ひろかずのブログ・2

79歳のおじいさんです。散歩したこと、読んだこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと等々何でも書いてみます。

平荘町・上荘町をゆく(62) 一本松(加古川市平荘町)◇     

2024-05-18 10:30:50 | 加古川市歴史探訪 平荘町・上荘町編

             平荘町・上荘町をゆく(62) 一本松(加古川市平荘町)
 
 姫路市の「一本松村」の話からはじめます。
 姫路市の国道2号線、市川橋東詰あたりに「一本松」(姫路市花田町)があります。
 この一本松について『姫路の町名』(神戸新聞総合出版センター)は、次のように説明しています。
 この村(一本松村)は、元西南のところにあり、大きな一本の老木があったので一本松と呼ばれるようになっていたのですが、明暦年間(1655~58)に市川の本流が改修された時、川の中に没し、村は原野だった現在の所に移って「一本松原田村」となり、のちに「一本松」と呼ばれるようになりました。

 村人の一部は、印南郡平荘村(現:加古川市平荘町)に移り一本松新村をつくりました。
 平荘町一本松は、姫路の一本松村の人が移住してできた村です。
 後に、牛谷(高砂市)からの移住もあり、元禄10年の記録では、村高170石の大きな新田村となりました。
 『印南郡史』には「・・・一本松村より移住せしは岸本家一統にして、玉岡家一統は、その後牛谷より来住せしものなり・・・」と書いています。

  一本松は、上荘町の村々とよく似た斜面上の集落です。
 集落の南に西川が流れていますが、水の得にくい土地柄でです。
 地図を見ながら推測だけで書いています。
 村の北に大きな三つの池(北から奥ノ池・土ノ池・中ノ池)があります。
 一本松村にとって、これらの池は悲願であったに違いありません。
 

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