てのしごと~ながくて風土~

2023年もよろしくお願いいたします✨

畑のごはん。

2014年09月30日 | 農家のごはん


畑でほとんどの野菜を自給自足するようになってからは、前もって献立を考えることがほとんどなくなりました。

その日に穫れた野菜を持ち帰って、夕方に冷蔵庫のものと照らし合わせて、なにを食べたい気分かも考慮をして、結構ギリギリに献立を考えます。

多分どのタイミングで献立を考えるのが楽かっていうのは、その人その人で違ってくると思う。

家族の食事の時間帯によってもすごく変わってきますよね。

ギリギリすぎるんですが、わたしは10数年主婦をして、ウチの場合はこの夕飯ギリギリペースが一番楽だなあーと思ったんですよね。

野菜以外のお肉や魚、豆腐などの主食となるものは、1週間に一度名古屋生活クラブさんに持ってきてもらっています。

主婦になったばかりの頃は、気に入ったお店をいくつかめぐってお買い物するのが新鮮で楽しかったけれど、2人目妊娠中に子どもたちを連れて生ものや重たい米や調味料などを買いに行くのがすごく大変に思えて、それまでは前の週に1週間分の筋道を立てて注文することが億劫に思えた宅配を利用させてもらうようになりました。

意外に、前の週に1週間分の注文することは思ったより苦ではありませんでした。

たま~に子連れてお買い物に行くと、「買う買わない」のバトルになって、すごい大変~~汗

献立は、図らずとも季節感満載です~~

冒頭の写真は、筑前煮。ひさびさにつくったなあ。

ヨーグルトをくれたmakiちゃんはとても料理が上手で、野菜のつかいかたもとてもよく知っているのでよくアドバイスをもらうんだけど、筑前煮にサトイモを入れるとすごく美味しいよって春あたりに聞いて、サトイモができたらやろう!と思っていたんですよね。

すごく美味しい!今度からできるだけサトイモ入れてつくりたいなあ~!

ウチのサトイモはごく少量で収穫もまだだけど、出荷用も含めてたくさん作った地主さんが早くから出荷せねばともう収穫に入っていて、少しいただいたんですよね。

それをさっそく♪

実家では筑前煮は全然つくられなかったので、大人になって見よう見まねで作るようになったんだけど、わたしは油で唐辛子の香りを出してから鶏肉、根菜類、干しシイタケの戻したもの、こんにゃくなどを炒めて、酒、みりん、粗糖、醤油で味を付けてから少々のだし汁を加えて煮含めて、最後にみりんと醤油で照りをつけて(キヌサヤなどあればここで入れてます。今オクラがいっぱいあるのでオクラを入れました)、煮汁が少なくなったところでできあがり・・・って感じでつくっています。

あと、子どもたちも何気に好物でよくつくっているのがナスの味噌炒め。



これは実家でもよく母がつくってくれてわたしも大好物でした。

豚バラを炒めて(写真は豚バラを切らしていて鶏ミンチです)、あらかじめ油でしんなりと炒めたナスと、ピーマン(かシシトウ)をよく炒め、粗糖と味噌で仕上げるごくシンプルな甘辛炒め。

わたしはすりおろしニンニクと三升漬けを入れて、ちょっとだけピリ辛に仕上げるのが好きです。

あと、粗糖と味噌ではなく、醤油麹だけで仕上げてもかなり味噌炒めの甘辛味に仕上がって、楽ちんで美味しいなあということを発見しました♪

それと、夏に収穫できて冬まで保存しつつ食べて行くトウガン。

トウガンは、だし汁でやわらかくなるまで煮て、みりんと薄口しょうゆと塩で味を付けて、鶏ミンチを加えて、鶏に火が通ったら(青みの野菜があればここで入れて)水溶き片栗粉でとろみをつけて、すりおろし生姜を添えていただきます。

これは温かくても冷やしても両方美味しくてこれまた子どもたちが意外に好きな一品です。



さてさて、畑ではいよいよ葉物の収穫と出荷がスタートしました。



先日は大根菜と水菜、小松菜を出荷しましたがあっという間に完売でした。これからは春菊なども出荷予定ですが、肌寒くなるころから、おでんやお鍋を楽しみたいですよねぇ~~



ワサワサに大根葉が伸びて来たので、間引きして1本立ちにしました。



スッキリ!

予想もしなかったことですが、畑ができたことで、意外に献立をあんまり考えないようになったんですよね。細々とでも畑つくっていると、年中なにかしら食べるものがあるのが最初はすごいなあと思ったし、ホントに面白いです。


野呂英作「くれよんソロ」で編むベレーとハンドウォーマー。

2014年09月28日 | hand knit  編みしごと


野呂英作の糸、ご存知でしょうか?海外でも高く評価され、世界のニッターから愛されるこの糸、実は愛知県一宮市で生産されています。

過去にも野呂さんのことは記事にさせていただいたこともありますが、この糸、とっても軽くて暖かくて、とても力強く鮮やかで美しい色が印象的な糸なんです。

そしてこの糸を使って友人のベレーとハンドウォーマーを編みました。

完成して一度洗いにかけたのですが、編みあがったときはまだ糸がきゅっとしているんだけど、水を通すと糸がすご~~く柔らかく、軽く、ふんわりとなんとも言えない気持ちよさが出てくるんですよね。

サイズ感も、編みあがったばかりの時はきゅっとして小さく思えるんだけど、水通しするとふんわりと、心地よくゆったりとした感じが出てきます。



ハンドウォーマーは真ん中の模様をケーブル(縄)編みやアラン模様のタイヤモンドの模様などにすることが多かったのだけど、今回友人に似合いそうなデザインを考えたときに、このハニカム(蜂の巣)模様がいいなと思いました。

アラン模様にはひとつひとつ意味が込められていて、このハニカムは勤勉に働く蜂への賛辞、ひいては勤勉な仕事の賛辞や報酬の意味が込められているそうです。

この意味も模様も、わたしは大好きなんですよね。

また、漁に使う網を広げた様子を模様にしたという話もあります。

この「くれよんソロ」は撚りが太いところと細いところがあって、編み目などが不揃いなところにも味があって素敵です。



さっき納品の準備をしていました。

喜んでもらえるかな?洗いにかけて干して、包むとき、どきどきします。




小豆の栽培と収穫、そして選別。

2014年09月25日 | 


小豆の収穫を終え、玄関先で乾かしています。

昨年は初めてたくさんの量を栽培して、育てるのも収穫するのもその後の処理も見様見真似でいっぱいいっぱいだったので、今年は栽培はしないぞ!と思っていたのだけど、やっぱりあの美味しかったぜんざいやおはぎを1回ずつでもいいから食べたいなあと思って、ほんの3~4メートルくらいの畝で栽培しました。

昨年はマルチなしで、元肥なし、追い肥をして土寄せを何度かやって育てましたが、ものすごい日差しの下で土寄せをやるのはかなり過酷でしたw

そして小豆のサヤも1本1本順番に熟して(茶色くなる)いくので、どうやって収穫していいかもわからずに、1本1本、熟したものから収穫したのだけど、ヘンな中腰で長時間しゃがむのでもう腰が爆発しそうなくらい重労働でした。

大変だったのは土寄せ(追い肥)と、1本1本の収穫だったなあと振り返って、今年はそのあたりの負担を減らすために、畝にマルチをしっかり張り、追い肥や土寄せもしたくなかったので、マルチに苗を定植するときに、お手製ボカシを根っこの下に撒いてから苗を植えました。

だから、基本その後は太陽と風と雨任せでした。

そして、こんなにたくさんのサヤが付きました!



そして収穫。

昨年は1本1本サヤを切って収穫しましたが、1房に5~6本くらいサヤが付いていて、それを房ごと刈り取って、ザルに広げて乾かしつつ追熟すれば、すぐに茶色く完熟することがわかったので、茶色いサヤが混じり始めた房や、もうすぐ茶色くなりそうなまだ緑の房まで刈り取ることにしたので、大きく分けて2~3回、ザックリ房を刈り取るくらいの感じで収穫するようにしました。

すごく楽!昨年のあの手間はなんだったんだろう!?

でも、一人で考えてヒイヒイ働いてわかったことが貴重でした。

小豆は苗をつくるのはすごく簡単だし、植え付け(移植)も簡単だから、少量なら栽培していてとても楽しいものだと思う。

そしてほったらかしにしても、かわいらしい黄色いお花が付いて、その花が終わるとニュニュニュと緑のサヤが伸びてきます。



花が終わってサヤの熟成が進むとこんな感じに。



それをザルで乾かして、畑がちょっと暇になってくる寒くなる頃に暇を見つけてサヤから豆を出します。



これは昨年の写真です。

ここからも大変なんだけど、今年は細いサヤとかはもう食べられそうもないことが分かったので、完全にイケルサヤから豆を取り、無駄な選別の作業の負担を減らしたいなあ!と思っています。

豆の選別、みなさんはされたことがありますか?

わたしは最初、1回できれいに分けれるだろうくらいに、甘く考えていたんですよね。

それが全然w

慎重に分けたつもりでも、1度目が終わって、2度目でもまだまだたくさん食べられない小豆が見つかって、3回目にもまだ見つかって。

4回目にはもうほとんどきれいなんだけど、たま~に虫食いが見つかる感じ。

でも、4回目くらいになると、もうこれ以上あったら水に浸けたときに浮いてくるものがあったらそん時に取り除くわ~くらいになってきてきれいな保存瓶などを持ってきて、そこに保存して冷蔵庫にしまっておしまいにします。

小豆や穀物は、虫の心配もあるのでできるだけ冷蔵保存がよさそうな気がします。

・・・小豆を育てるようになってよくわかったんですが、ちょうど小豆が収穫できる頃に彼岸花が咲き、お彼岸を迎えます。

お彼岸と言えば、おはぎですよね。

あと、昔の人はお彼岸のおはぎや、お正月の赤飯?なんだかそういう晴れの日のために小豆をとっておいたそうですよ。

わたしもやっぱりおはぎ、赤飯(小豆のおこわ)、ぜんざいをそれぞれ一度ずつは作れたらいいなって思ってつくりました。

さて暑さ寒さも彼岸までのお彼岸が過ぎました。

このころから急に畑の虫(野菜を食べる)も減少して、虫がひどくつく大根や白菜などの種まきや苗の育成も多少容易になります。

ただ、年によって温度が低すぎる場合もあって、その時は発芽に悩まされるので、毎年毎年お彼岸前後に様子を見つつ種まきをじっくりやります。

畑にいなくてもお彼岸前後の陽の光や風の変化を感じますが、畑ではもう畑の色がすっかり変わる感じに思えます。

でもまだ一生懸命作業していると汗をたくさんかきますが・・・!

サンカ風ハンドォーマー

2014年09月22日 | hand knit  編みしごと


スコットランドの伝統的なグローヴ、『サンカ手袋』が完成してすぐに、ハンドウォーマーの作製にとりかかりました。

スコットランドといえば、先日独立をかけた国民投票で話題となりましたよね!

その、スコットランドのサンカという地方に古くから伝わるサンカ手袋は、ひとつのハンド・ニットの到達点のようなトラディッショナルな手袋で、わたしはとても好きですが、実際には古典的すぎて、今の服装に合わせるのは難しいのかなあと思っていました。

今の生活や服装に合わせやすく、形などもちょっとアレンジしみても使いやすいかなあと、サンカ手袋を編む前からハンドウォーマーにアレンジしたいなあと思っていました。

できれば、飛騨の刺し子や青森のこぎん刺しのような文様を落とし込めたらよかったんだけど、実はサンカ手袋とまた違う糸を使用したいなあと思っていたことや、11×11目のマスを、8目ごとのマスに変更しようと思っていて、図案を紙の上で考えているともうあれこれ混乱してきたので、手に沿わせながら編んで、模様を決めようと編み始めてみました。

編み始めたら、この模様がすんなりあっさり決まりました~!

しかーーーし、苦労したところも・・・

親指の付け根を立体裁断のように面を増やしていく部分では、3回編みなおしてやっと設計が決まりました・・・。



ここです。↑親指の下の部分、どのタイミングで増目をはじめるか、どんなペースで増目をしていくか、最終的にどのくらいまで増目をするか・・・などなど何度も手に付けて感じを確かめて、やり直しました。

そして、最後はなんということもない、指が出る部分に大苦戦してしまいました。

最初は一目ゴム編みで針で始末していったんだけど、なんかしっくりこない・・・。

そして、ガーター編みで最後はふせ止めの処理をしたんだけど、なんだかカパカパと広がりすぎ・・・。

最終的に、減目しながらガーター編みをしてふせ止めするというのが一番きれいにしあがるなあと思ったので、それで仕上げをしました。

そうこうしているうちに、また3週間近くたちました・・・!

でも、しっくりと手にピッタリとそうような、模様編みの丈夫なハンドウォーマーが形になってホッとしました。



わたしはたいてい最後に親指を仕上げるんだけど、なんとも感慨深いものがあります。



一番最後に糸を始末するときにひっくり返した裏面。これもまた、製作の日々がよみがえってきます。

さてさてそして今は、野呂さんの糸を使用して、友人のためにベレーとハンドウォーマーを作成中です。

やっぱり親しい人に編むのは本当に楽しい!最初は自分で模様やデザインを提案させてもらったりもするんだけど、ご本人とまた相談して作製をすすめていくプロセスは、めっさ楽しいです。

せっかくつくるんだから、気に入った糸で、気に入ったカラーで、気に入ったデザインや模様にして、そして自分にぴったりとくるニットを目指していけたらいいなあ~と、いつも思って一針一針編んでいきます。

非効率かもしれないけれど、ハンドニットのよさを共感できるのは幸せなことなんです

夏から秋へ。

2014年09月20日 | つくり手さん・お店


今年は例年より早く彼岸花が咲き始めています。

この花が咲くともう秋だと実感します。

さてさて、夏の終わりにpillz(ピルツ)さんのブラウスを購入させてもらいました

首元のレースがかわいい・・・!これからも長袖の上に重ねて使わせてもらいます。

そして、富士山のブローチも♪



昨年の瀬戸「あとりえ参道」で購入したこれまたpillzさんのブローチとともに。



あと、最近お出かけの際いつもつけさせてもらっているんだけど、作品を見て一目ぼれして購入させてもらったたかちゃんのイヤリング



それと、夏が過ぎゆくのを惜しみつつ、るーあんりちゃんの畑の美味しいゴーヤを今のうちにとここんとこ何度も堪能させてもらっています。



やっぱりチャンプルーばっかりつくってしまいます!今まで子どもたちがそうでもなかったので、自分の畑ではつくらずに来たのだけど、今年るーあんり畑のゴーヤが美味しかったせいか、末っ子以外は喜んで食べるようになったので、来年はつくらんといかんなあと思いました。



しか~し、るーあんりちゃんの野菜はやっぱり旨いなー!

さてさて、そろそろ秋のよそおいが恋しくなる季節ですね。

友人のために、野呂さんの「くれよん」を使ってベレーを編みます

昨日から編み始めてみていますが、ひさびさのこの感触…!この軽さと肌のあたりの良さ、そして暖かさ…最高。やっぱりこの糸本当に素敵。



野菜たちも夏が通りすぎ、夏のおしゃれもそろそろおしまいで、秋のよそおいに移り変わりますね。

毎年この時期はいつも急に冷えこんできて、子どもたちの着るもののことに追われてしまいます。

あたたかい素材が恋しくなる季節ですね。今年の秋はみなさんどんな装いを楽しまれますか?

【お問い合わせ】手芸店pillz

小豆と大豆の収穫。

2014年09月18日 | 


小豆は昨年もつくったのですが、栽培も収穫、その後の選別もヒイヒイ言いながら作業して、収穫はたった1・3㎏でした。

こんな大変なんだったら、買う~~無理~~と昨年誓ったはずなのに…。

あの黄色い花と、花のあとに長い緑のサヤを伸ばすかわいらしい姿が忘れられず、そしてなによりあの美味しかったぜんざいや餡子の味が忘れられず、やっぱしちょっとだけ…!と気が付けば昨年採種した種を蒔き、苗をつくり、少量ですが畑に定植していました(無意識!?)。

そして、冒頭の写真のようにたくさんの小豆がなってくれて、昨日1/4量程度を収穫し、今秋晴れの空の下乾かしている最中です。



こちらは先日300g530円で購入した小豆です。農薬使用もないしこの労力を思うととってもお安くてつくるのを戸惑います…笑。

そして、大豆。

大豆は半分は成功するけど、半分は失敗します。カメムシに全部実を吸われたり、なんだかわかんないけど実が入らなかったり。

昨年は結構実がついたと思ったんだけど、モチキビや小豆、ソバの世話に追われてそのままなんだかんだ畑の移転で、つくったはいいけど一つも食べられませんでした。

今年は大豆もつくらないぞ!と思ったのに、こちらも気づけば種を仕入れ、苗をつくり、そして畑に…。



そして、収穫できました‼

これで4株分。市販の2袋に満たないかな?ってくらいの量でした。

でも、今年は実のつきがよくて、自宅に戻ってすぐに全部茹でてみました。



ちょと小粒だけど、旨っ‼

豆は、肥料がいっぱいのところではできません。かといって、荒れた土地でも実が入らなかったり塩梅よくなかったりして、うまくいきません。

地主さんも「豆は難しくて!」と今日話していました。

わたしの中で、トウモロコシの次に難しいなと思うのは大豆(枝豆)ですかね。

半分は枝豆にして、もう半分は畑で完熟させて種をとったり、大豆(乾燥)にして味噌の時の足しにしてみたいなあと思います。

つくらないぞ!と思ったのに、結局つくってしまってばかだね~と我ながら思っていたけれど、こうやって口に入るとやっぱりつくってよかった~と、にんまりです♡

さてさて、雨続きの日々がやっと終わって、今は種まきを順番にやっています。



ポット栽培して、ネットの中で育てているのはカリフラワーとブロッコリー、レタス、キャベツ、白菜です。



右はサトイモとジャガイモ、真ん中は人参、左はネットの中の大根です。



これは水菜。




そしてこれは、わたしの独身時代の畑のローズマリーとアイビーです。

この畑から去ってもう11年の歳月が経ちましたが、わたしの手を離れてもこんなにたくましく、美しく育ってくれていて感激です。

アイビーは、わたしが栽培していた1~2年はずっと大きくならずに全然大きくならないなあと見つめていたんだけど、株を大きくして生き続けていました。

秋。

涼しい風を感じてちょっとさみしい気分になりますが、いろいろなものが収穫できる、喜びの季節でもあります。

お米をつくっている方は喜びもひとしおだと思います。ブドウや梨、栗なども収穫期ですね。




春菊の種取り。

2014年09月15日 | 

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初夏から今まで我が家の天井を飾ってくれていた春菊。

そろそろ種を採種しようかなと思い、天井から取ってきました。

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春菊のドライフラワーはこんな感じ。周りには花びらが枯れたものがあって、この真ん中のフカフカなものが一瞬種に見えますが・・・

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実は、このフカフカのものは種ではなく、これらをむしり取ると、こんな風に、爬虫類の皮膚のようなきれいな模様が出てきます。

ここが、春菊の種です。

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割るように種を採種します。

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春菊の種がいっぱい採れました。

春菊は育てやすいし、種の採種も簡単で、たくさんの量が摂れるので採種に慣れない方でも比較的楽しんでできる野菜だと思います♪

サヤやゴミを飛ばす処理などもないので、保存もきれいにすることができます。

春菊は種を取った後、2~3か月眠ります(発芽しません)。種まきは、採種後の休眠が終わってからになります。種も眠るなんて、面白いですよね。

さてさて、朝夕がちょっと涼しくなってきたので、たま~にオーブンを使っておやつを焼く日もでてきました。

収穫したスクナカボチャでパンプキンタルト。

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シナモンをきかせて、ザクザクビスケット。

分量は国産小麦粉100g、全粒粉50g、粗糖10g、塩2g、シナモン小さじ1/4、ベーキングパウダー3g、菜種油25g、練りゴマ10g、水30gで、160度で25分程度焼きました。

ぼちぼちお茶と焼き菓子が恋しい季節になりますかね。


高橋徳治商店「練り物から見えてくる未来」。

2014年09月11日 | 名古屋生活クラブ

20140902_2718583_t 高橋徳治商店社長、高橋英雄さん。

いつもおいしくいただいている、宮城県「高橋徳治商店」の練り物。

本当に美味しいんです。

高橋さんといえば「お豆腐あげ」が有名ですが、お豆腐揚げももちろん我が家では「7種の野菜揚げ」や「玉ねぎ揚げ」などもよくいただいています。

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中華鍋に水を張り、火にかけて沸騰して湯気がたくさんあがったらせいろに、これらを並べて10分程度蒸せばふかふかに蒸しあがります。

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これはお豆腐揚げ。いつも生姜醤油などを用意するんだけど、なめらかで緻密な食感と、素材の旨さが生きた、絶妙な味わいが素晴らしくて、そのまま食べちゃうことがほとんど・・・。

長女がこれを食べると「これ・・・すごい!」と感想を言ったんだけど、なんていうんでしょう。。。本当になにか感じるもののある旨さなんですよね。

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これは「7種の野菜揚げ」なんだけど、これもそのまま食べても蒸しても、オクラやシシトウなどと煮物にしても、本当に美味しい・・・。

切ってお弁当にいれてもいい感じです。

今日は「玉ねぎ揚げ」を、シシトウと煮物にしました。

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玉ねぎの甘み、ふわふわのやさしい食感がなんとも言えません。5個入りなんですが、1つを3つにカットして、子どもたちが食べやすい感じにしました。

どれも5つくらい入って300円ちょっとなのに、とても贅沢な味わいです。

名古屋生活クラブの伊澤さんやゆう子さんは、このように素敵でまっすぐな生産者さんとの縁がたくさんある方だと思います。

つくるものは違えども、口にしたときに「!!」と思う時、「いったいこれは誰が作ったのだろう?」ととても気になります。

年に数回くらいしか会えないけれど、たまに会えた時にゆう子さんにいろいろな食材のことを詳しく聞くと、生産者さんのことをいろいろと教えてくれたり、こういう風に食べると美味しいよ!など、たくさんのことを教えてもらったりしてすごく楽しいです。

ゆう子さんはものすごーく目利きの方で、ゆう子さんのセレクトする食材は間違いないと思える、わたしにとって信頼できる人です。

そして取引される生産者さんも、本当に嘘のない、正直な方で、遊び心たっぷりな方や魅力ある人がいっぱい・・・。

昨年の交流会で高橋さんに初めてお会いしました。

実は、長男の出産の時期(7~8年前)に、高橋さんの交流会があったんですが、どうしても行けずに残念な思いをしていたので、昨年の交流会はすごくうれしかったです。

2011年、高橋さんは東日本大震災で被災され、すべての工場が全壊し、製造営業停止となりました。

その後のご苦労は、わたしたちの想像をはるかに超えていました・・・。

涙あり笑いありのひとときでした。

そして今年もまた、高橋さんが名古屋にやってきます!

9月24日(水)15時~17時、名古屋市東区ウィルあいちにて、「練り物から見えてくる未来」という交流会(無料)が開催され、夜には「竹亭(ちくてい)」にて飲み会(参加費3800円)が~!

練り物生産の現場のことや、三陸の水産加工のことなども、いろいろお話してくださるそうです。

高橋徳治商店はこんな会社です↓

http://www.mamac.jp/company.html

昨年は交流会の後、昼食を食べて、最後はみっちょんとともに名古屋駅までお見送りしてまいりました。会社の社長さんに対して、最後の方は「英雄ちゃん!」とか呼んでしまちゃうなど、失礼だったかも知れませんが、お客さんとつくり手とかではなくて、なにか同じ気持ちで接しあえることができる場なんですよね。

とはいえ、練り物にハンパない精神を込めてつくる高橋さんは憧れのつくり手さんでもあります。普通じゃないご苦労を乗り越えてこられた人生や、仕事に対する考え方にも、とても感動します。

お問い合わせ:名古屋生活クラブ 0120-72-0251

http://3.nagoyaseikatsuclub.com/?eid=161


ながくて風土の夏野菜。

2014年09月07日 | 

Dscn2303 天候の影響で、キュウリが高騰していますね。

3月から4月にかけて種を蒔いた野菜たち。

やっと7月あたりから収穫がはじまり、せっせと収穫して、いろいろと出荷させてもらいました。

ハウスもないし、大規模農業ではないし、薬剤なども使っていないので、できる時期が限られているし、みんなよりも早く出荷することで農家は利益をあげることができるのですが、そういうこともできないので、細々と続けているながくて風土。

ただ、自然の中で無理せず野菜づくりをしているので、野菜やわたしはあんまりストレスを感じないかな~と、大変ながらもいいところも少しはありますかね?

昔どこかで、固定種か在来種の種から育った野菜は悪天候に備え、あまり急に成長をせず、身を低くして備えるという話をきいたことがあるんですよね。

えーそんなーまさかーーーと、そん時はにわかに信じられませんでした。

ただ、今年は台風でキュウリやナスなどの株がだめになってしまったところが多かった中、ウチの畑はほとんど台風や長雨の影響を受けず、スクスクと元気に育ってくれています。

こういう厳しい天候の年に、台風が来る前に身を低くして備えて、台風が過ぎた後、長雨をもらってしっかりと大きくなり、7月から現在まで、しっかりと実らせてくれているのかなと、野菜たちを見て思うことがありました。

・・・ホントかどうかなんてわかんないんだけど、もしそうだったら、野菜が意識をもってるんだな~という気持ちになってなんだかホッコリします。

さてさて、あまり今の畑や出荷の写真がありませんね!

いっぱいいっぱいの時、やっぱり撮影がなかなかできません。長雨の影響でグローブも泥んこでカメラ触れなくてw

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ピーマンとシシトウ。

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モロヘイヤとキュウリ。

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ナスとオクラ。

あと、日によって、ニラやカボチャなどを出荷させていただいています。

モロヘイヤは、なんとなくそろそろ黄色い花をつけそうな予感・・・!

花には毒性があるので、花が付き始めたら出荷停止となります。今週中には終わるかな~?

そして、青ジソの葉にかすかな変化を感じで、先週は葉っぱをせっせと収穫しました。

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週末には青々としていた葉が、水分が減り黄色い部分が目立ってきたり・・・

葉が退化してきて実を付ける準備をはじめました!

こうなると、もう葉っぱの収穫は終了ですね。。。

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あ~あ、葉が使えなくなるのさみしいな。

でも今からの季節は、シソの実の天ぷらや、シソの実の塩漬けなどが楽しめますね?

過ぎゆく夏を惜しみつつ、青ジソを塩漬けにします。

まず、洗った青ジソをザルなどにあげ、残った水分は布巾などで軽くふき取ります。

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50gの青ジソの対して、今回は60~70gの塩を使いました。

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保存容器の底に塩を軽くふり、シソ、塩、シソ、塩・・・と交互に重ねていき、最後に多めの塩で覆い容器のフタをして冷蔵保存すればOK!

翌年の青ジソの時期まで保存可能です♪

最後に。。。出荷はありませんが、自家採種した種から栽培している小豆♪

Dscn2309 黄色い花がかわいくて。

そして、大豆。大豆も虫が大好きな作物。今年はどれくらいわたしたちの口に入るかな!?枝豆で食べようか、完熟させてお味噌の大豆の足しにしようか。

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種まきは遅々としていますが、毎日収穫はがんばってます。

もうしばらく夏野菜を出させていただけそうですが、9月半ば過ぎくらいからは順次終了となりそうです。

この夏も、お買い上げいただきましたみなさまに感謝!たくさんの野菜たちの中から、うちの野菜を選んでいただいて、ホントにありがとう?


サンカ手袋(sanquhar gloves)。

2014年09月04日 | hand knit  編みしごと

Dscn2292 結局「ドラム」というパターンで編みました!

スコットランドのサンカ地方に古くから伝わるトラディッショナルな編み手袋、「サンカ手袋」。

手編みグローヴの歴史などを調べていくと、このサンカ手袋にたどり着きました。

自分自身、いくつもいくつも手編みの手袋を編んでいくうちに、もっと細い糸で手にピッタリくるような手編みの手袋を・・・と、考えるようになりました。

実は最初、サンカ手袋を見たときは、その模様というか文様といった方がいいようなミステリーな感じの模様や、モノトーンの色調でインパクトが強くて、すぐに編みたい!と思ったわけではなかったんですね。

だけど、その完璧な設計や、サンカニットの生い立ちや歴史・背景を理解していくうちに、やっぱりわたしも編みたい!という気持ちがどんどんふくらんで、ついに日本では入手困難な針と糸、そして図案をイギリスから輸入してしまいました。

ロンドン在住の日本人女性が、オンラインで販売してくれているのがとてもラッキーでした。

図案は、スコットランドのサンカ地方でサンカ手袋を伝承しているアリソン・トムソン(Alison Thomson)さんの図案でした。

昔、この地方ではサンカ手袋を学校で皆が習ったそうですが、現在はサンカニットを編めるニッターは20人ほどで、主に家族や身近な人のために編んでいるくらいだとか。

以前にも「スコットランドの伝統てぶくろ」という1冊の本を見たことがありますが、先日サンカ手袋を編み始めてから図書館から借りてきて、改めて読んでみると、この本にわたしの手元に届いた図案の著者である、アリソンさんご本人が「サンカニットをあきらめない、保存・復興の旗手」と紹介されていました。

そして手元にある図案と、同じ冊子の写真も載っていました!

このページも以前は読んでいたはずなのに全然気づかなかったな~~~!

Photo_2 右下が、サンカ手袋の代表的な模様、「デューク」というパターンです。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4416313225/ref=s9_psimh_gw_p14_d0_i1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-3&pf_rd_r=1D1VDDGN6YZA39M3K3AV&pf_rd_t=101&pf_rd_p=155416469&pf_rd_i=489986

ネットなどで見てみると、レビューが「う~ん」という感じですが、写真が美しくてスコットランドのオールドスクール・ニットに魅せられる・・・という感じの写真がきれいな本です♪

ただ、みなさんのレビューにもあるように全体の図案などはほとんど載っていないため、編む人には物足りないのかもしれませんね・・・。わたしも見たことがある本なんだけど、細かいところが読めてなかったのは、そのせいかしら・・・

・・・今までいろいろな手袋を編みましたが、もっと手にぴったりとフィットして、丈夫で物がつかみやすい手袋を編みたいと思うようになりました。

暖かさや着用感などは上等のウールがいいと思う。ただ、摩擦が多い手袋など普段使いには麻や綿などが入ったウールがいいのかな・・・。

そしてもっと手に気持ちよくフィットさせるためには糸ももっともっと細い方がいいのかな・・・。

これらのひとつの答えが、細い”梳毛(そもう)”で、立体裁断的に編まれたサンカ・ニットでした。

・・・スコットランドのサンカ地方は100年ほど前から「梳毛で編まれた特殊な靴下や手袋の産地」として知られるようになったそうです。

当時隣町にカーペット工場があったそうでカーペットの裏に使われた綿が、ウールに混ぜられてニットに利用されたようで、現在では綿や麻の代わりにポリアミド(ナイロン)が混ぜられていますが、これがまたソックスや手袋にピッタリの素材です。

本場でも、やっぱりウール&ポリアミドが一番といわれています。

ただ、この梳毛、ウールのように毛と毛がからまずに一度間違えてほどいたりなんなりしているうちに繊維が細く分かれて編みにくくなって、そこが苦労しました。

途中で模様や色のミスに気付くと、わたしは可能な限りはその部分だけ大手術(と、呼んでいる)して、修正するのだけど、この細い細い梳毛でそれをするのはかなり困難でした。何度も何度もほどいて編みなおしました。

ただ、最後の方では2~3段くらいなら運がよくきれいに目が拾えれば手術することができました?

Dscn2181_3

間違えた部分だけほどいて・・・

Dscn2182_2 でけた。

レース編み用のかぎ針で修正♪きれいにお直しできました。

Dscn2231_43本の指がHellow~!

製作途中の手袋。指一本一本編んでいく、根気のいる作業でした。

おととい編みあがり、昨日仕上げました。

・・・わたしはなんとなく仕上げに1日かかってしまいます。

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こういう糸を、表面にひびかせることなく、始末していきます。

何度も針に糸を通し、裏に回して一度針を抜いて結び、また針に糸を通し裏の渡り糸に目立たぬように糸を仕舞い込んでいく・・・。

わたしは1つの部分ごとに表面の状態を見てから仕上げるので、何度も何度もしっかり編まれた手袋を表側にしてみたり裏側にしてみたりひっくり返す作業をしていました。

裏には糸もたくさんわたっているしとても気を遣う作業です。

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なんだか裏面を見ていると、この苦労した日々が手にとるようにわかるような気持ちになって、なんとも言えません。

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指先の糸の処理です。指先×10か所、指の根本×10か所、手首2か所・・・の22か所を根気根気で処理し続けます。

・・・サンカ手袋は立体裁断のようなデザインで、編んでみてよくわかったけれど、ハンドニットグローブのひとつの到達点だと思いました。

もう、そぎ落とすところもなければ付け足すところもない、完全な設計のように思えて、編んでいてとてもドラマチックな設計で胸が高鳴りました。

・・・この模様というか文様?紋様?は、いくつかのパターンがあります。そしてそのパターンは11×11目のマス目で構成されています。

最初は怖い感じに思えたけれど、見るほどにクラシカルでエレガントに思えます。そしてマス目は、編んでいてよく分かったのですが、このとても難しい設計を編むためのガイドのような役目も果たしてくれて、ニッターはこのマス目を頼りに現在の位置を確認したり、大きな間違いがないかという振り返りができて、すごく実用的でした。

写真でおわかりになりますかね?

マス目がやがて、1本1本の指に枝分かれしていくんですよね。

親指の付け根は増し目で面を増やして。

指先は三角柱のような仕上げでとても美しい。

2014年の夏は、このサンカ手袋のことばかり考えていました。う~ん、楽しかった~!

日中は子育てと畑でせわしい毎日だし、ちょっとした時間を見つけてじっくり編んで、また夜中にじっくり編んでという日々だったです。

糸が届いて10分後に編み始めてしまった日から21日、ひたすら、ひたすら、ひたすら・・・・・・に編み続けました。手に汗握って編みました。

サンカの女性たちも農業の副業としてせっせとニットを編んだそうです。

わたしにとって、農業ばっかりやるのも疲れるし、はたまた編み物ばっかりするのも疲れるんです。

不思議なことに、この両方の存在がとっても心地よく、「うん、これだな!」としっくりくるんですよね。


バジル仕事、塩バジル、ドライバジル、ジェノベーゼソース。

2014年09月02日 | 保存食

Dscn2207_2 ジェノベーゼソースたっぷりのパスタ。

毎年、バジルを干したり、大葉を塩漬けにする頃、ああ今年も夏が終わるなあと名残惜しい気持ちになります。

バジルなどは、穫れはじめの時期は出荷することが多いし、ほかの野菜たちのことでも忙しいので加工まで手が回りませんが、夏が終わる頃、畑のお掃除(終わった野菜の株を抜いたり)をしはじめると、あ、そろそろバジル塩漬けしなきゃ・・・とスイッチが入り、バジルの葉を摘んだり、大葉の葉を1枚1枚ちぎったりして加工に取りかかります。

今年も定番のお仕事、「塩バジル」「ドライバジル」「ジェノベーゼソース」づくりをしました。

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まず、ジェノベーゼソース。

ミキサーなどに材料を入れてガガガと回せばできあがりです♪

・バジル・・・50g

・菜種油・・・60g

・松の実・・・20g(カシューナッツやクルミなどの代用でも大丈夫です)

・天日塩・・・小さじ1

・ニンニク・・・1片

・粉チーズ・・・大さじ2

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この贅沢なソースを茹で上がったパスタや、蒸しあがったジャガイモなどに和えていただきます?

そういえば、今年思ったことがあります。

松の実が高価なので、今までクルミやカシューナッツなどで代用していました。

今年はひさびさに松の実を使用したのだけど、カシューナッツなどで作ったものと、明らかな差がないように思ったんです。

だから、来年からはクルミかカシューナッツで代用を続けようと思います♪

種子系のコクと、チーズのしょっぱさや香りとバジルのハーモニーが最高ですよね。

そして、ドライバジル。

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今年は日照時間が少ないし、湿気もあるので、ドライバジルにはいい年ではありません。でも、つくりました♪ 洗って水けを軽く布巾などで拭き取ったバジルの葉を、ザルなどの上に、重ならないように 並べて干すのがポイントです。

昨年、ドライバジルについての細かい記事を掲載させていただきました。

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20130828

こちらの方が丁寧かもしれません。

干せ上がり、パリッパリになったら、すりこぎで軽くたたいて粉々にします。あまり細かくしすぎるよりも、リーフ感が残るくらいがおすすめです☆

そして、塩バジル。

今年は日照時間が少なく干すのも日数がかかって大変だから、洗って拭いてすぐ塩バジルにしちゃった方がいいかもしれません。

今年は40gのバジルと、40gの塩を使用しました。

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清潔な容器に、塩、バジル、塩、バジル・・・と交互に重ねていき・・・。

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最後に多めの塩で覆えばできあがり♪

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冷蔵保存で1年は余裕です♪来年のバジルの時期まで、パン粉焼きやピッツアをつくる際の香りづけなどに重宝します。

バジルの香りが移った塩も美味しい~。

さて、日本のハーブ代表、青ジソ。

今年は夏のスタミナ源として土佐の鰹たたきを何度かいただきましたが、スライスオニオンと、青ジソ、柚子果汁、よしるのハーモニーがくせになりました?

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やっぱりちょっとハーブを添えると、見た目も美しく香りも高くなって、ごちそう感が出て好きです。

広いお庭がなくても、バジルや青ジソはどこかの脇にでも植えておけるので、ぜひこういう手のかからない葉っぱさんたちから栽培されてみると使えると思います。

大葉ももう少しで紫蘇の実を付けそうかも・・・!と感じて、今日は大葉を50枚くらいちぎって大葉の塩漬けをつくりました。

紫蘇の実も、塩漬けやみりん醤油漬けなどで保存できるし、わたしは天ぷらを食べるのを毎年楽しみにしています。

夏が過ぎるのを惜しみつつ、秋冬野菜の準備の日々になりそうです。