司法書士という仕事はあまり歩く仕事では有りあせん。都会と違って,鹿児島の場合は移動手段が車に頼ることが多いので,仕事中に歩く歩数は限られています。
しかし,同じ司法書士でも歩く能力に関しましては,大きな開きがあります。
先日,友人の司法書士と照國神社のしたの居酒屋で飲み,天文館に二次会に行くことになりました。私は当然タクシーで行くもんと思っていましたが,友人が「それくらい歩こうよ」というので,陽気に誘われて天文館まで歩きました。
スナックにしばらくいた後,天文館公園の近くのこきんたラーメンにいった後,私は,当然タクシーに乗って自宅に帰ろうと思っていたのですが,友人が「照國神社の近くに車を止めていて,その車の中に渡す書類があるから一緒に行こうと」いいました。
その時点でかなりの体力を消耗していたので,タクシーで行くことを提案したのですが,友人は「それくらい歩かんといかんわー」といって,徒歩を主張しました。(酒のせいで)反対するのも面倒くさいので,再び照國神社の駐車場を目指して歩き出しましたが,着いたのは,平田公園の近くの駐車場でした。
おおなんという難行苦行,書類を受取りもう一歩も歩きたくなかったので,タクシーを捜すのですが,その付近には当然のことながらタクシーの姿はありません。
やっとタクシーを捕まえることができたのは,何と山下小学校の近くでした。ザビエルに泊まるという友人に「(タクシーで)送ろうか?」というと,「それくらい歩いて行くよ」との返事。何という体力。
一刻も早く眠りにつきたい私は,人間離れした体力を持つ友人を後にして,やっとタクシーで帰路につきました。
しかし,彼のあの体力は一体どこから来るのでしょう。別に散歩を日課にしているわけでも,スポーツジムに通っている訳でもないのに何とも驚異的です。彼がその気になれば,日本列島歩行縦断も夢ではないかも知れません。