モッコウバラの風景
今日(5月2日・火)の神戸新聞に志方町の休耕田に栽培されているルピナスと円照寺のモッコウバラが紹介されています。
懐かしい!
というのは、昨年「ひろかずのブログ」で円照寺の花たちを紹介しました。
おかげで、無粋な私も少し花に興味を持つようになりました。
円照寺との1年間のお付き合いのおかげです。
「今頃は〇〇の花が咲いているはず・・・」と予想することができます。
それに、モッコウバラの咲いている場所もよくわかります。
モッコウバラの少し南に少し前までミモザが咲いていたはずです。
ミモザとモッコウバラの間には、ユーモラスなムスカリが咲きます。
こんな風景と重ねて記事を読むとまた楽しいものです。
新聞では「・・・志方町広尾、円照寺の境内では、黄色と白色のモッコウバラが見頃を迎え、甘い匂いを漂わせている。
通路にはバラのトンネルが設けられ、参拝客を楽しませている(以下省略)」と書いていますが、いろんなことを想像して読みました。
それに、この記事を書いた記者は2月にやはり円照寺のロウバイを紹介した記者のTさんです。
そのとき、Tさんは、ロウバイの写真のバックに孫(S)を使ってくださいました。孫は新聞に出たことを喜んでいました。
Tさんお元気ですか。(no4)
消えた海岸(海)
海が見たくなり、きのう昼から明石(藤江)の海岸へ出かけました。
海は、メッチャ気持ちがいい、潮の匂いも格別です。
そこは夏、子どもや若者の声があふれる場所です。
でも、加古川市・高砂市・播磨町のことを考えると、事情が違いすぎます。
海岸線の浜がない・・・・
『加古川市史(第三巻)』を紹介します。
・・・(海岸部の浜の埋め立てにより)かつての浜辺での海水浴や潮干狩りの楽しさを奪われたのであり、「埋め立て造成」の名の下に、景観の強制的な変更とその受け入れを余儀なくされてしまったのである。
浜は、なくなりました。加古川市は、羽を失った鳥のようです。
以下は、別府の浜の埋め立て当時「広報かこがわ」からの引用です。広報は、浜が工場に変貌することを誇っているようです。
・・・現在約十隻のしゅんせつ船がか動しており、排砂管より勢よく土砂が吹き出している、日々海岸が変ぼうしております・・・(「広報かこがわ」1968年5月15日号)
かくして、加古川市から海岸線が消えて久しくなりました。
明石のきれいな海岸風景を見ながら複雑な気持ちになりました。(no3)