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ハロウィンがすっかり日本に定着して、でも本来の形とは少し違った『お祭り』になりました。
クリスマスも厳かなミサとかじゃない・・・ケーキにプレゼントにパーティーに。
イベント大好きな私はこれでいいんだけど、一部のマナー違反の人のために色々規制されちゃって。
なんだかなあ。
ハロウィンにはネコさんに何かしらのコスプレ（？）させていたけれど今年はそんな気になれない。
でも、ハロウィンって悪霊退散的な何かじゃなかったっけ？
違った？「鬼は～外」の西洋版。
だから、今年はこれ。
悪霊退散
病魔よ去れ
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CTの結果がでた、あの日。
入院していたネコさんを迎えに行った、あの日。
私は手術って事ならついでに背中のイボも取ってもらおうと思って
前の病院で、大学に送って検査してもらった細胞診の結果を持って行った。（良性の脂性の物だった）
ただの鼻腔炎だったら今まで処方されてた点鼻薬を見せて相談しようと思って、それも持って行った。
なぜだろうね？
あんなに不安だったのに、あの日の私はそんな事してたんだよ。
入院させる時の先生の様子が落ち着いていたからかな。
ゴハンを食べないことも、弱ってしまった事も
転院するために待っていた10日の間、インターフェロンを打ってないからだと思っていたからかな。
ネットで『猫、鼻づまり』って調べてもそんなに深刻な事がでてこなかったからかな。
『リンパ腫』だったなんてね。余命の話になるなんてね。
駐車場で泣きながらあっちこっちに電話している私を、助手席に置いたキャリーの中からネコさんが見ていた。
何か言いたそうに見ていた。
こんな顔じゃなくてね、もっと・・・なんかこう・・・
抗議するような？早く帰ろうっていうような？不思議な物を見るような？
何とも言えない顔をして見上げていた。
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詳しく調べた細胞診の結果がでました。
『B細胞性の小細胞型リンパ腫』
ほう・・・。さっぱりわからんけど、とにかくやっぱりリンパ腫なんだ。
ま、病院の検査でわかってたし、抗がん剤効いたって事はそういう事だって思ってたよ。
先生の説明では、
B細胞性は抗がん剤がよく効く。
小細胞型はあまり効かない。
う～ん、中途半端だねぇ。
先生が「残念だけどあまり良くないね」と言った。
そうか…良くないのか。
ネットで調べたところ、『鼻腔内リンパ腫の猫の生存は3～6か月。20％くらい1年以上の個体がある。』だったので、
抗がん剤が効いて普通のネコさんに戻ったから勝手に20％に該当すると思ってた。
現実はキビシイなあ。
3週間おきに前回と同じ抗がん剤を打つ。
一番副作用がなくて、ネコの負担にならないそうだ。
まあ・・・毎日のように抗生物質やインターフェロンを打ってた事に比べればいいかもな。
普通に物干しに出るネコさん。
普通だ、本当に普通だ。
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昔、腎臓を患っていた白にゃんはお別れの数日前から酸っぱい匂いがしていた。
リンパ腫が腸を圧迫していた先代ネコは、無理な治療をせず吐き気止めとかの対処療法。
やっぱり、数日前から酸っぱい匂いがした。
恐る恐る、ネコさんの匂いを嗅いでみる。
日なたで寝ているネコさんからは、本当ならちょっと埃っぽいようなお日様の匂いがする。
・・・知らない匂いがした。
鉱物のような？薬っぽいような？形容できない匂いがした。
身体の中の抗がん剤の匂いなのかも知れない。
酸っぱい匂いがしないから安心したのと、お日様の匂いがしないのが悲しい、複雑な気持ち。
今日は細胞診の結果を聞きに行く。（ほぼ、リンパ腫で間違いないのだけど
）
ネコさんは元気だ。普通に元気だ。
まあ、一応連れて行くけど。抗がん剤ってどれくらいの頻度で打つのかなあ。？
居間の冬支度をした。
さっそく寒がりのばーさんが温風ヒーターを付けたら、ネコさんが特等席に寝たよ。
保護色みたいな絨毯の上に寝ているよ。
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古い首輪を洗って、ゴム部分を繕ってリメイクした。
何回も替えた首輪、古いのは捨てずに手作りする時鈴とか利用しようと思ってた。
作ってあげなかったなあ・・・。
一回毛糸で編んだのは似合わなかったもんなあ。
ダンナが最後くらい100均じゃない、ちゃんとした首輪を買ってやるって買いに行ったけど気に入るのがなかったよ。
じゃあ、捨てなかった首輪をリメイクしようじゃないか。
・・・と、いう事でこれです。↓
白の唐草模様。
グレーのゴムの部分が、びよ～んと伸びてダメになったので引退。
洗ったらきれいになったので再利用。
グレーだったゴムを白いゴムに変えた。
もうひとつ直せそうなのがあるからそれもリメイクしておこう。
少しでも長く生きていてもらうために。
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おやや？ネコさんの首輪がない！
私は全然気が付かなかった・・・
ダンナがちょっと遠い現場に泊まりで行ってて、土曜に帰ってきて頭をナデナデしてて気がついた。
どこでとれた？どこで落とした？
ダンナが一言。
「CT撮るのに外したんじゃないか？」
あ、きっとそうだ。
検査前の注意書きに『ネコだけをネットやキャリーに入れてください』って書いてあったな。
首輪は猫じゃないな・・・。
ネコスープと間違えて『銀のスプーン』買ってくるくせに、ダンナ鋭いじゃないか
なんか間抜けに見える(笑)
今日も元気、この子が3ヶ月しか生きられないのかなあ。
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一晩泣いて、考えた。
あのまま、心配してるより敵がわかっただけいいじゃないか。
全然ゴハンを食べず、水も飲まないネコさんを毎日「死んじゃう～」って思ってる見てるよりマシじゃないか。
だって、抗がん剤ってすごい。
金曜日に退院してきて、さすがにグッタリしていたけれど、
土曜の夜に少しまぐろスープとチュールを食べて、日曜は普通にカリカリを食べた。
今日はおやつまで欲しがり、ぶうぶうも言ってない。
嘘のように普通のネコさんになった。
それだけ、抗がん剤ってのは強いお薬なんだな。
でも、余命3ヶ月って事はお正月は一緒に過ごせる。
抗がん剤がうまく効けば、誕生日も迎えられるかも知れないじゃないか。
それどころか、寛解だって期待できるかもよ。
気分がよくなったネコさんは、久しぶりに洗濯物を干す時ついてきた。
で、新しくした木の床を避けて古いままの所に座ってる(笑)
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検査の結果は最悪だった。
ネコさんの鼻の中にあったのは『リンパ腫』
治療法は抗がん剤だけ。手術はできない。
余命は3ヶ月。抗がん剤が効いても半年くらい。
このまま何年も生きる事はない。
今、詳しい細胞診の結果を待っています。（1週間）
病院での顕微鏡での判定はリンパ腫なので、副作用の少ない抗がん剤を打ちました。
こうして生かしていく事が正解なのかどうか・・・今は何も考えられないので・・。
これから、ぼちぼち発病からの顛末を書いていこうと思います。
楽しかった狂暴ネコとの毎日を読みに来ていてくれたみなさん、
これからはちょっと辛い本当の闘病記になりますが、もしよかったら見守ってください。
私の人生でこの子が最後のネコさんです。
これを書いていて涙が止まらない。
ご訪問ありがとうございます。
今日の最終の診察時間にネコさんを引き取りに行く。
どんな検査結果がでているのだろう。
不安で不安で・・・。
でも友達が言うには、飼い主が不安がっているとネコに伝わるからだめだよ、って・
変な話だけどね、自分で連れて行って入院させたのに、普通にネコがいる時の行動をしている。
ケージを覗いたり、玄関にネコ逃亡防止の鍵かけたり。
お水を替えたり。
鈴の音に振り返ったり。
ネコさんは病院だよっ
ご訪問ありがとうございます。
ネコさん、闘病記です。
連れて行ったら、そのまま当たり前のように入院させてくれた。
良かった～。
今日点滴、あしたCT、夜8時少し前に引き取りです。
遅い時間になったのは、最終に先生が診察とか終わってから検査結果のお話があるから。
今日診た感じではそんなに悪いって風でもなかったけども。
まあ、なんとも言えませんね。
ここでオロオロしてるより、少し安心。
それより、今日、先生に噛みつこうとしたよ。（空振り）
まったく、もう。
また100ｇ減っていた。
まあ、食べないからしょうがないのかな。
