てのしごと~ながくて風土~

2023年もよろしくお願いいたします✨

8月29日(土)名古屋栄、久屋大通 菜園フラリエにて、オーガニックマルシェが開催されます。

2015年08月27日 | イベント


8月29日(土)に、名古屋栄の久屋大通り、菜園フラリエにて屋内でオーガニックマルシェが開催されます。

収益の一部を福島支援にあてられるそうで、名古屋生活クラブのお米の生産者さん、福島の中村さんのお米や河田さんの南相馬の菜種油なども販売予定だそうです。

その他、富山の蓑口さんや長野の窪川さんたちの野菜、わっぱんやかしここのスイーツやパン、そして冒頭の写真の豊川のお漬物屋さん、道長さんのお漬物やかりんとうなどなど、美味しいものがたくさん並ぶ模様です。

…昨年、日進竹の山でオーガニックマルシェがあったときに、気に入っている醤油やオイルなどマルシェ価格でもっと買い置きすればよかったなあと思っていたのですが、いつもよりお値段もお値打ちになっているかなと思います!

とってもいい生産者さんばかりなので、栄方面にお出かけの方は是非寄られてみてください~

詳しくは名古屋生活クラブホームページ(タップしてくださいをご覧ください

(わたしは広島帰省のため、とっても残念ですが今回は参加できない感じですが、楽しいマルシェになることを祈っております


金沢日記、2015年夏。

2015年08月24日 | 金沢


こちらは、橋場町の浅野川のほとりの柳です。この川沿いの柳を見ると、金沢に帰ってきたなあと思います。

広島帰省も控え、海水浴にも行っちゃったし、畑と子育てをまわすのもなんだかワタワタしてたし夏は金沢にも帰省しないことも多いので、今年は無理だなと計画できずにいました。

が、、、

母から珍しく「帰ってこないの?」的な電話…(母は気を遣って帰って来いと言わない人)

相棒くんが今年は珍しく「今年の夏は帰らないの?」的なことを何度か話してくる…

そして子どもたちはいつでも「じいちゃんばあちゃんちに行きたい!」…

って熱気(?)が高まっている感じで、まったく予定にはなかったのですが、無理くり帰省計画を立て、2泊3日で帰省してきました!



到着した日はまたまた魚屋さんで刺身を注文してくれていて、食べきれないほどの刺身を用意してくれていました。



母のつくったゴーヤチャンプルー。北陸っぽい九谷の器ですねえ!

写真がありませんがあとは相棒くんの大好きなステーキ。さすがにステーキを食べることができたのは、相棒くんと食いしん坊な長女のみでした。

…最近は、わたしたちが「○○行く?」と子どもたち連れて行こうとしても、家でまったりしていたり友だちと遊ぶのが楽しい年齢になってきて、せっかくの金沢でひがしの茶屋街や主計町(かずえちょう)、片町などに誘ってもばあちゃんたちと本屋やショッピングに行ったり、いつものビュッフェに行きたがる子どもたち…。

仕方ないから1日目の日中は、金沢をゆっくり歩いたことのない相棒くんとふたりで金沢観光にまわりました。

結婚してから何回か相棒くんも金沢には来てはいたのですが、3人とも小さかったしほんの2~3日の滞在だったので、ゆっくり歩いたことなどほとんどありませんでした。なので、相棒くんはとっても喜んでいました。

ひがし茶屋~浅野川を渡って河原沿いを歩き、主計町(こちらも昔の茶屋街)、橋場町を歩きました。



いつものひがし茶屋。もう17時前で、ほとんどのお店が閉店前でした(到着がいつもすごく遅いわたしたち…)。

ひがし茶屋、橋場町、尾張町など、ものすごい人で、駐車場も1時間ならんでようやく車を停めることができました。並んだのが15時半くらいだったのでもう閉店間近でした。



主計町の入り口。



主計町の事務所。こちらは飲食店が多く、もう少ししないとお店が開かない感じでした。

とっても風情があります。主計は、わたしが金沢に住んでいる頃は整備されていませんでした。今度は主計町で飲みたいです!

…2日目は、わたしの祖父母のお墓参りに行ってきました。

帰りは昼食時で、ほかのお店もたくさんあるのにどうしても子どもたちが8番らーめんがいい!というので8番に。



相棒くんが、8番の店舗の多さにかなりびっくりしていました。コンビニレベルでバス停ごとくらいにお店があるので…笑

結局帰省するたびに8番に行っています!

さて、その夜は、子どもたちがまたいつものビュッフェ(実家の近所にある人気店)に行きたがって、わたしと相棒くんは片町で夕食に行くことに…。

…なんか…結婚してからふたりで夕食に出たのが初めてでした。

結婚してから12年経ちますが、ずっと子育てに追われてふたりで食事すら、滅多にしたことがありませんでした。

今まで本当に大変だったなあと人生を振り返りつつ、ごくごくたまにだけど、こんな時間が作れるようになるのかもしれないねえと話していました。

でも、たまたま帰省していて父や母が2~3時間見ていてくれているからできたことなんですが…!



ここは柿木畠(片町)。

金沢のおでんではないのですが(味噌おでんだったりどて煮がある)、金沢の老舗で有名なお店「高砂(たかさご)」。



ここで飲むのもいいなあと思いつつ、広坂、片町(香林坊あたりから犀川大橋くらいまでぐるっと一通り歩いた)をまわって、結局今やすっかり金沢飲みのベーシック「いたる」で飲むことに。



エビスで乾杯!エビスだった時点で今日はいたるにしてよかったなあと。。。つきだしは、バイガイでした。



能登豚。1切れ味見させてもらいました。レモン汁と柚子胡椒で食べるんだけど、すごく美味しかった!



鳥皮揚げ(パリッパリ)、出し巻。



加賀太きゅうりのオリーヴオイル和え。



揚げ焼き(北陸人は揚げをすごくよく食べると思う)。

あとは鰯焼きでしたが飲みものと今日はふたりしか食べる人がいなかったのでもうお腹いっぱい…!

3日目はお昼すぎまで実家でみんなでゆっくり過ごして名古屋に戻りました。

…8月は帰省で1、2回は3~4日畑を空けなきゃいけないし、ただでさえ夏休みで子どもの用事がいろいろ立て込んで、週末も遠出したりして畑が大変です!!本当に猫の手も借りたいくらい。。。

さて、今週末はいよいよ広島です。

行けそうだったら今年は初めて広島市内に子どもたちを連れて行って観光できたらいいなあと思っています。

…みなさんも夏楽しまれているかと思います!

日が暮れるのが早くなりましたが、もう少し、夏が続きそうですね…!



簡単、手づくり、松の実や粉チーズを代用でジェノベーゼソース!

2015年08月19日 | 農家のごはん


今年もジェノベーゼソース、つくっています。結構大人向けの味だと思うんだけど、うちの子たちはなぜかこのソースが大好き…

ただ、ジェノベーゼソースって自宅で手づくりするには材料を調達するのが大変でちょっとハードル高くないですか?

松の実、粉チーズが常にない!バジルも、栽培されていないお宅だと、購入せねばなりませんよね。

…我が家はバジルたっぷりあるのですが、やっぱり松の実と粉チーズを常備しているわけではないし、オリーヴオイルもないことも多々あるので、手持ちの材料で簡単につくるようになってきております!

元々のジェノベーゼソースの分量は、

【材料】
・バジル…50g

・オリーヴオイル…60g

・松の実…20g

・粉チーズ…大さじ2

・ニンニク…1かけ

・塩…小さじ1

をミキサーやフープロで撹拌するというやり方でした。

これを基本にオリーヴオイルを菜種油、松の実をクルミやカシューナッツなどの手に入りやすいナッツ、粉チーズをヨーグルト…って感じで代用すると比較的経済的にかつ、容易につくることができるので、ジェノベーゼソースをつくる頻度がちょっと高くなれそうです。(今までは年に1~2回だったんです)

【代用・ジェノベーゼソース】

・バジル…50g

・菜種油…60g

・カシューナッツ(クルミなどほかのナッツでも)…20g

・ヨーグルト…20g

・ニンニク…1かけ

・塩…小さじ1

を、ミキサーやフープロで撹拌してできあがりです。

茹であがったパスタにからめるだけで、ちょっとご馳走な感じです。

栽培されている方がみえましたら、たっぷりバジルを使えるソースをぜひつくられてみてください。

うちのバジルは「ジェノベーゼバジル」という品種です。

とっても香りがいいです。これを50~70g(収穫量によって多少価格が変わります)で110円程度で販売中です。たくさん出荷できないのですぐ売り切れているのですが、みなさんはどんな風に食べられているのだろうと興味シンシンです。

農薬使用ナシで、自家製のボカシを2週間に一度少量あげています。歯ざわり、香りともにとってもいいのでよかったら食べてみてください。(もうバジルも今年は終了近い時期ですが…笑)


白オクラ(楊貴妃)、アロイトマト。

2015年08月17日 | 


2月に自家採種した種をきこちゃんがくれて、その種でアロイトマトを栽培しました。

最後赤く熟すときに虫の被害が出て9割はダメになってしまったけれど1割くらいは美味しくいただくことができました!



とっても美味しいトマトでした、きこちゃんありがとうございました!こういう大玉トマトは最終的に虫の被害がひどくなるので、きれいに実ってくれたトマトはまるで宝物のようです…!

今年は、小玉の品種なのですが、チャドウィックチェリートマトをいくらか出荷することができました!とってもヨーロピアンで可愛いトマトで、来年も生産量をちょっと多くしていけたらいいなあと思っています。

何度か「ながくて風土」でも記事にさせていただいていますが、わたしの畑の野菜はすべて固定種や在来種といった、昔ながらの品種ばかりです。こちらのトマト2種も固定種の美味しい品種です。

さてオクラですが、わたし今年作付け計画失敗してなぜかいつもの半量しか植えていませんでした。

今までも生産量が少なかったのに、今年はなおさら少なくて、1日1袋分くらいしか収穫できないという…笑

今年も白オクラつくりました。山口県の伝統品種で、普通のオクラの真緑に比べてキレイな白っぽい黄緑色で、この色が大好きなんですよね。

味も歯ざわりもわたしはすごくいいと思っていて、この品種をセレクトしています。自家採種した種から栽培しています。

ただ、白っぽいので何も書かないで販売すると出来損ないのように見えるのかなかなか販売が難しいんですよね。

なので、白オクラである旨をちょっと書いておいています。記入しておくと、意外にすぐ売れてしまいます。

真緑のオクラの方が無難だと思いますが、我が家で食べるのもこのオクラが気に入っています。



収穫したオクラを塩ゆでします。



まな板の上で包丁を使ってたたきます。



納豆を和えます。



グルグル混ぜているとまるで餅のように強い粘りです!



醤油やポン酢、お好みで垂らしてご飯の上に…本当に美味しいです。

せっかくつくるんだから、とびきり美味しい野菜をつくりたいという気持ちがあって、品種選びはいろいろと考えてセレクトしています。

ひとつの野菜にしても相当にたくさんの品種があるので、さまざまな品種の栽培にチャレンジするのは、とても面白いです。


北海道斜里町、田村さんの豚肉。

2015年08月17日 | 名古屋生活クラブ


もう5~6年前くらになるでしょうか?ある夕べ、いつものように夕飯の準備をしていました。味を調えたおかずの味を問おうと、ほんの少し豚肉を口にしました。

瞬間、頭が「!!!!」って感じになりました。

この豚は、誰のだろう!?と、一度ゴミ箱に入れたパッケージを再確認…。

北海道斜里町の田村さんの豚でした。当時、新しく扱いが始まった田村さんの豚肉でした。

この人はすごい!と、心ひそかに田村さんを尊敬していました。そしてほどなく、生クの交流会で田村さんがお越しになられることになり、田村さんにお会いすることができました。

ずっと田村さんのファンで、こんなに美味しい豚肉は滅多にないなあと思っています。

冒頭の写真は肩ブロックをタコ糸でしばって焼き豚にしたものです。せん切りの白ネギやキュウリを添えて食べればご馳走です。



こちらは先日みっちょんのお家で燻製(ベーコン)にしたものです。



お味は言うまでもありません…!

そして、わたしが必ず注文してしまうのが(多分隔週で扱いがあります)、田村さんのハム・ベーコンセット…!



ハム100g、ベーコン100gで900いくらかなんですが、本当に美味しいです。



交流会の前までは、ベーコンを焼いて食べていたのですが、生で食べてもよいことを知りました。断然、生でいただいた方が美味しいです。焼くと、せっかくの脂が落ちてしまい、しょっぱさが残ってしまう感じなのでもったいない感じです。



切り方も、今は細く(1センチくらい)に切ってオードブル風にしたりクラッカーなどにのせてオープンサンド的に食べる感じに落ち着いてきました。大きく切ると歯でかみ切れないので一気に食べちゃう感じになってしまうのでナイフなどでカットして少しずついただくのが美味しいなあと思います。おつまみにもぴったりです!



そしてみっちょんに教えてもらってやっと焼けるようになったハイジの白パン。

これに田村さんのハムをサンドすると最高でした!

…田村さんの豚さんは放牧されていて、写真で子豚ちゃんたちも拝見しましたが本当に元気いっぱい!かわいい!こんなの見たら食べられなくなっちゃう!って感じです。

餌も実際に持ってきてくださいましたが、田村さん手づくりのものでとってもいい香り!人間でも思わず食べたくなるようないい香りでした。

こんな風にたっぷりのいい食事をとって、北海道の大地を駆け回ってのびのび育った豚さんが美味しくないわけがありません。

価格も少しだけスーパーなどで買うものよりも高いかもしれませんが、お肉屋さんとそんなに変わらないくらいかなと思います。

こんな風に手間暇かけて育てた豚さんをとっても良心的な価格で売ってくださる田村さんに感謝です!

田村さんの農業歴は、これまたとっても素敵でお人柄もとっても魅力たっぷりの方で、何年もお会いしてないし遠い場所にいらっしゃいますが、いつも豚肉が届くたびに田村さんありがとう~って思っています。



簡単、手づくり、レモンジャム。

2015年08月07日 | 保存食


果物は、自分でつくっていないしいただくことも少ないので買ったものを5人家族で分けて食べていますが、なんとなくせっかくの美味しい旬の果物だし…って、ジャムなど加工しちゃうのがもったいなくてそのままいただくことがほとんどでした。

でも、ジャムってちょっとあるといいんですよね!

そしてこれも、5人家族で食べると結構あっという間に1瓶がなくなってしまいます。

…今年の初夏、結局4キロ弱の梅をジャムにしたところとっても便利で…!

時々パンに塗ったり、ヨーグルトやアイスに添えたり、なにかおやつを食べたいときにそのまますくって食べたりとっても重宝しています。

やっぱりクエン酸パワーなのか、疲れも吹っ飛ぶようで…!

さて先日、名古屋生活クラブからレモンが届きました。結構大きいのがふたつで170円だったかなと思います。

薄くスライスして梅ソーダ―に添えたりしてもいいんだけど、酸っぱさが美味しいレモンジャムにしようとおもい、つくってみました。

【材料】大き目のジャム瓶1つ分くらい

・レモン…(白いワタ、果肉の皮、種をはずして)皮と実で300gくらい

・粗糖…240g

【作り方】

①レモンは1個を8つのくし切りにして、皮のはずし、白い部分をスプーンなどでこそぎ取る。

②果肉を皮から出して、皮と種はガーゼなどに取っておく。



③レモンの皮を細く切って、茹でこぼしする。10分くらい煮たててザルなどに皮をあげて湯を捨て、これを2回繰り返す。



④③の皮、②の果肉、粗糖を鍋に入れて火にかける。ガーゼなどに入れた果肉の皮と種を上にのせる。

⑤途中アクをとりながら、20分ほど煮詰めてとろみがついたら清潔な保存容器などに入れ、粗熱をとり冷蔵保存する。

…とっても簡単ですっごく美味しいです!

酸っぱいもの苦手な相棒くんも気に入っていました。子どもたちもすごく喜んでいます。

写真撮り忘れましたが、ココアのミューズリーの上にヨーグルトとアイスをのせて、その上に梅ジャム、レモンジャム、そして今が旬のブルーベリーをのせたパフェをつくったのですが、かなり美味しかったです!!

このジャムも好きすぎて1週間で1瓶なくなってしまいました。

今度はまた増量してつくって、多少はストックできたらいいなあと思います。

夏の暑さにさわやかなレモンの酸味が最高です。