映画「祝の島」ブログ

映画「祝の島」(ほうりのしま)のスタッフによるブログ。
製作過程の日記や最新情報をお知らせします。

一部上映延期のお知らせ(2)

2011-04-08 12:02:36 | 日記
祝の島事務局よりお知らせです。

東北地方太平洋沖地震によるこのたびの状況を受け、
以下の会場で上映は延期となりました。

4月23日(土) 栃木県小山市 小山市立文化センター 小ホール


延期日程が決まり次第HP等でお知らせ致します。
ご了承ください。
よろしくお願いします。

緊急決定!神楽坂で上映&トークを開催します!

2011-04-03 00:19:01 | 日記

東京電力福島第1原発の事故に世界中が注目し、チェルノブイリ原発事故から25年の春を迎える今、
映画『祝の島』の上映会を緊急開催いたします。上映後トークもあわせて行います。
祝島の人々の営みを通して、これからの私たちの暮らしについて考えるひとときを持ちたいと思います。
この機会にぜひお誘い合わせの上ご来場下さい。


■日時:2011年4月9日(土)14:30/18:30(各回30分前開場)
■トーク:14:30の回上映後 本橋成一(写真家・映画監督)×纐纈あや(祝の島監督)
     18:30の回上映後 山秋真(ライター)×纐纈あや(祝の島監督)
■会場:NPO法人地球映像ネットワーク 神楽坂シアター
    東西線 神楽坂駅(神楽坂出口)より徒歩3分
    東京都新宿区赤城下町11-1 http://www.naturechannel.jp/access.html
■料金:予約 1,000円/当日 1,200円(限定各30席)満席となりました
■予約:ポレポレタイムス社 Tel:03-3227-3005 E-mail:houri@polepoletimes.jp



■トーク出演者紹介
●本橋成一(もとはしせいいち)写真家・映画監督 『祝の島』プロデューサー
 68年「炭鉱〈ヤマ〉」で第5回太陽賞受賞。以後、サーカス、上野駅、築地魚河岸、大衆芸能など、
 市井の人々の生きざまを撮り続ける。1991年よりチェルノブイリ原発事故被災地ベラルーシに通い、
 汚染地で暮らす人々の暮らしを映した映画「ナージャの村」「アレクセイと泉」を監督。
 最新写真集に大阪、松原屠場のいのちと向き合う日々を写した「屠場〈とば〉」がある。

●山秋真(やまあきしん)ライター
 石川県珠洲市の原発計画を長期取材し1冊にまとめた『ためされた地方自治』で
 松井やよりジャーナリスト賞、平和協同ジャーナリスト基金荒井なみ子賞を受賞。
 2010年9月より、のべ100日間に渡り祝島に滞在しながら
 上関原発の建設計画の推移と祝島の人々の声を取材、発信し続けている。

●纐纈あや(はなぶさあや)『祝の島』監督
 2001年ポレポレタイムス社に入社。映画「アレクセイと泉」の製作・配給・宣伝に携わる。
 映画「ナミイと唄えば」のプロデューサーを経てフリーランスとなり、初監督作品「祝の島」を製作。

一部上映延期のお知らせ

2011-03-15 13:04:37 | 日記
祝の島事務局よりお知らせです。

東北地方太平洋沖地震によるこのたびの状況を受け、
以下の会場で上映は延期となりました。

3月19日(土) 東京都新宿区 ラ・ケヤキ
3月20日(日) 兵庫県神戸市 旧グッゲンハイム
3月20日(日)21日(月祝) 浦安ドキュメンタリーフェスティバル


延期日程が決まり次第HP等でお知らせ致します。
ご了承ください。
よろしくお願いします。

じむきょく日記 その2(コタツだんらんツアー関東千秋楽の巻)

2011-01-31 22:04:39 | 日記
じむきょく日記その2は
29日に千秋楽を迎えたばかりの
“『祝の島』からはじまるコタツだんらんツアー関東”のご報告です。

このツアーはすでにご紹介しているとおり、
『祝の島』に心底共感してくれて出前上映を引き受けてくれた
坂山保之さんが、上映に必要な機材いさいがっさいを背負って28回の上映を巡って下さいました。

その最終日会場、綱島温泉東京園での上映におじゃましてきました。
この温泉、何といったらいいのかとっても懐かしい雰囲気で、
大小の広間、宴会場、ゆったりスペースが存分にあり、
食堂あり、ビールあり、カラオケあり、もちろん大きなお風呂あり。
いちにちお風呂入って、飲んで、食べて、寝て、
またお風呂入って、飲んでという黄金の休日が過ごせる夢のような場所なのです。
歌手の三橋美智也さんがボイラーマンをやっていらしたというのも
演歌が好きな祝島の人たちとのつながりを感じてみたりして。


余談ですが私は「星屑の町」が好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=-tfGo6IQlxA

脱線失礼。
その中のひとつの広間を借り切っての『祝の島』上映会でした。
誰もがリラックスして、いつも付けている仮面を思わず外してしまうようなこの場は
まさに「だんらん」という言葉がぴったり。
上映後には祝島から届けて頂いた鯛とヒラメをいただきながらのおはなしタイム。
綱島温泉は相鉄・東急直通線の計画路線上にあるということもあり、
事象は違うながらも大型開発が地域の暮らしを変えてしまうということについて
考える時間ともなりました。


ご来場下さったみなさん、主催のざんざらまこも会のみなさん、
綱島温泉東京園のみなさん、坂山さん、ほんとうにありがとうございました。

今回のツアー28回の上映では、あわせて440名の方にご覧頂きました。
常々上映活動は観客の数で計るものではなく
ひとりの人に届けられたその瞬間が何より貴重だと思っていますが、
その積み重ねがこれだけの人数になったことは本当に嬉しく思います。
見に来て頂いたみなさんに改めて感謝しております。

関東のツアーはこれでひと段落ですが、
コタツだんらんツアーはまだまだ続きます!
温泉でも、カフェでも、ライブハウスでも、居酒屋でも、
公園でも、宿でも、人が集える場は映画館に成りうる。
映画は今よりもっといろいろな場所に出かけて行けると思っています。
詳細はまた改めてお知らせしますので
どうぞおたのしみにっ!

ではではまた。

じむきょく日記 その1(モロカイ島と九段会館下見の巻)

2011-01-20 23:55:31 | 日記
唐突に始めてみました。
祝の島じむきょく日記。

各地での上映を通して色々な方との出会いがあったり、
初めてのものに出会ったりする日々の記録をぽつぽつ書いていこうと思います。
重要なお知らせなどは別記事に書きます。
お時間ある時にお付き合い下さい。

今日はハワイのモロカイ島というところからお客様がいらっしゃいました。
といっても日本人のかわいい女性。
山口県出身でハワイ大学に留学したのち、
期間限定でモロカイ島に長期滞在していらっしゃるとのこと。
モロカイ島。気になってちょこっと調べてみました。
673.4平方キロメートル、ハワイ諸島の中でも小さい方で
全島の人口は約7000人で、いちばん大きな町でも人口1000人。
「もっともハワイアンな島」と呼ばれているそうです。
その島の方たちに『祝の島』を紹介したいと、
一時帰国の合間を縫って事務所に立ち寄って下さいました。
モロカイ島の話と祝島の話。
シンクロするものがあったり。
なんと、彼女の小学校に教育実習にやってきたねえさんが
二階堂和美さんだったということが最近判明したというお話があったり。
おみやげにモロカイ島のチップスと油谷島の百姓の塩、
それからなんと、30年ものの自家製梅干しを頂きました。
それには話があって、年始に東城百合子さんの講演会に家族で行った折、
梅干しは長く漬かっているもの程薬になるという話を聞いたお父さんが
家の床下倉庫にいっぱいあるのを思い出したそう。
帰って床下を覗いてみると大きな瓶6個分もの梅干しが眠っていたそうです。
それはすでに無くなったおばあさんが漬けていたものだったと。
とっても貴重なおすそわけ。大事にいただきたいと思います。

昨日は2月13日に大上映会を行う九段会館の下見に行ってきました。
何とも立派!な会場で、予想以上でした。
すみずみの装飾まで、手加減なし、手抜きなし。
スクリーンもとても大きくて、カサゴが私より大きく映りました。
島の人たちがいつもより堂々として誇らしげに見えたのは気のせい?
東京の真ん中に来たったで!といっているような気がしました。
九段会館でご覧になる方はどんな印象を持たれるのか、今から楽しみです。

今日のうちに書こうと思ったら駆け足になっちゃいました。
また。