ウスバハギ ( 薄葉剥、薄刃剥 )
- Aluterus monoceros( Linnaeus,1758 )-
今日のお魚は、ウスバハギ。
ハギの仲間の中では最も大型に育つタイプで、我が家近辺でも、時々入荷があります。
カワハギ、ウマヅラハギに次ぐ第三の存在と言って良いですね。
各地で色々な呼び名があるようで、団扇ハギ、白ウマヅラ、平ハゲなんてのがあるようです。
一般的評価は、味覚も、価格も カワハギ > ウマズラハギ > ウスバハギ という順列が普通です。
今回の個体は、1.22キロのまずまずのサイズながら、ウスバハギとしては中型くらいでしょうか。
アタマの一本角は出荷の時に切り取られたようで、一緒に入荷した数尾全てアンテナは欠落してました。
カワハギ、ウマヅラと同様に、硬い外皮を装備しいてるので、口元に切り込みを入れて、手で尾っぽの先までバリバリ皮を剥がしてしまいます。
途中で皮が千切れるようなヤワなものではないので、皮を剥ぐのはとても簡単ね。
ひと皮剥くと、薄ピンク色の綺麗な色合いになります。
この段階で、まだ内皮が付いているので、更に捌いて皮引きをするか、そのまま皮付きで調理するか、ということになります。
ウスバハギのお刺身
ウスバハギの魚肉は、シコシコ歯ごたえのある硬いタイプなので、薄造りが基本となります。
三枚に卸して、薄いピンク色の内皮を引きます。
ごわごわして硬い外皮と違い、薄い内皮は千切れたりするので慎重に引かないといけないですね。
この内皮は、余り硬いものでないし、口に残るタイプでもないので、付けたままでも良いかもしれませんね。
続いて、側線に沿って柵取りして削ぎ切りにしました。
フグ目カワハギ科のお魚だけに、血統的にこの手の薄造りが似合いますね。
淡いピンク色に色付いた魚肉は、透明感があって爽やかな印象です。
カワハギ、ウマヅラと同様に高タンパクながら、脂肪分は殆ど無いというのが特徴的。
ヘルシーで、お刺身ダイエットなどには、抜群の存在ですね!
一般的な味覚評価としては、やや荒っぽく、大味な印象、とされているものの、
わたしとしては、このタイプのお刺身は大好きで、とても美味しいと感じました。
味覚評価は、カワハギ、ウマヅラと比較して、という話しなので、一応参考にね。
センターに配した薬味は、白髪ネギ、葉葱、茗荷。
何れも、軽く酢〆でアク抜きしています。
爽やかでシコシコ美味しいお刺身なんですが、やや淡白なので、薬味で味覚にアクセントを加えるのが良いですね。
定評のあるとても大きい肝 (肝臓) は、別料理に利用する予定なので、今回は、お刺身に添えませんでした。
ウスバハギは、さほど評価が高いお魚では無いのですが、わたし的にはとても美味しく味わえました。
今回の薄造りは、半身をフルに使ってますが、このタイプのお刺身なら、あっというまにペロリと完食ね! (笑)
リーズナブルでヘルシー、そして自分の好みに合う方向という事で大満足の一尾でした。
また買ってこよっ ! (^。^)/
そんな、ひたきさんに ぽちっ!
いつも応援ありがとう。これを励みに、もう少し頑張ります。
最後まで読んでくれてありがとう。
じゃあ、また!
ハギ三種の中でカワハギが一番身が細やかで美味しい気はするけど、
ウマヅラとウスバは、ほとんとほ差は無いのではないかなぁ?
このタイプの刺身はひたきさんの好みなのが良~くわかるなぁ。
サッパリしていて、プリプリ、シコシコの食感で、たらふく味わえるしね。
でも、脂の乗り至上主義者からは、物足りない、味気ない、淡白過ぎるとボロクソ言われそうだけど。
ウスバハギは、こっちではシロウマと呼ばれているね。沖の方にいて漁獲はそこそこあると思うけど、余り人気は無いんだよなぁ。
でも書かれているようにお刺身は悪くは無いよ。姫の好みのさっぱりした味わいで、シコシコ硬い魚肉でいくらでも食べられるタイプだね。
昨日も過払い利息を返していただいたようで。
ところで、広島銀行っていうのは本当にありまして、カープの成績によって定期預金の金利に上乗せがあるんです。もしCSに進めば、0.1%アップするんです。
http://www.hirogin.co.jp/ir/news/paper/news120217.pdf
たまたま今年は広銀に定期預金をタンマリ(笑)してあるので、かたずをのんで見守っているところ。
もしリーグ優勝したら0.3%のアップ!!!
応援してくださいね。
ウスバハギ、山口や広島では「メンボ」って呼ぶようですよ。
カワハギ、ウマヅラハギは味わっているのですが、このハギは未体験です。
お店で見かける事はあるのですが、大きいので見送ってしました。次回はチャレンジしてみますね。
鶲さんのような綺麗な薄造りができると恰好良いのですが、なかなか難しいですね!
透き通ってますよ!!
ここへお邪魔すると驚くことばかりで(滝汗)
素人の私には夢の世界です♪
今日もごちそうさまでした。
ポチ押して帰ります(^^ゞ
このはぎは 見たことないし知らなかったけど 大きくなるのね~
ふぐのように もみじおろしで
食したいなあ~
肝も 大きいのかしら、、
祝 巨人優勝11
後は、今日、坂本勇人遊撃手がヒットを打って、菅野投手が勝利投手になることだけです。
ただし、クライマックスを考えると、阪神が広島に勝ってもらわないと、鯉の前田 健太投手の存在は少し脅威になります。短期決戦は投手陣の安定感が大きいからです。
大アナゴさんも、広島銀行の1億円の定期預金を持っているので、金利0.1%アップが気になるようです。
緩和休題。ここから本番です。
ヒタキさんの強力サポーター陣は、素材がウスバハギのお造りになると、その味わいが」「サッパリしていて、プリプリ、シコシコの食感」「さっぱりした味わいで、シコシコ硬い」などと、きめ細かく実感を持ってコメントできる布陣です。
ヒタキさんが毎回出す魚の味を、自分の舌で的確にコメントできる方々がそろっている点が、御ブログの一番の強みです。
私は残念ながら、切り身のサンマとアジ、サバ、マグロの素人なりの食感しか持っていません。
「いったい何者が?」
ってほど大騒ぎになります。
恍けた顔をしていますが、なかなかの遊泳力で驚かされます。
ハリを伸ばされてとんずらされる事も多いのですが、だましだまし上げてきて水面に顔を出すと、
「何ぁん~だ!」
ってオチになります。
カワハギ食べてからだと、ちょっと物足りない感じでしょうか?最初からウスバを食べれば、結構イケると思いますけど。
僕は5本で、46センチが最大。あとは30センチ前後の汐っ子4尾でした。
まあ楽しかったから良しとしましょう。
ウスバハギは、うちの方だと「団扇ハギ」と呼ばれてるね。
美味しいハギだと思うよ。ちいさいカワハギと、4倍くらい重いウスバが同価格くらいで売られてるけど、
買うなら、ウスバハギの方が満足感が得られると思うけどなぁ。