11月は1日から歌舞伎座初日に行き、3連休はムサビと中央公民館と福祉会館へ。
今週は雨情うたまつりとタウン誌会の打ち合わせなど3件。そして友人が出演するシャンソンフェスティバルへ。
また一昨日はムサビの先生とのシンポジウム打ち合わせへ出向き、何かと秋っぽい(?)日々を送っています。
「遊び声がきこえる街に」基調講演 西川正さんのお話
NPO法人小平市民活動ネットワークが主催し、みこしプロジェクト実行委員会の企画による催し。
子どもの「あそび」と大人の「あそび心」が地域を育む~をサブタイトルに、コミュニティーワーカーで、
NPO法人ハンズオン理事である西川正さんの面白いお話をききました。
西川さんは「日本七輪党」を立ち上げた方。 といっても政党ではありません。
「五輪もいいけど七輪も楽しもう。子どもにあたらず火にあたろう」と七のつく日に、外に七輪を置くだけの畳一畳のプレーパーク。
火をおこした七輪を置いておくと人が寄ってきます。
そこには子どもも大人もいっしょくたになった交流が生まれるそうです。
また団地のお祭りなどで、通りに敷物を敷きこたつを置いておくと人との間が近くなるという。
手づくりの巨大トランプを作り、ジョーカーはトランプ大統領だとか。
大人も子どもも楽しめるアイデア満載のオモシロ企画。
西川さんの体験談をきいているだけで楽しくなってきます。
こんな活動が先月の朝日新聞「天声人語」欄で取り上げられたそうです。
昔の子どもたちは徒党を組んで町中で遊んでいましたが、今は公園でも子どもの遊び声がきこえなくなりました。
それは公園での禁止事項が余りにも多いからです。
「ボール遊び禁止」から「ふざけるな」「大声をたてるな」まであります。
「どうやって遊べばいいのか」と西川さんはいいます。
昔は近所に迷惑をかけると、こわいおじさんが出てきて怒鳴られ、直に子どもたちは社会のルールを学んだものです。
ところが今は役所に苦情が行き、その結果看板に禁止事項が増えるわけです。
「すみません、あの木に登ってもいいですか」と許可を求める子どもたち。
「クレームを恐れ、心の萎縮が広がっている」と西川さん。
遊びは本来、自分で結果責任をとるもの。
人と人との関係があるところでは、何事に対しても対話で折り合いをつけることができるとか。
子どもたちの自由な遊びの場所を取り戻すための取り組みを西川さんは各地で広めています。。
今春出版した『あそびの生まれる場所ー「お客様」時代の公共マネジメント』は大変反響を呼んだそうです。
2団体の小平市内における事例紹介後のおしゃべりティータイム。
ダンボールで作られた円卓「えんたくん」の周りでグループで話し合い。
「サークルフェア」で懐かしい方々に再会
福祉会館で講演会、中央公民館では「サークルフェア」開催中、どちらも知人から案内を受けていたので、
歩いて3、4分ですが、2回往復しました。
「サークルフェア」では知人が出演する「マジック発表会」が人気で、大勢の見物客が楽しんでいました。
1階は各々のサークルの展示があり、以前取材した懐かしい顔にばったり。
変わらずお元気で活躍中の方々に会えて、うれしい気分になりました。
「昔あそび応援団」は小学校の放課後子ども教室や授業等で、子どもたちと一緒に
おてだまやベイごまなどを楽しむ活動をしています。
小学校の頃やっていたお手玉唄で遊ぶやり方を少し教えてもらいました。