜き、次にそのソースコードの中を解析し、そこで知ったファイル名を指定して抜いている。それをofficeはみずから「exploit」と呼んでわざわざ人前で「へへへ、どんなものだ」と自慢げに披露していますからねぇ。少なくともofficeの中では「普通の人が当たり前にすること」だとは思っていないでしょう。そこはofficeは争点にしていないはずです。

office氏のプライドの高さから自分の技術は特別だとアピールしつつ、一方で無罪を勝ち取るためにアクセスが許されているのだと主張するという、常人では理解しがたいバランスの悪さこそが、この裁判の奇妙な部分でもあり面白いところでしょう。

officeという特殊なキャラクタを理解しないまま裁判に臨んだ検察側は面食らっていると思います。

まあいずれにしても最高裁までいく裁判です。暖かく見守ってあげましょう。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2005-01-03 18:01:24
アクセスした部分とファイルを開示した

部分は、切り離すべきだと思います。

ファイルを開示した部分の為に

アクセスが禁止される事態は避ける

べきだと思われます。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2005-01-11 14:47:10
今度の判決で、「無罪」が出た場合の影響を考えたことがあるのでしょうか?

office氏が無罪となって釈放される。だけでは済みません。不正アクセス防止法の「矛盾」あるいは「抜け穴」を解消するための法改正が行われることになるでしょう。



URLを書き換えた方法でなら意図しないアクセスであっても合法とされてしまえば、URLを書き換える行為を非合法とするしかなくなるのではないでしょうか。

トップページ以外のディープリンクは、明記ない限り違法と言うようなところまで行く可能性があります。(不正アクセスの定義をサービス提供側が規定できるようになれば、トップページのみリンク可とすれば、ディープリンクは全て非合法アクセス。)



1人の人間の功名心のために、そんな法律が出来ることは避けたいものです。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2005-01-12 06:16:30
技術論だけでは勝ち目ないね。

先の指摘にあるように法廷は法的に正しいかどうかを問う場所だし、



法律の専門家 VS 技術の専門家



の構図で裁判長は前者に属するしね。

本件のように人によって意見が大きく割れる問題は、所詮裁判官の「決め」の問題。

法が先にあるんじゃなくて先に裁判官の感性があって、それに合わせて法を解釈するような感じ。

人間が完全な一貫性を持って行動できない以上、それを扱う法律も一貫性を保てないし、現実問題としてすべてを予期した法律も作れない。だから、あいまいな条文にならざるえない。

そこに恣意的な解釈が入る余地が生まれる。いや、わざとそのようにしているようにも見える。

もう一つはえらい厳し目に法律作っておいて、後の運用でさじ加減を調節する。

日ごろは泳がしておいて、何かあったときは目に余る者を優先的にしょっ引くわけだ。道交法なんてその代表だな。



「意図しないアクセスは不正アクセス」なんて言葉を聞くと、

不ア法もそういう運用にしたいんじゃないかと思えてくる。

道交法に比べてすごくあいまいだけど。

officeには国が意図しているさじ加減が分からなかったんだと思う。

無理もないね、過去の事例が少なすぎるから。

道交法の場合は過去沢山の運用面での事例(ネズミ捕り等)があって、

ドライバもそれを心得た上でうまくバランスを取っている。



国がじゃんけん後出しでしかも厳し目でやっていくのなら、officeのような人をもっと沢山捕まえて、多くの具体的事例を提供してほしいものだな。

法があいまいであればあるほど、より多く示して補完してほしいし、その場合は検察が思うところの不正アクセスする人[モルモット]が多く出る(ボーダーがあいまいだから当然)から示しやすいだろ。

そうやって、何を不正アクセスと決め付けるかを一つ一つはっきりさせていってほしいね。



もしくは、管理者のスキルによって意図するアクセスは異なるから同じシステムへのアクセスでも誰が管理者かによって犯罪になったりならなかったりするのか?ん?

その場合、クライアントは永久に打つ手無しだなw
 
 
 
Unknown (Unknown)
2005-01-13 13:23:39
全てというか・・・?

法が出来るということは何かを抑制したいと

言うことだと思います。

何を抑制するか、全く検討も無しに法を

作ることはありえない。

少なくもと法律を作成する段階では

どのような形がアクセス禁止は検討を

つけて作ってる筈。



アクセス禁止法が本当にそのように

作ってる筈なら、法の解釈がここまで

拡大することはない



・意図してないアクセスは違法

・再現が難しいアクセスは違法

・CGIパラメータの変更は違法

・再現が難しいCGIパラメータの変更は違法

そして・・・上にアクセスを元に

・アクセスできることを公開したことが違法

・意図してないアクセスを公開したことが違法

・再現が難しいアクセスを公開したことが違法

そして・・・

・アクセスして手に入れたものを公開した場合は違法法

・意図してないアクセスで手にいれたものを

公開した場合は違法

・再現が難しいアクセスで手に入れて物を

公開した場合は違法



など、アクセス禁止法が裁判官の法の

解釈でどれでも当てはまり、それによって

出来ることと出来ないことが決まってしまう

から問題です。



法が解釈を無視して、常識?的に悪いことは

違法など言っていたら、何を寄り所に生きて

いけばいいか解りません。



法が出来ると言うことは逆にそれに当ては

まらないことを違法でないと言ってるのと

一緒で、法の抜け道など一杯あります。



例えば、不当請求でも簡易裁判所を通せば

不当でなくなります。

自分はサービスを受けてないのに法が

簡易裁判の通したものが全て支払いの

義務があるから支払いを正統に請求できる

のです。

常識から考えれば、そんなものおかしいと

思うはずです。

でも、常識でおかしいからと不当請求を

簡易裁判所が通したものも不当請求だと

法の解釈では出来ないのです。



法の解釈が先にあり、法の解釈の中で

違法と違法で無いことが決まります。



 
 
 
Unknown (Unknown)
2005-01-14 17:58:51
なるほど、いろんな段階が想定できるね。

とりあえず以下だけに限っていうと、



①意図してないアクセスは違法

これは話にならないと思う。

サーバ側の都合に依存しすぎる。

管理者の意思一つで誰でも違法にされちゃう。

それと、個人的な感情として、

サーバ側クライアント側が対等に

なっていないことに嫌悪感をおぼえる。

リアル世界で対等になっていなくても

(例えば国家と個人)では別になんとも思わないが、

技術の世界では許せない気持ちにさせられる。



②再現が難しいアクセスは違法

あいまいすぎる。

最初のアクセスは再現が難しくても

複雑な処理を自動化するツールを作られた場合、

再現が容易なアクセスになっちゃう。

ブラウザ自体そういう性格のものだし。

また、他の目的で作られた既存のツールを組み合わせる

だけでも再現が容易になる。

即ち、キーボード手打ちのアクセスは違法だけど、

クリック一発の自動処理で合法にできる。



③CGIパラメータの変更は違法

基準として客観的で分かりやすい。

でも、弊害が多すぎる。詳細は散々既出だろうから割愛する。



④再現が難しいCGIパラメータの変更は違法

②と同じ理由で問題あり。





それでも「決め」の問題として司法は厳しい基準を示してほしいね。

その上で、行政のさじ加減でしょっ引けばいい。

ただし、①だけは避けてもらいたい。

判断を技術者に丸投げして技術者が技術者を裁くことになっちゃうからね。
 
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