悪のりして、こんな花はいかがだろう。
今朝、かみさんと二人で、散歩途中のどなたかのお宅のフェンスに
たくさん咲いていた。
野菜には季節感がなくなったけれど、花こそ「旬」が残っていて、
茶花「時計草」はこの時期の花だ。
今朝、かみさんと二人で、散歩途中のどなたかのお宅のフェンスに
たくさん咲いていた。
野菜には季節感がなくなったけれど、花こそ「旬」が残っていて、
茶花「時計草」はこの時期の花だ。
長野さんのコメントがうれしく、感動した。
タイトルからして「まってました」だから、胸キュンである。
それほどに、「ほうおう物語」はすごい。
行間から、一輝くんの、少年らしい優しさがそくそくと伝わってくる。
こんなすばらい作品に出会えただけで、この企画、やってよかったと思う。
この楽しさを、共有できることも、ほんとうにうれしい。
どうか、このブログをご覧のみな様、一輝くんにコメントを寄せてやってください。
私の方から、必ず、彼とおかあさんに伝えますから。
さて、新・星座物語も、このブログで紹介していないものもあるので、5月末現在で14話になった。
まずまずのピッチだと思う。夏休みになるとどっと増えるだろう。
お楽しみはこれからだ。
タイトルからして「まってました」だから、胸キュンである。
それほどに、「ほうおう物語」はすごい。
行間から、一輝くんの、少年らしい優しさがそくそくと伝わってくる。
こんなすばらい作品に出会えただけで、この企画、やってよかったと思う。
この楽しさを、共有できることも、ほんとうにうれしい。
どうか、このブログをご覧のみな様、一輝くんにコメントを寄せてやってください。
私の方から、必ず、彼とおかあさんに伝えますから。
さて、新・星座物語も、このブログで紹介していないものもあるので、5月末現在で14話になった。
まずまずのピッチだと思う。夏休みになるとどっと増えるだろう。
お楽しみはこれからだ。
児林一輝くん(鵜の島小4年)の作品。
一輝くんは、以前、いっかくじゅう座で登場(3/18(c18))してくれた。
今回Part2。感動しまくり。すごい作品。以下生のまま。
昔々、中国のある村の子ども達が、森で、おにごっこをしていました。
遊びに夢中になった子ども達はどんどん森の奥へと入ってゆきました。
遊び疲れて一休みしていると、見たこともない鳥、ほうおうが木にとまっているのを見つけました。
一人の男の子が、それを捕まえようと木に登り出しました。
他の子が止めるのもきかずに登っていると、足をすべらせて木から落ちて怪我をしてしまいました。
男の子が大泣きをしていると、ほうおうが降りてきて、翼を広げ、男の子のけがをしたところにそっと翼を当てました。
すると、怪我がたちまちなおったのでした。
男の子は、ほうおうにお礼を言って、捕まえようとしたことをあやまりました。
そして、ほうおうといっしょにおにごっこをして遊びました。
子ども達は、ほうおうとすっかり仲良くなって、森に行くたび、いっしょに遊びました。
それから、ほうおうは村でけが人が出ると、助けてほしいとお願いにくる子ども達といっしょに、村まで飛んでゆき、
怪我を治してくれました。
人間達は知らないけれど、ほうおうはずっと昔から森を守り、人々の暮らしも豊かにしていました。
木の実を食べた小鳥たちにその種を運ばせたり、雨の少ないところには、水の神様にお願いして、雨を降らせたりしました。
ある日、村に飛んでくるほうおうのうわさを聞いた国王は、めずらしい鳥がほしくなり、家来に捕まえてくるように
命じました。家来は、眠り薬を矢につけて、ほうおうをしとめ、城に持ち帰りました。
ほうおうは城で目をさまし、捕らえられたことを知ると、口から火を吹き、翼から炎を出してあたりを燃やし、
飛び去ってゆきました。王は、捕まえるのをあきらめました。
でも、ほうおうのうわさは遠くまで伝わり、人が集まってきました。
その中には、ほうおうを捕まえようとする人が必ずいて、静かだった森はざわつくばかりでした。
もう安心して子ども達と遊ぶこともできません。
あちこちつきまとわれて、ほうおうは疲れきってしまいました。
いつしか、子ども達も、ほうおうを自由にしてあげたいと思うようになりました。
ほうおうは、子ども達にお別れをつげにきました。
さよならを言うと、ほうおうの姿はだんだん消えてゆき、人間の目には見えなくなりました。
さみしがる子ども達のために、ほうおうの姿は、星座としてのこりました。
不死鳥“ほうおう”は、今も生き続けています。
一輝くんは、以前、いっかくじゅう座で登場(3/18(c18))してくれた。
今回Part2。感動しまくり。すごい作品。以下生のまま。
昔々、中国のある村の子ども達が、森で、おにごっこをしていました。
遊びに夢中になった子ども達はどんどん森の奥へと入ってゆきました。
遊び疲れて一休みしていると、見たこともない鳥、ほうおうが木にとまっているのを見つけました。
一人の男の子が、それを捕まえようと木に登り出しました。
他の子が止めるのもきかずに登っていると、足をすべらせて木から落ちて怪我をしてしまいました。
男の子が大泣きをしていると、ほうおうが降りてきて、翼を広げ、男の子のけがをしたところにそっと翼を当てました。
すると、怪我がたちまちなおったのでした。
男の子は、ほうおうにお礼を言って、捕まえようとしたことをあやまりました。
そして、ほうおうといっしょにおにごっこをして遊びました。
子ども達は、ほうおうとすっかり仲良くなって、森に行くたび、いっしょに遊びました。
それから、ほうおうは村でけが人が出ると、助けてほしいとお願いにくる子ども達といっしょに、村まで飛んでゆき、
怪我を治してくれました。
人間達は知らないけれど、ほうおうはずっと昔から森を守り、人々の暮らしも豊かにしていました。
木の実を食べた小鳥たちにその種を運ばせたり、雨の少ないところには、水の神様にお願いして、雨を降らせたりしました。
ある日、村に飛んでくるほうおうのうわさを聞いた国王は、めずらしい鳥がほしくなり、家来に捕まえてくるように
命じました。家来は、眠り薬を矢につけて、ほうおうをしとめ、城に持ち帰りました。
ほうおうは城で目をさまし、捕らえられたことを知ると、口から火を吹き、翼から炎を出してあたりを燃やし、
飛び去ってゆきました。王は、捕まえるのをあきらめました。
でも、ほうおうのうわさは遠くまで伝わり、人が集まってきました。
その中には、ほうおうを捕まえようとする人が必ずいて、静かだった森はざわつくばかりでした。
もう安心して子ども達と遊ぶこともできません。
あちこちつきまとわれて、ほうおうは疲れきってしまいました。
いつしか、子ども達も、ほうおうを自由にしてあげたいと思うようになりました。
ほうおうは、子ども達にお別れをつげにきました。
さよならを言うと、ほうおうの姿はだんだん消えてゆき、人間の目には見えなくなりました。
さみしがる子ども達のために、ほうおうの姿は、星座としてのこりました。
不死鳥“ほうおう”は、今も生き続けています。
そんな日でも空は晴れているので観望会を開いた。
何とか水星も確認した。
まあ、見るに耐えたのは月くらいだったが、一通り月、金星、水星、土星、木星まで見た。星団や星雲はとても無理。
こうして生の星を見るチャンスは作るのだけれど、満足のいくシーイングに恵まれるチャンスは少ないものだ。
昼間、三千院のお堂の天井画を宇部の日本画家が復元したというので、その基礎の画を見に行った。
すでに何百年も前にプラネタリウムがあったのかと感動した。
その話はまた後日。
何とか水星も確認した。
まあ、見るに耐えたのは月くらいだったが、一通り月、金星、水星、土星、木星まで見た。星団や星雲はとても無理。
こうして生の星を見るチャンスは作るのだけれど、満足のいくシーイングに恵まれるチャンスは少ないものだ。
昼間、三千院のお堂の天井画を宇部の日本画家が復元したというので、その基礎の画を見に行った。
すでに何百年も前にプラネタリウムがあったのかと感動した。
その話はまた後日。
おおきな父ライオンの背にちょこんと座る雌の仔ライオン、その名を「リナン」。
リナンが生まれたのは、ある動物園。生まれたときから狭いオリの中で育ちました。
ある夜、オリをとおして星が見えました。
それが何なのか、知るよしもなかったのですが、とてつもなく遠い世界のように見えました。
星を見ていると、なぜか、体の芯がカッと熱くなって、血が騒ぐ感じがするのです。
リナンは、いつまでもいつまでも外にいて、空を見上げていました。
オリのむこうにオリオン座。
やがて、東にしし座があがってくるころ、そのまま眠ってしまいました。
夢の中で、リナンは、見たこともないサバンナの草原を駆け、
地平線に沈む夕日を追いかけています。
明け方、人間の声がしています。
「おーい、リナンが屋内ケージにいないぞ、昨日の係は誰だぁ、
まさか...まさか、外のままかっ?! まずい!凍え死んだんじゃないだろうなっ」
夏菜さんに“カナン”で登場してもらったので、妹さん莉菜さんには仔ライオン“リナン”として出て頂いた。
気に入らないかな。ま、笑って許して。
リナンが生まれたのは、ある動物園。生まれたときから狭いオリの中で育ちました。
ある夜、オリをとおして星が見えました。
それが何なのか、知るよしもなかったのですが、とてつもなく遠い世界のように見えました。
星を見ていると、なぜか、体の芯がカッと熱くなって、血が騒ぐ感じがするのです。
リナンは、いつまでもいつまでも外にいて、空を見上げていました。
オリのむこうにオリオン座。
やがて、東にしし座があがってくるころ、そのまま眠ってしまいました。
夢の中で、リナンは、見たこともないサバンナの草原を駆け、
地平線に沈む夕日を追いかけています。
明け方、人間の声がしています。
「おーい、リナンが屋内ケージにいないぞ、昨日の係は誰だぁ、
まさか...まさか、外のままかっ?! まずい!凍え死んだんじゃないだろうなっ」
夏菜さんに“カナン”で登場してもらったので、妹さん莉菜さんには仔ライオン“リナン”として出て頂いた。
気に入らないかな。ま、笑って許して。
芸術の女神の娘カナンは、さすが絵が上手でした。
あるときカナンは、星を描いてみようと思い立ちました。
でも、どこをどう描いたらいいのか、まったくイメージがわきません。
くる日もくる日もただ星を眺めるばかり、キャンバスは真っ白のまま。
とうとう病気になって寝込んでしまいました。
母親の女神は、「やれやれ、いつもこうだからね、星を描こうなんて、
ムリなのよ」と言いながら、イーゼルと白いキャンバスを空に上げて星座に
しました。
しばらくして、元気を取りもどしたカナンは、夜毎、空にあがったイーゼルと
キャンバスを見続けました。
そして...ある夜、大きく尾をひく流星を見たとき カナンの心にひらめく
ものがありました。
そうです、カナンのキャンバスは広大な夜空そのものになったのです。
今夜も、大きな筆にお気に入りのパールカラーの絵の具をたっぷりつけて、
縦横無尽に夜空を駆け回っては、ステキな絵を描き続けています。
たくさん描いた中でも、特にカナンのお気に入りは四千五百万光年彼方の
ろ座の銀河NGC1097です。
これは、5月17日の物語に、長野さんの補遺を加えたもの。
いわば合作。すごく奥行きの出た作品になった。
映像も5/17(18)をストーリー上再度登場。
あるときカナンは、星を描いてみようと思い立ちました。
でも、どこをどう描いたらいいのか、まったくイメージがわきません。
くる日もくる日もただ星を眺めるばかり、キャンバスは真っ白のまま。
とうとう病気になって寝込んでしまいました。
母親の女神は、「やれやれ、いつもこうだからね、星を描こうなんて、
ムリなのよ」と言いながら、イーゼルと白いキャンバスを空に上げて星座に
しました。
しばらくして、元気を取りもどしたカナンは、夜毎、空にあがったイーゼルと
キャンバスを見続けました。
そして...ある夜、大きく尾をひく流星を見たとき カナンの心にひらめく
ものがありました。
そうです、カナンのキャンバスは広大な夜空そのものになったのです。
今夜も、大きな筆にお気に入りのパールカラーの絵の具をたっぷりつけて、
縦横無尽に夜空を駆け回っては、ステキな絵を描き続けています。
たくさん描いた中でも、特にカナンのお気に入りは四千五百万光年彼方の
ろ座の銀河NGC1097です。
これは、5月17日の物語に、長野さんの補遺を加えたもの。
いわば合作。すごく奥行きの出た作品になった。
映像も5/17(18)をストーリー上再度登場。