鹿児島市の司法書士喜山修三のブログ

相続や売買の不動産登記,会社設立や役員変更,債務整理,成年後見等を業とする司法書士事務所の所長の法律や日々の雑感を掲載。

突然足が痛くなって考えたこと

2015年01月27日 | Weblog

 目をはじめ,悪い所は幾つもあるが,肩こりや四十肩など痛いところがないのが,密かな自慢であった。
 四十肩の話や頭痛持ちの人の話を聞いていると,本当に「大変だなぁー」と思っていた。と同時に,自分自身はそういうものには縁がないものと思い込んでいた。
 ところが,日曜日の朝トイレに行ったときに違和感があった。「うっ,足に違和感がある。でも直ぐに良くなるだろう」と思った
 ところが,それから朝風呂に入り,本棚を作り出してから本格的に足が痛くなってきた。その日,本棚を三つ作ろうと計画し,既にニシムタから材木を購入して適当な長さに切って貰っていた。
 材木を持って歩くと,足全体が非常に痛い。「俺は,痛みとは縁がないと思っていたのにこの痛みは何だ。第一足が痛くなることは何もやってないぞ」と思いつつ
唯一考えられるのが前日のテニスである。ひょっとしたらあのときか。
 「四十肩なら手だから少々我慢すれば良いが,足だと歩けなくなる。明日からの仕事は大丈夫だろうか」などと悲嘆にくれつつ,一所懸命に本棚の制作を続けた。
 予定では,材木を寸法通りにカットしていたので,金槌で釘を打ち付けるだけの予定であった。
 ところが,実際に工作を始めると,寸法が違っていたり,もう少し工夫すると,A4ファイルとB5の本がもっとたくさん積めることが分かったりして,結構時間がかかった。丸一日の仕事であった。
 何もこんな日に本棚作りをしなくても,と思うのだが,なかな本棚を作ろうという気持ちにならないので,この機会を逃すと何時のことになるやら。
 ところが,午前中の作業を終え昼寝をして立ち上がると,足の痛みが少し弱まっていた。夕方になると更に弱まっていた。
 振り返ると,中学1年生とき,初めて捻挫をした。根捻挫の治療方法も分からず,お湯で暖めたところが,その痛いこと痛いこと。後から,捻挫をしたときは冷やさないといけないことが分かった。
 ということは,あの足の痛みは,朝風呂のせいだったのか?あれから二日,普通に歩けるようになりました。
では「あの痛みの意味は何だったのか?」。ひょっとすると,人の痛みを知りなさいという神様からの啓示だったかも知れません。人には優しくしないと……

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『マスカレード・イブ』と『マスカレード・ホテル』

2015年01月16日 | Weblog
マスカレード・イブ (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社

 松本清張の小説に描かれた殺人の動機は,怨恨,男のエゴ,嫉妬心,などが多かったが,マスカーレード・イブやマスカレード・ホテルにはそれらの要素の他に何かが加わる。その何かは,自分が逮捕われないための手段である。
 
 いずれも一流ホテルを舞台にした物語で,見方を変えれば一流ホテルに勤務する人たちの心構えを知るという意味でも,面白く読めます。 
 本の帯には,マスカーレード・イブ100万部突破,マスカレード・ホテル80万部突破とあります。なるほど,どちらか一冊しか読めないとなれば,マスカレード・イブの方をお勧めします。

 マスカレードホテルの方は515頁もあるので,読むのに時間がかかる。今の時代やらなければならないことが山のようにあるので,短時間で読める小説がありがたい。マスカレード・イブは,331頁で,四つの物語りでできているので,気軽に読めます。テレビに例えると,イブは1時間でドラマであるが,ホテルは何週も続く長編ドラマである。

 まあ,小説の場合は場所と時間を選ばないので,理論上は空き時間に少しずつ読み進めることが可能なはずですが,場所と時間を選ばないので一気に読み終えてしまうこともできる。そうなるとしわ寄せが……

 さてさて,「演歌好き鮫と入夢」とは?

 

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読み違い

2015年01月15日 | Weblog

 今朝の新聞を見て驚いた。なんと「ミイラ増産」と読めた。今時ミイラを増産する国はどこだ,と思いつつ再度見ると「ミライ増産 3000台」とあった。それはそうですよね,トヨタさん。
 先日車に乗っていると,スーパーニシムタの近くにある,甲突川に架かる橋の手前に「ストリップ注意」とあった。エッなんでストリップの看板がと思ったら「スリップ注意」であった。そりゃーそうだよな。
 そういえば「ウコンの力」が何度ど「ウンコの力」に見えたことか。
 似たもの夫婦というか,妻は「おこと教室」が「おとこ教室」に見えたとか。
 歌の歌詞の聞き間違いもありますが,読み違いも相当なものです。

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破門の波紋

2015年01月09日 | Weblog
破門 (角川書店単行本)
クリエーター情報なし
KADOKAWA / 角川書店

 直木賞受賞作という理由だけで購入。
 これまで芥川賞受賞作の中には,その作品の面白さがわからず読むことを途中で止めたことが何回かあるが,直木賞には裏切られたことがない。
 しかし,まさかヤクザ(極道)のことを書いた小説だったとは……。でもこれは本のタイトルから容易に想像ができたはず。何ともうかつなチョイス。
 でもやっぱり直木賞作品はその期待を裏切らない。ヤクザの桑原と建築コンサルタントを営む二宮の物語。映画制作の話あり,カジノあり,もちろん恋愛と喧嘩もあります。なんといっても二宮のつぶやきが面白い。
 今晩からBSでテレビ放送も開始されます。むしろ本よりも本よりもテレビが面白かったりして。いやいや,両方面白いと思います。

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明けましておめでとうございます

2015年01月06日 | Weblog

明けましておめでとうございます。
 今年の年明けは寒かった。桜島も5合目辺りまで雪が積もっていました。それも1月2日まで。こんな寒いお正月は記憶にないが,今まであったけ? 先日のお正月休みは例年になく長かった。しかし,終わってみれば,「あれ,もう終わり?」という感じで,特別何も有意義なことはしていません。この終わり方は,数十年経った今でも子どもの頃の冬休みの終わり方と同じで,全く進歩がありません。
 あの頃は,五十代の大人は皆おじいちゃんで,それなりに威厳らしきものがありましたが,今の自分はおじいちゃんでもなければ(子どもから見ればおじいちゃんか?)威厳もありません。あるのは借金と美人(古)妻(女房)だけです。
 一方日本の税制は,円安が続き法人税も安くなるので,世界を相手に輸出をしている大企業はますます潤うのでしょう。が,赤字の法人からも税金を取ることになったので,原材料の多くを輸入頼っている多くの中小企業は,ますます経営が厳しくなるのではないでしょうか。
 数年に一度しか海外旅行に行かない薩摩隼人(私のことです)にとりましては,円高のメリットより,円安のデメリットの方が身近に感じます。今から考えれば,「あの空前の円高の時に海外旅行に行っていたら良かった」なんてこともチラッと考えるのですが,実際問題としては,あのときもそれの度余裕はなかったよな~~」なんて小市民は,再び自分の考えを否定してしまうのです。
 そして「そうだ,この次,円高になったら家族で海外旅行に行こう」と思うのですが,そのときはいつ来るのか。そして,それを本当に実行できるのか???
 なんて下らないことを年明け早々考えておりますが,仕事だけは一生懸命やっていきます。何卒,今年一年よろしくお願いします。 

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