★「夜の上海」

<2007/A166/S89>

今週の平日休みは、「チネチッタ川崎」で２本。
その２本目は、日中合作？？？で、夜の上海が舞台。
主演は、本木雅弘とヴィッキー・チャオ。
モックンは、どうかと思うけど・・・ヴィッキー・チャオは魅力的だよね。
　
英題は「THE LONGEST NIGHT IN SHANGHAI」。
２００７年製作のタクシー系ラブ・コメディ、１１０分もの。

あらすじ(今回も記事が溜まってるので、あらすじだけ専門ページより抜粋させてもらいます）
トップヘアメイクアーティストの水島は、音楽祭の仕事のために上海を訪れた。彼には公私共に長年連れ添った女・美帆がいるが、最近二人の心はすれ違いばかり。一人町へ出た水島は、女性ドライバーのリンシーが運転するタクシーに接触してしまう。リンシーは密かに想っていた男性から、他の女性との結婚話を聞かされたばかりだった。水島を乗せたタクシーは夜の上海へと走り出す。言葉が通じない二人だが、いつしか心は癒されていった。
(夜の上海 - goo 映画より抜粋)

ココからひらりん的ネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね）
それにしても、上海は発展してるね、ビックリしたよ。
夜景も奇麗だし・・・。
そんな大都会をグルグルタクシーで回るはめに・・・
知り合いのホテルに押し付けようとしたり・・・
警察に置いて行ったり・・・
片思いのタクシー修理工のドンドンが明日結婚するなんて・・・と、
気が気じゃなかったリンシー。
運転荒いリンシーだけど、クルマをへこますたびにドンドンに会いに行けてた訳。
それにしても、言葉が通じないというのは、誤解を生じるもので・・・
仕方なく家に連れて帰ると、日本留学希望の弟がいて・・・
いろいろ日本語で聞き出させるが・・・
水島の名前を「みそしる」と聞き間違えたり・・・ヘンなところで笑わせてくれたり。
一番おかしいのが、現地コーディネーターの「山岡"love is over"千尋」役の竹中直人。
彼のデビュー当時のお笑いネタのブルース・リーの物まねを存分に見せてくれました。
中国人通訳の人も段田安則かと思ったけど、窪塚洋介の「ピンポン」に出てたサム・リーという俳優さん。
おーーーっと話は・・・
ホントに長い一晩なんですが・・・
クルマぶっけて、ドンドン呼び出して、告白しようとしたり・・・
屋台で飯食ったり・・・
いろいろしてる間に、言葉が通じなくても、なんか分かり合える二人に・・・。
お互いの恋事情を絡み合わせながら・・・。
ココで、ワンナイトラブにならないところが、この作品のいいところ？？？
あっ、途中ふたりで口紅使って、道路や壁に「愛してます」とか、いろいろ落書きしてたけど・・・
どう見ても、口紅サイズの字の太さじゃありませーーん。
清掃車で洗い流されちゃったけど、口紅って簡単に消えるのか？？？
まっ、どうでもいいけど。
結末は、水島はホテルに戻り、美穂に別れを告げ、リンシーのもとに・・・
彼女はドンドンの挙式に行くのをためらってたが・・・
さすがトップヘアメイクアーティストの水島・・・
ボサボサの彼女を超きゃっこいいオネエサンに仕上げて、送り出したのでした。。。

うーーん、ロマンチックな雰囲気は町並みだけで、
登場人物のキャラはみんなコメディ・チックだったね。
モックンも、カリスマの役の割には、カリスマに見えず・・・
むしろ、緊張の糸が切れた後半の「素の男」の部分が良かったね。
それにしても、やっぱり、ひらりんはヴィッキー・チャオが良かったね。
飾り気のない演技が、光ってました。
中国では人気タレントさんで映画出演も数少ないけど・・・
中井貴一の「ヘブン・アンド・アース」とか、「クローサー」は今度見とこかなっ。
ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
「少林サッカー」で坊主になってたヴィッキー・チャオ・・・
最近の女優坊主映画といえば・・・ナタリー・ポートマンの「Ｖ・フォー・ヴェンデッタ」。
本木雅弘は「鉄コン筋クリート」で、声優もやってたみたい(ひらりんは気づかず)。
　


という事で今回は
カリスマ度・・・
もっと、品の良い作品かと思ってたんだけど・・・
竹中直人以外にも、笑わすところが多すぎだったみたい。


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ちと悔しい・・・ので・・・、
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