hoppenの韓的な日々♪

2004年・夏、イ・ビョンホンssiに出会ってから韓流へ~韓国映画&ドラマで刺激的になった日々を綴ります。

『あなたのそばに』(チョン・ウソン友情出演):SSFF2008にて(2008.06.14)

2008-06-20 20:08:40 | チョン・ウソン


ショートショートフィルムフェスティバル2008
SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2008
http://www.shortshorts.org/2008/ja/2.html

SSFF(ショートショートフィルムフェスティバル)2008で見た、短編映画のひとつです。
映画スターにあこがれる女子高生のお話。
その映画スターとして、チョン・ウソンがちょこっと出演していると聞いていましたが、
ちょこっとどころではありませんでした。
ポスターや、雑誌、1997年の映画『ビート』の映像もふんだんに使われていて、
なんと、ご本人も登場! 
この短編映画のシン・イェイン監督は、もちろん、ウソン・ファン
今では、ウソンとは、友達であり、同僚であると話していました。

上映後、シン・イェイン監督とお話できました。
(こういうのが、SSFFの楽しみですね。)

写真の一番左が、シン監督
真ん中は、シン監督の音響スタッフさん。
右側は、同じく、韓国からコンペ参加している『ハグ』イ・サンウ監督です。

イ・サンウ監督
『ハグ』は、かわいいアニメーションです。
 Hug

『あなたのそばに』は、ウソンが登場しただけで、満腹、といった印象ですが、
映画自体も、とてもかわいかったです。
主人公の女子高生が住むのは、地方都市(釜山)。
彼女が話す方言が、なんともいえないリズムで、
ほんわかした雰囲気をかもし出していました。

「将来の夢」という作文を、考えても考えても、書くことができない彼女。
これといった特技もない、平凡な私が、何になれるんだろう・・・・。
現実から逃避するように、
彼女は、大好きな映画スター、チョン・ウソンの映画『ビート』を、繰り返し見る。
「俺には、夢なんかない」
そんな台詞で始まるこの映画の中で、
アウトローなウソンに、自分自身を重ねているのかもしれません。

一目ウソンに会いたいと、ソウルでの握手会に出かける彼女。
遅れて着いたのですが、偶然、本物のウソンと遭遇することができたのです。
ところが、せっかく会えたのに、な~んにも言えないで・・・。
握っていたプレゼントのコインを、無言で渡して、立ち去ってしまいます。
でもね、それだけで、彼女はとっても幸せに微笑みます。
「ウソン・オッパ、マンナッソヨ。」(ウソンさんに会えたんだ~)と、
とてもうれしそうでした。
なんだか、とっても、わかる!

映画に登場する女子高生は、シン監督自身の自伝も入っています。
彼女自身、中・高校生の頃、ウソンの大ファンだったそうです。
(現在は、韓国ファンクラブの会長!)
でも、今は、俳優とファンという関係よりも、
同じ映画界で働く友達であり、仲間なんだと言っていました。

シン監督は、高校時代、お友達のおじさんが映画監督で、
ウソンの映画撮影を見学することができたのだそうです。
もちろん、ウソン目当てで行ったわけなんですが、
そこで映画を作る人々に魅了され、映画監督を目指すことになったんですって。

自分の夢さえわからなかった高校生が、一人の俳優との出会いから、
映画監督になっちゃったんですね。
そして、憧れの俳優を出演させて、映画を撮る。
大きな夢を実現させたんですね。

もちろん、ウソンは、ノーギャラで出演したそうですよ。

こういう話を聞くと、チョン・ウソンって、本当に、独特の魅力を持ったスターなんですね。

映画『ビート』は、1997年に公開された青春ムービー。
1999年には、『太陽はない』も公開され、
アウトローな少年を演じきったチョン・ウソンは、トップスターとなりました。
この二つの映画は、単なる青春映画とは、ちょっと違う。
当時、韓国で、シンドロームを巻き起こしたそうです。

『ビート』(비트)
(1997.05.03韓国公開)
innolife・映画紹介より
http://contents.innolife.net/listm.php?ac_id=7&ai_id=334
  




『太陽はない』(태양은 없다)
(1999.01.01韓国公開)
innolife・映画紹介より
http://contents.innolife.net/listm.php?ac_id=7&ai_id=342
innolife・自由コラムより
http://contents.innolife.net/listb.php?ac_id=19&ai_id=1333
    
   


この映画に出る前の1995年、ウソンは、イ・ビョンホン
ドラマ『アスファルトの男』で共演しています。

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ストーリーは古臭い感じだったんですが、
優等生で努力家の兄・ドンジュン(イ・ビョンホン)と、
心優しいのに問題児になってしまう弟・ドンソク(チョン・ウソン)との葛藤で、
見応えのあるドラマになっていました。

実際、ビョンホンは、大学を卒業し、
TV局のスター候補生として常にトップスターの道を歩んできた俳優人生です。
ウソンは、家庭の事情で高校を中退。
CFモデルから、オーディションを経て映画の世界に入りました。
どちらも大好きな俳優ですが、かなり、対照的な二人かもしれませんね。

新作映画『いい奴、悪い奴、変な奴』で、ビョンホンウソンは12年ぶりに共演します。
この二人が、そろってスクリーンに登場するんですよね~。
<しかも、ガンホ・オッパァまで!>
どんな対決を見せてくれるんでしょうか!
わくわくしますね!!


今年のSSFF(ショートショートフィルムフェスティバル)2008・ルポは、こちらにもあります。
hoppenの韓的な日々♪より
SSFF(ショートショートフィルムフェスティバル)2008、開幕
http://blog.goo.ne.jp/hoppen_2006/e/83a6f0e10803cd05fe9d9a966144df7f

韓国ミュージッククリップ:SSFF2008にて(2008.06.12)
http://blog.goo.ne.jp/hoppen_2006/e/bf6314ca2aa6bd3744b55713f7b13cc1

『我知らず』(ユ・ジテ監督):SSFF2008にて(2008.06.12)
http://blog.goo.ne.jp/hoppen_2006/e/b7eb3a36a254daad88cdff3bbaa23a98


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2 コメント

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すごいよね~ (わんわん)
2008-07-01 00:02:45
ウソンが好きで、映画監督になって、ウソンを撮るんだから、まさに「夢は願えばかなう」を地でいってるわけよね。
尊敬しちゃうわ。
イェイン監督、韓国へ帰ってからも、毎日すごく忙しかったみたいですよ。
「奴ら」今からたのしみだね~。
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すごいね~ (hoppen)
2008-07-03 00:24:23
>わんわんさん
「夢は願えばかなう」
いろんな映画を観ていると、本当にそうなんだな~っと感じる、今日この頃です。
もちろん、すごくがんばったからこそ、叶うんでしょうね。
『奴×3』も、そんな奴らの努力の結晶!
わくわくするね~~~!
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