業因縁の深い人、信仰心の浅い人は、自分が好んで苦しみを背負いこんでいる。道に落ちている悩みまで背負わなきゃ損だ、と苦しみを背負い、悲しみを背負いこみ、リュックサックの中に、いくらつめてもつめてもまだ足りないと、背負いこんでいる。それをはたで、可哀そうだ、あわれだ、気の毒だ、といったって、本人が背負い込むのは自分の自由意思で自分の好みでしているのです。酷なことをいうようですけれど、真実の自分を知らない。顕示欲の強い人間が苦しみを背負っているのです。 . . . 本文を読む
肉体の人間は、現在、真実の人間へ道程をたどっているものであって、一瞬一瞬といえども、進歩への道を歩んでいかなければ、おき去りにされてしまうものなのである。一分一分の時間も大事なのである。 . . . 本文を読む