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いま、そのとき、かんがえつつあること。

死刑とか

2008-04-30 | 国家と権力
「おれってさー、けっこう人とか殺すのすきなんだよねー。殺したことないけど(笑)」とか。

「人を殺すのって、おもしろいんじゃないかな」とか。

想像ではあっても、そういう「血まみれ」を実感として ともなわない死刑論議は、やめてほしいですね。

「え、わたし? ころすの? 死刑囚を? いやだよー」とか。

「ん? いんじゃない。え、このボタンおせば いいの? はいはい。ちょん」とか。

「………」とか。

そういう具体的な血のにおいのする話をぬきにして、死刑に賛成だとか、なにをいってるんでしょうか。

「はいはい。ちょん」のひとは、賛成してれば いいけどもさ。とりあえずは。ま、そのうち死刑は廃止に もちこみますので、賛成してもムダだけどさ。

え、なにを根拠にって うるせーよ。

血まみれ覚悟で、かえり血をあびるのを前提にしないでおいて、なーにが死刑ですか。



はあ。ひとが ひとをさばくということに、もっと絶望したい。

ひとが、どうして ひとをさばけるってんですか。裁判だとか、なにあれ。なにさまのつもり。


こういうことをいうとさ、けっこう共感してくれるひとも いるかもしれない。けどさ、ちょっと まってよ。

ひとが、ひとをさばくってのは、かなりの日常ですよ。やられて、やって、くりかえしてますよ。

学生に平気で点数つけたりできるのは、ひとが ひとをさばいてるってことだかんね。テストなんて、おそろしくて できねえよなあ。


神様になりたがる教祖たちよ。おまえは権力だ。

くつがえされてしまえ。ひっくりかえされて、すってん ころりん、ころんでしまえ。