三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

台南の度小月の担仔麺

2005-10-20 | 海外旅行
 台南の「担仔麺」(タンツーメエン)の「度小月」(ドゥシャオユェ)。台南には「度小月」という名の店が何件もあるが、元祖のお店(中正路16號)に行って来た(台北と横浜に支店あり)。

 ちなみに店名の「度小月」とは「稼ぎの無い月を過ごす」という意味で、昔、漁師だった初代が「魚の獲れない時期」=「稼ぎの無い月」に「麺」を「担仔」という天秤で売って乗り切ったらしい。これが「度小月」と「担仔麺」の誕生話だそうだ。創業は100年を超えているらしい。

 店に入ると右手にレンガのかまどがあって、テーブルから作る様子がよく見える。この担仔麺の特徴は非常に小ぶりなどんぶりで供されること。わんこそばみたいな感じ。

 麺を普通の麺とビーフンから選んで、豚のそぼろ、すりおろしにんにくや香菜とかを乗っけて(オプションで煮卵もあった)、蝦のだしの効いたスープをかけて完成。あっさりしているが、蝦のだしが効いており、きちんとした主張の感じられる味。蝦好きにはおすすめの逸品。一杯飲んだ後に食べたら抜群な味だと思う。本当に小ぶりなので、女の人でもお腹いっぱいにはならないと思う。一杯200円ぐらいだったかなあ。

 量が少ないので、近所の再發號でチマキを食べた後に来るのがいいかも。