『墨攻(묵공 A Battle of Wits)』
(2006.11.23中国・香港公開、2007.01.10韓国公開、2007.02.03日本公開予定)
日本公式HP:http://www.bokkou.jp/
韓国公式HP:http://www.mukgong.co.kr/
プレミア試写で一足お先に見ることができました。
中国・日本・香港・韓国、アジアのパワーが集結した期待通りの大作です!
エキストラが半端じゃないので、戦いのシーンだけでも見る価値あり!
1人対10万人の戦いが、緻密なストーリーで展開されるから面白い。
そして、その上に、墨家の「非攻」「兼愛」の精神が説かれています。
ぜひ、ぜひ、ぜひ、劇場で見てください!
大きなスクリーンで堪能しなくては、損します!
『墨攻』は、1992年2月から4年余り、ビックコミック誌で連載された、日本のコミックです。
作画・脚本:森秀樹、漫画脚本:久保田仙太郎。
原作小説は、直木賞候補にもなった酒見賢一の『墨攻』。
紀元前中国の戦乱期において、平和を目指して戦い続けた<墨家>を描いたコミックです。
1990年代半ばには、翻訳版が台湾や香港で大ヒット。
この本の愛読者であるジェイコブ・チャン監督によって、10年近くの歳月をかけて映画化されたそうです。
香港映画らしく、テンポが非常にいいです。
テンポが良すぎるので、少し、知識を入れてから見たほうがいいと思いま~す。
<墨家>とは?
紀元前450年ごろに、墨子が創設した学団。
彼は、自ら武器を取って侵略戦争を阻止し、天下を戦乱から救済しようとした。
しかし、一人の力では成し遂げられないと悟り、思想によって世界を教え導く方針に転じた。
「兼愛(自分を愛するように人を愛す)」「非攻(侵略戦争の非難)」などを掲げ、門徒を育てた。
<墨家>は、大国が小国を攻撃する計画を聞くと、自ら大国に乗り込み侵攻の中止を説得。
それでも攻撃を開始した場合には、実力で小国の城を防衛したりもした。
映画『墨攻』では、<墨家>の一人・革離が、陥落寸前の小国に駆けつけ、
たった一人で10万人の敵を相手に戦う姿が描かれています。
『七人の侍』を彷彿とさせます。
そして、その上に、墨家の「非攻」「兼愛」の精神が説かれています。
戦争は、人類の歴史上で延々と続いてきて、きっとこれからも無くならない。
その虚しい現実を描きながらも、だからこそ、「非攻」や「兼愛」の精神が大切なんだと訴えてくる映画でした。
監督は香港。役者は、中国(香港・台湾も含む)、韓国。
日本は、原作だけでなく、プロデューサー、撮影監督、音楽などにも名を連ねています。
出資は、韓国と中国。
アジアのパワーが終結した映画ですね!
ちなみに、原作の革離は、アンディ・ラウのようなかっこいいイメージとはまるで違うらしい。
でも、アンディは、名前だけでアジアに通用するトップスター!
自ら映画の出資会社を立ち上げ、アジアの若い監督たちに出資したりもしています。
国を超えて、アジア映画界をしょって立ってる人ですからね~。
アジアの映画としては、これ以上のキャスティングはないですよね。
本人も、原作コミックの大ファンだそうなので、革離の魅力は存分に出ていると思います。
ちょっと、墨家に似つかわしくないラブモードがあるんですけど、そこは、アンディ・ファンへのサービスかな。
また、相手役のアン・ソンギが、いいんですよ~。
敵の将軍なんですが、苦悩する姿や、他者を敬い、部下を愛する姿などがきちんと描かれています。
さすが、韓国の国民的俳優です。
韓国の公式HPも、かっこいいので覗いてみてくださいね~。
画像は、韓国版ポスターです。
また、日本公式HPでは、プレミア試写の模様がUP。
KNOWLEDGE SITEでは、お笑いの東野幸治さんが、原作コミックのファンらしく、『墨攻』の魅力をたっぷりと語っています。
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スケールもさることながら、ストーリーもGOODでしょ?
見てきたら、報告するね!!!
おもしろかったよ~!
たたみ掛けるように作戦が展開されてて、それが、すごく良くできてて。
さすが、日本のコミック!
また、語りに来てね~。
待ってます。
DJのはしずめゆう子さんが アンディのファンらしい。レポートした モリカワ ミドリさんは 試写会が終わったあと アンディと鍋をたべたんだって。彼は 鍋奉行だったらしい。48歳でスタント無しでやったらしいね。ストーリーを聞いてたら
面白そうだね
彼は 大阪が好きなんだってさ
最後に「愛をかたり続けよう」という歌で〆た。
納得のエピソードだわ。
私も、アンディの鍋、食べたいわ~!
ハードなアクションもスタントなしだったんですね。
軽い怪我をしたらしいのですが、大怪我だと誤報され、大騒ぎになったそうですよ。
「おはようチャイナ」は、歌も、アンディで〆だったんですね。
ブラボー!
やっと行って来たよ。。。
期待以上だった。。。
この頃、CGの使いすぎが多いから、正直、またかな、なんて思っていたけど。。。
面白かった!
どこまで続く?って位、展開が速くて飽きなくて
終わらなくて?満足だった~。。。
ラブストーリーもあっさりだから良かったよ!
敵の将軍のアン ソンギも良かった!彼がいて
映画に重厚さがより出たように思った。。。
エンディングロールに中国語 英語 韓国語 日本語の名前がアチコチにあったのが印象的だった。。。
それと、映画の中でのアンディのファッション、
良く似合っていたわ~。。。
時代劇だから不安だったんだけど、香港らしい早いテンポが、怒涛のような戦いとマッチして、面白いよね。
アン・ソンギもすごく味が出てるし、弓の名手(台湾の若手らしい)が印象的でした。
名作という映画ではないけど、アジアが集まれば、こんなに楽しめる映画ができるんだと感じました。
これからも、アジアの合作に期待が持てそう!
確かにサービスのラブモードもちょっとぷぷっとくるところでしたが、全体的には結構硬派にまとまっていてよかったですよね。
王が「北京バイオリン」の先生役の人と後で気付いて納得、ずっとどこかで見た人・・・と思っていたので(笑)
これぞアジアの勢力結集!みたいな映画、楽しめました~
お越しくださり、ありがとうございます♪
王様=バイオリンの先生だったとは。
ビックリいたしました!
だって、王様ったら、むちゃむちゃいやな奴でしたよね。
頭の中で繋がりません。
『エレクション』のディ=『美しい夜、残酷な朝』の紳士にも、びっくりしましたけど。
中国の俳優さんも、すごいですね。
これからも、アジアのコラボを楽しみにしたいです^^
去年映画館でチラシを手にしてから楽しみにしていた作品で、期待を裏切らない作品でした。
敵国が押し寄せてくる映像は迫力がありましたし、主演のアンディ・ラウと敵国の将軍役のアン・ソンギの演技も良かったと思います。
革離が次第に墨家の思想と現実の差を感じ苦悩する姿、切ないものがありました。
また中国・日本・香港・韓国の合作というパワーを感じました。
予想以上に面白く、楽しませてもらいました。
興行成績もなかなかいいので、また、次なるアジア映画を期待できそうですね!