まるくんの旅は青空 ~徒然なる幸福手帳~

いまは遺産OCNカフェとgooブログの合作です。

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オノウエ onohoue 大阪市 フレンチレストラン 坂本充治氏の新展開

2017年05月28日 07時04分31秒 | Weblog

12月12日、のぞみ111号、11号車E11番座席にてすわ旅へ
なんと語呂合わせがよいことか。
宝くじが当たる前触れのようなドキドキ・プリキュア♪な高揚感。
♪キラめいてエブリデイッ ドキドキ! プリキュア―――
でも・・・・・・・・・・・・それはきっと大いなる勘違いに違いない。 
一路京都へ―――。
京都着8時20分、すぐに京都駅から京都線に乗り換え4駅目の長岡京。
長岡京西出口から阪急バス20.22系統で旭ケ丘ホーム前。
徒歩5分もかからず本日一番目にめざす光明寺である。
地元ではモミジの寺として有名で、最近では全国的にも知られるようになってきた。
秋は、広大な境内を数百本のモミジが紅に染め、参道の石畳もモミジで埋め尽くされる。ゆるやかな坂道のもみじ参道は、ドラマチックで華やかな紅色のトンネルになる。
もちろん、12月も第2週目となれば散紅葉も紅葉も中途半端ではあったがそこそこ楽しめた。
何より、人影がないもみじ参道は格別だ。アタシだけの世界だ。
あらかじめバス亭で調べておいた9時49分発に乗り、東台経由で長岡天神駅前。
阪急線で梅田まで。準急で茨木市駅まで行き、特急に乗り換え、淀川を渡る前に地上に出た赤茶紫色の電車は穏やかな冬空の下の大阪の街へ滑り込む。
街はクリスマス前のソワソワした活気があった。
アタシにはいつも無縁の世界のように思える。
阪急梅田駅から三番街、ホワイティうめだを少しだけうろつきクリスマスのおこぼれをもらい、観覧車のヘップ・ファイヴビルに向かうが11時開店でまだ閉まったまま。
再び地下にもぐりいつも迷いに迷うアタシ的日本一の難関鬼門梅田駅大阪駅ターミナルを東梅田駅をめざす。谷町筋線に乗りたいのに、路線ではなく、東梅田駅→とか西梅田駅←とかの表示に変わり迷うではないか、でもなんとかスムーズに東梅田駅=谷町筋線に乗れた。
谷町4丁目駅で周辺地図を慎重に見て4番出口。大阪城がすぐ近くとわかりちょっと寄り道をしてみた。
♪あたらしい服を着て はじめての道歩く
トキメク景色に おハロー! ハローハロ―――
途中、府庁舎もあるようだ。本町通の角、ニュースの北朝鮮でみかけるようなシンプルにして奇抜で異様な威圧的なビルは大阪府警本部庁舎。
上町筋沿いの街路樹や堀側の立ち木が邪魔をして太閤さんの大阪城天守閣が一向に見えてこない。府庁舎前からだけは天守閣が垣間見えた、ああ、現代でも「お上という幻想」があるのかとうんざりさせられる。
因みに被災から復興した大阪城は実は徳川幕府時代のもので本物の大阪城は地下7mに眠っているという大阪人が聞いたら卒倒しそうな事実をブラタモリで知る。
大阪城の堀と別れを告げ、再び谷町筋に戻ってきたのはいいが、なんと天満橋駅がそこにあった。一駅分余計に歩いてしまった、慌てて谷町筋を北へ戻る。
めざす三菱UFJ銀行の看板がある角を曲がり、エステムプラザ大手前エヴァース、大きなマンションの地下手前は広い空洞になっており、1階のエントランスに胡蝶蘭など花々がわんさか並ぶ。
♪曲がり角 花の色 今日のラッキーカラー ―――
この花たちが消えたとき、通りすがりのひとはこの場所を見向きもしないであろう。
銅製の看板が階段前にひっそり立つのみ。
ここがめざす本日のメインイベント「onohoue」レストラン・オノウエである。
彼彼女たちとお会いしたのが1ケ月ほど前。
最愛のレストラン「ユニッソン・デ・クール」が、ここ糸屋町というビジネス街とも繁華街とも縁遠い界隈でひっそり12月1日リニューアル・オープンを果した。
コンクリートの長い階段を、クリスマスの月という浮ついた気分をもって、ゆっくりかみ締めるように降りる。
降り立つと、そこは真上からも確認できたとおり、人工芝が敷き詰められ、樅の木の植木鉢や花壇が並び、西欧風の庭園のようだ。
天井までありそうな大きな木の2枚戸は意外にも自動扉だった。
扉がスーッと開くと同時にいつもの見慣れたはちきれんばかりの美しい笑顔と見慣れぬ可憐な笑顔にでくわした。
♪世界を変える ハッピーラブ!―――
店内はブラウン系の色合いで統一され、シックでアンティークな調度品が簡素に配置され、フランスの片田舎、たとえばアルルのおばあちゃん家に夏のバカンス中食事に招かれました――そんなイメージを受けた。
いつものように咄嗟にカメラを構え、満面の笑みにピントを合わせ、いつものようにアタシ流の優雅な午餐の開演だ。
アルルおばあちゃんのとびっきりのご馳走と目がクラクラしそうな健康的な美貌光線がここではまっている。
そして、今日あらたにお二人の素敵すぎる女性陣、接客業が天性のようなとびっきりの笑顔の持ち主と、アルルおばあちゃんのお孫さんのようなつつましやかで清楚な笑顔に出会う。
♪ツイてるあたしに ぜんぶおまかせ!-――
今日の食事おもに食材(雷鳥・トリュフ・鯖・ノドグロなど)をリクエストしたときから今日空けるワインはなんとなく事前に選んでいた。
庭に面した一番奥のいかした席に案内され、ほどなくリストをもらいお目当てのページを開けると希望とドンピシャなワインがリストされていた。
Vosne Romanee 1er Cru Aux Brulees 2011 (Michel Gros)ヴォーヌ・ロマネ・オーブリュレ2011年 ドメーヌ・ミッシェル・グロ。
ヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌ“ジャン・グロ”の後を継いだのが息子のミシェル・グロ。ワインのスタイルは、やや武骨ながら非常にエレガントな味わいを持っている。安定した品質で、ブルゴーニュワインの一つの指標になる堅実なワインを造っている。
赤系果実を主体に、花束、森の木の香り、スパイス、ややスモーキーなニュアンスも感じられ、複雑で気品のある香り。 果実味は程よい厚みでイキイキとしており、純粋なタンニンは熟していながらもやや硬く、綺麗な酸がしなやかさを与えている。 どちらかと言うと古典的な造りであり、豊富な味わい要素のバランスが取れ飲み頃となるには、少なくとも3年から4年ほどは時間が必要。
彼女たちの美しい瞳に乾杯だ。
アタシには心を解き放つ「とき」と「ところ」がある。
一口飲んですぐわかる。素晴らしい仕上がり。そして飲み頃。
そして、これから約1時間、刻々と変化した顔をみせてくれることも予感させられる。
刻々と変わるもの―――。
それは、ひとも、ひとの営みも同じこと。
今日、あらたな出会いの喜びと思わぬ別れの告知があった。
別れは唐突で無防備で残念至極ではあるが、愛おしい彼女の門出を祝福しようと努めることに一生懸命気持ちを切り替えた。
♪トモダチだったら 困ってる時は 力になりたい それが普通でしょ?―――
意外や意外、鯖という食材でブーケの香りを解き放ったワインは最後のメインディツシュ、雷鳥をいただくときには鉄のようなニュアンスに変化していた。
ああ、、、♪世界はまるでメリーゴーランド!――――
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さようならユニッソンデクール  Unisson des Coeurs  ありがとう阪本充治シェフ 人生で最も幸せな食事  

2017年05月20日 19時19分04秒 | Weblog


【さようならユニッソン・デ・クール 大阪市北区西天満 】
本日のBGM the end of the world (世界の終わり) by pet shop boys
―なんと、この曲が収録されているアルバムタイトルが「薔薇の旋律」―
―そして、本日のワインは2011年に預けていた「2001年シャトー・ラフィット・ロートシルト」。15年の時を経て、最高の飲み頃で、バラの香りがたつこと間違いなし―
バラというキーワードではじまる1993年10月の時を経て2016年10月30日の日記
 

「おい、6時30分ぞ、家出るのがでないんぞ、電車が!ぞ」
昨夜の夕食時も明け方も繰り返し言いきかせていたのに、これまで何度も繰り返してきたビデオの再生を観ているようだ。
「えぇぇえぇえ????!?」
「あんたは壊れたビデオテープじゃのっ###あ??あ、じゃのっ#何度同じこと繰り返したら気がすむんぞっ、今度はなんぞぉぉぉぉ?!」
「あれ?ん?あれ?あれ?あれ?」
「じゃけん、なんぞ言いよんのにっ#」
「私の化粧道具知らん?」
「知るかっ、そんなもん、あんたが持っとんかどうかも知らんわっ。したこともないくせにっ###」
「あるはずのところにないんよ」
「のうてもええやいっ。化粧やか全然せんくせにっ。もうええけん行くぞ。あと10分しかないんじゃけどっ###」
「はいはい・・・・・・・・・・あっ、車の鍵忘れとった」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
6時30分の電車に乗るのに自宅を出るのが6時22分、―オンナハジュンビガナニカトヒツヨウナノヨ―なんて方便、彼女には該当しないし、アタシには通用しない。
―ナニカヲナサネバナラヌトキニカギッテ、ホカノコトヲハジメテシマウノヨネ―星人なんだから。
いつものことながらなんとか「恐怖にして神業的に」間に合うんだけど、電車に無事乗り込んでから、ここからがまたヘンテコ・テンヤワンヤだ。
「ほんで、なんでタマゴッチやか持ってきとんぞ?」
「・・・・・・・・・・死んどった・・・・・・・・・・」
「殺すなや(笑)もう犬やか飼えんぞ。みのりんはウサギ飼いたいいよったっけ?」
「そうよ」 
「あんたらには無理じゃの。死んでしまうわ」
「なんでぇ?家で飼うのに大丈夫よ」
「はぁ?家ん中でやか飼えるかっ。あんたうさぎのフン知っとんか?どこばりされるしめちゃくちゃ匂うの知っとんか、この前もすごかったろわ」
「なんのこと?」
「もう忘れたんか、うさぎ島の大久野島よ。この前行ったばかりだろわいっ」
「匂うもんも私匂わんもん」
「鼻の手術したときなんで蓄膿も治さんかったんぞ」
「そういう問題ではないでしょ」
「ほんで鳥そぼろ弁当買うとるけんいうて今しがた食べたばっかりのに、なんでサンドイッチ持ってきとんぞ。ほんでこのビニール袋のなかに烏賊センベイも入っとんですけど?今からご馳走食べに行くのになに考えとん@@?」
「えんよ、まだ8時じゃけん」
―ヒラキナオッタオンナハツヨイ―これは、彼女のための代名詞のようなもんだな。
「あっ、今日のこのお供、ティラノサウルスちゃん♪、鞄に入れとってくれんの♪」
「・・・・・・・・めちゃくちゃデカイんじゃけど?・・・・・・・・・」
「えんよ、最後じゃけん♪華々しいフィナーレにふさわしいじゃろ♪」
御堂筋線で本町駅を降り、中央線で堺筋本町に降りたときに気が付いたようだ。
「あれ?あれれ?わたしのサンドイッチ知らん?あれれ@@?」
「知るかっ###あんた新幹線のお茶台にレジ袋引っかけとらんかった?」
「キャァァア?????ッ、ショックじゃ、ほんまショックじゃ、ええ???っ?」
「・・・・・・・・・いっつもかっつもこうなん、なんとかならんの?」
嗚呼・・・・・・・彼女とはいつもかつもこうして不協和音な【心の融合】だ。
 堺筋本町駅で地上に出た。
レストランでの昼食前、かねてから念願であった北浜、船場界隈のレトロ建築めぐりをするために。
プリントアウトした地図をハニーに渡し、道筋、順路を指示したが3軒目くらいから、何故か大回りコースを主張する始末、おまけに何度もコンビニのトイレに寄る彼女はいちいち飲食物を購入するコストパフォーマンスの悪さ、やれやれ・・・・・・・・。
それでも予定していた15軒を巡り、北浜レトロまで辿り着いた。
堺筋すぐ近くに並行する御堂筋で大阪マラソン大会が開催されており、中之島の大阪市庁舎所近辺がチャレンジこーすのゴールのようで大賑わい。当然、交通規制が敷かれており、土佐堀通りを横切れなく地下道を通らなければならない。
アタシたちが北浜に到着したのが11時30分、マラソンとは別の8.8キロのチャレンジコースはすでに佳境を迎えたようでタイムアウトのランナーたちが大型バスで搬送されていた、カッコワル(笑)。
「あれ?カアコ、なんで5月でないのにバラ咲いとん?」
「トウチャン、バラは5月と10月よ」
そうか、そうだった・・・・・・・・10月のバラ――――?。
中之島のバラ園は10月のバラがちょうど見ごろで、大勢の鑑賞者で賑わっていた。
「中之島へ来るといつも賑やかじゃな」ハニーに笑いかける。
「ほんまじゃな」
若いカップルも多くいて、彼彼女たちに刺激され久方ぶりにハニーの手を握ろうと思ったけど、らしくないかなと思い直しやめにした。
「10月のバラか・・・・・・・・」アタシはひとりごつ。
新婚旅行での劇的に奇跡的に楽しかったギザのピラミッドの大地の袂での結婚パーティーを思い起こす。
――――――エジプトを離れる時間は刻一刻と近づいている。
もうすぐ明け方前のアッザーンが聞こえてくるはずだ。
静かに窓を開いた。闇のなかにポプラの木が浮かんでいる。    
静寂ななかにも激しい音がどこからともなく流れてくる。
寄せては返す波のように。 
今からでも、あの広場に舞い戻りたい激しい衝動にかき立てられた。   
誰かが体を揺り動かすかのように。                  
しかし、そのとき目にしたもので自重した。もう一つの「物語」はいらない。 
目で見やったのは妻が眠っているベッドのシーツだった。
真っ白なシーツの上には、もうすでにしおれかけたバラがあった。    
もうひとつの物語――――――
真っ白なシーツの上には、鮮やかなバラがあった。
「いっつもバラね・・・・・・・」
いつだったか妻が呟いた言葉が蘇った――――――。


 それにしても中之島はいつ来ても素敵なところだ。
パリのエスプリを、セーヌの風を彷彿させられる。
これから向かうユニッソンデクールへ2011年の夏、ふたりで行ったときの会話もなつかしく蘇る。
――――――淀屋橋に到着。
「で、なんでそっちに歩くんぞ」
「あれ、この前は橋のこっちでなかった?」
「・・・・・ああ、違う橋のなっ」
御堂筋沿いの日銀の大阪支店を背景にハニーちゃま記念撮影、はいポーズ。
ああ、くそ暑いけど気分はすっかりセーヌ河畔。
で、なんでハニーちゃま、中之島通ってなにわ橋方面行くのに真逆を歩くかね・・・・・。
「また!全然、方向違うやいっ!喧嘩売りよんかっ!」
「だって前来たときはここでなかった?」
「あんたどこの店のこと言いよんぞ?ところで今日どこ行くんか知っとんか?」
「知らんよ!教えてくれんやんっ!」
「聞かんかいっ!ユニッソンデクール!【心の融合よ!】もうちょっと前向きに心の融合してくれるかいっ!?」
「それ、いつ行ったとこだっけ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ああ、楽しや、心の融合・・・・まもなく開演です・・・・・・・。
大阪市役所を横目に強烈な木漏れ日と緑眩しい遊歩道を行きまもなく大阪府図書館。
「ここすごいだろ?ギリシア神殿みたいやろ?パンテンオンいうて勝手に思うとる。
ほれ、あそこの中央公会堂はプティ・パレ。なにわ橋はアレキサンドル3世橋、淀屋橋はポンヌフ。水晶橋はコンコルド橋。中之島はシテ島。な?ここパリに見えんか?マドリーヌ」
「おかしいひとに見える。セバスチャン」
「・・・・・・・・・・・・・・」――――――。
最初に訪れた2011年5月は中之島祭りの最中で河内音頭がそこかしこで奏でられていて、その音色やリズムはエジプト南部で聴いたスーダンの歌謡曲とそっくりで、スーダンの移民が多いパリをそこでも感じ取っていた。
今日はエジプトとパリの思い出までもが【融合した】大移動祝祭日だ。
あれから、5年、これまで最も多く足繁く通ったレストランにして最強のレストランだ。
 1ケ月前のこと、毎年4月には顧客への案内ハガキが届くのに今年はこないのかなと忘れかけていた9月、いきなり閉店の文字が躍る案内状に仰天した。
あれだけの繁盛店にして「真に美味い!!の殿堂入りの」レストランをあっけなく6年と7ケ月で閉じるとは夢にも思い描かなかった。
大阪の余所で新しい店を開くらしい。
飄々とした風貌ながら、シェフ阪本充治氏はどこかひとを煙に巻くところがあるトリック・スター(曲者師)のような偉大なる表現者なので、らしいといえばらしい。
そして彼は他の多くのシェフが「より高みに」と思い描き「よりシステマチック」な店をめざすわけではないだろうと読んだ。
むしろ、最高級なビストロ志向のほうが彼には似合っている気がしている。
そして、思い出した。
「シャトー・ラフィット・ロートシルト2001年」を預けていることを。
店にはラ・ターシュを筆頭にバタール・モンラッシェ、ムルソー・シャルム、コドリュー・ラドリアーヌ、グラン・エシェゾーなど数多くのワインを送りつけ保管してもらい低額な持ち込み料金で楽しませてもらっていたが、唯一残っていたワインだ。
「まさか店のひとに飲まれたり、紛失してしまうんじゃぁ・・・・・」身勝手タップリな妄想&ドケチ病も手伝って、ハガキを一読した瞬間、即予約電話を入れた。
閉店前日30日の日曜日、その日しか予定が空いてない。幸い予約はとれた。
いよいよその当日、今日は店と阪本氏に感謝の気持ちを込めてハニーと久方ぶりのランチ・デートだ。  
 昨日まで夏日だったのに、今日はすっかり秋風そよぐ、うららかな日曜日の正午前。
バラ園に別れを告げ、いつものお約束で、なにわ橋北詰めのライオン像とハニーをカメラに収め、店がテナントとして入るレンガビルの屋上の大きな看板「肉のダイリキ」を見上げる。
表層と深淵、その落差がこれまた坂本さんらしいとずっと思っていた。
さようならユニッソンデクール、ありがとう阪本充治シェフ。アタシが世界で最も愛してやまなかったレストラン。
今日が人生で最も幸せな食事になることを確信している。
合言葉はユニッソン・デ・クール(心の融合)――――明日2016年10月31日をもって閉店だ。
でも、これで世界が終わりってわけじゃない(It's not the end of the world)。
カモミールなどハーブが植えられた彼が愛した小さな花壇。
その手前の階段を2段上り、ドアを勢いよく開ける。
すると、これまで見たことのない、今日一日大阪中歩き回ってもなかなかお目にかかれないようなすごい美女に笑顔で出迎えられた。
もうびっくり仰天である。
いつもここでは驚かされてばかりだ。最後の最後まで。
ButIt's not the end of the world―――――。
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カセント 神戸市中央区 旨いの、真骨頂

2016年10月17日 19時16分19秒 | Weblog


旨いっ
一品一品に唸る 感嘆する 一口噛みしめる度に悦びを喜びを歓びを 素直に感じ入る
旨いっ!のあとに しみじみと「美味い(おいしい)」が追いかけてくる
今何をいただいているのか 食材とはなんなのか 調理とはなんなのか
単純にして そして螺旋階段のように複雑で それでいて明確で
「旨い」がこれほどダイレクトに伝わるレストランを知らない
「美味くて」サービスが心地よくて、を兼ね備えた外食の最高峰レストランをジャンルは何であれ多く知っているわけではない。
それでも世界中、日本中旅して美味いを求めてきた味覚が、突出して巧い美味い上手い旨いを訴える!因みに甘いも正しい語音は「うまい」である。
それでも 別にもう新たには知らなくていいと思える店に出会えた。
これまで行こうか行くまいか なんとなく気の入れ方が本腰でなかったので
延び延びになっていた神戸の名店にして超有名店。
三つ星レストランなんてカテゴラリーやモダン・スパニッシュだなんてジャンルもこの際どうでもよろしい。
アタシにとってのとっておきのレストランだ。
ここまで書いてシェフを知りたくなって調べてみたら自分の胃袋とドンピシャな一文をお宝部屋に埋もれていた日本のシェフ100人を特集した料理通信で「ミッケ」!!
なんと、自分の書き出しと同じ「旨い」を目指すという表現に驚嘆、歓喜。


――― 福本伸也さんが目指す地点は「旨い!」である。旨いもん好きの関西っ子たちも唸る「旨い!」を、イタリアとスペインで8年、ガストロノミーの最前線で働いた経験の上に作ろうというのだから、力技が要る。
「旨さの追求と新しさを求める気持ちの狭間で、日々格闘です」
 カラダが反応してしまう旨さを皿にのせようと思った時、福本さんが拠り所にするのは食材だ。「素材の個性は作り手の個性」と考える福本さんはひたすら生産者の顔と人柄を思い浮かべて調理する。結果、自分の気配を消すかのように、皿はどんどんシンプルになった。
 関西っ子も唸る「旨い!」とは「時代が変わっても、変わらないおいしさ」。簡単にたどり着けるわけがない。「すぐに答えが出なくていい。失敗と発見を繰り返す、螺旋階段のような道のりでいい。真っすぐな道はつまらない」。
 60歳になっても調理場に立っていたい。「旨い!」と言わせ続けたい。せつないほど熱いその思いを抱えて、数年後には再び海外で修業したいと密かに願う。―――   ※「2011年 料理通信」より

う〜〜ん、アタシの素の感想のままのことを氏は言っておったのか
天才は天才を見抜くのだ、な(爆
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ロオジエ L'OSIER 銀座フレンチ 日本を代表するグランメゾン 約束された夢の時間プチオフ 

2015年11月29日 11時59分57秒 | Weblog



久方のプチオフだ。
4トラサイトだと3人目?
プチオフとはまるくんの造語で、OCN、楽天、4トラと綿々14年続いているmarukunのスタイルで、意味は「電源をプチッとオフにして町にでよう」をキーワーズに、「プチ・オフ会」つまり「1対1の対面式でお話ししましょう」のコンセプトでプチオフ。
テーマはいつだって「世の中を少しからでもよくしていきたい」。
これまでお会いした30人ほど全て女性、
大抵が20代後半から30代前半(いつもだいたい自分より10才くらい年下)、
大概がなぜかなんだか人妻(爆)、
顔なんか知らないままアポだけど、結果ほぼ100%の確率でみなさん美人!(素面)
結局あんた、「とびっきりの~~旅行」シリーズとなんら変わらず美女コレクション癖を身を削って実行してるだけじゃないのか?なんて独りツッコミはさておき。
日常生活でも男性と遊ぶことは皆無で女性としか遊ばないそのまんまですというわかり易い言い訳もともかく。
正しいネットとの関わり方や向き合い方を正しく理解できてないひとたちほとんどのひとがどん引きするのだろうが、marukunだからこそ適うスタイルで、「marukunだからこそ」をきちんと理解できるひとにしか叶わない芸なのである。
磁力がビビビ♪とくるひとしか声かけないし、かけられることもないし、こちらも興味ありません。
タシのサイトはいつだって【旅をツール】に
【人生をテーマ】に
【よりよく生きるがコンセプト】
これ、理解できないひとが訪れても意味なし芳一さん
そう、タシにとって流し読みなんて方々は幽霊と同義語w
お会いするテーマもいつも「旅する」、「出会い」と「気づき」・・・・ネットを媒介にしたあくまでも手段――今はもうそう切実さはなく、そんな気力も実は希薄なんだけどね。
これまで計画しながら都合がつかなかったお友だちたちはリポートを興味深く読んで(不思議なことに私のサイトでのリポートは自分んとこでは顔伏せているのに10人中ほぼ10人顔出しオオケイと申すのです)口々に申します。
「まるくんてば美女ばかり選んでプチオフしてませんか?!#」
アタシャ内心「なんで美女たちに口々に『美女とばかり会ってるっ』てお小言言われねばならんのや#」と当時はブツクサ言うてましたけど(ニパ♪
そもそも、顔出ししてないサイトでも「美人」さん♪を嗅をぎ分ける特技あり。
でも、言うておきますけど「美人」なんて「定義」はアタシのなかでは実のところはゼンゼンないのですよ。
「真実」の「美人」の定義はハニーにしかありませんので、ごめんなさい。
愛って?違う違う、ズバリ言うけど「化粧」です。しなしい、できないんだから「化け」ようがない(笑)、化粧まったくしない美人なんてハニー以外みたことない。そもそも彼女にその自覚はミリ単位もまったくない、もういいですか?
いっつもフェミニストを装いながら、明日の生ゴミにでも出されそうな大馬鹿ノロケ言うてどうすんのよ?いやそもそも世の女性すべて敵にまわしてどうするのよ?という正しい文脈はさておき。
「勘違いな出会い系」や「偽る自分を運営系」「自分は隠しておくけど自慢してうらやましがられたい系」な方々にはゼッタイ真似できないスキルです。
せいぜい、いつまでもアタシとマッタクチガウミチヲアユンデイテクダサイ(笑


 今回もお友達とトントン拍子でお会いすることになり、日時も決まり、段取りをやりとりするなかで彼女の希望は「まるくんの恐竜ちゃんたちともお会いしたいです」
そのリクエストは何を意味するかと問えば「知ってる、わかってる」と。
そうなのです、ネットショップで安く買い求めたビンテージものや高級ワインをレストランに持ち込んで収集癖の成果、恐竜フィギア君のコラボレーションをよく御存じな彼女。
「・・・・・どれも惹かれますね!デモ、フレンチデオネガイシマス。シラナイセカイヲタイケンシテミタイデス~(/ω\)  」
ウウッ、かわいい♪鼻血がでそうなくらいカワイイッ。文章でこれだけカワイイとどんだけカワイイんだ?本物(?)は・・・・あれ、そういえばいつものことだけど顔知らないな(爆)。
 
 そんなわけで7月のはじめ。
ここはおもてなし心をいっそうくすぐられたので、本気汁を久方発揮しなければ、というわけで月の初めに3カ月先の予約を受け付ける超予約困難なグランメゾンにダメもとで電話する。電話は繋がったがすでにキャンセル待ちが3組だという。一応キャンセル待機で予約する。
「・・・・2ヶ月先なのにすでにキャンセル待ち3組とは・・・・そんな場所にわたしは足を踏み入れていいのでしょうか?(/ω\)ブルブルブル・・・・・」
まずダメだろう。そんなわけで次のレストラン探しだ。
東京で行きたいところは行きつくしている。同じところはハニーや娘たちとの思い出の地だから嫌だ(笑)。
大手町のレストランに決めた。遠い先かもだけど、次にフレンチに「帰ること」があったらそこにしようと思っていた店だ。2ケ月先なのですぐとれた。いろいろ注文もつけた。
しかし、なんと上京3日前に例のレストランから電話が鳴った。キャンセルがでたのだな、もうすごいワクワクドキドキした。あんな大それた日本一のグランメゾンはあんまり思考の領域になかったのでもうここは、またとない機会をつくってくれた社交性豊かな彼女にリードしてもらおっと(笑)。
ひとつこまったのがこのクソ暑いときに背広を持って行かなくちゃならないことだ。
そして、待ち合わせ場所に指定した宿泊先のホテルがもう最悪な悪夢ですごく一日気分がすぐれないタイミングになってしまったのは彼女に申しわけなかった。
良い夢をみよう。
ある夏の日の夜の夢――シェイクスピアの戯曲、メンデルスゾーンの序曲が頭の中をかけめぐる。
この2ケ月めまぐるしい毎日を過ごしている彼女にせめて夏の日の夢のような時間を過ごしていただこう。
ロオジエ ―夏の白昼の夢― 戯曲開演です。
ふたりが話したこと、感じたこと、見たもの、気づいたこと、はもちろんそれぞれの胸の中に。


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AMUSE-BOUCHE
アミューズ-ブーシュ
ゴールドラッシュを使ったしっかりした味のコーンスープにうに・甲殻類のジュレ

MÉDAILLONS DE HOMARD BLEU, JULIENNE DE LÉGUMES CROQUANTSMARINÉS ALA CORIANDRE
MOUSSELINE DE COURGETTE AU BASILIC
HUILE D’OLIVE AUX AROMATES RELEVÉED’UNE POINTE DE CURRY
オマール・ブルーのメダイヨン野菜のジュリエンヌコリアンダー風味ズッキーニのムースリーヌとほんのり香るカレーのオイル

NOIX DE COCHON HAKKINTON RÔTIE
FRICASSÉE«MÉMÉ»,GNOCCHI DE POMME DE TERRE À LA TRUFFE D’ÉTÉ
MINI AUBERGINE FONDANTE“TOMATÉE-ACIDULÉE”
JUS À LA SAUGE AGRÉMENTÉ DECHORIZO

白金豚“プラチナポーク”のロティ夏トリュフのニョッキ野菜のフリカッセ
トマトで煮込んだ小茄子のフォンダンセージとチョリソ入りのジュ

PRÉ DESSERT
プレデセール
メロンのスープ

PÊCHE JAUNEPOCHÉE, COULIS DE PÊCHE DE VIGNE
CRÈME ONCTUEUSE AUX ÉCLATS DE NOUGATINE,SORBET PASSION-CITRONNELLE
INFUSION MOUSSEUSE DE PÊCHE ÀLA MENTHE

黄桃のコンポートとミント風味の軽いムースペーシュ・ヴィーニュのクーリィ
パッションフルーツのソルベシトロネルの香り

CHARIOT DE FRIANDISES
フリヤンディーズのワゴン

★ワゴンのお嬢さんが超々かわいかった、もぅすんごいかわいかった。
熟れたての桃のようにかわいかった♪
そのまんまお伝えしたら、白い肌がますます桃のような頬に変わった。
写真に収められないのがもうすんごいすんごい残念だった・・・
バリィさんをお渡しした。「とっておきの東京シリーズ」18人目だ(爆w

CAFÉ
カフェ

飲んだワインはこちらです、奥さん!!

【 ドメーヌJ.A.フェレ プイィ・フュイッセ・オトゥール・ド・フュイッセ 2010 】
―プイィ・フュイッセにおけるモンラッシェともいうべきワインを造りだす―
この造り手こそプイィ・フュイッセの先駆者。
黄色い果実やアカシアの花、フレッシュなヘーゼルナッツやスパイスを思 わせる香り。しっかりした余韻にスパイスのニュアンス。
樽熟が長い割りには、実に透明感溢れるイエローゴールドの色調。とにかく、いきなりの甘い香りに圧倒されます。そして、グレープフルーツなどの柑橘類やトロピカルフルーツの風味とナッツのニュアンスに、プイィ・フュイッセの特長がよく見て取れます。また、上質な甘さを演出するのが、ブドウの果実味とハチミツの風味の重層の構成。さらにそれらの甘い味わいが長い余韻にまで続くのですが、その余韻には甘みとともに上級シャルドネならではのバランスのよい苦味と渋みがあり、実に複雑な印象を持つ1本に仕上げているのです。

ズバリ!な選択でしたでしょ、奥さん(笑w

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メゾン ド グラシアニ 神戸北野 旧グラシアニ邸 北野異人館のフレンチレストラン

2015年10月04日 09時39分36秒 | Weblog
メゾン ド グラシアニ 神戸北野 旧グラシアニ邸 北野異人館のフレンチレストラン

箱・サービス・しつらえ・料理・酒・雰囲気、これらすべての欲望を満たすフランス料理店は東京にも大阪にも絶対ありえないと確信している。
日本では唯一神戸、あの空気のなかでしか味わえないのものなのだ、フランス料理は、絶対に。
「そんなんこだわらんでもえんでないん?」
「あほかっ!!フランス料理食べに行くゆうたら滅多にないハレの日ってきまっとるんぞ!料理だけが美味しくてもだめ!に決まっとろわい。掃除がゆきとどいているか、店の雰囲気はええか、接客はきっちりできているか、客側もマナーが守られとるか、全部良うなかったらいかんにきまっとろわい」
「ふ~ん、滅多にないハレの日にねぇ?まぁしょっちゅうハレの日があるお人ですこと。おめでたいナントカ男って君のためにあるんかいね;オホホホホッ(笑)」
「うるさいわっ。だいたいフレンチなんてほんまのホンマは別に美味しいもんでなかろわい。ハンバーグやトンカツやカレー、から揚げ、ナポリタンのほうがよっぽど美味いやろ」
「・・・・・・・・・・」




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――――2012年2月ある晩のこと。
夕食中、テレビのニュースで神戸北野にある旧グラシアニ邸の火災が報じられていた。
不審火らしい。ほぼ全焼に近いという。
「おいおいっ!フレンチレストランも東京、大阪、京都はだいたい行きたいとこはめどついたんやけど、一番はじめ一緒に行った『ジャン・ムーラン』って覚えとるか?」
「なにそれ?」
「・・・・・・・・・・・やっぱりほうか。神戸のレストラン一回行ったことあろわい?」
「神戸?ああ神戸ね?みのりんちゃん、父さんはねぇ、おねえちゃんたちまだ小さいのにほったらかして、ひとりでケニア行ったんよ。ひどいでしょ」
「なんで急にそんな話なん?」
「はぁ?何言いよんよ。黄熱病の予防接種せないかんけん、私まで仕事休ませて行った神戸検疫所のついでのときのことでしょ」
「あっ、そうそう(笑)でな、そのジャンムーランて今でもワシにとってはナンバーワンのフレンチレストランなんやけど、まぁ心あるひとはみんな同じ意見じゃ思うけど、その名店は2001年にいきなり店閉じたやん。美木剛いう天才シェフは隠居して、マダムがフランスでパンでも作って余生過ごすんじゃと、かっこえかろ?」
「ほんで、それがなんなん?真似したいとか言わんとってよ###」
「いやな、ジャンムーランみたいな店をもう一度探すためにフレンチ巡りしてきたようなもんじゃけど、北浜のようけ行ったレストラン、ここは料理は凌駕しとる」
「北浜?なにそれ」
「じゃけん、ユニッソンデクールよ!あほか“なんべんも連れていってやったろわい。7回も行っとんぞ」
「あ、ライオンの橋のとこね。そんなに行ったっけぇ?」
「・・・・・・・・・・・あっ!4回ぐらいかいの?あんた行ってないのも回数いれとったわ(笑)」
「はぁ?・・・・・・・・・・・・誰と行ったんだろか?」
「まぁまぁええから、ほんでな、料理はえんじゃけど、こうなんか足らまい?神戸だったら彼のDNAとまで言わんけど、意思や腕を引き継ぐような料理人おるはずやん。けっこう弟子がおったはずじゃけん。ほんでも、ル・フェドラ、ジャンティ・オジェ、ペ・ルージュ、シェ・ローズ、ペルシエとかあるんやけどな、いまひとつピンとこん」
「その暗記力もっとほかに役立つことに活かすことできんの?」
「うるさいわっ。ほんでソムリエだったひとがおるオルフェと、美木さんがたまに帰国したら足繁く通うらしい御影ジュエンヌを選んでルミナリエのとき、わんわんとねずみと行ったけど、やっぱもの足らんのよ。一軒は店の箱はまぁまぁやけど味が悲惨(笑)。もう1軒は、味は申し分ないんやけど、なにもかもが喫茶店みたいな店なんよ」
「そんなんこだわらんでもえんでないん?」
「あほかっ!!フランス料理食べに行くゆうたら滅多にないハレの日ってきまっとるんぞ!料理だけが美味しくてもだめ!に決まっとろわい。掃除がゆきとどいているか、店の雰囲気はええか、接客はきっちりできているか、全部良うなかったらいかんにきまっとろわい」
「・・・・・・・・・ふ~ん、滅多にないハレの日にねぇ?まぁしょっちゅうハレの日がある人ですこと。おめでたい男って君のためにあるんかいね(笑)」
「うるさいわっ。だいたいフレンチなんてほんまのホンマは美味しいもんでなかろわい。ハンバーグやトンカツやカレー、から揚げ、ナポリタンのほうがよっぽど美味いやろ」
「自分のおこちゃま好みいうてど~するんよ(笑)」
「それはええとして神戸でなんとか思い出を彷彿させるような店ないかの?ほんであったんよ。北野のジャンムーランのすぐ近くに。燈台もと暗しやったわ」
「で、それどこなん?」
「今ニュースでやりよりよるわ・・・・・・・・・・・・」
「えっ火事になったここ?」
「そうじゃ・・・・・・・・・・・あ~~~あ・・・・・・・・・・・」



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 そんなわけで、落胆の色は隠せない。
まぁなんともタイミングのよい、いや悪いか?大変な落ち込みようであった。
箱・サービス・しつらえ・料理・酒・雰囲気、これらすべての欲望を満たすフランス料理店は東京にも大阪にも絶対ありえないと確信している。
日本では唯一神戸、あの空気のなかでしか味わえないのものなのだ、フランス料理は、絶対に。
ハニーとの20周年を祝う第一弾はどうしても神戸をはずせなかったのだが、やや地理的にはずれた芦屋のメゾン・ド・ジル芦屋を選んだ。
邸宅一軒屋の屋内テラス席貸切で新進気鋭の若きシェフの料理は見た目も美しく無難で美味しかった。
でも、芦屋フレンチなのだ、どこがどう違うかといえば明確にわかる。あれはマダム御用達フレンチなのだ。漢には不向きなフレンチだった。

 今回の神戸行、みのりんもけっこうフレンチレストラン同伴してきたので、そろそろ彼女も「食べるデビュー」を果たそうかな、と調べてみると、なんとグラシアニ邸が半焼だったため焼け残った材を使い、国や市の補助を受け2013年に元のすぐ近くに再建されたというではないか。しかも、今度のシェフはラ・ベ出身者。
食べつくした感のある最近、タシのなかのキーワードはネオ・クラシック。
ドンピシャリではないかっ(ウキウキ♪)。
以前、2階は区画の分かれた個室だったが、今回は広いダイニングとなり6人用個室1室のみ。これはすぐ予約せねば。
これまで「フレンチレストランへ行く」ために飛行機の予約やホテルの手配をしていたが、一昨年あたりから趣が変わった。ホテルを選んでから交通機関、料理屋を選ぶという優先順位が変わったのだ。
5月の連休明け。
テンヤワンヤの京都珍道中を終えたばかりの日。
「7月19,20日空けとけよ」
「父ちゃん、19日は松山でN饗コンサートチケット買うとる日よ」
「げげげっ・・・・・・変更せないかんな、、、、ホテルもレストランも。ほんなら8月1、2日は?」
「○○の結婚式、1日ですけど・・・」
そんわけで、日程はころころ変わったけど、ハーバーランドの宿とこのレストランはどうしてもはずしたくなかった。はずせかせませんっ。
みのりんがいるため個室利用になる。
料理もこと細かく注文つけている。

ラ・メゾン・ドゥ・グラシアニ北野
ただいま姫路より新神戸駅に到着。
いよいよ開演です―――。
「父ちゃん・・・・・・・・・駅から600メートル言いよったのにまだなん?」
「うるさいっ。え~~からはよ歩けっ」
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ザ・レストランbyアマン アマン東京

2015年04月22日 18時56分57秒 | Weblog
アマンマジック?
いたってシティホテル、あるいはひとによってはそれ以下多し
それでもまた再訪しようとも思う。
優れたレセプニショニスト2名にまた会いたくて
あ・・・・・マジックにかかってるのかこれ?(笑

チェックアウトして、エレベーターで見送られ
地下鉄利用の旨伝え、1階レセプションの扉を開けられエレベーターまで
約20歩、エレベーター前でホテルマンに挨拶しようと振り返ると
もう姿を消しているではないか@@?
これには本当にびっくりした
下司な言い方だが、客単価1万円の割烹・宿・レストランだと大阪・神戸・京都では客の姿が消え入るまで見送るのが定着しているので、、、というか当たり前ですよね::;
ほんとうにびっくりした
さすがはアマンマジック??????
ここほんとうにアマンか@@?



いつも口酸っぱくいっているが、サービスとは「心」であらわすのではない。
サービスとは「知恵」の結晶なのである。
私はホテルへ一歩踏み入れたとんとても緊張するが、その癖ミシュランの覆面審査員より観察眼は厳しい。
さぁ、今日も入り口にちょっと(かなり)とまどったが堂々ホテルへ闖入するとしよう。
いや!かなり迷ったよ!
大手町地下鉄直結のはずが建物をでたり入ったり、地上に出たりまた地下にもぐったり・・・・・。
永楽町通りのaman tokyo と建物にあるロゴをようやく発見して「どれどれ」と撮影してると警備員に
「建物の写真撮影は禁止されてます!」と叱られた。
「ここは軍事施設かなにかか?」と問うてやった。
どうやら外からの闖入は車寄せ専用らしい。
徒歩でたどりついた者は再び建物のなかにある入り口へ行かねばならぬらしい。
「オ・オ・テ・モ・リ・・・・・と、おっ、あったあったワン」
従業員らしき若い男がチラホラ。
1階エントランスで「ここ写真撮らせてくださいね」
「構いませんが、ここから上の階はご遠慮いただいております」
「・・・・・・・あの~、宿泊者なんですけど・・・・・」
「はぁ?とりあえずお名前いただけます?」
もう思いっきりコイツラヲドツイテやろうかと思った。
まったく次元の違う意味でのアマン・マジックだ。
やっぱりここは東京なんだ。
なんでこうも東京のサービスマンは資質が悪く向上もないのか不思議だ、本当に不思議だ。


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アマン、初の都市型ホテル「アマン東京」をオープン!
2014.11.12ラグジュアリーなリゾートホテルの代名詞「アマンリゾーツ」が手がける初の都市型ホテルで、日本では初めての開業となる「アマン東京」が、2014年12月22日(月)、ついに営業をスタートする。




訪れたすべてのゲストを魅了し、「アマンジャンキー」という言葉をも誕生させたラグジュアリーなリゾートホテルの代名詞「アマンリゾーツ」。
そのアマンが手がける初の都市型ホテルで、日本では初めての開業となる「アマン東京」が、2014年12月22日(月)、限定オープンとなる。オープンから当面の間は、予約したゲストのみの入館に限定されるが、2015年春に、レストラン、カフェやスパ施設を含むホテル全施設のフルオープンを予定している。

「アマン東京」は、竣工間もない大手町タワーの33階から38階の6フロアを占め、スイートを含む全84室を展開。日本庭園をイメージしたロビーエリア「ガーデンレセプション」をはじめ、心身を癒やすアマン・スパや屋内プールを完備。客室からは、東京のパノラミックな眺望を楽しめる。

建築家ケリー・ヒルが手がけた6軒目となる「アマン東京」は、これまでのアマンリゾーツ同様、その土地の環境を大切にし、伝統文化の継承を尊ぶアマンの姿勢を反映。陽の光を充分に採り入れ、楠木、和紙、石などの日本由来の建築素材を使用しつつ、最新技術を駆使したテクノロジーと融合。さまざまな建築素材で豊かな質感を演出し、光と影が織りなす美しくダイナミックな空間を作りあげている。


「アマン」ブランドの27軒目のホテルとなる「アマン東京」は、高層複合ビル「大手町タワー」の33階から38階部分に位置。設計を手がけた、建築家ケリー・ヒルは、その土地の環境を大切にし、伝統文化の継承を尊ぶアマンの姿勢を貫き、日本伝統の意匠に現代性を融合させたアマン独自の空間を造り上げた。

なかでも、ロビーエリアの真上の、和紙に覆われた壮大なスケールの空間は必見だ。
注目はロビーエリアの真上に位置する、和紙に覆われた壮大なスケールの空間。縦40メートル、横11メートル、床から約30メートルの高さにもなる吹き抜け天井によるスペースは、障子に見立てた壁面を通して拡散される柔らかい光によって全体が包み込まれ、昼と夜でまったく異なる雰囲気を醸し出す。




客室はスイートを含み、全84室。
スタンダードルームは都内最大の71 ㎡の広さを誇るデラックスルームを設えた。日本式の「お風呂」には欠かせない、ゆったり肩までお湯に浸かれる深めの浴槽を全室に完備している。
「大手町タワー」の地上階、都心での森の再生を目指した3,600㎡の「大手町の森」に隣接する「ザ・カフェ by アマン」では、モダンコンチネンタルをベースにした料理とワイン、さらに老舗蔵元直送のアマン東京オリジナル日本酒を提供。33階の「ザ・ラウンジ by アマン」は、終日、飲み物と軽食を用意。夜のバーカウンターからは、遠くまで広がる東京の夜景を正面に、カクテルやワインを楽しむことができる。

「ザ・レストラン by アマン」では、和の要素も盛り込んだインスピレーション溢れるモダンコンチネンタル料理やアジアンキュイジーヌを展開。ガラス張りでウォークインタイプのワインセラーも完備し、ワインセラーには、世界有数のワイナリーや老舗蔵元から取り寄せられたワインや日本酒など1,200本を保管する。
すべてのアマンに欠かせない「ライブラリー」には、日本のアートや文化に関する多数の書物や美術品を並べた。




CEOのオリビエ・ジョリヴェは、「アマン東京」のオープンに当り、「来るアマン東京の開業を通して、アマンが再び『ラグジュアリー』の定義を一新します」とコメント。
世界的な大都市・東京で展開されるアマンの新しい挑戦に注目したい。

アマン東京
所在地/東京都千代田区大手町 1-5-6 大手町タワー
宿泊の問い合わせ先/アマン コンシェルジュサービス
日本からの専用フリーダイヤル0120-992-925(日本人スタッフ対応時間:月~土11:00~22:00)
電子メール reservations@amanresorts.com
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ホテルヨーロッパ デ・アドミラル ハウステンボスのフレンチレストラン

2014年12月14日 17時39分31秒 | Weblog
みのたんよ

もうしばらくハウステンボスネタなんだけど、、

トウサン、「旅=何食べよっかな♪」がオツムの中心、地球のへそ曲がり、、、
なひとなので、観光地にいながらも、用意周到、執着至極な段取りマン、
でも、それって、結局時間に追われビト、、、なとこてんでわかってないのよね。
アタシ、ポテト食べてすぐ遊びたいのに、、、、長々座ってるの退屈だわw

でも、今回はお兄ちゃんがフレンチレストランデビュー
小学校の卒業式を明日に備え、今日の主役ってつこね。

父さんの今回のお見立てはここ!

★デ・アドミラル

HPより「ホテルヨーロッパの1階、運河沿いに位置する「デ アドミラル」では、地元や九州の食材を使用した本格的フランス料理をお楽しみいただけます。
フランス食材をはじめ、九州長崎県内の食材を使用し、素材の持ち味、旬のすばらしさをご提案させていただきます」
ですってw
季節のコース ~春~(3/1~5/31)


■アミューズ
■小イカのポワレ 黒オリーヴ風味 トマトのジュレ、緑のタブレと一緒に
■北海道産ホタテのマリネとテリーヌ アスパラガスとキャヴィアを添えて
■春人参のスープと豆類のパリ・サンジェルマン風
■佐世保産沖アラカブのロティ春野菜と桜海老を添えて シャルトリューズソースと共に
■グラニテ
■シャラン鴨「マダム ビュルゴー」 やさしくローストしてオレンジとトリュフの香りがエスコート
■アドミラル特製のデセール
■コーヒーまたは紅茶

交通手段 ハウステンボス駅から1,406m

営業時間 11:30~14:00 
17:30~21:00
ランチ営業、日曜営業

定休日

で、春らしく!!

今回選んだワインをこちら!

地方でフレンチは邪道を覆す至福の食事だったみたいよ♪

あたし、お肉とデザートだけでいいのになっ♪




サヴニエール最高峰“特級格”“ロッシュ・オー・モワンヌ”

ロワールの極上白ワインを生むサヴニエール。アンジェ市の西、ロワール右岸沿いの小地区。 生産量もごく僅かで、南仏のシャトー・グリエと並ぶ“極上の白ワイン”と呼ばれています。
サヴニエールには多くのクリュがあるが、殆どが山の頂上にあり、斜面にある2つのクリュだけが“特級格”とされます。 それが、“ロッシュ・オー・モワンヌ”と“クレ・ド・セラン”。この2つのクリュを、5ドメーヌが独占しています。 とりわけ、“ロッシュ・オー・モワンヌ”は、評価本“クラスマン”や“アシェット”でも最高評価を得、世界中のワイン商が長年通っても僅かしか分けてもらえないという貴重ワインなのです。


数々のワイン誌も認める“サヴニエールNO.1の造り手”

「オー・モワンヌ(修道僧)」の名の通り、ドメーヌの基礎はサン・ニコラ・ダンジェの修道僧によって築かれ、1063年に最初に葡萄が植えられました。
その後フランス革命によって、畑と建物は民間の手に渡ります。
現当主のラロッシュ家は、1967年からサヴニエール村でワイン造りを始め、1981年にこの“ロッシュ・オー・モワンヌ” 最高の地にドメーヌを買い取りました。ドメーヌを運営するのは、ラロッシュ夫人と娘。所有畑は“ロッシュ・オー・モワンヌ”のみで、30haのアペラシオンのうち、8haを所有しています。

マダム・ラロッシュがロッシュ・オー・モワンヌを手がけて30年。2009年、ビオディナミの認証を受ける。

葡萄樹も古樹になり、凝縮したシュナンが収穫されています。2009年よりビオディナミの認証を受け、ロッシュ・オー・モワンヌのテロワールを最大限引き出したワイン造りも更なる高みに到達しようとしています。

そしてサヴニエールのクーレ・ド・セラン、ロッシュ・オー・モワンヌは、2011年に独立AOCが名乗れるようになりました!これまでは、 AOCサヴニエールに「ロッシュ・オー・モワンヌ」「クーレ・ド・セラン」と付記することが認められていたが、単独のAOCとして独立しました。

◆土壌: 主にシストと砂岩。シストはミネラル分を多く含み、ワインに力強い芯を与える一方、日中の熱を吸収し、夜間に輻射熱を放出して畑を暖める。
◆収穫: 手摘み。シュナン・ブランは同じ区画でも成熟度に差が出るので、熟した葡萄から順に、通常5回に分けて収穫。
◆ 醸造: 最高20℃で収穫ブロック毎に分けて醗酵。一部バリック、通常はステンレスタンク使用。瓶詰は翌年6月、MLFは通常行わない。

20世紀初頭、モンラッシェ以上に高い取引価格を付け、 「最高の白ワイン」として上流階級に認められていた実力派。 中でも長熟、通常10年程の熟成を経て真価を発揮する グラン・クリュ格“ロッシュ・オー・モワンヌ”。 熟成したオールドとは言え、「値頃感」あるのがロワールの魅力です。

この、ロワール極上の白ワインを求めてサヴニエールに行ってきました! 「世界中のワイン商が長年通っても僅かしか分けてもらえないという貴重ワイン」、そんなワインを造っている方々に会いたくなったのです! 

到着したのは夜でした。瀟洒に聳え立つシャトー。セラーでの試飲もさせていただきました。しかし特筆すべきはやはりオールド・ヴィンテージ!

“サヴニエールは熟成して味わいが変化します。 若い内はミネラルが豊かですが、数年経つとボディが強くなります。 さらに10年以上寝かせると再びミネラルが顔を出すのです。 飲み手の好みではありますが、是非、熟成したサヴニエールもお楽しみ下さい” これは『クラスマン』『アシェット』誌などでも軒並み高い評価を受ける、マダム・ラロッシュによるコメントです。

蜂蜜のような香を持ちながらもミネラル豊かなドライな口当たりには驚きを隠せませんでした! こんなワインが世の中にあるのか!!という嬉しい驚きです。




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エスキス 銀座 フレンチレストラン ESqUISSE シャサーニュモンラッシェ マルキ ド ラギッシュ 2006

2014年12月13日 07時30分55秒 | Weblog
しばらくはさらば ニッポンノフレンチ・・・・・・・・・・・・・・
と思っていた(思い込んでいた)矢先に謹賀新年、夢枕にご啓示があった
東京最高峰、銀座でのキチンとした(笑)フレンチ体験が未完であったこと。
古今、銀座には名だたるシェフが腕を競おうと挑む、また引き寄せる風土がある。
ロオジェ、アシピウス、レカン、レカイヨ、シェ・トモ・レディザン・トトキ、レ・ロジェ・エギュスキュロール、タテルヨシノ、シェ・イノウエ、マノアールダスティン、ベージュ・アランデュカス、
ナキジン、ラール・エ・ラ・マニエール、ラ・トゥール、ル・デルジャン・デサヴール、ドミニク・ブーシェ、
綺羅星の中から選びに選んだ、というより実は他には眼中になく、スウッ~と入ってきたのがエスキス、1軒だけ選ぶのならここしかないでしょう、と断言しておく。
東京ナンバー1(自分のなかではだけど、もちろんこれを証明する自負もあり)の西新宿キュイジーヌ・[s]・ミッシェル・トロワグロから独立したリオネル・ベガ
彼がグランシェフを努めるレストランだ。

銀座でフレンチ、自分史の30年をも邂逅するささやかな旅――――


今でも夢にみることがある。

秋も深まったある日、受験を控えている身ながら、何の準備も心構えもないことに驚愕して目覚める、という夢だ。
目覚めて狼狽えながら浮世をうつつした過ぎ去った日々を取り返しがつかないと後悔しながら暗澹たる思いをするという、目覚めてもなお夢のなかにいる心地悪さ。

 本当に目覚めてから、そのときいつも頭をよぎるのは受験よりももっと大きな人生の岐路についてだ。
あのとき、別の選択をしていたら―――? 
大学4年生になってなお、まわりの誰しも級友たちが就職活動のさなかにありながら私は何もせずにいた。
明日の準備より今の快楽を優先するという抜けきれない性分をいまだに抱えている。
 東京の空の下、私は食べて飲んで恋をして、ときどき旅に出て、そんな日々を謳歌していた。
お金のほんとんどを洋服と趣味の本と音楽と食事と酒に費やしていた。
就職活動はおろか、それまでほとんどの講義にまともに顔をださないままいた私が、あろうことか土曜日に新設された第三外国語ともいうべき自由受講のイタリア語講座に嬉々として通い始めていた。
講師の教授は普段はフランス語講義をしていたが、ロシア語とロシア文学の大家である父をもち、彼に反発してイタリア語を専門の道に歩んだということを伝え聞いていたが、教授自身は飄々として穏やかでとても好感のもてる講義っぷりだった。
土曜日の第三外国語にまで顔をだす奇特な学生は多いはずがなく最初の講義に7名ほど、5月の連休明けには4人ほどに減っていた。
そのなかのひとりに目を奪われるとても可愛いらしいひとがいた。
とても華奢で目が大きく、眉毛のラインが自然に美しく、睫毛の長い娘さんだった。
あとから大学の複数のひとから聞いた話だが、彼女は学年で1・2位を争う美人と評判だったらしい。
当時、私にはちょうどつきあい始めた子がいて、心の中にわずかながら葛藤があったが、私は彼女と近づきになれたことを素直に喜んだ。
土曜日の正午前、渋谷駅までの帰り道は同じ方向だし、他に寄ることもなければふたりは当然一緒になることが多い。
始めて声を交わしたとき、「なんでイタリア語を?」の問いかけに「今年、生協の研修旅行でヨーロッパを巡ったが、イタリアに感動したから」だという。
なんと驚いたことに理由が全く私と一緒ではないか。
かくいう私は、昨年、彼女と同じ研修旅行に参加し、それまで夢見ていた、スイス・ベルナーオーバーラント・グリンデルワルドの地にたてたことに感激しながらも一番お気に入りの国になったのがイタリアだった。
 帰国してからというものの、今からしてみれば滑稽なほどのイタリアかぶれになり、音楽はイタリアンポップスやオペラ、洋服はイタリアのブランド物、ワインはまずはキャンティ、バローロ、バルバレスコ、食べ物も断然イタリアン。
図書館に通ってはイタリア文学、歴史、紀行、建築、デザイン、イタリア関連のものなら何でも読み漁った。
イタリア語のご縁で知り合った彼女は、偶然と必然と当然が重なり合った出会いだと確信した。
私はその引き寄せられるくらい大きな瞳の彼女に魅せられ、彼女を選ぶことを心に決めた。
彼女もまんざらではなかったらしく、2回・3回と渋谷駅や山手線外回りに乗って別れる、というパターンから自然と進化したデートに移行していった。
「土曜だし、ね」とはじめて明治通りを歩き、当時フランスデザイナーが設計した流行の先端をいく話題のカフェでお茶をし(ミス・ティークというカフェバーだった)。
やがて、銀座にでかけ映画を観たり、街を散策したり、夜食事をともにするようになっていた。
夏のさなかになっても、なお就職活動などとんとしない私は、彼女と申し合わせ、私は帰省先から彼女は東京からという逢瀬を京都で敢行した。彼女のすべてが世界で、世界のすべては彼女だった。
彼女とはほんとに趣味があった。というより私と一卵双生児のようだった。
イタリアが大好きで、音楽はブリテッシュポップスで、でも最近はクラシックがよくて、アメリカやフランスの古きよき時代の名画を観るのが好きで、青山界隈や銀座界隈を散策するのが好きで、食べ物は断然イタリアン、でも新婚旅行に行くのは断然ギリシア。
 そんなふたりは10月の声を聴き始めた頃には自他共に認める恋人関係になっていて、毎日のように一日中デートをした。何処へでかけようともたいていの夜はことあるごとに銀座にでていた。
パスタ屋やイタリア料理の店をどんどん開拓していった。
サバテーニ・ディ・フィレンツエ、リストランテ・フレスコ、リトルイタリー、カルトッチョ、カプリチョーザ、シシリア、スケベニンゲン、レナウン・ミラノ、アルフォンソ、
カプリ、イタリー亭、タベルナ・アリベデルチ、青の洞窟、パパ・ミラノ、ヴォーノ・ォーノ・・・・・・・・・・・エトセトラ、銀座だけでもまだまだある。
イタリアワインを飲んで、そのあとバーやカフェに寄って、決まってふたりはガス灯通りや金春通り、西五番街通り、すずらん通りを8丁目まで歩き、新橋駅を横目に大門まで歩いた。
必ず芝公園に立ち寄り、東京タワーのイルミネーションの下で接吻し抱擁を交わした。
浜松町駅まで歩き京浜東北線に乗って大井町で別れるはずが、いつも鶴見まで見送った。
 やがて訪れる離別のきっかけは私が一方的につくり、別れは彼女からつきつけられた。
もうすぐ一年記念日を間近にしながら、お互い硬い覚悟があったはずなのに、そのときは四国と横浜という距離にいかんとも埋めがたいものがあったのだ。



 私にとって銀座はそんな青春の芳醇でかつほろ苦い思い出が、充満しそうなくらいたくさん詰まった「物語」の街だ。
あのときもしああだったら、別の選択をしていたら、別の道を歩んでいたら、そんな人生には実は無いに等しいことかもしれない、それでもあのとき私が岐路に立った時、別の選択をしていたらという忸怩たる想いに、あの寝起きの悪い夢から目覚めた時に走馬灯のとうによぎることと重なり合うのが彼女と数々の逢瀬だ。

 銀座で長女とフレンチレストランをともにした後、はやくも西日が差す並木通りを歩き、これからキャリーパミュパミュのコンサートに横浜アリーナまで行くという長女を新橋駅まで見送った。
長女が銀座口の改札を通る後ろ姿にはたと気づいた。
長女は高知の大学に今年進学し、勉学に励みながらもアルバイトをして父親譲りで大好きな東京に格安飛行機で成田まででてきた。
帰りは四国まで夜行バスという強行軍だ。
レストランでソムリエにそのことを話すと「まぁ、今だからこその経験でしょね」と軽く相槌を打たれた。
私は先月、二女と東京を遊んだばかりだったので長女のことも気にはかけており、今回別便で追いかけるように上京し、「お昼ごはんだけでも」と落ち合うこととした。
彼女は昨夜は駒場のカプセルホテルだったが、予定を変えさせ、私の宿パレスホテルへ招き寄せた。
前日、キングサイズからツインに慌てて変更もした。
そして、明日はまたふたりで銀座でお鮨だ。

新橋駅銀座口改札――――。

彼女の後姿を見送りながら頭を鈍器で打たれたような衝撃が走った。

私は長女のことを何も知らないままでいる。

そして、あのとき愛してやまなかった彼女のこともまるで何も知らないままでいることに。






そんな女性の思い出を重ね、長女と明日を奏でたエスキス


~~~~~~~~HPより~~~~~~~~~~~~~~~~~~

料理人は何よりまず職人(アルチザン)です。素描(エスキス)という手法を使って料理を創作しますが、料理は“ 決定的な作品” にはなりません。
料理人のアイデアひとつひとつが味というはかない形を取るものです。それは私たち料理人の感情やインスピレーション、欲求や情熱が、ある瞬間現れたもの…。
ひと皿が生まれるとき、それは終わりのない道の過程でしかありません。
日本は肥沃な土壌とそのまわりを囲む豊かな海に恵まれています。そこに住む人々は発想が豊かで魅力にあふれています。どんなシェフでも自分を表現するため、最高のキャンバスをそこに広げたいと思います。
すべてがスピードアップして、画一的になり、自然な形から遠くなる一方の現代社会。今私たちに必要なことは、本質的な行動に戻ること、本当に必要なもの、シンプルな生の喜びに回帰することではないでしょうか?
料理は80 万年前に生まれました。人類が火を発見し、それを使うことを習得した時にさかのぼります。食物は火を通す方が身体に消化されやすいということが本能的に分かったからです。そしてそのとき初めて5つめの感覚、すなわち“ 味覚” が呼び覚まされました。以来、食物に栄養を求めるとき、同時に味覚的な欲求や満足を求めるようになったのです。
おいしいものを食べて健康を保つことを求める、このシンプル極まりない関係、美味しい喜びと健康は同一であることを皆様と分かち合いたいと願っています。

リオネル・ベカ
Lionel Beccat
Mシンボルマークに込められた想いESqUISSE(エスキス)
東京都中央区銀座5丁目4-6ロイヤルクリスタル銀座9F
Royal Crystal Ginza 9F 5-4-6 GINZA, TOKYO
TEL03-5537-558
0Lunch12:00~13:00(L.O.)
Dinner18:00~20:30(L.O.)
Closed Sunday.


開けたワインはこちら

 シャサーニュ・モンラッシェ マルキ ド ラlギッシュ 2006


プルミエ・クリュの中でも高い評価を得ているモルジョ。その畑を最も長く、現在まで受け継いできたラギッシュ公爵家の葡萄を用いている。泥灰土と石灰岩質土壌、グイヨ仕立て(19世紀後半にフランス人科学者ジュール・グイヨが開発した垣根仕立ての一種)で、1ha当たりの収量は52hリットル。フレンチオーク樽(新樽率20%)で12カ月の熟成を施した。

 色調はグリーンを含む、やや濃いイエロー。香りは芳醇かつ華やかで、かりんや洋梨のコンフィ、黄色の花に、トースト香やナッツ、発酵バター、ブリオッシュ、ミネラル、白い土や白いきのこなどの香りが調和。まろやかでふくよかな果実味が広がり、酸味は溶け込んでバランスがよい。余韻は非常に長い。




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タパスモラキュラーバー マンダリンオリエンタル東京 食のエンターテイメント

2014年11月14日 06時53分28秒 | Weblog
8名様限定の特等席。「タパス モラキュラーバー」は食のエンターテインメント。 モラキュラー キュイジーヌは、斬新な食の実験室のようなエンターテインメント。38階のシックな「オリエンタルラウンジ」内にあるスシバー スタイルのカウンターがシェフのステージです。

2時間のディナーコースは、才能あふれるシェフがお客さまの目の前で、ひと口サイズの料理を20品以上ご用意。新しい食感や香り、斬新なアイデアが驚きを与え、一皿毎に完成された美味に感動することでしょう。 1日2回のディナーのみで、1回につき8席限定です。 ご利用にはご予約をお願いしております。
(ホテルHPより)

ジャンル ダイニングバー、洋食・欧風料理(その他)

TEL・予約 03-3270-8188

完全予約制

住所 東京都中央区日本橋室町2-1-1 マンダリンオリエンタル東京 38F
交通手段 地下鉄東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅(A7・A8出口)直結。徒歩2分。
三越前駅から86m

営業時間 1回目 18:00~
2回目 20:30~
日曜営業

定休日 なし

平均予算 [夜]¥15,000~¥19,999
**************************************************************





トーキョー2013年ウインターバージョン
今回は、二女ねずみがお供。
最近勉学にめざめ(?)みるみる成果をあげている。
校内模試はおろか、模擬試験だろうが、英検だろうが、
めきめき力を発揮し、いまや飛ぶ鳥落とす勢い、ハチクの勢い
蜂須賀助六の勢いなのである。
若いうちからツキを使い果たしやしないか、
そんなことをツラツラ、「永遠の大器晩成型」であるチチの悩みどころである。

ツキといえば、長女も違う意味で黄金街道爆走中である。
中学1年生のとき、小中学生向けのファッション雑誌「ニコラ」の懸賞応募で
ハンカチが当たって以来、ニコラに応募しては当選確実。
葉書たった一枚しかだしていないっえいうんですから驚きです。
その後、高校、大学と、購読紙変われど、懸賞応募は欠かさず、欲しいものは
なんでも懸賞応募で手中に収める豪腕ぶりなのである。
つい先月も、なんだか有名な外タレのコンサートに当たったとかで大阪へ。
で、来月17日もナンタラカンタラのコンサートに当たったとのことで東京おひとり様らしい。。。

マイペースな長女を抜きに、また違う意味でマイペースな次女を誘い
そぞろ神に髪ひかれて(笑)トーキョーです。

ちょうど期末試験が終わった。次週の土日からはバブル期も真っ青なホテル高騰時期なので
今回に絞った日程は2ケ月前から。
でもちょうど試験が終わったというラッキーというか、ちょっと危ういタイミングではありまして、
目ざすは、ウィンターイルミネーション、イン トーキョー
ちょっとはずかしいけど、メリークリスマス&ハッピーニューイヤーなのである。
どっちもタイミングが微妙ではありますが。。。。

今回のチチまるくん、二女のための(と、、いうかもちろん内心は自分のためですけど、なにか)
お見立ては以下のとおり。

まずは、全く不釣り合いなんだけど、もぉお年頃ですまるくん、
お宿は立地条件がよく、廉価なビジネスホテルで十分だったのが、とことん勘違い君なんだけど、
ラグシュアリーなホテルに泊まりたい!
そんな恋心が芽生えて、もうハッパが青々としておりまして、、、
春のマンダリンオリエンタル、夏のリッツカールトン、秋のザ・ペニンショラ、、、
とくれば、そおぉぉです。
今回の白羽の矢はシャングリ・ラしかないじゃないですか、奥さん!
予約は正統にいきたいんだけど、12月14日からの土日の価格はホンマに目が飛び出しそうな
もんでして、あえなく初旬に。
スカイツリーにはもう興味なく、皇居・新宿副都心、東京タワー、眼下に東京駅と、
一昔前の青春時代を過ごしたアタシらにとっては憧れのビューばかり。
ホライゾンなんとかとか、クラブなんなんたらかんたらの部屋はパス!
例え「グレードアップできます」のお声かかろうともパス。
だってビン貧乏性のタシですもの、食事は命にかかわる大事w
おざなりなモンなんか時間があってもタダでも食べませんw
一食必勝で日々暮らしております!




つぎに、今秋デビュー仕立てのほやほや、前回から東京旅行には必ず組み入れる!がテーマ。
それは「ザ・江戸前寿司」である。
前回のマンダリンオリエンタル、鮨そらは、デビューとしては上々の出来だったので
今回調子に乗って、銀座デビューを果たしたい。
さいとう(は、赤坂ですが)、あら輝(東京ミッドタウン)は初心者マークにはまだ早すぎる。
っていうか予約なんか無理だし、
すきやばし次郎、久兵衛、きよ田、鮨かくとう、からくには全然興味なし。
青空、青木、むら樹、あたりが次の狙い目なだけど、銀座で昼しかも土日やってる寿司屋って
なかなかみつからないもんだ。同伴飯のクラブのお姉さん方もお休みだから?
でもあった!ありましたよ、しかも見た感じ聞いた感じすごい好みの店が。
鮨いわ・・・・・・・・さいとうと同じく久兵衛一門である。
お昼でも営業、子どももオーケイ、しかも明朗会計、しかも安い!

そして最近、ますます拍車がかかった東京フレンチ、
今年になってドミニク・ブシェが銀座にオープン、ナキジンも勢いがある。エスキスは2年でもう老舗の風格
ラール・エ・ラ・マリエールで注目していた清水シェフがオープしたアニス(でも、初台かぁ~~遠いな。。。)
コンラッド東京のリニューアル、コラージュ、赤坂の立地が悪い場所に開店したライラ。
そして極めつけは10月再スタートした王者ロオジェである。
そんなリストのなかでビビビ♪っときたのがライラ。
3年前、大阪西天満のユニッソンデクール以来、のビビビ♪訪問です。

残るあと一食は随分ココロ替わり。
まずはコラージュを予約していたんだけど、どうしてもパフォーマンス性にかけるので不満がくすぶる。
なにせこの3年間、フレンチ尽くしだったものでホンマに何食べても飽きてまして(不遜jw
二女も昨年みたいにナリサワ、オーベルジュドーリル、レフェルヴェソンスと
超豪華なフレンチ三昧ではあまりにも胃袋と買い物が最大公約数の彼女にとって
時間の無駄!(笑)でもあります。
そこで泊まるホテルを半径2キロに特に定めて、夜営業している蕎麦、仁行、要町の81(エイティーワン)
中華でヘイフンテラス、センス、いっそ次なる標的和食で虎白あたり、いろいろ思案したり予約試みるが
なかなかムツカシイ。
一番行きたかったタパスモラキュラーバーは8名のプラチナチケット、すでに2ケ月前から満席。
う~~~~~~ん。
ヤケッパチで禁じてのおとかつにするか?
でも1週間前!奇跡の2席キャンッセル!すぐ飛びつきましたとも!

あと、夜は、めったに見られない東京イルミネーションを♪
丸の内仲通り、丸の内ビル、ペニンショラ、汐留カレッタ、新橋駅前広場、恵比寿ガーデンプレイス、
表参道、コレド表参道、と、、、これらを食事前の2時間でめぐろうという魂胆、
無理だろう?ええ無理ですね、、、でもかなり満足いく消化でした。
恵比寿ウォーク回廊なんか駅伝選手みたく走り続けたけど(涙


さ、そんなこんな!

でも、欲張りなんでも(ココロの)手に入れたがるイヤシンボウまるくん、
実は東京旅行のいつも最大の楽しみはといえば、ホテル滞在も散策でも、食事でもない”!
こればっかりは譲れない「美女」観察です(あくまでもあくまでもささやかな観察9です。
そもそも、ミラノのヴィクトリア・エマヌエーレ2世通りを散策しようとも、屋久島の縄文杉めざしていようとも、
北アルプスの過酷な山を登山してようとも、カッパドキアの奇巖に囲まれていようとも、
ファミレスで家族で食事していようとも、寝ていようとも、、、
いつも気に留めているのは、、「綺麗なお姉さんはいないかな♪」
なのである。
いつだって、どんな境遇であろうとも、これがなくしゃ枯れちゃうひと、なのである。
ハニーというフラッシュカードをもってるからいいぢゃあないか、と言い聞かせても、なのである。
いつまでたっても、しつこいぐらいに夢見がち。
病気といえば病気なんだけど、しごく健全といえば健全なのである。
とりわけ一番気合が入っているのは、羽田便のAnAのキャビンアテンダント!

でも、今回は旅で大いに念じていて、自分でいまさらながら気づきました。
アタシはもっている!!。
長女じゃないけど、選んだ座席でいつも美女客室乗務員(こんな用語ありませんが)大当たり!な、、お席になるだなこれが不思議なくらいに。
アタシのツキ!はハニーだけで終わってない(笑w
そんな自分本位な旅自慢をいつでも自分に自慢している。
そんな旅。

すばらしい旅になりました。

あ、、、二女?
何時間でも原宿・渋谷に放り込んでおけば水を得た魚w


ねずみちゃん、お誕生日おめでとう

貴女は貴女が望む道をどうか歩かれんことを。

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ライラ 赤坂 Lyla restaurant 良質の最高峰 ヴォーヌ ロマネ クロ ド レア 2009復刻版 ミシェル グロ

2014年10月27日 06時46分27秒 | Weblog
さて、


4年かけて、東京・大阪・神戸・京都の良質な、そしてさまざまな趣向のフレンチレストランを巡る旅も
ひとまず終焉のつもりだ。

我がハレの舞台を彩り豊かに飾ってくれたレストランの数々

あらゆるメディアの他者の第三者の情報を封印して、すべて自らが思考する志向する嗜好する指向する至高な
レストランを選んできたつもりだ。
歯垢はたまってませんw

レストランの語源はとはこう定義されている。

フランス語で「回復させる」を意味する動詞 restaurer の現在分詞 。
restaurant が語源という言葉は16世紀に現れ「回復する食事」を意味し、特に栄養に富み強く風味付けされたスープであった。
この語が最初に食事店に使われたのは1765年頃に創業したパリのスープ販売店、ブーランジェであった。
標準となった形態(固定した営業時間中に客が個々のテーブルの一人分の場所に座り、メニューから料理を選ぶ)を持った最初のレストランは「Grand Taverne de Londres」(ロンドンの偉大な居酒屋)であり、1782年にアントワーヌ・ボーヴィリエにより創業された。彼は代表的料理作家、料理学の権威であり[7]、成功した料理店主として名声を得た。また、標準的な料理本となった『料理人の技術』(L'Art du cuisinier、1814年)を著した。

フランス革命により料理ギルドが解体され、素晴らしい料理を作る技能を持つ使用人達を残して貴族が逃れたことでその後のフランスでレストランが普通のものとなった。
一方同時に多くの地方人が、料理をしてくれる家族を残してパリに集まった。
レストランはこれらの双方を呼び集める手段であった。そして、外食というフランスの伝統が生まれた


回復・・・・・・・・・・・・・・
そのとおり、我が日常から非日常を経て,
また、日常へと回復する、再生する重要なツールだった。

その、ハレの舞台装置=フレンチレストラン

全てのレストランのうちほとんどをハニーと、そしてわずかな数店舗を子どもとのみ共有してきた。
他人が介在する余地はない。全くない。
私にとっては、旅も晴れ舞台もハレの日もすべて家族があっての物種。

ワクワクするような食事のオンパレードはもちろん、これを食べずに死ねるか!の至高の一品
そして、おもてなし、を地肌で感じさせるサービス、優れた調度品、演出された空間、
店と客たちが共同で醸し出す居心地のいい空気


すべてを満たす満足納得のいくレストランはついぞ見出すことはできなかったけど(恐らく、私の求めるすべてを満たすレストランはパリにも香港にもシンガポールにも世界のどこにもないのだろうが)、

いつかまた訪れたい良質なレストランには出会うことができたかもしれない。

経済的にも物理的にも叶わぬことを加味してすべて行きつくすことは到底無理だし、「食べ歩き」や「グルメ気取り」、なんて大嫌いだ。
選ばれた店と、そこからふるいにかけられた店もある
耳ダンボのなか、リストのなかで漏れた店
全く食指にない店
行こうとココロに決めながら叶わなかった店
行くか行かまいか迷いながら忘れ去られた店
数知れずの知らずじまいのレストラン、
知らないから知らないままのレストラン

これまで東京だけでも300軒以上にのぼるフレンチから取捨選択されてきたレストラン

あえて5軒を選んでみる

あっ!((笑w

今回はマジメに!!綺麗なお姉さんがいると、いうことは考慮してません。
・・・・・・・・モシカシタラ、ちょっとだけ、嘘ですけどもw


ユニッソン・デ・クール (大阪 西天満)

キュイジーヌ[s]ミッシェル・トロワグロ(西新宿)

ライラ (赤坂)

モトイ(京都市)

御影ジュエンヌ(神戸市)


そのベスト5に選ばれた店、ライラ
旅を巡る終焉に出会えたライラの物語を二女のお誕生祝いに訪れる幸運と幸福の物語




今回は旅の締めくくりにとっておきの一本

★ヴォーヌ ロマネ クロ ド レア 2009(復刻版ラベル)
ミッシェル グロ

神の魂を継承する満点五つ星★★★★★超お宝極上ブルゴーニュ!!
世界的超お宝ワインです!!特級畑も彷彿の超極上一級ヴォーヌ・ロマネ!!
超大当たり2009年は150周年を記念して1860年当時の復刻ラベルでリリース!!
パーカー【五つ星★★★★★】神様の魂を継承するブルゴーニュ随一の凄腕!!
前代未聞!!【最も優れた赤ワイン生産者】の称号を2年連続獲得の快挙!!
『あまりにも見事で呆然とするほど!!』有名評論家も絶句した極上の味わい!!

[ドメーヌ・ミシェル・グロ・ヴォーヌ・ロマネ・クロ・デ・レア 2009]
超お宝です!!
このワインだけは絶対に買っておいてください!!
本音を言ってしまいますと、
自分で買い占めてしまいたいほどなんです!!
あの誰もが憧れる世界最高のワインで今や時価50万とも
言われる[ロマネ・コンティ]を筆頭に、[ラ・ターシ
ュ][リッシュブル]と続く極上特級畑の数々を産み出
すヴォーヌ・ロマネ村にその名をとどろかす、特級畑に
も匹敵と専門家も大絶賛の超極上一級畑[クロ・デ・レア]!!
そして!!造り手は、あの世界最高のワインジャーナリス
ト、ロバート・パーカーさんが最高【五つ星★★★★★】
を与えたブルゴーニュ随一の凄腕[ミシェル・グロ]!!
そしてヴィンテージはブルゴーニュ史上最高との呼び声
も高い超大当たり2009年!!
しかもしかも!!
この2009年という年はグロ家が[クロ・デ・レア]を
取得して150周年となるメモリアルヴィンテージ!!
それを記念して1860年当時の復刻ラベルでリリースされ
た、まさに世界的超お宝ワインを皆さんにご紹介するこ
とができるんです!!

[ミシェル・グロ]と言えば、【ブルゴーニュの神様】
と敬愛された偉大な父[ジャン・グロ]の魂を引き継い
だヴォーヌ・ロマネ村の名門中の名門!!『ブルゴーニュで最も誠実で申し分ないワインを造るドメーヌのひとつ。』と、あのパーカーさんが最高【五つ星★★★★★】を与えながら激賞し、さらに驚くべきは、、世界最大のワインコンテスト[インターナショナル・ワイン・チャレンジ]で世界中から集結した約10000アイテムの頂点となる【最も優れた赤ワイン生産者】の称号を2年連続して獲得するという前代未聞の快挙を達成した、そんなもの凄い血統と経歴を持ち合わせた、名実ともに世界の頂点に君臨する、まさに超凄腕です!!。
あらゆる専門家も特級畑に勝るとも劣らない畑
と大絶賛の区画から産み出される極上ピノ・ノワール!!
この造り手が単独所有する畑で、最も愛着を持ち、
そして最もそのクオリティにこだわる、まさにこの造り
手のシンボルとも言うべき、

[ヴォーヌ・ロマネ・クロ・デ・レア 2009]!!!


『クロ・デ・レアのブーケはあまりにも見事で呆然とす
 るほど!!』
ブルゴーニュワインの権威、[セレナ・サトクリフ女史]
も大絶賛するほどのヴォーヌ・ロマネ村の数ある一級畑
でも格別の評価を受けるワインなんです!!
今回ご案内はブルゴーニュ超大当たりとなりました2009年。
[ミシェル・グロ]にとりましても、グロ家が[クロ・
デ・レア]を取得して150周年となるメモリアルヴィンテ
ージ!!それを記念して1860年当時の復刻ラベルでリリー
スされた、まさに世界的超お宝ワインと言えるでしょう。
その出来栄えたるや・・・
『濃い色調で、グラスから立ち上がるベリー系の果実の
豊かな果実味とスパイスの香り、さらには奥底から湧き
出てくるヴァニラを想わせるとしなやかで官能的な風味
は、まさに最高峰特級ワイン並のパワーとエレガントさ
を感じます。余韻にも優しい果実の甘さが続き、官能的
な風味さえ感じさせてくれる・・・』
なんと贅沢、そしてなんとエレガント!!
時を忘れて呆然としてしまったほどの素晴らしい香りと
味わい・・・
まさに最高級の【ブルゴーニュの真髄】がここにありま
す!!
造り手自らも、
『過去に存在したヴィンテージの中では、おそらく1989年
が最も近いでしょう。』
と、20世紀でも屈指の大当たり年を引き合いにしている
ことからも、この2009年がいかに素晴らしいかがおわか
りいただけるでしょう。



この4年間、至高のブルゴーニュをたてつづけに飲んできた。
いまだ余韻が残るベスト5は

☆グラン・エシェゾー 2005 ルネ アンジェル
☆ラ グラン リュ 2005 フランソワ ラマルシュ
☆ロマネ サン ヴィヴァン 2006 フォラン アルベレ
☆クロ ド ラ ロッシュ 2006 ドメーヌ ポンソ
そして今回☆ クロ ド レア

次点は、バラの香りが充満
☆リシュブール 2005 アラン ユドロ ノエラ

なぜかミントの香りが充満していた
☆クロ サン ドニ 2005 フィリップ シャルロパン バリゾ

すべて特級のなかで、さすが特級に勝るクロドレア
並み居るワインを凌駕した。
他にも抜栓したリストはこちら
☆ラ ターシュ 1984
☆リュショット シャンベルタン 2003 アルマン ルソー
☆クロ ド タール ドメーヌ モメサン
☆シャンベルタン クロ ド ベーズ 2002 ドミニク ローラン
☆シャンベルタン 1993 ルイ レミー
☆シャンボール ミュジニー 2003 コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
☆マジ シャンベルタン 2005 アンリ ルブルゾー
☆ヴォーヌ ロマネ マルコンソール 2005 デュジャック
☆ヴォーヌ ロマネ レショーム 2007 フランソワ ラマルシュ
☆ヴォーヌ ロマネ レ ボーモン 1999  ブリューノ・デゾネイ・ビゼイ
☆エシェゾー 2005 ジャック カシュー
☆マゾワーエール シャンベルタン 1998 カミュ ペール&フェス
☆唯一ボルドーから シャトー ラフィット ロートシルド 1999

これら珠玉のワインを凌駕して終焉にふさわしいワインだったクロ ド レア。
体調がすぐれず、半分以上をお店に預けてきたけど(笑w


*************************************************

★ライラ レストラン



その日にしか入らなかった新鮮な食材、産地から直接届けられたレアな食材など通常のレストランでは組み立てづらい食材を存分に生かして、その日、その時、そのテーブルにしか存在しない唯一のコース menu carte blanche(フランス語で白紙のメニューという意味)で提供させて頂きます。
ご予約されたお客様ごとにメニューを組み立てていきますので、テーブルによって内容が異なる場合もございますが、ご了承ください。

ライラ



TEL・予約 03-6441-2096

完全予約制

住所 東京都港区赤坂7-5-34 インペリアル赤坂フォーラム 1F

交通手段 千代田線 乃木坂駅 1番出口から徒歩7分
銀座線・半蔵門線・大江戸線 青山一丁目駅 4番南出口から徒歩8分
千代田線 赤坂駅 7番出口から徒歩9分
赤坂駅から571m

営業時間 12:00~14:00(L.O.)
18:00~21:00(L.O.)

ランチは土日祝のみ
ランチ営業、日曜営業

定休日 火曜

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