じむきょく日記その2は
29日に千秋楽を迎えたばかりの
“『祝の島』からはじまるコタツだんらんツアー関東”のご報告です。
このツアーはすでにご紹介しているとおり、
『祝の島』に心底共感してくれて出前上映を引き受けてくれた
坂山保之さんが、上映に必要な機材いさいがっさいを背負って28回の上映を巡って下さいました。
その最終日会場、
綱島温泉東京園での上映におじゃましてきました。
この温泉、何といったらいいのかとっても懐かしい雰囲気で、
大小の広間、宴会場、ゆったりスペースが存分にあり、
食堂あり、ビールあり、カラオケあり、もちろん大きなお風呂あり。
いちにちお風呂入って、飲んで、食べて、寝て、
またお風呂入って、飲んでという黄金の休日が過ごせる夢のような場所なのです。
歌手の三橋美智也さんがボイラーマンをやっていらしたというのも
演歌が好きな祝島の人たちとのつながりを感じてみたりして。
余談ですが私は「星屑の町」が好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=-tfGo6IQlxA
脱線失礼。
その中のひとつの広間を借り切っての『祝の島』上映会でした。
誰もがリラックスして、いつも付けている仮面を思わず外してしまうようなこの場は
まさに「だんらん」という言葉がぴったり。
上映後には祝島から届けて頂いた鯛とヒラメをいただきながらのおはなしタイム。
綱島温泉は相鉄・東急直通線の計画路線上にあるということもあり、
事象は違うながらも大型開発が地域の暮らしを変えてしまうということについて
考える時間ともなりました。
ご来場下さったみなさん、主催のざんざらまこも会のみなさん、
綱島温泉東京園のみなさん、坂山さん、ほんとうにありがとうございました。
今回のツアー28回の上映では、あわせて440名の方にご覧頂きました。
常々上映活動は観客の数で計るものではなく
ひとりの人に届けられたその瞬間が何より貴重だと思っていますが、
その積み重ねがこれだけの人数になったことは本当に嬉しく思います。
見に来て頂いたみなさんに改めて感謝しております。
関東のツアーはこれでひと段落ですが、
コタツだんらんツアーはまだまだ続きます!
温泉でも、カフェでも、ライブハウスでも、居酒屋でも、
公園でも、宿でも、人が集える場は映画館に成りうる。
映画は今よりもっといろいろな場所に出かけて行けると思っています。
詳細はまた改めてお知らせしますので
どうぞおたのしみにっ!
ではではまた。