初雪日の歓喜

バイトから帰って家の前に着いたら、


門番がいた。


















びっっくりした。
バイトの疲れでエレベータの押す階を間違えたのかと思った。
慌ててマンションの部屋番号を確認し、周辺を見回したが、
間違いなく我が家である。

はて、誰がこんなドでかい雪だるまを作ったのか。
結構重いだろうのに、わざわざ３Ｆまで好き好んで運んできたのか。
ご丁寧に目と口、そして意味不明に頭の棒を３本も誰が立てたのか。


妹は彼氏の家に泊まりに行ってて留守である。
となると、近所の子供たちだろうか。



正解：まいふぁーざー。



どうも雪が降ったのが嬉しかったのか何なのか、
張り切って一人で作っちゃったらしい。
「見事なもんでしょ！」
っとなんとも自慢げ。

齢５２，３のオヤジがだね、休みの日に一人雪をかき集めて、
嬉々として雪だるま作ってるわけですよ。頭にアンテナ３本とかちょっと工夫しちゃって。
なんってファンキーなんだ。

一年前ぐらいに数回父親の趣味加減を書いたことがあったけれども、
いやはやこんなところにも及ぶのね。
わが父親ながら、娘私、感嘆しきりでございました。
絶対人生楽しい。