わが家の太陽光発電所

太陽光発電を導入して、1年が経ちました。これから太陽光発電の導入を考えている方に参考になれば幸いです。

光熱費が、ついに2500円を超えたわい。ついひと月前までは、光熱費ゼロを謳歌しておったんじゃがのう

2010-12-24 10:41:16 | 日記

※12月分は、12月23日現在の数値
※能力倍数」とは、発電量が発電能力の何倍発電したかを表す数値である。「わが家の太陽光発電
所」の場合、発電能力は3.2kwで、今年1月の発電量は212kwだったから、「能力倍数」は、66倍になる。
この「能力倍数」は、これか太陽光発電を考えている人に、分かりやすい判断基準を、という意図で
設けた。6.4kw(シャープの場合、パネル40枚)を設置すれば、×66=422.4kwを発電するという計算


※12月分は、12月23日現在の数値。21年12月、22年1月分光熱費には、灯油1缶代金(12月は1040
円、1月は1,100円)含む
※「満足度指数」について、買電額と売電額が等しいレベルで満足度100とするが、グラフ上で見やす
くするために10倍し、1000とした。言い方を換えると、満足度1000になれば、日常生活の必要電気量
をオール電化によって賄えますよ、ということを示している。算式は次の通り。売電額÷買電額×1000


※表示している月は、電気の使用月ではなく電気代の支払い月を示している。対象となる期間は、
月によって多少異なるが、だいたい中旬(20日ごろ)~中旬(20日ごろ)である。したがって、図A、B
のデータとは、期間のずれがあるので多少異なった数値になる
※買電額には、灯油代を含んでいる。したがって、実質的には「光熱費」である。一昨年は暖房に
石油ストーブを使用したので、20年11月~21年4月は灯油代を次のようにプラス(11月36L 12月
54L 1月72L 2月72L 3月54L  4月18L)、18L=1500円として計算した。なお売電額は、21年11
月1日支払い分はkw当たり28.62円。12月1日支払い分(10月20日~11月19日の電気代)は二種類の
売電価格が混在する。21年10月20日~10月31日の分については28.62円、11月1日以降の分について
は48円になる。買電価格は時間帯別料金なので単純計算できないが、買電額÷電力使用量でみると、
各月平均kw当たり17円になる
※22年2月、3月(1日支払い分)の買電額には、灯油1缶分の代金(2月分1,040円、3月分1,100円)


※印の買電額は、灯油1缶分の代金(2月分1,040円、3月分1,100)を含む。その他諸条件は、上図Cの※印と同様である


※上の表の売電額は、kw当たり48円(21年11月1日よりこの価格。それ以前は中国電力の場合、28.62円だった)。
買電価格は、kw当たり17円(これまでの実績からみた概算値)として算出した 


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光熱費が、ついに2500円を超えたわい。ついひと月前までは、光熱費ゼロのうえに利益が

でたぞい、と太陽光発電讃歌をうたっておったんじゃがのう。

 じゃが、昨年12月の光熱費レベル5300円まではいかんじゃろう。今月はあと7日。最悪の

場合で2500円~2800円、とここまで書いて、うん? これは昨年レベルていどまではいく

可能性はあるぞ、と思い直したぞい。

 う~む。やはり冬は、とりわけ12月はきびしいのう。

 節電のためにエアコンをやめると、血圧が上がるしのう。血圧上昇→医療費加算、でかえ

ってマイナスじゃからのう。

 いましばらく、ガマンということじゃろう。

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●前月(11月19日~12月19日 使用日数31日間の光熱費 1月1日支払い分)の実際の収支決算

 買電額は8,737円で売電額が7,488円となった。差し引きの電気代は1,249円。さすがに今月
は光熱費ゼロ、というわけにはいかなかった(図C、表A参照)。
 昨年同時期と比べた光熱費削減率は、95.4%(表A)になった。
 太陽光発電を入れる前の同月には、光熱費は27,397円かかった。
 だから光熱費削減額は、
  27,397円-1,249円=26,148円
 となる。
 比率で表すと、95.4%の削減効果となる。
オール電化(エコキュート+太陽光発電+IH)による省エネ効果は、導入前に予想して
いた以上に大きい。
 ただし、以下のような条件下においての数値である。どのような場合にもあてはま
るわけではないことに留意した方がいいだろう。条件によっては、以上の効果が望め
るだろうし、条件によっては下回る数値になる可能性もある。

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【わが家の太陽光発電所 基礎データ】

メーカー   : シャープ ND-160AV
パネル(モジュール)枚数  
       : 20枚
最大発電量  : 0.16kw(パネル1枚当たり) × 20(枚) = 3.2kw
         ただし、取り付け位置がすべて真南ではないので、最大発電量
         は、下記のようになります。
パネル(モジュール)取付位置
       : 1F屋根 南側 4枚 東側 6枚
         2F屋根 南側 10枚
         発電量は、パネルを取り付ける方角によって、次のようにちが
         ってきます。
         真南 を100とすると
         南東、南西 約96%
         東、西   約85%
         真北    約66%
         になります。
         ですから、わが家の場合、
         南向き 0.16kw(パネル1枚当たり)×14(枚)=2.24kw
         東向き 0.16kw(同上)×6(枚)×0.85=0.816kw
         南向きと東向きとを合わせて
         2.24kw+0.816kw=3.056kw
         これが最大発電量になります。
         パネル20枚がすべて南向きの場合の95.5%で、4.5%のマイナ
         ス。これを大きいとみるか、小さいとみるかは人によってちが
         うでしょうが、わが家では、「これぐらい、いいか」で決行し
         ました。
         
         
取付場所   : 岡山県赤磐市
         岡山県は「晴れの国」と、謳っている(岡山県人だけ?)よう
         に、太陽光発電設置には最適の地。自分の住む地域がその点で
         適地かどうか、調べた方が良いでしょう。
導入コスト  : 約 200万円
補助金    : 国 244,000円 岡山県 244,000円 合計 488,000円
ローン対象額 : 約 1,500,000円


●【オール電化】コスト
エコキュート : 約 550,000円
IH (電磁調理器):100,000円
国からの助成金 : 41,000円
ローン対象額 : 約610,000円
太陽光発電システムと合わせた投資額 : 2,110,000円
月々返済額(15年、金利3.8%) : 15,397円
昨年の月平均光熱費 15,000円(暖房用の灯油代 年間25,000円を含む)
家族構成 : 老夫婦2人

太陽光発電設置(オール電化)の目標として、
まず、これまでの光熱費(月平均15,000円)をどれぐらい減らせるか、
がポイントになります。
それから二番目に、光熱費がゼロになったとして、
ローンの返済額をどれだけ減らしてくれるか、
がポイントになります。  

●オール電化にかけた費用は、現金で設置した場合、約9.4年で取り戻せる
2009年1月~12月の光熱費削減額(オール電化以前の光熱費との比較 表A参照)
は224,980円となった。一方、オール電化にかけた費用は約211万円。だから、
  2,110,000 ÷ 224,980 ≒ 9.4 (年)
となる。つまり9年と5か月で、オール電化にかけた費用は取り戻せるということ
である。
 ただし、これは現金で設置した場合で、ローンの場合とは異なる。
 わが家の場合でいえば、毎月返済額は、15,397円を15年(180回)返済するから
  15,397 × 180 = 2,771,460( 円)
  2,771,460 ÷ 224,980 ≒ 12.3(年)
となる。つまり、12年と4か月で取り戻す、ということになる。

 以上は、あくまでわが家の場合で、諸条件によって変わることに注意してほしい。


●太陽光発電システムおよびエコキュート設置業者
:岡山県(株)住まいるサポート

(オール電化にするには、多額の費用がかかります。太陽光発電システムとエコキ
ュートで、上記のように約255万円を要しましたが、かなり安くしていただいたと
思います。そのうえ説明も親切・丁寧で、施工も満足できるものでした。
 太陽光発電を相談したとき、最初に提示された見積額が250万円以上なら、導入
に踏み切らなかったでしょう。年金暮らしで、暮らしにそれほど余裕があるわけで
はないからです。業者選びも、導入するかどうかの重要な要素になると思います)




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