ショートショートフィルムフェスティバル2008
http://www.shortshorts.org/2008/ja/2.html
SSFF(ショートショートフィルムフェスティバル)2008で見た、短編映画のひとつです。
映画スターにあこがれる女子高生のお話。
その映画スターとして、チョン・ウソンがちょこっと出演していると聞いていましたが、
ちょこっとどころではありませんでした。
ポスターや、雑誌、1997年の映画『ビート』の映像もふんだんに使われていて、
なんと、ご本人も登場!
この短編映画のシン・イェイン監督は、もちろん、ウソン・ファン。
今では、ウソンとは、友達であり、同僚であると話していました。
上映後、シン・イェイン監督とお話できました。
(こういうのが、SSFFの楽しみですね。)
写真の一番左が、シン監督。
真ん中は、シン監督の音響スタッフさん。
右側は、同じく、韓国からコンペ参加している『ハグ』のイ・サンウ監督です。
イ・サンウ監督の『ハグ』は、かわいいアニメーションです。
『あなたのそばに』は、ウソンが登場しただけで、満腹、といった印象ですが、
映画自体も、とてもかわいかったです。
主人公の女子高生が住むのは、地方都市(釜山)。
彼女が話す方言が、なんともいえないリズムで、
ほんわかした雰囲気をかもし出していました。
「将来の夢」という作文を、考えても考えても、書くことができない彼女。
これといった特技もない、平凡な私が、何になれるんだろう・・・・。
現実から逃避するように、
彼女は、大好きな映画スター、チョン・ウソンの映画『ビート』を、繰り返し見る。
「俺には、夢なんかない」
そんな台詞で始まるこの映画の中で、
アウトローなウソンに、自分自身を重ねているのかもしれません。
一目ウソンに会いたいと、ソウルでの握手会に出かける彼女。
遅れて着いたのですが、偶然、本物のウソンと遭遇することができたのです。
ところが、せっかく会えたのに、な~んにも言えないで・・・。
握っていたプレゼントのコインを、無言で渡して、立ち去ってしまいます。
でもね、それだけで、彼女はとっても幸せに微笑みます。
「ウソン・オッパ、マンナッソヨ。」(ウソンさんに会えたんだ~)と、
とてもうれしそうでした。
なんだか、とっても、わかる!
映画に登場する女子高生は、シン監督自身の自伝も入っています。
彼女自身、中・高校生の頃、ウソンの大ファンだったそうです。
(現在は、韓国ファンクラブの会長!)
でも、今は、俳優とファンという関係よりも、
同じ映画界で働く友達であり、仲間なんだと言っていました。
シン監督は、高校時代、お友達のおじさんが映画監督で、
ウソンの映画撮影を見学することができたのだそうです。
もちろん、ウソン目当てで行ったわけなんですが、
そこで映画を作る人々に魅了され、映画監督を目指すことになったんですって。
自分の夢さえわからなかった高校生が、一人の俳優との出会いから、
映画監督になっちゃったんですね。
そして、憧れの俳優を出演させて、映画を撮る。
大きな夢を実現させたんですね。
もちろん、ウソンは、ノーギャラで出演したそうですよ。
こういう話を聞くと、チョン・ウソンって、本当に、独特の魅力を持ったスターなんですね。
映画『ビート』は、1997年に公開された青春ムービー。
1999年には、『太陽はない』も公開され、
アウトローな少年を演じきったチョン・ウソンは、トップスターとなりました。
この二つの映画は、単なる青春映画とは、ちょっと違う。
当時、韓国で、シンドロームを巻き起こしたそうです。
『ビート』(비트)
(1997.05.03韓国公開)
innolife・映画紹介より
http://contents.innolife.net/listm.php?ac_id=7&ai_id=334
『太陽はない』(태양은 없다)
(1999.01.01韓国公開)
innolife・映画紹介より
http://contents.innolife.net/listm.php?ac_id=7&ai_id=342
innolife・自由コラムより
http://contents.innolife.net/listb.php?ac_id=19&ai_id=1333
この映画に出る前の1995年、ウソンは、イ・ビョンホンと
ドラマ『アスファルトの男』で共演しています。
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ストーリーは古臭い感じだったんですが、
優等生で努力家の兄・ドンジュン(イ・ビョンホン)と、
心優しいのに問題児になってしまう弟・ドンソク(チョン・ウソン)との葛藤で、
見応えのあるドラマになっていました。
実際、ビョンホンは、大学を卒業し、
TV局のスター候補生として常にトップスターの道を歩んできた俳優人生です。
ウソンは、家庭の事情で高校を中退。
CFモデルから、オーディションを経て映画の世界に入りました。
どちらも大好きな俳優ですが、かなり、対照的な二人かもしれませんね。
新作映画『いい奴、悪い奴、変な奴』で、ビョンホンとウソンは12年ぶりに共演します。
この二人が、そろってスクリーンに登場するんですよね~。
<しかも、ガンホ・オッパァまで!>
どんな対決を見せてくれるんでしょうか!
わくわくしますね!!
今年のSSFF(ショートショートフィルムフェスティバル)2008・ルポは、こちらにもあります。
hoppenの韓的な日々♪より
SSFF(ショートショートフィルムフェスティバル)2008、開幕
http://blog.goo.ne.jp/hoppen_2006/e/83a6f0e10803cd05fe9d9a966144df7f
韓国ミュージッククリップ:SSFF2008にて(2008.06.12)
http://blog.goo.ne.jp/hoppen_2006/e/bf6314ca2aa6bd3744b55713f7b13cc1
『我知らず』(ユ・ジテ監督):SSFF2008にて(2008.06.12)
http://blog.goo.ne.jp/hoppen_2006/e/b7eb3a36a254daad88cdff3bbaa23a98
尊敬しちゃうわ。
イェイン監督、韓国へ帰ってからも、毎日すごく忙しかったみたいですよ。
「奴ら」今からたのしみだね~。
「夢は願えばかなう」
いろんな映画を観ていると、本当にそうなんだな~っと感じる、今日この頃です。
もちろん、すごくがんばったからこそ、叶うんでしょうね。
『奴×3』も、そんな奴らの努力の結晶!
わくわくするね~~~!